〜運命のヒト〜
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#251 [りく☆]
オレ『優希……もぉこんな生活やだな…二人だけで一緒に暮らせたらいいのに』

優希『……うん』

オレ『……逃げよう。』


もう限界だ。
オレと優希は荷物をまとめて家を飛び出した。

⏰:07/03/26 10:02 📱:SH903i 🆔:DP7nj5CQ


#252 [りく☆]
しかし…

玄関で父に止められた。

…この生活からは逃れられないのか

オレは父にまた殴られた…優希が泣いているのが見え、気絶した。



…あんな父さんはいらない。いなければいいのに


死んでしまえば…

⏰:07/03/26 10:07 📱:SH903i 🆔:DP7nj5CQ


#253 [りく☆]
真夜中目を覚ました…
オレはリビングで気絶しそのまま眠っていたらしい。
横で優希がオレの目覚めを待ってくれていた。

優希『こんな生活……やだよ』

オレは心に決めた。
もう優希を泣かせたりはしない。
そして幸せに暮らしたい。平凡な生活をおくりたい
……そのためには

その幸せのためには

がいらな

⏰:07/03/26 21:18 📱:SH903i 🆔:DP7nj5CQ


#254 [りく☆]
目をとじた…

幸せを

普通の幸せを手に入れるためにはやはり父が……邪魔だ

どうすれば?

その答えはオレの心の中にある

しかし……実行できない。
実行したらオレは、人の道を外れてしまう

⏰:07/03/26 22:55 📱:SH903i 🆔:DP7nj5CQ


#255 [りく☆]
優希『りく……どうしたの?』

オレは黙って考えこんでしまっていた。

オレ『この生活いやだよな?』

優希『……うん』

オレ『だよな………』

優希『りく?』

オレ『必ず優希を幸せにしてみせるよ。』


その日オレは初めて優希とキスをかわした。

⏰:07/03/27 00:03 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#256 [りく☆]
考えても考えても……小学5年の頭には何も考えが浮かばない。
しかし父を殺すという決心は消えなかった。幸せのためと自分に言い聞かせて……

そんな日が何日も過ぎたある日、父が上機嫌で帰ってきた。

⏰:07/03/27 00:09 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#257 [りく☆]
父『くじ引きで一等当たったぞ♪旅行券だ。』

右手にはたしかに旅行券が握ってある。

父『行き先は自分達で決めていいんだ。
優希♪どっか行きたいところあるか?』

優希『……わからない』

父『まぁじっくり考えておけ。さっ優希風呂に入るぞ!』

優希は下をむいたまま黙っている。

オレ『たまには……父さんオレと風呂に入ろうよ』

優希をかばいたい。その一心で言った一言だった。

⏰:07/03/27 00:21 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#258 [りく☆]
父『うるせぇ!お前は黙ってろ!』

そう言うなり父は、オレを殴り優希と風呂場にむかった…

オレ『おばちゃん……優希が風呂で何されてるのかしってんだろ?何で助けてあげないんだ!』

"バシン"

顔におもいっきり平手打ちをされた。

母『あんたが口答えなんかするから、あんたが悪い子だから優希が変わりに怒られてるのよ。全部あなたのせいよ!このバカっ!』

…オレが一体何をした

味方は誰もいない

優希を救えるのはオレしかいない

そう確信した。

⏰:07/03/27 00:28 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#259 [りく☆]
今日もまた優希は部屋で泣いていた……

この生活から彼女を救いたい。
しかしどうやって救ってあげたらいいのか…

優希『あんな人…いなくなればいいのに』

つぶやくように優希は言った。

オレ『ゴメン…あんな父さんで。』

優希『いや……私こそゴメン』

オレ『いなくなるようにしよう。消そう…』

優希『りく…もしかして…』

⏰:07/03/27 00:36 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#260 [りく☆]
オレは優希といつも見ていた旅行パンフレットに目をやった。

…そういえば旅行券当ててたな

ある場所が蛍光ペンで丸くかこまれていた。

オレが前に気まぐれに指差したとこだ。優希は本当にオレが行きたいと思ったらしく印をつけてくれていたのだ。

⏰:07/03/27 00:40 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#261 [りく☆]
オレ『この山は霧が深くて事故が多いんだよな……』

優希『……あっ"深山"のこと?この前りくが行きたいっていった山…』

オレ『父さんにここに行くように頼もう』

優希『そんなに行きたいの?』

オレ『いや。ただ霧が深くて事故が多い。しかも崖からの転落事故。これならばれない。』

優希『りく……もしかして』

オレは優希を抱きしめた。

オレ『きっとうまくいくさ』

⏰:07/03/27 00:52 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#262 [りく☆]
《連絡》

もし読んでる人がいて、内容がわかりにくかったら言ってください

⏰:07/03/27 00:57 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#263 [しぃさぁ]
大丈夫ですよ頑張ってください

⏰:07/03/27 05:51 📱:N902i 🆔:piPza06g


#264 [りく☆]
ありがとうございます今日も書くんで読んでください

⏰:07/03/27 10:49 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#265 [りく☆]
優希『本気なの……?』

オレ『本気だ!………でも優希には何も負担はかけないから。』

優希『私も手伝う』

オレ『だめだ!優希は人の道を外れちゃいけない。』

優希『りくのためなら人の道を外れてもかまわない!』

⏰:07/03/27 11:04 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#266 [りく☆]
この時オレは、優希の愛にどれだけ癒されただろう…
小さい頃から親に愛されず、母には捨てられ父には殴られ…
どんなに頑張っても愛されなかった…
離婚の原因もすべてオレのせいと言われた。

…愛がわからない

そんなオレを優希は愛してくれた。
少し茶色の瞳でオレを優しく見つめてくれた。
優希のおかげでオレは愛しることができた。


そんな愛するヒトをまきこみたくなかった…

⏰:07/03/27 11:17 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#267 [りく☆]
でもオレはそんなに強くない……

むしろ二人の方が頑張れそうな気がした…

優希の優しさ…愛があれば何も怖くない。




そんな考えが後にオレを後悔させるとは…

⏰:07/03/27 11:23 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#268 [りく☆]
オレ達は約束をかわした…
二人で協力しあって父を消すという約束。


オレ『場所は深山がいいな!』

優希『深山なら資料あるよ。』

オレ『調べてるの?』

優希『りくが行きたいって言ったからさ。いろいろ調べたんだよ。
やっぱり毎年のように転落事故がおきてる……霧が凄いんだって。
だからりくとの旅行には行きたくなかったんだけど…』

⏰:07/03/27 21:45 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#269 [りく☆]
オレ『父さんといくなら大歓迎ってやつか。』

優希『それに今の時期は霧が1番深いらしい…』

オレ『まじ……神が味方してくれてんね♪』

優希『人口的な転落事故を起こすの?』

オレ『オレに任せろ。』

⏰:07/03/27 21:50 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#270 [りく☆]
優希『ちゃんと計画的に考えてる?』

オレ『……いや霧が深くなったら何とかなるかなって…』

優希『やっぱり……。ぶっつけ本場で上手くいくわけないじゃん。』

オレ『明日から調べるよ。』

優希『深山ガイドパンフレットみて。』

呆れたように優希が言った。

⏰:07/03/27 21:56 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#271 [りく☆]
いくつものフセンがしてあるパンフレットを渡された……

オレ『こんなに調べたのか?』

優希『誰かが行きたいって言ったから』

オレ『……ありがと。』

優希『最後のフセン見て。』

オレ『……注意通路について』

優希『りくと行く時はここを通らないようにって思って』

オレ『"もっとも霧が深くて事故が多い崖道"か……こりゃ危ない』

優希『あなたの父さんには絶好スポットかもよ。』

お互い目を合わせ笑った…

⏰:07/03/27 22:02 📱:SH903i 🆔:2EjpzT5w


#272 [りく☆]
オレ『よし!旅行先も決まり、犯行場所も決まった!後は父さんに深山の旅行を進めるだけだ』

優希『それは私がする』

オレ『なんで?』

優希『りくが言ったら無理だよ』

オレ『そっかぁ……父さんオレを嫌ってるからな。』

⏰:07/03/28 00:33 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#273 [りく☆]
優希『何かゴメン…』

オレ『大丈夫だって。』

強がって言ったが、実際つらかった。現実離れした計画の話をしているうちに、オレは少しだけ地獄のような日々を忘れかけていたが、また思い出してしまった。
実の息子より他人の娘を可愛がる男が父親であることを…わすれたかった。

⏰:07/03/28 00:38 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#274 [りく☆]
優希『……とりあえず私が話すよ。それであなたの父さんの機嫌を悪くしないように頑張ろう』

オレ『いい子を演じるってことか?』

優希『りくの場合はね。私は…………抵抗しないようにしなきゃ』

オレ『あっ……それは』

優希『大丈夫!気にしないで。目標があれば頑張れる……りくと幸せに暮らすことを考えれば我慢できる。』

⏰:07/03/28 00:52 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#275 [りく☆]
その日からオレと優希は、父の理想の子供を演じた。
何をされても怒らず……ただ機嫌をよくしていた。

そんなつらい日々の夜にオレ達はいつも計画を入念にたてていたのである。
それがオレ達の支えだから……希望だからだ。

⏰:07/03/28 00:59 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#276 [りく☆]
リビングに入ると父と優希が話していた…

父『ここに行きたいのか?』

優希『うん!』

父『優希が行きたいというなら仕方がない。深山に行くか…』

その言葉オレは喜びに包まれた気がした。
しかし…

母『深山って危ないんじゃないの?霧が深いって有名じゃない。』

優希『大丈夫。安全な道調べてあるから!』

母『大体なんで深山なんか行きたいの?』

オレは優希の母を殴ってやりたいぐらい憎んだ。普段オレ達が助けを求める時は無視して、こういうときにいい親ぶって心配しやがって!

⏰:07/03/28 01:09 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#277 [りく☆]
優希『……山から見える景色がみたいの!』

母『だったらわざわざ深山なんか行かなくても…』

父『まぁいいじゃないか。どうせタダだし。それに優希が行きたがってるんだ。行かしてやろうぜ。
まぁどっかのクソガキが頼んできたら別だけどな!』

オレは頭を下げて悲しみをこらえていた。

"ドスッ"

父『目障りだ!消えろ!』

ビールビンが腹に飛んできた。
痛かった…泣きたかった…でも泣いたら機嫌を悪くしてしまう。
オレはだまって部屋に戻った。

⏰:07/03/28 01:19 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#278 [りく☆]
父『明後日が土日で休みだから、その日行こう。』

オレが部屋から出る間際に聞こえてきた。

部屋でしばらく独りで泣いていた…
あんなにきらいな父なのに…殺したいくらい嫌いなのに…


一度でいいから愛されたい
一度でいいから甘えたい

一度でいいから…親子になりたい



そんな思いが込み上げ涙に変わっていた

⏰:07/03/28 01:26 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#279 [りく☆]
そして一泊二日の深山旅行の前の晩……オレと優希は話し合っていた。
内容は……どっちが橋から父を落とすか。
当然オレがやると言ったのだが……

優希『私がやる!』

オレ『優希はしちゃ駄目だって!』

優希『私だって最後まで協力したい…。それに私の体を汚したあいつが憎い。』

オレ『なら……一緒にやろう』

⏰:07/03/28 01:52 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#280 [りく☆]
《連絡》

すいませんしばらく更新が遅れます私的事情で申し訳ありません

読んでいる人がいたら感想や指摘など、どんどん書いてください

⏰:07/03/28 12:15 📱:SH903i 🆔:nKkM6x5.


#281 [ぁ_]
頑張って下さい応援してます更新ゆっくりでいいので待ってます

⏰:07/03/29 02:27 📱:F903iX 🆔:OVygFVoI


#282 [りく☆]
ぁ_さんありがとうございます
今日から少しずつ更新していきます

⏰:07/03/29 11:24 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#283 [りく☆]
優希『じゃぁ一緒に。』

オレ『あぁ…約束だ。』



夜が明けた…

天候は少し雲がかかった晴れ…

オレ達4人は深山へと向かった。


心臓の高鳴る音が聞こえる。
この生活から解放されるという希望と喜びが、オレの心臓の鼓動をはやくさせる。

⏰:07/03/29 11:31 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#284 [りく☆]
深山まで順調に進んでいた。
新幹線にのる父の機嫌も、オレと優希が良い子を演じているためよかった。

しかし機嫌のよい父の笑顔は全て優希に向けられている…

オレはたえられなくなり、窓の外に目をむけていた。



そんな孤独感にうちひしがれているうちに、目的地"深山"へ着いた…

⏰:07/03/29 11:38 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#285 [りく☆]
深山の頂上の旅館を目指し歩き始めた。山道はすでに霧がたちこめついて回りが見えずらい。しかも地面は湿気ているため滑りやすくなっている。

父『こんな場所歩いて大丈夫かぁ?』

優希『私が道案内するから大丈夫♪』

母『本当に安全な道なんてあるの?』

優希は黙って頷いて歩き始め、オレは優希の横を歩いていた。

⏰:07/03/29 16:21 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#286 [りく☆]
道を進めば進むほど霧が深くなっていく。

オレは緊張で言葉が出なかった。

…あと1時間も歩いたら"あの橋"


緊張をほぐしたいがために、気がつけばオレは優希の手を握っていた。

優希の手の温もりがオレの心を優しく包む……
細い指に白くて綺麗な肌をした手だった。

オレはこの手に何回救われたことか。辛いとき…寂しいとき…孤独に埋もれそうなとき…オレを優しく支えてくれた手。
そんな手をオレは汚したくなかった。

⏰:07/03/29 16:32 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#287 [りく☆]
…父さんを落とすのはオレだけでいい。
オレは優希が幸せになればそれでいいんだ。
優希のためならオレは、何でもできる!



そう心に強く誓った。

⏰:07/03/29 16:35 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#288 [りく☆]
ますます霧が深くなり、回りの景色はほとんど見えなくなってきた。

そしてある分かれ道に来た…

この二本の分かれ道

右に行けば旅館への道


左に行けばあの橋がある旅館への道


普通は右に行く


だがオレと優希は左に行かなければならない。

オレと優希は顔を見合わせた。

きっとうまくいく

⏰:07/03/29 16:43 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#289 [りく☆]
今ならやめることができる。こんな人の道を外れたこと…

ここが最後の決断の時だった。
オレと優希は分かれ道の前で黙ってたっていた。きっと優希はオレに左に行くようにしむけて欲しかったのだろう。
しかしオレは声が出せなかった。
オレの一言で人生がかわる。

父『優希!この道はどっちなんだ?もしかしてわからないのか?』

父が少し苛立ちながら言う。




オレ『左……左だって』

⏰:07/03/29 16:51 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#290 [りく☆]
オレは優希の手を握りしめ左の道を歩き始めた。

白い霧で優希の顔以外なにも見えない。よく目を凝らして見ると、落下防止のフェンスがなく、今にも誰かが落ちてもおかしくないように思えた。

優希『りく……もうすぐだよ。』

オレ『あぁ……』

優希『大丈夫かな?』

オレ『大丈夫まかせとっけ』

少し声が震えてしまった

優希『そうじゃなくて……私たち間違ってないよね。やっぱり悪いことなのかな…。私……自分が怖い』

優希の手は震えていた。

⏰:07/03/29 23:09 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#291 [りく☆]
オレ『…オレにもその答えはわからない。
人を殺すということは立派な犯罪だし……
でも今までのオレたちの生活で父によって作られた地獄のような日々も犯罪だ。しかもその罪は、誰からも批判されずにいる。
そして父が生きているかぎり地獄は終わらない。むしろ酷くなるだけだよ


どっちを選んでも地獄はまっているのかもしれない。
その中で少しの希望を見つけたいなら、幸せを…小さな幸せをつかみたいなら…今日この場でやるしかない。
オレは今そう思う。』


優希は黙ってオレに身をあずけた。霧が深いため誰もオレ達が見えない。

そんな中、オレたちは唇を重ねた……

お互いの幸せを願って…

⏰:07/03/29 23:20 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#292 [りく☆]
…怖い

それは自分の本心でもあった。

けどオレは優希を幸せにすると誓ったから…

⏰:07/03/29 23:25 📱:SH903i 🆔:1oW6i7gQ


#293 [ぁ_]
ガンバ(*゚▽゚ノノ゙☆パチA

⏰:07/03/29 23:53 📱:F903iX 🆔:OVygFVoI


#294 [りく☆]
この先に橋がある

その橋は細くボロいためいつ壊れてもおかしくない。
そしてその橋中心部分が事故でフェンスがなくなっている。
毎年のようにそこで転落事故がおきているのだ。

オレと優希はそこで父を……深山の崖へと突き落とすのだ。




そして今……オレの目に、今にも折れそうなボロく腐ったような木で作られた橋が写っている。

…いよいよだ

⏰:07/03/30 00:08 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#295 [りく☆]
ぁ_さんありがとうございます
むっちゃ嬉しいです

⏰:07/03/30 00:09 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#296 [りく☆]
父『この橋をわたるのか…?』

父は少し驚いたような顔で優希に尋ねた。

優希『………うん』

母『こんな橋大丈夫なの?』

優希『……大丈夫だよ』

オレ『旅館に行くには渡るしかないよ。行こう。』

オレの言葉に父が反応し、先頭に立ち歩きだした。

⏰:07/03/30 00:14 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#297 [りく☆]
父を先頭にして、オレ、優希、最後に優希の母という順番で橋を渡ろうとした。
!!!!


"ギシッ"

優希の母が200bほどあるこの橋を渡り始めた瞬間に、橋が今にも崩れ落ちそうなきしむ音が響いた。

父『お前はオレが迎えに行くからここで待ってろ!とりあえず優希達を連れていくから。』

母『……気をつけてね』


こうして3人でゆっくりと歩き始めた…

⏰:07/03/30 00:21 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#298 [りく☆]
20bぐらい歩いたところで、また橋がきしんだ。

…もしかして優希の母さんが来てるのか


小さな不安が頭をよぎった。

霧は深すぎてもはや橋のフェンスが見えないくらいだった。


"ドクン.ドクン"

心臓が高鳴る
恐怖感がオレをおそいはじめた....

⏰:07/03/30 00:26 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#299 [りく☆]
オレはただ父の背中をみて歩いていた……


なぜか昔の記憶が走馬灯のように頭を駆け巡る。

オレの記憶の父は…オレに微笑みかけたことがない。
本当の母は、オレに愛の一つも与えず逃げていった。だから残ったオレを厄介者のように父は扱ったのだろう…

⏰:07/03/30 00:30 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#300 [キリ番をとる人です。]
300だょょ

⏰:07/03/30 00:35 📱:SO903i 🆔:Rtq/6sLE


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