きらきら

私が聞きたい事を秋帆が先に聞いてしまった。
つまり千歳君は律と呼ぶのに律は何故千歳と苗字で呼ぶのかと言いたいのだ。

律「アンタはダメと言われたから千歳なだけ。」

千歳「やっぱり彼女だから？」

律「ふざけんな。」

ヴーヴーヴー

友姫「あ、珊瑚君だ。」

<受信メール>
そうか。

『え？それだけ？』

珊瑚君……？

―――……

お昼休みになって、E組に行ってみた。

ドアの入口からヒョコッと顔を出して珊瑚君を探す。

佳苗「あれ？友姫ちゃん。」

お弁当を持って佳苗ちゃんが私に声をかけてきた。

友姫「佳苗ちゃん。珊瑚君知らない？」

佳苗「珊瑚君ならどっか行っちゃったよ？」

***********
スイマセン

今日はこれで

感想頂ければ嬉しいです

>>1-200
>>201-400
>>401-600
>>601-800
>>801-1000

続きかなーりっ
気になる

我輩さん

ありがとうございます

ですが、今日は残念ながら更新できません

スイマセン(ﾉд;)

なかなか更新できませんが、少しずつ更新します

************

友姫「そっか……」

『食堂にでも行ったのかな……』

私はとりあえず食堂に行くことにした。

･････････････

ペタペタペタ……

珊瑚君がどこかにいないか見渡しながら歩いて行った。

『……あれ？』

立ち止まって外を見る。
食堂は玄関を通り過ぎないと行けない。
そして玄関からは正門が見える。
外にある姿を見つけた。
珊瑚君だ。

『どうしたんだろ。』

―――!

正門にもたれるようにしている珊瑚君の傍らに、あの子の姿…………深夜の姿があった。

訳が分からず、何故か靴箱の陰に隠れた。

『なんであの子？そういえばメールが来るって……。』

色々なことが頭を回った。
私は自分に自信が持てない。この頃不安で……。だっていつか手が……

離れてしまうかもって……

友姫「―――――っや…だ……」

そんなの絶対に……

珊瑚「あれ？友姫？」

ハッとして横を向くと珊瑚君が私の顔を覗き込んでいた。

友姫「……ぁ…………。」

珊瑚「どうした？泣きそう顔して。」

『泣きそう……な顔。』