…キコエナイ歌声…
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#250 [三ッ葉
]
【 冷たい瞳 】
恭「学校はどうだった??」
晩ご飯を済ませたリビングの中でお父さんが笑顔で聞く
私の手には、別の暖かさがあって――…
それは麻人の手。
暇があればよく家に来てくれるんだ
本当に感謝してる
こんな私でも、何年間も傍にいてくれるのは何で??
って思う事もあるけど……
美和&麻人
イメージイラ
by美星さン
[jpg/32KB]
:07/04/30 23:22
:N902i
:☆☆☆
#251 [さぁ]
ァゲ
三ッ葉さんも美星さんも両方絵上手ですねP
これからも頑張って下さぃメメメ
:07/05/02 22:53
:W41SA
:☆☆☆
#252 [三ッ葉
]
:07/05/03 03:06
:N902i
:☆☆☆
#253 [ゅぅ]
:07/05/08 00:04
:N702iD
:☆☆☆
#254 [三ッ葉
]
ゅぅさン

お久しぶりです

最近忙しくて更新する暇がありませんでした

これからも頑張りますのでよろしくです

:07/05/08 22:24
:N902i
:☆☆☆
#255 [三ッ葉
]
私は麻人の手を払って、ペンを握った
近くにあった紙にサラサラと字を書いていく……
【楽しいよ。
でも、誰かさんに子守とか言われた。】
私はムスッとすねた表情をして、ペンと紙を置き、二人から離れた
恭「確かに…子供だな」
麻「ですよね〜;;」
:07/05/08 22:29
:N902i
:☆☆☆
#256 [三ッ葉
]
クスクスと笑う二人が頭にきた
私は舌をべーっとだして
階段を上がって、自分の部屋へと駆け込んだ
下の階から足音が近づいてくるのが分かる
ガチャッ
鍵をかけた
麻「まじで怒ってんの??
ドア開けろよ……」
ため息混じりの声がドアを通して耳にはいる
麻「子守とか…冗談だから。わりぃ……」
:07/05/08 22:36
:N902i
:☆☆☆
#257 [三ッ葉
]
美「…………」
私が何もしないまま時間だけが過ぎていった
麻「………ガキ」
麻人が最後にそう小さく呟いて自分の家に帰っていった
はぁッ…
口からため息がこぼれた
涙がでそうになる――…
怒ってるんじゃない
恐かったんだ
:07/05/09 09:00
:N902i
:☆☆☆
#258 [三ッ葉
]
あたしが声を失ってから
ずっと傍にいてくれてる麻人―――…
なんだかんだ言って優しい奴
それは同情から………??
子守……
それって麻人を縛り付けてるんじゃないの??
そう……思ったんだ
コンコンッ
恭「………美和??」
:07/05/09 09:15
:N902i
:☆☆☆
#259 [三ッ葉
]
どうやらお父さんがドアの前にいてるらしい……
恭「麻人君、浮かない顔して出ていったけど――…。そんなに怒らなくてもいいんじゃないか??」
怒ってないよ……
不安なの
声があればドアごしでも伝えれるのに――…
麻人がいてくれれば……
涙の溜まった目を見られるのが嫌で私はドアを開けなかった
恭「仕事で今から出ていくから、朝いないけどちゃんと学校いくように!!」
:07/05/09 09:25
:N902i
:☆☆☆
#260 [三ッ葉
]
お父さんも子供扱いするんだね
中二なんだから学校くらい一人でも行けるよ
お父さんがいなくなった後、ベッドに入った
そして、
テディーベアをそっと手にした
声戻ってほしい……
でも、これはお母さんを失わせた罰
私はどうしたらいい??
お母さん、麻人…
ごめんね
:07/05/09 09:43
:N902i
:☆☆☆
#261 [ゅぅ]
:07/05/11 00:18
:N702iD
:☆☆☆
#262 [ゅぅさン
頑張ります
]
━━━━━━━…………
━━━━━…………
朝、気持ち良く目を覚ました
はずがない!!
やっ…やばいっ!!
いつもより起きんの遅い
麻人と約束した時間に間に合わないよ
って……
麻人と喧嘩しちゃったし、別にいいじゃん;;
それでもヘマすれば学校じたい遅れそうな時間のため、私はせっせと用意をした
:07/05/11 02:05
:N902i
:☆☆☆
#263 [ゅぅ]
:07/05/17 12:07
:N702iD
:☆☆☆
#264 [三ッ葉
]
:07/05/17 21:38
:N902i
:☆☆☆
#265 [
]
:07/05/18 09:50
:D902i
:☆☆☆
#266 [
]
:07/05/18 10:13
:D902i
:☆☆☆
#267 [麗]
面白いです♪
最初の方,泣けてきました♪
うまいデスね★
ファンデス☆
絵もとってもうまいデスね★
返信待ってマス♪
:07/05/18 11:34
:V803T
:☆☆☆
#268 [三ッ葉
]
:07/05/19 17:51
:N902i
:☆☆☆
#269 [三ッ葉
]
麗さン
亀更新で未熟な小説でも
読んでくださって
有難うございます


泣けちャいましたか
笑
ファンだなンてッ…

最高にうれしいです
これからも頑張ります
挿し絵?も気が向けば
貼りますので
:07/05/19 17:58
:N902i
:☆☆☆
#270 [ゅぅ]
いつまでも待ってるょ


なんか焦らせちゃってごめんね

三ッ葉

さんのペースで頑張ってね

:07/05/19 21:12
:N702iD
:☆☆☆
#271 [三ッ葉
]
ゅぅさン
いつまでも
よろしくです
笑
全然焦らされたりしてませんょ
気にしないでください
小説の更新を
求めてくださる事は
三ッ葉
にとッて幸せですので
明日からテストです
がんばります

:07/05/20 22:51
:N902i
:☆☆☆
#272 [三ッ葉
]
>>262から
朝食も十分にとる時間もない為、生の食パンを口加えて玄関へと迎う
まさか自分が生の食パンかじって、マンガみたいな展開になるとは……;;
……………。
そんな事考えてる暇なんてなかったんだっ……!!!
私は急いでドアを開けた
ガチャッ
「………はよ」
:07/05/20 22:59
:N902i
:☆☆☆
#273 [三ッ葉
]
あ………
私は少しだけ体の動きが停止した
昨日喧嘩したのに……
待ち合わせの時間とっくにすぎてんのに………
なんでいんの??
………………麻人。
麻「……乗れよ」
麻人がそっぽ向いて小さく言った
:07/05/20 23:03
:N902i
:☆☆☆
#274 [三ッ葉
]
自転車乗れないし
走って学校行くなんて遅刻確定だし………;;
美「………;;」
私は麻人と背中合わせになる様に自転車の後ろに腰を降ろした
麻「……。
お前、その乗り方だと落ちんぞ!!
俺かなり飛ばすからな」
:07/05/25 13:10
:N902i
:☆☆☆
#275 [
]
:07/05/27 03:23
:P903i
:☆☆☆
#276 [かなめ]
:07/05/27 10:36
:N901iC
:☆☆☆
#277 [三ッ葉
]
さン
前作にもコメント
してくださり有難うございます

かなめさン
初めまして
楽しみにしてくださるなんて嬉しいです
私情でいろ○2と
忙しくて亀更新ですが
よろしくお願いします
:07/05/29 10:30
:N902i
:☆☆☆
#278 [三ッ葉
]
>>274から
美「……」
私は意地からか
そっぽを向いたまま乗り方を変えなかった
麻「お前……知らねーからな;;」
麻人がそう言いながらペダルに足をかけたのが分かる
美「――――ッ!!」
私はあまりのスピードに
体がこわばった
ストップストップ!!
:07/05/30 08:59
:N902i
:☆☆☆
#279 [三ッ葉
]
キキッ
手をつないでいないのに私の気持ちが伝わったのか
麻人はブレーキをかけて止まった
麻人がゆっくり
後ろに振り向き、私は涙目で麻人の方を向く
麻「どうする??」
麻人がニヤッと笑みを浮かべた
………………;;
私は唇を軽く噛み締めた
:07/05/30 09:09
:N902i
:☆☆☆
#280 [三ッ葉
]
麻「はいっ出発〜」
麻人の声と共に自転車が進みだす
一方――…
私は普通の乗り方に変えた
でも、麻人には意地でも触れなかった……
どんなにスピードがでても必死に体を固定しようと頑張った
うぅっ……
でも、恐い;;
麻「ちゃんと掴んどけって………;;」
:07/06/01 12:30
:N902i
:☆☆☆
#281 [三ッ葉
]
呆れた声をだして
麻人が私の頭を頭でこづいた
美「……ッ…」
麻「なんかすげぇ〜嫌。
いい加減普通にしろよ。
子守なんて思ってねぇよ……俺は――…」
ブロロッ……
急に車の騒音が耳に入り
麻人の声が聞こえなくなった
なんて言ったの……??
:07/06/01 12:38
:N902i
:☆☆☆
#282 [三ッ葉
]
麻「とにかくごめん」
麻人の前の言葉を確認できないまま、次の言葉が耳に入ってくる……。
私は、昨日と違って
軽くぎゅっと麻人の体に腕をまわした
麻人は優しいね―……
だから
私から離れられないんだよね
私が麻人に無理をさせてるなら――…
私から
離れてあげないといけないよね??
:07/06/03 08:57
:N902i
:☆☆☆
#283 [かなめ]
気になる

頑張って(´3`

:07/06/03 18:06
:N901iC
:☆☆☆
#284 [かなめさん
有難うです
]
顔を伏せて麻人にしがみ付きながら学校の門をくぐっていた
麻「到着。だから美和…離してくんない??」
美「………!!」
自転車置場に着いてからしばらく経ってたのに
ぼーっとしてた私は慌てて自転車を降りた
自転車の鍵を抜こうとしている麻人を置いて
玄関へと迎う私……。
麻「おいッ…待てよ;;」
麻人から離れなきゃ――…
:07/06/07 21:58
:N902i
:☆☆☆
#285 [ゅぅ]
:07/06/09 01:20
:N702iD
:☆☆☆
#286 [向日葵]
:07/06/09 09:14
:SO903i
:☆☆☆
#287 [
]
あげ


:07/06/09 09:32
:N902iS
:☆☆☆
#288 [三ッ葉
]
ゅぅさン
更新あまりできないのに
コメくださッて感激です
頑張ります
向日葵さン
お久しぶりです
麻人より、珊瑚君の方が断然格好良いですょ
これからもよろしくです
さン
アゲ
嬉しいです
今日は更新できるか分かりませんが
明日でも余裕があればしようと思います
お付き合いくださると
嬉しいです
:07/06/10 01:37
:N902i
:☆☆☆
#289 [三ッ葉
]
>>284から
私は足早に教室へと向う
昨日の道を思い出しながら、あっちかな?こっちかな?と辿っていくと
あッ!!自分のクラスだ!!
教室に気付き、足を更に早めた。が、教室のドアの前に女の子達が群がっていたので私は足を止めた
その中には、なぜだか印象に残っている西浦さんの姿も………
どうしよう;;
進むべきか否か!!
:07/06/10 08:47
:N902i
:☆☆☆
#290 [三ッ葉
]
麻「邪魔だからどいてくんない??」
背中を通して聞こえてくる声に驚いて後ろを振り替えると麻人がいた
冷たい瞳。
冷たい声。
……………恐い
若「あ…麻人君――…」
西浦さんを始めとして、皆体を引っ込めてドアから少し離れた
麻「行くぞ」
麻人にグイッと引き寄せられながら、教室の中に入った
その時にチラッと見えた西浦さんの視線が恐かった;;
:07/06/10 08:54
:N902i
:☆☆☆
#291 [美星]
お久しぶりです

もー麻人君ホントかっこいいです!!
更新待ってます


:07/06/10 17:24
:SH903i
:☆☆☆
#292 [三ッ葉
]
:07/06/10 22:32
:N902i
:☆☆☆
#293 [三ッ葉
]
昨日と同じように無数の視線を周りから感じた
そんな中――…
詩「榎坂さん、麻人……おはよ」
池谷君がにっこりと笑って挨拶をしてくれた
私もニコッと笑って返した
何かしゃべろうかと池谷君に向って片手を伸ばそうとした
でも!!
そのまま麻人に連れていかれ、池谷君の前を通り過ぎていった;;
:07/06/10 22:46
:N902i
:☆☆☆
#294 [三ッ葉
]
そっから更に沈んでく心
池谷くんは、きっと私じゃなくても誰にでも優しいんだろう
でも……
麻人は違う――…
他の人には冷たい瞳を向けているのに私には違う
いいように考えたいよ?
でも――…無理だ
きっと麻人も本当は、心の中で冷たい瞳で私を見てる
私を哀れだと思って―…
同情しつづけてるんだ
:07/06/10 22:52
:N902i
:☆☆☆
#295 [三ッ葉
]
授業中、そんな事ばかり頭の中で考えてパンクしそうになった
もう、休憩時間になる
私は麻人を避けてトイレへ行くフリをして、人気のない使われていない階段の隅にしゃがみこんだ
もう授業さぼろ……
麻人の事を考えると、苦しくなる私はそうやって逃げ道を作ろうとする
「榎坂さん?
そんな所で……かくれんぼ??」
急に静まり返った階段に聞いたことのある声が響き届いた
:07/06/10 23:02
:N902i
:☆☆☆
#296 [我輩は匿名である]
下がってたのであげぇ

麻人

:07/06/19 12:17
:N702iD
:☆☆☆
#297 [三ッ葉
]
匿名さん
アゲ
有難うございます
落ち着いたら更新頑張ります

ストーリーも組み替えたり
考え直したりと
ちゃンと考えてますので

麻人が人気のようで
嬉しいです
頑張ります
!!
:07/06/21 10:03
:N902i
:☆☆☆
#298 [三ッ葉
]
>>295から
私はぐったりしている頭をあげて目で声の発生源を探した。
ぁ……池谷くんだ
池「何か元気ないね。
麻人探してたよ……??」
そう言って私の隣に腰を下ろした
美「………」
池「僕もさぼろっかな」
…………え??
池「僕で良かったら話聞くよ??」
:07/06/21 11:00
:N902i
:☆☆☆
#299 [三ッ葉
]
美「………」
笑顔で手を差し伸べる池谷くんに甘えてしまい
手をゆっくりと握った
………あ
何だろ??
いつも麻人の手握ってばっかりだから、違和感あるな………
うまく言えないけど
麻人の手の方が心地よいし、落ち着くかな??
それに怪しい違和感も。
池谷くんの力の微妙な感覚から伝わる……
まぁいいっか――…
:07/06/26 00:06
:N902i
:☆☆☆
#300 [三ッ葉
]
私は深く息をはいてから
心のもやもやを強く思いにしていった
池谷くんなら
いいかなって思った。
池谷くんは何度も小さく頷きながら聞いてくれた
………………………
池「僕の感じ方の勝手だけど………それは同情かもしれないね??
扱いも違うし――……」
ズキンッ!
:07/06/26 00:12
:N902i
:☆☆☆
#301 [三ッ葉
]
……同情
分かっていた事だけど
口にしっかりと出されると心が痛んだ
目の奥から
何かが込み上げてくる信号がじわりと伝わる
泣いちゃダメだ……。
笑顔をつくって
私は念じる
"やっぱりそうだ――…"
池「でも、本当はさ…」
思いが池谷くんの声でさえぎられた
:07/06/26 00:17
:N902i
:☆☆☆
#302 [三ッ葉
]
…………ッ///
池谷くんが眼鏡を片手で外してズイっと顔を近付けてきた!!
詩「俺が君に対して芽生えてきてる感情と……一緒なんじゃない??」
わずかな距離で
池谷くんがクスッと笑うから、小さな吐息が頬に当たった
池谷くんの
いつもの優しい感じとは違う豹変した目。
するどく目に突き刺さるような感覚に襲われる……
:07/06/29 14:43
:N902i
:☆☆☆
#303 [三ッ葉
]
「僕」から「俺」……。
いつもの池谷君じゃないみたい――…
池谷くんに対して
一抹の恐怖を抱いたけど、恥ずかしさの方が上回っていた。
"い…池谷君??
良くわかんないよ……"
私は恥ずかしさで顔を俯かせて答える。
詩「ふッ……いつか分かるよ。美和にもね。」
:07/07/02 13:46
:N902i
:☆☆☆
#304 [悠]
:07/07/06 00:37
:N702iD
:☆☆☆
#305 [三ッ葉
]
悠さン
上げてくださって
すごくうれしいです
新しく始めた
もう一つの作品と一緒に
頑張りたいと思うので
よろしくお願いします
本当にありがとうございます
:07/07/06 07:41
:N902i
:☆☆☆
#306 [
]
もぅ1つのってなんですか?
:07/07/07 11:34
:P903i
:☆☆☆
#307 [三ッ葉
]
:07/07/07 11:42
:N902i
:☆☆☆
#308 [
]
頑張れ

:07/07/11 19:15
:P903i
:☆☆☆
#309 [
さン頑張ります
]
美「………」
私は心のなかでも
黙ってしまう。
詩「あっごめん――…。
美和って読んじゃって」
池谷くんが不意に片目を瞑りながら謝った。
"きっ…きにしなくていいよ!!
全然かまわないしっ"
詩「ほんと?
じゃっ…さ、名前でこれからも読んで良いかな?」
"うん。どうぞ。"
私は笑顔で返した。
:07/07/11 22:45
:N902i
:☆☆☆
#310 [三ッ葉
]
詩「なら、僕の事も詩音でかまわないからさ。」
えっ……
今まで同期の男の子の中で麻人しか名前でよんだことなかった私。
麻人は自然的にだったけど、こんな風にも名前で呼びあえるきっかけがあるんだね。
でも――…
"せめて、君をつけて……いいかな?"
私は知らぬ間に口走っていた。
詩「うん。その方がいいなら。」
:07/07/11 22:53
:N902i
:☆☆☆
#311 [三ッ葉
]
詩音くんは、外した眼鏡を元の位置につけた。
詩「もうそろそろチャイム鳴りそうだし、いこっか……美和。」
美和って呼ぶ声。
いつもと違う――…。
麻人…
いつまでもずっと一緒にいたかったのにな――…。
寂しさがこみあげてきそうになるのを抑えて
"うん。"
私は詩音くんと一緒に教室へと向かった。
その途中にチャイムが鳴り、休憩が始まり廊下が騒つきはじめる。
:07/07/11 23:01
:N902i
:☆☆☆
#312 [三ッ葉
]
麻「……美和っ!!」
歩いていると、麻人が人込みをすりぬけて駆け寄ってくる。
美「………!!」
麻「どこに――…」
麻人が詩音くんに視線を移し、急に鋭い視線を送りだした。
そしてその視線は私にも向けられる。
麻「ふーん。
そういう事なんだ……。もぅ美和には、詩音がいるから俺は用ナシってこと?」
麻人の言葉に私は必死に首を左右に振った。
"違うっ…違うよ"
私の心のなかの叫びは、手をつないでいないためにむなしく届かない。
:07/07/11 23:08
:N902i
:☆☆☆
#313 [あぃ
]
:07/07/11 23:30
:N901iS
:☆☆☆
#314 [三ッ葉
]
あい
さん
失礼しちゃってください
(笑)
アンカー有難うございます
頑張りますねッ

:07/07/12 02:31
:N902i
:☆☆☆
#315 [三ッ葉
]
麻「俺が傍にいてやる……って言ったのに…な。」
麻人が今までに見たことのない辛そうな顔をして失笑する。
私は麻人から
離れなきゃ……ダメなのに
気が付くと頭より先に行動に移っていた。
麻「……み…わ」
私はがむしゃらに麻人の体に抱きついた。
違う…本当は離れたくないんだよ――…。
:07/07/12 02:37
:N902i
:☆☆☆
#316 [三ッ葉
]
私はすぐに麻人から離れて、どっかに走り去ろうとした。
麻「みっ美和!!?」
詩「……!?」
私は、少し離れた女子トイレの中へと駆け込んだ。
鏡を見ると
今にも泣きだしそうな顔がはっきりと写っていた。
若「あれ?榎坂さん。
ちょうど良かった……話したいことがあるの。」
振り向くと西浦さんをはじめとする数人の女子がいた。
私は首を横にかしげた。
:07/07/12 02:42
:N902i
:☆☆☆
#317 [三ッ葉
]
若「あんた絶対自惚れてない?
あの麻人君が何であんただけに優しいかわかる……?」
西浦さんの険しい目。
鋭く突き刺さる様。
何が言いたいのか薄々感付いてきた――…。
西浦さんが徐々に私に近付き、そして耳元でしっかりと囁く。
若「同情。に決まってるじゃない。」
その声とともに目頭が熱くなるのが分かった。
そんなの………
:07/07/12 02:48
:N902i
:☆☆☆
#318 [三ッ葉
]
―――そんなのアンタなんかに言われなくても分かってる!!
そういう気持ちから私は、西浦さんに負けないくらい睨み付けて、向こう側へと押し飛ばしてしまった。
西浦さんは「きゃっ」と言って尻餅をついた。
どの空間にいるのも胸が押しつぶされそうになり、唇を噛み締めながらすぐさまトイレから走り去り、
何ももたないまま学校すらも飛び出した。
―――――……
ある場所まで人目も気にせず走り続けた。
:07/07/12 02:53
:N902i
:☆☆☆
#319 [三ッ葉
]
私が来た場所は墓地。
大好きなお母さんの
お墓――…。
榎坂 理恵
とかかれた綺麗な墓石を見続けた。
体に力が入らず、墓石前で座り込んだ。
美「……ッ」
いつのまにか一粒の涙が頬に透明な道を作っていた。
それはとどまる事を知らず、あふれて、溢れて流れ続けていく―――…
私は墓石にしゃがみこんで声にならない声で泣いた。
:07/07/12 02:59
:N902i
:☆☆☆
#320 [三ッ葉
]
お母さん……
きっと私を見てる。
優しくて暖かい瞳で…?
ううん。違う……
氷のように冷たい瞳。
お母さん――…
ごめんなさい。
:07/07/12 03:02
:N902i
:☆☆☆
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