きらきら
最新 最初 全 
#671 [向日葵]
私は布団の中で今日のことを考えた。
先の不安をしても仕方ない。もし今日みたいなことがあって、2度と何も伝えることすら出来なくなったら……。
だから今、珊瑚君といる時間を大切に。
友姫「それにね……思ったの。」
珊瑚君は多分、私の側にいてくれるって。
そんな気がするの。
……だから約束するよ。
私も離さないから……
:07/04/07 22:53
:SO903i
:fVOPQGbk
#672 [向日葵]
―――……
秋帆「めっずらしー!友姫が数学のノートまとめてる!」
あれから数日。
珊瑚君のお見舞いにはまだ行ってない。
友姫「ウン。珊瑚君が休んでる間頑張ろうって。だからこれも応用クラスにいる友達のノート借りたの。」
私は珊瑚君のためにノートをまとめるので大忙しだった。
佳苗ちゃんがやると言ってくれたが私が無理矢理やらせてもらった。
:07/04/07 22:57
:SO903i
:fVOPQGbk
#673 [向日葵]
律「でもそろそろ行かなきゃ寛和も寂しがるわよ?今日あたり行ったら?」
友姫「ぅ……うん」
実は少し躊躇していた。
なぜならあのケンカ(?)以来だからなんだか緊張していた。
友姫「わかったよ……。」
・・・・・・・
602号室。
珊瑚君は個人部屋でこの中にいる。
友姫「……っぃよし!」
:07/04/07 23:01
:SO903i
:fVOPQGbk
#674 [向日葵]
まとめたノートを持っていざ出陣!……だけどドアはソローッと開けた。
中に入るとカーテンがかかっていた。
「……――……」
話声が聞こえる。
近くまで行って待つことにした。
声の主は
深夜「体……どぅ……?」
友姫「……!」
先に来ていたらしい。
:07/04/07 23:07
:SO903i
:fVOPQGbk
#675 [向日葵]
珊瑚「まぁ……普通だ。」
『あぁ……久しぶりの珊瑚君だ……』
切なくて胸がギュッとした。
深夜「ごめんなさい……。私のせいで……。」
珊瑚「気にするな。生きてるから。」
深夜「……っこんなになってもアレだけどっ……アタシ本当に珊瑚のこと……」
……!
『珊瑚君……』
しばらく沈黙があって、珊瑚君が喋りだした。
:07/04/07 23:10
:SO903i
:fVOPQGbk
#676 [向日葵]
珊瑚「……ありがとう。でも俺は、もう友姫なしじゃ生きれないから……。」
友姫「……っ」
そんなことを言ってくれるとは思ってなくて、私は両手を口許に当てた。
深夜「……それでも……諦めない……。好きでいちゃ、駄目?」
珊瑚「……いぃよ。でも言っておく。俺は、振り向かないから。」
深夜「わかった……。」
シャッ!!
いきなりカーテンを開けられてびっくりした。
目の前に深夜。そしてその先に、ベッドに体を起こして、頭に包帯を巻いてる珊瑚君がいた。
:07/04/07 23:15
:SO903i
:fVOPQGbk
#677 [向日葵]
珊瑚「……ゆ」
友姫「あ……」
深夜「……。じゃあ。」
ガラ パタン……。
見つめあったまま。私達は何も言わない。
でもさすがに限界なので、手に神経をやって、ノートの存在を気付かせた。
友姫「…ぁ。あのコレ!ノート!」
珊瑚「……そんなのいいから……もっと…こっち来い。」
:07/04/07 23:21
:SO903i
:fVOPQGbk
#678 [向日葵]
少し躊躇って徐々に距離を縮める。
珊瑚君の側に立つ。
友姫「あ…でね!数学とかノートまとめたの。で、これが日本史」
珊瑚「いいから!」
珊瑚君は私の手を引っ張って抱き締めた。
友姫「っ……」
珊瑚「……会いたかった。」
そういいながらより強く抱き締める珊瑚君。
:07/04/07 23:24
:SO903i
:fVOPQGbk
#679 [向日葵]
珊瑚「真っ暗闇にいて、友姫の声が聞こえたんだ。……友姫が呼んでくれたから俺は、ここにいる……っ」
その切なそうな声。
力強い腕。
感じる体温。
全てが、生きていると言うことを示している。
涙が流れた。
嬉しい。珊瑚君。私も良かった。また貴方に触れることが出来た。
友姫「帰ってきてくれて……っありがとぅ……」
私も珊瑚君の背中に腕を回し、力一杯抱き締めた。
その奇跡に感謝をして……。
:07/04/07 23:30
:SO903i
:fVOPQGbk
#680 [向日葵]
16章終わりです(●´∀`●)

17章書きたいんですが、少し休憩します

:07/04/07 23:32
:SO903i
:fVOPQGbk
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194