きらきら
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#585 [向日葵]
振り向くと珊瑚君がいた。

友姫「ぁ……」

珊瑚「どうした?冷えるぞ。」

珊瑚君はいつもみたいに頭をポンポンとした。
私はされるがままになってうつ向いた。
すると、珊瑚君のズボンのポケットに皆でお揃いにしたストラップと、私とお揃いのストラップが見えた。
私は深夜に取られたことを思い出す。

⏰:07/03/31 01:45 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#586 [向日葵]
『もしいつか……このストラップを本当に取られる日が来てしまったら――っ』

どうするだろう。
違う。こんなこと、なんで考えてるんだろ。
たまたま今さっき思っただけじゃないっ。

珊瑚「……友姫?」

友姫「ぁ……あのね?珊瑚君っ。あの……っ私っ!!」

⏰:07/03/31 01:49 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#587 [向日葵]
***********
今日はここまでです
感想いただければ嬉しいです
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/31 01:50 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#588 [向日葵]
「やぁっだぁ!!!!珊瑚ぉぉ☆♪」

誰かが珊瑚君の背後に飛び付いた。

珊瑚「…っ?!誰だっ!」

深夜「みーよでぇっす☆」
ウィンクをしながら目許でピースしている深夜がいた。

深夜「こんなトコで合うなんて運命じゃぁん!やっぱりウチらくっつくべきなんだよぉ!!」

抱きついて離れようとしない深夜に私は痺をきらした。

⏰:07/03/31 14:45 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#589 [向日葵]
友姫「ちょっと離れてください。」

深夜「あ、ぱっとしない子だ。」

珊瑚「オイ。口を慎めよ。」

そう言って深夜を引き剥がした。

深夜「あぁん!もぅちょーぉカッコイイ〜!!!!絶対手に彼氏にする!」

『なんか漫画みたい。』

若干他人事の私だ。

⏰:07/03/31 14:49 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#590 [向日葵]
深夜「ねぇそこの子?」

ビシィッと指を指された。
その指をよけて深夜を見る。

友姫「……何か。」

深夜「アンタ彼女よね?見たところ。」

友姫「はぁ。」

深夜「宣戦布告よ。珊瑚をアンタから奪うわ!!」

…………さてさて。千歳君の件が済んだと思いきや、今度はこの子…。
平和な日はいづこへ……。

⏰:07/03/31 14:54 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#591 [向日葵]
15章へいきます(●´∀`●)読んで頂いてるでしょうか
ではどうぞ

⏰:07/03/31 14:55 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#592 [向日葵]
【第15章 場所・・・届く距離でさえ…】

修学旅行が終わって代休2日目。
ベッドの上で寝そべっていた。

友姫「明後日からまた学校だ……。ダル……。」


それに、あの深夜って子……。絶対学校に来る。なんてったって隣の高校だし。

『なんで私の周りってこんなんばっかりなんだろう……。』

⏰:07/03/31 15:05 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#593 [向日葵]
なんだか私の周りの空気がモンモンとしてきた気がする。

ガバッとベッドから飛び起きた。

友姫「ダメだ。外行って来よう。」

トントントントン……

私は階段を降りて、リビングにいる母さんに声をかけた。

友姫「母さん。ちょっと庭に出てくるよ。」

⏰:07/03/31 15:14 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#594 [向日葵]
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休憩します

⏰:07/03/31 15:15 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


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