〜運命のヒト〜
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#576 [りく☆]
 


…だれだ?

見知らぬ男性だった。
綺麗なスーツを着こなした上品な感じの人で、年は間違いなくオレより上だ。おそらく22〜25歳くらいだろう。


そんな男性が何故オレに?

⏰:07/06/18 00:28 📱:SH903i 🆔:p1IwmC6o


#577 [りく☆]
?『別に怪しい者じゃないから…大丈夫ですよ』


オレの顔色をみて、男性が言った。オレは固まったまましばし男性を見ていた。

オレ『ぼ……僕に何か…?』

ようやく口から言葉がでてきた。

男性はオレの鞄に視線をうつす。

⏰:07/06/18 00:32 📱:SH903i 🆔:p1IwmC6o


#578 [りく☆]
?『君はこの鞄の高校の子だよね?』

落ち着いた口調でオレに尋ねてきた。


オレ『はい…』

?『3年生?』

オレ『そうですけど………何か?』


怪しい感じの人ではないとわかるが、何故そんな事を聞いてくるかがわからなかった

⏰:07/06/18 00:39 📱:SH903i 🆔:p1IwmC6o


#579 [りく☆]
男性はニコリと笑みを浮かべた。その微笑みには何も疑う要素がなく、オレはただ聞かれた質問に答えればいい………そんな気持ちにおちいっていた。


?『荒井 優希って知ってるかな?』

カジュアルなネクタイを軽く締め直しながら男性がいう。何気ない仕草に品があった。




!!!!!

オレ『えっ?』

オレは質問の意味にようやく気がついた。

⏰:07/06/18 01:06 📱:SH903i 🆔:p1IwmC6o


#580 [りく☆]
オレはまるで時を止められたかのように固まっていた。


…優希


?『知ってる?』


男性はあらためて尋ねてきた。スーツに見え隠れする腕時計は、高級感が漂っていた。


…こんな男性と一体優希はなんの関係なんだ?

⏰:07/06/18 01:10 📱:SH903i 🆔:p1IwmC6o


#581 [りく☆]
 

まったく関係がわからない…
そして男性の目的も完全に把握できずにいた。

とりあえず今わかる情報は、この人は悪い人ではないということだけ。


オレは重い唇をゆっくり開いた

⏰:07/06/18 01:13 📱:SH903i 🆔:p1IwmC6o


#582 [りく☆]
オレ『……知ってます』

その言葉に男性はにんまりと笑う。目的は定かではないが余程彼女を捜し求めていたのだろう。

しかし何故?




?『よかった……知ってたか。』

オレ『はぃ……』

?『じゃぁ彼女の居場所わかるかな?』

⏰:07/06/18 01:18 📱:SH903i 🆔:p1IwmC6o


#583 [りく☆]
 


!!!!!!


オレ『えっ?!』

思わず驚きの言葉がでてきた。

…優希の居場所?

そんな事……オレがわかるわけがない。むしろオレはそのような事は知ってはならない人間なのだ。


オレ『すいません…知りません…』


目線を少し下に落としながらオレは答えた。知らない事は事実であり、オレの口からはこの言葉しかでてこない。

⏰:07/06/18 01:23 📱:SH903i 🆔:p1IwmC6o


#584 [りく☆]
 


?『そこまでは知らないか……』

顔を下に向け男性は落ち込み気味に言った。
余程優希に会わなければならない理由があるのだろうか…


…何故そこまで知りたがるのだろうか?

不思議でならなかった

⏰:07/06/19 01:10 📱:SH903i 🆔:ZVpUDzLc


#585 [りく☆]
そもそも仮に優希の居場所を知っていたとしても、オレは素直に男性に教えていただろうか。

きっと隠し通しただろう

悪い人ではない…

それは直感的に感じるのだが……
オレの心の中の何かがきっと邪魔をするだろう

何故か抵抗を感じる

⏰:07/06/19 01:12 📱:SH903i 🆔:ZVpUDzLc


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