きらきら
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#721 [向日葵]
千歳君は顔色変えず律に近づく。
千歳「りっつー!うぃっすー!今日もカワイイなぁぁ!!」
バシンッ!
千歳君の眼鏡が飛ぶ。
律が千歳君の横っ面をひっぱたたいた。
律「……だから…。だからアンタなんて大っ嫌いなのよ!!」
律は私達の横をすり抜けてどこかへ走っていってしまった。
秋帆「律!!」
友姫「千歳君!どーゆー…………?千歳君?」
:07/04/09 21:31
:SO903i
:aYI2Zjy.
#722 [向日葵]
千歳君は叩かれた頬に手を添えて放心していた。
ショックだったらしい。
『それは違うよね?だって千歳君が悪いんだから…。』
女子「ちょっと直!!ダメじゃない!演技台無し!!」
友姫「え…?演技?」
頭に数個の?出現。
それに千歳君がショックの淵からなんとか浮上してノロノロと説明してくれた。
千歳「りつの…気持ちさりたくてー……試したら……余計に嫌わ…れたー……。」
千歳君はドコを見てるのかわからない。
びっくりした+嫌われたと勘違い。
:07/04/09 21:36
:SO903i
:aYI2Zjy.
#723 [向日葵]
:07/04/09 21:46
:SO903i
:aYI2Zjy.
#724 [向日葵]
今日は明日早いので更新は控えさせて頂きます


また明日、出来れば書きたいと思うのでよろしくお願いします

:07/04/10 21:04
:SO903i
:X3.HzOPQ
#725 [向日葵]
友姫「早く追いかけて!」
千歳「もぅ無理だ…。」
私は千歳君の胸ぐらをぐぃっと引っ張って無理矢理立たせた。
友姫「嫌われたんじゃない!律は千歳君のフラフラした態度が嫌いなの!」
千歳「ホラ嫌われたじゃん。」
友姫「そーじゃない!だから本気になってくれた千歳君は好きってことよ!!」
:07/04/11 21:04
:SO903i
:u6/nwjq.
#726 [向日葵]
そこでようやく千歳君は覚醒した。
『なんでこの人自分には疎いんだろう…。』
友姫「ほら早く行って!!」
千歳君は全力で律が行った方に走って行った。
秋帆「大丈夫かねぇ…。」
友姫「大丈夫よきっと……。」
千歳君。律はもう貴方が好きよ。
:07/04/11 21:08
:SO903i
:u6/nwjq.
#727 [向日葵]
ハァハァ…ハァ……ハァ
律は屋上に続く階段を昇っている最中だった。
律『やっぱり……アイツを信用した私がバカだったんだ……。』
本気で…あの目で、私を見つめてくれるのなら、私は千歳に心を開こうと思ったのに。
律「それなのにアイツ……!」
あ゛――――!!!!!!!段々腹立ってきたぁぁ!!
泣けねぇ!!悲しいのに泣けねぇ!!
律「絶対もう数十発殴るっ!!むろんグーで!!!!」
:07/04/11 21:16
:SO903i
:u6/nwjq.
#728 [向日葵]
千歳「そんなことしたら顔が腫れちゃうでしょぉ……」
ハッとして振り向くと何段か下に千歳がいた。
息を切らして手すりに寄りかかっている。
熱いのかネクタイを緩めてボタンを1、2個外している。
律「モテなくなるから残念かしら?!」
いきり立つ律。
千歳「いいや?律になら別にいいや。」
律「ふざけんなっ!」
:07/04/11 21:20
:SO903i
:u6/nwjq.
#729 [向日葵]
律は更に上に上がって行った。
千歳「……ふざけてねぇよ…。」
呟いて、千歳は律を追った。
・・・・・・・・・
トタタタタ……
律「ハァ…行き……止まり……。」
目の前は屋上に出るドア。が、鍵がかかっている。
律「もー!開きなさいよー!!」
いくらガチャガチャとノブを回しても当たり前のごとく鍵は開かない。
:07/04/11 21:25
:SO903i
:u6/nwjq.
#730 [向日葵]
そこへ足音が近づく。
千歳「はぁ…。もぅ鬼役はゴメンなんだけど…?」
律「追われる者は逃げることに意義があるのよ。」
と、律は下の階段に飛び降りようと手すりにに足をかける。
千歳「ばっ!よせっ!!」
千歳は後ろから律を抱き抱えた。まるで子供をだっこするように。
律「離しなさいよ!!この万年浮気男!!!!」
:07/04/11 21:32
:SO903i
:u6/nwjq.
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