〜運命のヒト〜
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#271 [りく☆]
いくつものフセンがしてあるパンフレットを渡された……
オレ『こんなに調べたのか?』
優希『誰かが行きたいって言ったから』
オレ『……ありがと。』
優希『最後のフセン見て。』
オレ『……注意通路について』
優希『りくと行く時はここを通らないようにって思って』
オレ『"もっとも霧が深くて事故が多い崖道"か……こりゃ危ない』
優希『あなたの父さんには絶好スポットかもよ。』
お互い目を合わせ笑った…
:07/03/27 22:02
:SH903i
:2EjpzT5w
#272 [りく☆]
オレ『よし!旅行先も決まり、犯行場所も決まった!後は父さんに深山の旅行を進めるだけだ』
優希『それは私がする』
オレ『なんで?』
優希『りくが言ったら無理だよ』
オレ『そっかぁ……父さんオレを嫌ってるからな。』
:07/03/28 00:33
:SH903i
:nKkM6x5.
#273 [りく☆]
優希『何かゴメン…』
オレ『大丈夫だって。』
強がって言ったが、実際つらかった。現実離れした計画の話をしているうちに、オレは少しだけ地獄のような日々を忘れかけていたが、また思い出してしまった。
実の息子より他人の娘を可愛がる男が父親であることを…わすれたかった。
:07/03/28 00:38
:SH903i
:nKkM6x5.
#274 [りく☆]
優希『……とりあえず私が話すよ。それであなたの父さんの機嫌を悪くしないように頑張ろう』
オレ『いい子を演じるってことか?』
優希『りくの場合はね。私は…………抵抗しないようにしなきゃ』
オレ『あっ……それは』
優希『大丈夫!気にしないで。目標があれば頑張れる……りくと幸せに暮らすことを考えれば我慢できる。』
:07/03/28 00:52
:SH903i
:nKkM6x5.
#275 [りく☆]
その日からオレと優希は、父の理想の子供を演じた。
何をされても怒らず……ただ機嫌をよくしていた。
そんなつらい日々の夜にオレ達はいつも計画を入念にたてていたのである。
それがオレ達の支えだから……希望だからだ。
:07/03/28 00:59
:SH903i
:nKkM6x5.
#276 [りく☆]
リビングに入ると父と優希が話していた…
父『ここに行きたいのか?』
優希『うん!』
父『優希が行きたいというなら仕方がない。深山に行くか…』
その言葉オレは喜びに包まれた気がした。
しかし…
母『深山って危ないんじゃないの?霧が深いって有名じゃない。』
優希『大丈夫。安全な道調べてあるから!』
母『大体なんで深山なんか行きたいの?』
オレは優希の母を殴ってやりたいぐらい憎んだ。普段オレ達が助けを求める時は無視して、こういうときにいい親ぶって心配しやがって!
:07/03/28 01:09
:SH903i
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#277 [りく☆]
優希『……山から見える景色がみたいの!』
母『だったらわざわざ深山なんか行かなくても…』
父『まぁいいじゃないか。どうせタダだし。それに優希が行きたがってるんだ。行かしてやろうぜ。
まぁどっかのクソガキが頼んできたら別だけどな!』
オレは頭を下げて悲しみをこらえていた。
"ドスッ"
父『目障りだ!消えろ!』
ビールビンが腹に飛んできた。
痛かった…泣きたかった…でも泣いたら機嫌を悪くしてしまう。
オレはだまって部屋に戻った。
:07/03/28 01:19
:SH903i
:nKkM6x5.
#278 [りく☆]
父『明後日が土日で休みだから、その日行こう。』
オレが部屋から出る間際に聞こえてきた。
部屋でしばらく独りで泣いていた…
あんなにきらいな父なのに…殺したいくらい嫌いなのに…
一度でいいから愛されたい
一度でいいから甘えたい
一度でいいから…親子になりたい
そんな思いが込み上げ涙に変わっていた
:07/03/28 01:26
:SH903i
:nKkM6x5.
#279 [りく☆]
そして一泊二日の深山旅行の前の晩……オレと優希は話し合っていた。
内容は……どっちが橋から父を落とすか。
当然オレがやると言ったのだが……
優希『私がやる!』
オレ『優希はしちゃ駄目だって!』
優希『私だって最後まで協力したい…。それに私の体を汚したあいつが憎い。』
オレ『なら……一緒にやろう』
:07/03/28 01:52
:SH903i
:nKkM6x5.
#280 [りく☆]
《連絡》
すいませんしばらく更新が遅れます

私的事情で申し訳ありません

読んでいる人がいたら感想や指摘など、どんどん書いてください


:07/03/28 12:15
:SH903i
:nKkM6x5.
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