…キコエナイ歌声…
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#201 [三ッ葉
]
聞こえてくる甲高い声
振り向けば見える
ケバいギャル系な女がいた
…………西浦 若菜
麻「おはよ」
俺は目を反らして返事を返した
あんまり関わりたくないんだよな……
うるさそうだし。
若「麻人君今日は何で早いの!?」
そんな俺の思いに気付くわけもないコイツは
新たな話題をもちかけてきた
:07/04/09 13:43
:N902i
:☆☆☆
#202 [三ッ葉
]
麻人くん……って;;
容姿とは、似合わない丁寧な言葉使い……。
俺知ってるよ??
アンタが他の人の前では、言葉使い悪いってこと。
それに……
麻人君って名前で呼ばれるほど仲良くないし……
麻「悪いけど、俺大事な用あるから」
と言って、その場を離れた
大事な用なんて
本当はないけど……。笑
:07/04/09 13:49
:N902i
:☆☆☆
#203 [三ッ葉
]
西浦から逃れる口実にとりあえず二階に上がった俺。
……………。
そろそろ戻ろうかと足を進ませようとした
「お〜神山!!
転校生は一緒に来てんのか??」
後ろから太くてドッシリした男の声がした
…………担任だ
:07/04/10 01:32
:N902i
:☆☆☆
#204 [三ッ葉
]
麻「転校生なら少し怪我したから、今保健室……」
俺は、体の向きを変えて言った
「初日から怪我…か;;
俺より先に一緒に教室行っとけよ!!」
と言いながら俺を指さす担任。人に指差すな!!
麻「了解〜」
俺はまた体の向きを変えて、階段をおりてった
:07/04/10 01:38
:N902i
:☆☆☆
#205 [我輩は匿名である]
あげ

(・д・`)ガンガレ
:07/04/14 23:47
:N902i
:☆☆☆
#206 [匿名さん
がんばりますネ
]
保健室の前へと戻っていった……
美和もぅ手当て終わったのかよ??
ガラッ―…
そんな事を考えてドアに手をかけた俺。
麻「…………は??」
保健室には、小野先生の姿しかなかった
………美和
美和がいねぇ!!
:07/04/16 22:39
:N902i
:☆☆☆
#207 [三ッ葉
]
〜 ミ ワ 〜
3階……3階っと―…
麻人を見失った私は
とりあえず3階へ上がる為に階段を上っていた
段差がなくなり
周りを見渡す――…
やけに綺麗な校内だった
それに人気はない……
クラスの標識すらも見当たらない
美和 [jpg/24KB]
:07/04/16 22:45
:N902i
:☆☆☆
#208 [三ッ葉
]
〜♪
美「……!?」
突然廊下に響き渡るピアノの音が私の耳を通っていく
何だかテンポも速いし
技術も高度な曲――…
でも、すごく上手。
誰が弾いてるんだろ??
音のする方ををたどっていくと、どうやら発信源は
音楽室だった
:07/04/18 01:07
:N902i
:☆☆☆
#209 [三ッ葉
]
あれ??
見た事のある学校の案内図に、3階に音楽室なんかなかったはず――…
ここ、本当に3階!?
とうとう階段もちゃんと上れなくなったのか?
頭がこんがらがっていく
てか、いい年して地図見れないし、迷子だし;;
やっぱ自分って馬鹿なんかな?と思った
誰か馬鹿な迷子を助けてください――…
……………あっ!!
:07/04/18 01:15
:N902i
:☆☆☆
#210 [三ッ葉
]
パタパタッ…
私は、何かにひらめき小走りで音楽室へ近づいた
近づけば近づくほど
心に染み渡っていく綺麗な旋律の表現……。
ドアの透明なガラスから
頭をひょこっとだしてドアごしに様子を見てみる
美「……」
そこには、一人の男子生徒がいた
いや、男子の前に"美"を付けて美男子生徒と言った方が合う!!
:07/04/18 01:39
:N902i
:☆☆☆
#211 [三ッ葉
]
落ち着いた栗色の髪
前髪は斜め分け
スラッとした顔だち
黒ぶちの眼鏡
がチャームポイントかな??
と、頭の中でいくつか取り上げてみた
それに、とても優しそうな表情でピアノを弾いている――…
思わず見入ってしまった
ガラッ
気付いたら体が勝手にドアを開けていた
……………;;
:07/04/20 02:00
:N902i
:☆☆☆
#212 [三ッ葉
]
「………」
男子生徒は静止して私を凝視した
美「………;;」
私は、一歩後退りドアの後ろに隠れた
ピアノの邪魔しちゃった!!
頭の中で何回も馬鹿な自分に後悔した
プッ…
小さな笑い声が聞こえる
私はひょこっと顔をだした
「そんな隠れなくたって大丈夫だよ。
ピアノ弾きたいの??」
:07/04/20 02:07
:N902i
:☆☆☆
#213 [三ッ葉
]
彼は穏やかな表情で私に問い掛けてきた
ピアノ……
久々に弾いてみたいな――…
そんな思いが私の中で少し芽生えたために
私は、彼に向って頷いた
「……どうぞ」
おずおずとピアノに近づく私に彼は椅子をひいてくれた……
紳士的な方だ!!
:07/04/20 02:15
:N902i
:☆☆☆
#214 [三ッ葉
]
ってのは置いといて!
椅子に腰をかけて、鍵盤に手を置いた。
今頭の中に浮かぶ楽譜が何故かお母さんの新曲になるはずだった曲――…
少し手が震える
でも、私は弾くことにした
〜♪
久しぶりすぎて鍵盤が重く感じたが
慣れてきたのかな??
楽しくなってきた!!
………お母さん
:07/04/20 02:25
:N902i
:☆☆☆
#215 [三ッ葉
]
〜 ア サ ト 〜
麻「ハァ…ハッ――…
あいつ…一体どこにいんだよッ……;;」
荒い息遣いが口からこぼれる
現在の俺の現在地は
俺と美和のクラスになる
2―6の教室
先に行ったのかと考えて来たもののいねぇし;;
他にどこにいく??
誰かにさっそく声でない事でいじめにあってたりなんか――……
ないとは限らねぇし;;
:07/04/20 02:35
:N902i
:☆☆☆
#216 [三ッ葉
]
〜♪
麻「………!!」
色々頭で考えていたら
どこかからピアノの音がかすかに耳に届く
小さいピアノの音を聞こうと周りの音を掻き分けながら耳を澄ました
ピアノの音は、さっきからずっと聞こえてたけど……この曲は――…
高らかに歌う美和を初めて見たときの曲
この曲を忘れるはずがない
:07/04/22 02:54
:N902i
:☆☆☆
#217 [三ッ葉
]
あの時の歌声がずっとこびりついている――…
外見のあどけなさから想像もできない大人びた声
耳に自然に残る旋律
美和の優しい笑顔
心が揺さ振られた瞬間。
俺はあの時から美和に魅了されていたんだ――…
俺はあの時から―――…
:07/04/22 03:03
:N902i
:☆☆☆
#218 [三ッ葉
]
ダダッ
俺は、すぐさま体の方向を転換させ足を走らせた
ピアノの音……音楽室
美和は、新館3階の音楽室にいるはずだ
きっと"アイツ"もいる…
:07/04/22 03:11
:N902i
:☆☆☆
#219 [三ッ葉
]
〜 ミ ワ 〜
〜♪
あの頃に記憶が脳裏に浮かんでくる――…
笑顔のお母さんとお父さん
お母さんのようになりたくて、精一杯心をこめて歌ったの―……
大きく口を開けて
周りの空気を体内に取り込み、体の内側から声をだした――……
周りの空気を揺さ振る程の声をイメージして――…
:07/04/22 03:19
:N902i
:☆☆☆
#220 [三ッ葉
]
スゥッ――…
あの時と同じように口を開き、大きく息を吸った
美「…………」
そうだ。
あの時と同じように
声は…………でないんだ
気持ちが海に落とされた鉛のように沈んでいき
〜♪―…ピタッ
私は動かしていた手を止めた
:07/04/22 03:25
:N902i
:☆☆☆
#221 [三ッ葉
]
パチパチ…
ピアノの響きが消えたころに拍手の音が響く
美「………」
私の振り返った先に
麻人がいた
麻「やっと…みつけた。
良い…ッ演奏だったのに、止めんのか??」
開けたドアに手をついて言う麻人の息が少し荒い
……走ってきてくれたの??
私を…見つけてくれたの??
:07/04/22 03:37
:N902i
:☆☆☆
#222 [三ッ葉
]
そんな麻人の優しさがいつも胸に響く
私はそんな嬉しさからこみあげる何かと
声がでない悲しさを隠そうとピアノの上に頭をふせた
ギュッ……
手に私とは違う温もりを感じた
麻人の大きな手。
弱い私がすがりつく
:07/04/22 03:43
:N902i
:☆☆☆
#223 [三ッ葉
]
" 声をだそうともがく度に泣いちゃいそうになる……… "
麻「俺、昔泣くなって言ったけど悲しい時は我慢しねぇで泣けよ……
涙は俺が受けとめてやるから――…」
……………。
私は顔をムクッとあげた
" 今日は泣いてやんないもんッ……… "
べーっと舌をだして強がって笑った
:07/04/22 04:00
:N902i
:☆☆☆
#224 [三ッ葉
]
「驚いた。
麻人もそんな風に優しい顔できるんだね」
違う場所から声がする
あの美男子生徒が部屋の端から眼鏡をクイッと上げて私達に近づいてきた
麻「……詩音」
この人詩音っていうんだ…
私は、詩音と呼ばれた美男子生徒と麻人を交互にみつめた
2人とも輝いて見える!!
この学校には、格好良い人ばかりいるのか!??
:07/04/22 15:07
:N902i
:☆☆☆
#225 [美星]
前半感動して泣いてしまいました;;
これからも頑張ってください(愛*VωV*)
:07/04/22 19:31
:SH903i
:☆☆☆
#226 [三ッ葉
]
:07/04/23 09:17
:N902i
:☆☆☆
#227 [さぁ]
ガンバッフフフ
:07/04/23 21:49
:W41SA
:☆☆☆
#228 [三ッ葉
]
さぁさン

久しぶりです
不定期更新なのに応援してくださるなんて
嬉しいです
頑張りますネ
カラフルパレットの話も思いついたので頑張ります
:07/04/23 23:11
:N902i
:☆☆☆
#229 [三ッ葉
]
>>284から
詩「初めまして。
見慣れない顔だけど……もしかして、君が榎坂さんかな??」
気が付いたら詩音と呼ばれる男子生徒は、私に向かって微笑んでいた
私は、二回縦にうなずいた
詩「やっぱりそうかッ。
僕は、榎坂さんと同じクラスの
"池谷 詩音-イケガヤ シオン-"って言うんだけどこれからよろしくね」
池谷君の丁寧な言葉遣いが容姿とすごく合ってるな
スッ…
池谷君は私にスッ手を差し伸べた
:07/04/24 02:29
:N902i
:☆☆☆
#230 [三ッ葉
]
あ…握手だよね??
私は、池谷君の手を軽く握って笑った
池谷君がこの学校で出来た友達一号だ〜♪
と、心の中で歓喜する
詩「僕なんかが一号でいいのかな??」
池谷君がクスクスと小さく笑って言う
美「………」
…………
……………え!?
:07/04/24 23:10
:N902i
:☆☆☆
#231 [三ッ葉
]
…………えぇええッ!??
私は口をぱっくり開けた
麻「詩音にもあの力があんのか??」
私のもう一方の手を握ったままの麻人が口に出す。
私が疑問に思ったことを
詩「うん。僕にもあるよ……麻人と同じ力がね」
私の驚きを隠せない様子がよほど面白いのか
池谷君は笑ったまま答えた
麻「他にもこの力をもつものがいたなんてな……」
:07/04/25 09:02
:N902i
:☆☆☆
#232 [三ッ葉
]
グイッ
美「……っ?」
突然、池谷君が私の手を引っ張ったので、私の体は前のめりになる
気が付けば私の顔の前に池谷くんの顔――…
詩「君の力になってあげたいな……良い…よね??」
美「………ッ///」
池谷君が耳元でクスッと小さく笑いながら呟いた
微かな吐息があたって、私の顔を真っ赤にさせた
:07/04/27 15:34
:N902i
:☆☆☆
#233 [三ッ葉
]
そこで、チャイムが鳴る
美「………!!」
詩「早く教室に行かないとね……」
池谷君は、麻人を一目みてから私の手を放した
池谷君が音楽室を出て、私もそれについていこうと足を動かす
ギュッ…
その足は、麻人に手を握られて引き止められた
:07/04/28 23:45
:N902i
:☆☆☆
#234 [三ッ葉
]
" ………麻人!? "
私はすぐに顔をかしめた
麻「あいつ……詩音なんて言ってたんだよ??」
何だか機嫌が悪くなった気がする……;;
ただでさえ無愛想なのに。
" なんかね…私の力になってくれるんだって!!
池谷君って良い人だねッ "
麻人の冷たい口調とは逆に笑いながら心の中で言う
:07/04/28 23:51
:N902i
:☆☆☆
#235 [三ッ葉
]
麻「………意味分かんねぇし;;」
麻人が露骨に嫌そうな顔をする
いやいや;
何でそんな顔すんの?
" 意味分かんねぇし;;
は、こっちの台詞!!
早くいこーよ!! "
私は、よく分かんない麻人の手を力一杯引っ張って教室へ向かおうとした
………って!!
私、教室の位置知んないからココに来ちゃったんじゃんッ;;
私は階段の前で足を止めて、いかにも困った表情で麻人を目を見た
:07/04/29 00:00
:N902i
:☆☆☆
#236 [三ッ葉
]
麻人は、大きくため息をついて
麻「教室はこっち。
ここ新館だから……。」
面倒臭そうに説明した
新館か……
そんなんあるんだ;;
頭にインプット完了!
麻「おい、行くぞ」
結局、麻人に手を引っ張られて違う階段を降りて走った――…
ガララッ
麻人が私達の教室と思われるドアを開けた
:07/04/29 00:11
:N902i
:☆☆☆
#237 [三ッ葉
]
麻「…遅れてすみません」
私は麻人の声に合わせて先生にペコリと頭をさげた
う……
なんか皆の視線が痛い;;
とりあえず席につくと、廊下側の一番後ろの席だった。麻人は隣だった。
担任の話、自己紹介をしていく――…
その時に詩音君を見つけた。運動場側の一番前だった
:07/04/29 02:03
:N902i
:☆☆☆
#238 [三ッ葉
]
皆は名前、出身校の他に趣味、特技とかいろんな事を話してるのに……
麻「神山 麻人。
星和中学校出身……」
とだけ言って椅子に腰を下ろす麻人
なんだか学校だともっと無愛想なんだなって思った。いつもと違うな―……
そんな無愛想で面白みのない自己紹介でも、女子の大半は麻人をずっと見てた
今まで男の子をちゃんと見たことあるのは、麻人だけやったから分からんかったけど―――…
:07/04/29 02:13
:N902i
:☆☆☆
#239 [三ッ葉
]
周りの男子みて失礼やけど思ってしまう――…
麻人ってやっぱり格好良い……のかな??
………………ってね
「榎坂 美和……榎坂ッ」
自分の番が来たらしく
担任の先生が私の名を呼んでいた
私は飛び上がるように立ち上がった
第一印象って大事だよね??麻人の力に手伝ってもらって………って、力の事皆にばれていいのかな??
よしっ!
こうなったらなんとかして言いたいこと伝えよう!!
:07/04/29 02:22
:N902i
:☆☆☆
#240 [三ッ葉
]
先生が話せない私の代わりに黒板に名前を書いていく間、笑顔を絶やさなかった
そして、担任が私の声の事情について静かに述べていく――…
顔色が変わる子もいれば
私を凝視したり
面白がった様子の子や
真面目に受けとめてる子がいるのが目につく
そりゃ引いちゃうよね?
覚悟はしてたけど、実際となるときついな……
なんとかして印象良くしたいんだけど
「榎坂座っていいぞ」
…………え!?
:07/04/29 02:29
:N902i
:☆☆☆
#241 [三ッ葉
]
何か伝えようとしてたのに――!!
自己紹介あっけなく終了??
嫌だな……;;
渋々だけど席に座ろうと決めたとき
ギュッ…
美「………?」
麻人が座ったまま私の手をさり気なく握った
麻「榎坂 美和。
O型、趣味は音楽鑑賞、特技はピアノ、歌。
よろしくお願いします」
麻人が勝手に口を開いた
:07/04/29 02:37
:N902i
:☆☆☆
#242 [三ッ葉
]
麻人、力使ってない。
私、何も考えてなかったし――…ね。
てか、せめてもう少し明るく言ってほしい!!
私まで無愛想だと思われるよ〜;;
「あの麻人君が……」
少し離れたトコから驚いた声が聞こえた。
あの子、確か西浦さんだったような??
あの麻人って……
どんな麻人なのかな??
私、麻人の事も良く分かんないや……
:07/04/29 02:45
:N902i
:☆☆☆
#243 [三ッ葉
]
ちょっぴり寂しく感じた
「はいは〜い」
今度は、一人の男子が手を挙げた――…
私は首を傾げた
あの男子は…誰だっけ?
「ちょっと聞きたい事なんだけど、麻人は榎坂さんとどんな関係っ!?」
そう言う男子の顔はにやけていた
"どういう関係って……??"
私は麻人を見た
………しぃていうなら
馬鹿と天才??
:07/04/29 02:51
:N902i
:☆☆☆
#244 [三ッ葉
]
あっ!!
もちろん天才は、麻人の方だよ??
と一人で考える……。
麻「………。
守るって約束した関係?
守護係っつーか……子守みたいなもん」
考えてる間に麻人が軽く笑って答えた
……子守って
麻人にとって私は子供ですか;;
:07/04/29 02:59
:N902i
:☆☆☆
#245 [三ッ葉
]
:07/04/29 03:11
:N902i
:☆☆☆
#246 [三ッ葉
]
:07/04/29 03:12
:N902i
:☆☆☆
#247 [三ッ葉
]
:07/04/29 03:15
:N902i
:☆☆☆
#248 [美星]
おつかれさまッ(eノ∀``)
おもしろかったです


また頑張ってくださいね

:07/04/29 15:12
:SH903i
:☆☆☆
#249 [三ッ葉
]
美星さン


おもしろいですか??
ありがとうございます


これからも頑張りますので、どうかよろしくです

感想板での素敵絵嬉しかったです


:07/04/29 22:19
:N902i
:☆☆☆
#250 [三ッ葉
]
【 冷たい瞳 】
恭「学校はどうだった??」
晩ご飯を済ませたリビングの中でお父さんが笑顔で聞く
私の手には、別の暖かさがあって――…
それは麻人の手。
暇があればよく家に来てくれるんだ
本当に感謝してる
こんな私でも、何年間も傍にいてくれるのは何で??
って思う事もあるけど……
美和&麻人
イメージイラ
by美星さン
[jpg/32KB]
:07/04/30 23:22
:N902i
:☆☆☆
#251 [さぁ]
ァゲ
三ッ葉さんも美星さんも両方絵上手ですねP
これからも頑張って下さぃメメメ
:07/05/02 22:53
:W41SA
:☆☆☆
#252 [三ッ葉
]
:07/05/03 03:06
:N902i
:☆☆☆
#253 [ゅぅ]
:07/05/08 00:04
:N702iD
:☆☆☆
#254 [三ッ葉
]
ゅぅさン

お久しぶりです

最近忙しくて更新する暇がありませんでした

これからも頑張りますのでよろしくです

:07/05/08 22:24
:N902i
:☆☆☆
#255 [三ッ葉
]
私は麻人の手を払って、ペンを握った
近くにあった紙にサラサラと字を書いていく……
【楽しいよ。
でも、誰かさんに子守とか言われた。】
私はムスッとすねた表情をして、ペンと紙を置き、二人から離れた
恭「確かに…子供だな」
麻「ですよね〜;;」
:07/05/08 22:29
:N902i
:☆☆☆
#256 [三ッ葉
]
クスクスと笑う二人が頭にきた
私は舌をべーっとだして
階段を上がって、自分の部屋へと駆け込んだ
下の階から足音が近づいてくるのが分かる
ガチャッ
鍵をかけた
麻「まじで怒ってんの??
ドア開けろよ……」
ため息混じりの声がドアを通して耳にはいる
麻「子守とか…冗談だから。わりぃ……」
:07/05/08 22:36
:N902i
:☆☆☆
#257 [三ッ葉
]
美「…………」
私が何もしないまま時間だけが過ぎていった
麻「………ガキ」
麻人が最後にそう小さく呟いて自分の家に帰っていった
はぁッ…
口からため息がこぼれた
涙がでそうになる――…
怒ってるんじゃない
恐かったんだ
:07/05/09 09:00
:N902i
:☆☆☆
#258 [三ッ葉
]
あたしが声を失ってから
ずっと傍にいてくれてる麻人―――…
なんだかんだ言って優しい奴
それは同情から………??
子守……
それって麻人を縛り付けてるんじゃないの??
そう……思ったんだ
コンコンッ
恭「………美和??」
:07/05/09 09:15
:N902i
:☆☆☆
#259 [三ッ葉
]
どうやらお父さんがドアの前にいてるらしい……
恭「麻人君、浮かない顔して出ていったけど――…。そんなに怒らなくてもいいんじゃないか??」
怒ってないよ……
不安なの
声があればドアごしでも伝えれるのに――…
麻人がいてくれれば……
涙の溜まった目を見られるのが嫌で私はドアを開けなかった
恭「仕事で今から出ていくから、朝いないけどちゃんと学校いくように!!」
:07/05/09 09:25
:N902i
:☆☆☆
#260 [三ッ葉
]
お父さんも子供扱いするんだね
中二なんだから学校くらい一人でも行けるよ
お父さんがいなくなった後、ベッドに入った
そして、
テディーベアをそっと手にした
声戻ってほしい……
でも、これはお母さんを失わせた罰
私はどうしたらいい??
お母さん、麻人…
ごめんね
:07/05/09 09:43
:N902i
:☆☆☆
#261 [ゅぅ]
:07/05/11 00:18
:N702iD
:☆☆☆
#262 [ゅぅさン
頑張ります
]
━━━━━━━…………
━━━━━…………
朝、気持ち良く目を覚ました
はずがない!!
やっ…やばいっ!!
いつもより起きんの遅い
麻人と約束した時間に間に合わないよ
って……
麻人と喧嘩しちゃったし、別にいいじゃん;;
それでもヘマすれば学校じたい遅れそうな時間のため、私はせっせと用意をした
:07/05/11 02:05
:N902i
:☆☆☆
#263 [ゅぅ]
:07/05/17 12:07
:N702iD
:☆☆☆
#264 [三ッ葉
]
:07/05/17 21:38
:N902i
:☆☆☆
#265 [
]
:07/05/18 09:50
:D902i
:☆☆☆
#266 [
]
:07/05/18 10:13
:D902i
:☆☆☆
#267 [麗]
面白いです♪
最初の方,泣けてきました♪
うまいデスね★
ファンデス☆
絵もとってもうまいデスね★
返信待ってマス♪
:07/05/18 11:34
:V803T
:☆☆☆
#268 [三ッ葉
]
:07/05/19 17:51
:N902i
:☆☆☆
#269 [三ッ葉
]
麗さン
亀更新で未熟な小説でも
読んでくださって
有難うございます


泣けちャいましたか
笑
ファンだなンてッ…

最高にうれしいです
これからも頑張ります
挿し絵?も気が向けば
貼りますので
:07/05/19 17:58
:N902i
:☆☆☆
#270 [ゅぅ]
いつまでも待ってるょ


なんか焦らせちゃってごめんね

三ッ葉

さんのペースで頑張ってね

:07/05/19 21:12
:N702iD
:☆☆☆
#271 [三ッ葉
]
ゅぅさン
いつまでも
よろしくです
笑
全然焦らされたりしてませんょ
気にしないでください
小説の更新を
求めてくださる事は
三ッ葉
にとッて幸せですので
明日からテストです
がんばります

:07/05/20 22:51
:N902i
:☆☆☆
#272 [三ッ葉
]
>>262から
朝食も十分にとる時間もない為、生の食パンを口加えて玄関へと迎う
まさか自分が生の食パンかじって、マンガみたいな展開になるとは……;;
……………。
そんな事考えてる暇なんてなかったんだっ……!!!
私は急いでドアを開けた
ガチャッ
「………はよ」
:07/05/20 22:59
:N902i
:☆☆☆
#273 [三ッ葉
]
あ………
私は少しだけ体の動きが停止した
昨日喧嘩したのに……
待ち合わせの時間とっくにすぎてんのに………
なんでいんの??
………………麻人。
麻「……乗れよ」
麻人がそっぽ向いて小さく言った
:07/05/20 23:03
:N902i
:☆☆☆
#274 [三ッ葉
]
自転車乗れないし
走って学校行くなんて遅刻確定だし………;;
美「………;;」
私は麻人と背中合わせになる様に自転車の後ろに腰を降ろした
麻「……。
お前、その乗り方だと落ちんぞ!!
俺かなり飛ばすからな」
:07/05/25 13:10
:N902i
:☆☆☆
#275 [
]
:07/05/27 03:23
:P903i
:☆☆☆
#276 [かなめ]
:07/05/27 10:36
:N901iC
:☆☆☆
#277 [三ッ葉
]
さン
前作にもコメント
してくださり有難うございます

かなめさン
初めまして
楽しみにしてくださるなんて嬉しいです
私情でいろ○2と
忙しくて亀更新ですが
よろしくお願いします
:07/05/29 10:30
:N902i
:☆☆☆
#278 [三ッ葉
]
>>274から
美「……」
私は意地からか
そっぽを向いたまま乗り方を変えなかった
麻「お前……知らねーからな;;」
麻人がそう言いながらペダルに足をかけたのが分かる
美「――――ッ!!」
私はあまりのスピードに
体がこわばった
ストップストップ!!
:07/05/30 08:59
:N902i
:☆☆☆
#279 [三ッ葉
]
キキッ
手をつないでいないのに私の気持ちが伝わったのか
麻人はブレーキをかけて止まった
麻人がゆっくり
後ろに振り向き、私は涙目で麻人の方を向く
麻「どうする??」
麻人がニヤッと笑みを浮かべた
………………;;
私は唇を軽く噛み締めた
:07/05/30 09:09
:N902i
:☆☆☆
#280 [三ッ葉
]
麻「はいっ出発〜」
麻人の声と共に自転車が進みだす
一方――…
私は普通の乗り方に変えた
でも、麻人には意地でも触れなかった……
どんなにスピードがでても必死に体を固定しようと頑張った
うぅっ……
でも、恐い;;
麻「ちゃんと掴んどけって………;;」
:07/06/01 12:30
:N902i
:☆☆☆
#281 [三ッ葉
]
呆れた声をだして
麻人が私の頭を頭でこづいた
美「……ッ…」
麻「なんかすげぇ〜嫌。
いい加減普通にしろよ。
子守なんて思ってねぇよ……俺は――…」
ブロロッ……
急に車の騒音が耳に入り
麻人の声が聞こえなくなった
なんて言ったの……??
:07/06/01 12:38
:N902i
:☆☆☆
#282 [三ッ葉
]
麻「とにかくごめん」
麻人の前の言葉を確認できないまま、次の言葉が耳に入ってくる……。
私は、昨日と違って
軽くぎゅっと麻人の体に腕をまわした
麻人は優しいね―……
だから
私から離れられないんだよね
私が麻人に無理をさせてるなら――…
私から
離れてあげないといけないよね??
:07/06/03 08:57
:N902i
:☆☆☆
#283 [かなめ]
気になる

頑張って(´3`

:07/06/03 18:06
:N901iC
:☆☆☆
#284 [かなめさん
有難うです
]
顔を伏せて麻人にしがみ付きながら学校の門をくぐっていた
麻「到着。だから美和…離してくんない??」
美「………!!」
自転車置場に着いてからしばらく経ってたのに
ぼーっとしてた私は慌てて自転車を降りた
自転車の鍵を抜こうとしている麻人を置いて
玄関へと迎う私……。
麻「おいッ…待てよ;;」
麻人から離れなきゃ――…
:07/06/07 21:58
:N902i
:☆☆☆
#285 [ゅぅ]
:07/06/09 01:20
:N702iD
:☆☆☆
#286 [向日葵]
:07/06/09 09:14
:SO903i
:☆☆☆
#287 [
]
あげ


:07/06/09 09:32
:N902iS
:☆☆☆
#288 [三ッ葉
]
ゅぅさン
更新あまりできないのに
コメくださッて感激です
頑張ります
向日葵さン
お久しぶりです
麻人より、珊瑚君の方が断然格好良いですょ
これからもよろしくです
さン
アゲ
嬉しいです
今日は更新できるか分かりませんが
明日でも余裕があればしようと思います
お付き合いくださると
嬉しいです
:07/06/10 01:37
:N902i
:☆☆☆
#289 [三ッ葉
]
>>284から
私は足早に教室へと向う
昨日の道を思い出しながら、あっちかな?こっちかな?と辿っていくと
あッ!!自分のクラスだ!!
教室に気付き、足を更に早めた。が、教室のドアの前に女の子達が群がっていたので私は足を止めた
その中には、なぜだか印象に残っている西浦さんの姿も………
どうしよう;;
進むべきか否か!!
:07/06/10 08:47
:N902i
:☆☆☆
#290 [三ッ葉
]
麻「邪魔だからどいてくんない??」
背中を通して聞こえてくる声に驚いて後ろを振り替えると麻人がいた
冷たい瞳。
冷たい声。
……………恐い
若「あ…麻人君――…」
西浦さんを始めとして、皆体を引っ込めてドアから少し離れた
麻「行くぞ」
麻人にグイッと引き寄せられながら、教室の中に入った
その時にチラッと見えた西浦さんの視線が恐かった;;
:07/06/10 08:54
:N902i
:☆☆☆
#291 [美星]
お久しぶりです

もー麻人君ホントかっこいいです!!
更新待ってます


:07/06/10 17:24
:SH903i
:☆☆☆
#292 [三ッ葉
]
:07/06/10 22:32
:N902i
:☆☆☆
#293 [三ッ葉
]
昨日と同じように無数の視線を周りから感じた
そんな中――…
詩「榎坂さん、麻人……おはよ」
池谷君がにっこりと笑って挨拶をしてくれた
私もニコッと笑って返した
何かしゃべろうかと池谷君に向って片手を伸ばそうとした
でも!!
そのまま麻人に連れていかれ、池谷君の前を通り過ぎていった;;
:07/06/10 22:46
:N902i
:☆☆☆
#294 [三ッ葉
]
そっから更に沈んでく心
池谷くんは、きっと私じゃなくても誰にでも優しいんだろう
でも……
麻人は違う――…
他の人には冷たい瞳を向けているのに私には違う
いいように考えたいよ?
でも――…無理だ
きっと麻人も本当は、心の中で冷たい瞳で私を見てる
私を哀れだと思って―…
同情しつづけてるんだ
:07/06/10 22:52
:N902i
:☆☆☆
#295 [三ッ葉
]
授業中、そんな事ばかり頭の中で考えてパンクしそうになった
もう、休憩時間になる
私は麻人を避けてトイレへ行くフリをして、人気のない使われていない階段の隅にしゃがみこんだ
もう授業さぼろ……
麻人の事を考えると、苦しくなる私はそうやって逃げ道を作ろうとする
「榎坂さん?
そんな所で……かくれんぼ??」
急に静まり返った階段に聞いたことのある声が響き届いた
:07/06/10 23:02
:N902i
:☆☆☆
#296 [我輩は匿名である]
下がってたのであげぇ

麻人

:07/06/19 12:17
:N702iD
:☆☆☆
#297 [三ッ葉
]
匿名さん
アゲ
有難うございます
落ち着いたら更新頑張ります

ストーリーも組み替えたり
考え直したりと
ちゃンと考えてますので

麻人が人気のようで
嬉しいです
頑張ります
!!
:07/06/21 10:03
:N902i
:☆☆☆
#298 [三ッ葉
]
>>295から
私はぐったりしている頭をあげて目で声の発生源を探した。
ぁ……池谷くんだ
池「何か元気ないね。
麻人探してたよ……??」
そう言って私の隣に腰を下ろした
美「………」
池「僕もさぼろっかな」
…………え??
池「僕で良かったら話聞くよ??」
:07/06/21 11:00
:N902i
:☆☆☆
#299 [三ッ葉
]
美「………」
笑顔で手を差し伸べる池谷くんに甘えてしまい
手をゆっくりと握った
………あ
何だろ??
いつも麻人の手握ってばっかりだから、違和感あるな………
うまく言えないけど
麻人の手の方が心地よいし、落ち着くかな??
それに怪しい違和感も。
池谷くんの力の微妙な感覚から伝わる……
まぁいいっか――…
:07/06/26 00:06
:N902i
:☆☆☆
#300 [三ッ葉
]
私は深く息をはいてから
心のもやもやを強く思いにしていった
池谷くんなら
いいかなって思った。
池谷くんは何度も小さく頷きながら聞いてくれた
………………………
池「僕の感じ方の勝手だけど………それは同情かもしれないね??
扱いも違うし――……」
ズキンッ!
:07/06/26 00:12
:N902i
:☆☆☆
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