〜運命のヒト〜
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#12 [りく☆]
オレには結衣の言いたいことはわかっていた。何故ならお互いに親友としてではなく、異性として"好き"という気持ちがあるのを知っていたからだ。
普通ならもぉ付き合っている。けど…そぉなることをおれはいつも避けていた。…オレに結衣を愛する資格なんてないんだ…

⏰:07/03/05 11:31 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#13 [りく☆]
……
しばらく沈黙が続く


結衣『あっ!』
沈黙を消すように結衣が叫んだ。
オレ『どうしたんだよ……って結衣待て!!!』
結衣はいきなり走りだした。何処へ?

⏰:07/03/05 11:36 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#14 [りく☆]
オレ『待てよ結衣っ!!なんでいきなり走るんだよ。』
結衣の突発的な行動を理解できない。
結衣『こらっ新垣。黙って走らんか!』
結衣はずっと前を向いている。

⏰:07/03/05 12:01 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#15 [りく☆]
明らかにいつもと違う道を走っている。

…結衣は何処へ行く気だ


しばらくだまって結衣についていった。

10分ぐらい走っただろうか、結衣は急に立ち止まった。
まだ結衣は黙っている。

オレは流れる汗を拭きながら、結衣の横に行く。
突然結衣が指差し口を開いた。

結衣『この場所、覚えてる?』
結衣の指先を見た。

ここは…
忘れるわけがない…

オレと結衣の原点だ。

⏰:07/03/05 12:09 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#16 [りく☆]
オレは中学入学と同時に、ここ九州福岡に引越してきた。当時のオレは誰にも心を開かず、いつも一人で公園のブランコに座りこんでいた。
そんなオレに話しかけてきたのが"結衣"だった。

⏰:07/03/05 13:07 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#17 [りく☆]
結衣は何もしゃべらないオレにいつも明るく話しかけてきた。
特に用があるわけでもないのに、くだらない話をブランコに座りながらオレにかたりかけてくる。
その日の出来事や、結衣の友達の話など……

⏰:07/03/05 13:12 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#18 [りく☆]
最初は本当にうざかった。ずっと一人でいたかったのに、いつも話しかけてくる。

…でも
たまにそんな結衣のくだらない話に笑っている自分に気付いた。

そして結衣の疑いのない笑顔に、オレの心を縛っていた"鎖"は少しずつ解かれていった。

⏰:07/03/05 13:17 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#19 [りく☆]
次第にオレは結衣と喋るようになった。

そして学校で友達もできた。
すべては結衣のおかげ…

結衣はオレたちがいつも話していた公園を"ぞうさん公園"と呼んでいた。
滑り台が"ぞうさん"ぽいらし…笑っ

⏰:07/03/05 13:21 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#20 [りく☆]
結衣は"ぞうさん公園"をまだ指差している。
結衣『この公園…明日からなくなるんだよ』


えっ?

オレ『……うそだろ。』
オレは信じられない………ぃゃ信じたくない。

でも結衣の頬を流れる"涙"がすべてを物語っていた…

⏰:07/03/05 14:16 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


#21 [りく☆]
結衣『なくなるんだよこの公園。私たちの思い出も。』

結衣は泣きながら言う


確かに公園がなくなるのは悲しい。

……でも
泣くほど悲しいか?つらいのか?

黙っているオレに結衣がそっと口を開いた。

⏰:07/03/05 14:21 📱:SH903i 🆔:0xMz58qU


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