〜運命のヒト〜
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#601 [りく☆]
…落ち着け…

オレは自分に言い聞かせた

たかが二人の写真があっただけでカップルと"勘違い"するなんて………


気にしすぎだ。


…誰でも写真は撮る


オレは早く冷静な自分を取り戻そうと言い聞かせていた

⏰:07/06/20 01:44 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#602 [りく☆]
お互いが顔を寄せ合って写っている…

笑顔で…


偽りのない


笑顔で…


2人とも幸せそうな顔だ。写真を見ているだけでそれが伝わってくる。

⏰:07/06/20 01:49 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#603 [りく☆]
!!ププーッ!!



車のクラクションが公園に鳴り響いた。

?『そこにカード入れおちてなかったかい?』

男性が慌てた顔でオレに叫んできた

⏰:07/06/20 01:51 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#604 [りく☆]
オレは放心状態のまま車に駆け寄った。


右手にカード入れ

左手に写真をもって

⏰:07/06/20 01:52 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#605 [りく☆]
?『拾っててくれたのかい……ありがとう。』


男性は微笑みながら窓から手を伸ばしてきた。


オレは、まずカード入れを手に乗せ、その上に写真を置いた。


わざと…

⏰:07/06/20 01:55 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#606 [りく☆]
オレ『落ちてましたよ』


何事もなかったかのようにオレは言った……が、どこかしら言い方にトゲがあった。


?『ははっ……写真みたのか。勝手に中を見たらいけないよ♪』


笑いながらオレに言う

⏰:07/06/20 01:57 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#607 [りく☆]
オレはしばらく黙って見つめていた…


何か答えを与えてくれる気がしたのだ


知りたくない事実かもしれないが



気になる

⏰:07/06/20 01:59 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#608 [りく☆]
?『拾ってくれてありがとう』


男性はそう言うと窓を閉めようとした。


オレ『あのっ!』


閉まりかけの窓に手を置き叫んだ


?『何だい?』


…聞くしかない


オレ『2人はどんな関係で?』


笑った…

男性はオレを見て悪気のないように笑った。

それは幸せの微笑みなのか?

愛想笑いなのか?


男性はゆっくり口を開く


?『ただの"カップル"さ』

⏰:07/06/20 02:04 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#609 [りく☆]
今日はここで終わりにします

感想ありましたら

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2051/

にお願いします

⏰:07/06/20 02:18 📱:SH903i 🆔:YKRvc0uE


#610 [りく☆]
 




空は暗くなり、少しずつ星が顔をだそうとしていた。

あれから何時間たっただろうか……


オレはずっと公園のベンチに座り、考え込んでいた。

⏰:07/06/21 00:48 📱:SH903i 🆔:R0KFk1Fc


#611 [りく☆]
…優希の彼氏?


…あの男性が?



信じたくないことだが……実際に彼の口から証明された事実だ


オレには、もぉ関係ないことかもしれないが


気になる

⏰:07/06/21 00:51 📱:SH903i 🆔:R0KFk1Fc


#612 [りく☆]
優希に彼氏がいた…


その事実がオレに大きなショックをもたらした。
もぉオレには関係ないはずなのだが……


ただ


悲しみは涙となって流れていく


流しても


流しても…


悲しみはなくならない

⏰:07/06/21 00:55 📱:SH903i 🆔:R0KFk1Fc


#613 [りく☆]
…オレだって結衣と付き合っていた。


そう思うと迂闊に優希を攻められずにいた


…攻める?


…結衣と付き合っていたことは間違っていたのか?

…そんな事はない!

もはや自分が何を考えるべきかさえ、わからなくなっていた

⏰:07/06/22 00:39 📱:SH903i 🆔:7vnzM6Yg


#614 [りく☆]
この現状をどうしたいのか…
過去をどう受け入れたらいいのか…

簡単そうで難しい問題だ。答えが容易にでてこないのだ…。


オレ『オレはどぉしたらぃぃんだ…』


誰もいない公園で独り呟いた……夜風は何も答えてはくれない

⏰:07/06/22 00:43 📱:SH903i 🆔:7vnzM6Yg


#615 [りく☆]
 


美里『りく!!』


気がつけば目の前に美里が立っている。慌てた様子で、まるで何か大事な用に急かされているかのように思えた。


オレ『どうした?』


放心状態のオレが口を開く

今のオレは何も理解しようとさえしていなかった。ただ何事もなく時が進めばいい……そんな事を考えていた。

⏰:07/06/22 00:54 📱:SH903i 🆔:7vnzM6Yg


#616 [にゃん]
あげっ

⏰:07/06/26 18:46 📱:SH902i 🆔:bTNzHANU


#617 [にゃん]
あげぃ

⏰:07/06/28 10:36 📱:SH902i 🆔:GbFBQPEk


#618 [拓モ]
ぁげ

⏰:07/06/28 20:53 📱:SH703i 🆔:Ezj1D5Pw


#619 [りく☆]
ありがとうございます

今日からまた更新しますんで読んで下さい

⏰:07/06/30 00:00 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#620 [りく☆]
 


美里『"どうした?"じゃぁないよ!
携帯に電話してもつながらないし…家にもいないから

捜してもいないし

心配したんだよ!』


息を切らしながら、オレにむかって叫んでいた。よほどオレを捜してくれたんだろう…

…なんで?


オレを捜す理由が何故あるのだ?

⏰:07/06/30 00:08 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#621 [りく☆]
美里『卓也に頼まれたの…』

オレの頭の中の疑問を見破ったかのように美里が言った。

オレ『卓也が?』


美里『詳しい理由は知らないよ。……ただ大至急捜してくれって頼まれてさ。
何か心あたりある?』


オレ『あっ……!!!!』

…そうだ……

…滝沢を捜さなきゃ

⏰:07/06/30 00:14 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#622 [りく☆]
忘れてたいた……

あまりにも急にショックな出来事があったもんで、肝心な事を忘れてた……


美里『何かあったの?』

心配そうに美里がオレの顔をのぞく。


いろいろありすぎて何から言ったらいいのか……滝沢の事は話してはいけない気がしてきた。

オレ『後で話す!』


そう言って慌てて携帯を手に取ろうとした

⏰:07/06/30 00:19 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#623 [りく☆]
 

"ヒラリッ"

携帯をとるのと同時に、1枚の小さな紙切れが落ちてきた。
それを美里が渋々拾う。世話のやける子供をもった親のように…


美里『この名刺……だれ?』


………名刺?


!!!!!!!!!


あの男性のだ!!

⏰:07/06/30 00:23 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#624 [りく☆]
また思い出したくない記憶が頭を駆け巡る。

あの時の男性の言葉が、一言一言鮮明に頭の中に聞こえてくるようだった。


オレ『それは…………』




思わす言葉が止まる

⏰:07/06/30 00:26 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#625 [りく☆]
話したくない…

その一心だった。

話したら全て事実であったと認めなければならない気がした。


オレ『とりあえず卓也捜してくる』


オレは美里から名刺を取り上げ、独りで歩き始めた。

⏰:07/06/30 00:29 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#626 [りく☆]
美里『……りく!』


歩き去ろうとしたオレを、美里が突然呼び止めた。


オレ『なんだ?』


美里『何かあったの?』


オレ『滝沢の事は後で話す……』

美里『違う!!


りくに何かあったの?』



美里はただオレを見つめていた

⏰:07/06/30 08:11 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#627 [りく☆]
何か?

いろいろありすぎた…!
こんな事美里にいいたくなかった。


しかし、彼女は優希と男性の関係を知ってるのではないのか?優希と仲のいい彼女なら…………



??????


あれ?

⏰:07/06/30 08:15 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#628 [りく☆]
おかしい……


オレが今こんなにもショックを受けているのには2つの理由が存在する

1つは当然優希と男性の関係……

もう1つは……"優希がまだオレの事を好きだ"という情報が嘘だった。ありえない事だとはわかっていたが、すくない希望をオレはもっていたのだ。その希望を絶望に変えられたこと。


そして……優希がオレの事をまだ好きだなんて情報を与えたのは…美里だ!

⏰:07/06/30 08:26 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#629 [りく☆]
その情報と


今日あった出来事は


明らかに矛盾している。





そして


彼女を

優希をよく知る美里がこんな矛盾したことを言うなんてありえない。

⏰:07/06/30 08:31 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#630 [りく☆]
だったら"あの日の夜"美里が話したことは何だったんだ?


嘘だったのか?

⏰:07/06/30 08:33 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#631 [りく☆]
なんで……

なんのために……


何故あんな嘘をいったんだ…
何故

あの日

あの夜

あんな事までして


こんな嘘を言う必要があったんだ

⏰:07/06/30 12:32 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#632 [りく☆]
美里『……りく?』


下を向くオレの顔を覗き込むように、美里がオレに言う



オレ『嘘だったのか…』


微かな声でオレは呟いた。

⏰:07/06/30 12:38 📱:SH903i 🆔:jTw8rarQ


#633 [りく☆]
美里『……え?』


美里は何も理解できていない顔をオレに見せた。

…その顔も嘘だろ

そんな言葉が頭を過ぎる。もはやオレは美里を完全に信じられなくなってしまっていた。

むしろ彼女に対して怒りをおぼえてきた。


あんな嘘を言った彼女に…

⏰:07/07/01 00:44 📱:SH903i 🆔:OeLeJb4s


#634 [りく☆]
 


!!!!!!


誰かに呼ばれた気がして振り返ってみた。


卓也『…りくっ!!』

そこには、息を荒らし、額から流れる汗を拭いながら立っている卓也の姿があった。

卓也『ったく……何やってんだよ。連絡してもシカトだし』

オレ『悪ぃ…』

よほど心配してくれていたのだろう。卓也は疲れ果てていた。

⏰:07/07/01 01:09 📱:SH903i 🆔:OeLeJb4s


#635 [りく☆]
卓也『何処捜してもいない……』

オレ『…ゴメン』

卓也『お前じゃなくて勇貴の事』

オレ『あっ………滝沢の事。

あいつ大丈夫かな?』

卓也『わからん。

……だいたい何であんな事やってんだあいつは』

理由はおそらく祥子との事が原因だろう

⏰:07/07/01 01:18 📱:SH903i 🆔:OeLeJb4s


#636 [拓モ]
ぁげっ
これからも頑張って

⏰:07/07/06 23:04 📱:SH703i 🆔:23VVu2Xk


#637 [あカ(*゚゚)]
ガむばッて下さいね姻シ
上げときます(*`-3.)Pメ

⏰:07/07/07 01:27 📱:W43K 🆔:mhiAuPW2


#638 [りく☆]
しばらくの間更新できていなくてすいませんせっかく読んで頂いているのに本当に申し訳ありません

中断する気はありませんが、もぉしばらく更新が遅れると思います
自分勝手な都合で遅れてしまいすいません

感想・指摘がありましたらドン 書いてください
今後の参考にしたいと思います

⏰:07/07/12 00:39 📱:SH903i 🆔:Pb236ewA


#639 [我輩は匿名である]
頑張ってくださいツ

⏰:07/07/12 00:55 📱:W51K 🆔:.dC8XJRg


#640 [まな]
>>285-400
>>400-500
>>500-600

⏰:07/07/12 02:14 📱:D902iS 🆔:hwbXd98I


#641 [りく☆]
卓也『てか、お前ここで何やってんだ?』

疲れ果てた体を公園のベンチに預けて、卓也は尋ねてきた。

美里『私も今その事を聞いていたの!』

卓也の疑問に美里ものってきた。

…何があったとか

…何をやっていたとか

…言えない

…言えるはずがない

⏰:07/07/15 18:12 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#642 [りく☆]
オレ『別に……何も…』

聞こえるかどうかもわからないような微かな声を出した。
未だにオレは何も考えられず、放心状態のままだった。

卓也『"その顔"が何もなかったようなヤツの顔か!』

完全にオレの心は見透かされていた…。

⏰:07/07/15 18:14 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#643 [りく☆]
美里『りく……どうしたの?何があったの?』


…どうした…だと?


少しずつ押さえていた感情が湧き出てくるのがわかる


…お前の嘘に

…オレはどれだけ苦しめられたか

美里に対する怒りの感情が

押さえきれなくなっていた。

⏰:07/07/15 18:15 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#644 [りく☆]
美里『ねぇ…り』

オレ『うるせぇ!!!!!!!!!』

美里の言葉を掻き消すように、オレは声を張り上げた。そんなオレに卓也は、ただ…驚いていた。


オレ『お前の……お前の嘘にオレがどれだけ苦しめられたかわかるか!?!?!?

あんな事までしてオレを信じさせて………有り得な事とはわかっていたけど

オレは少しだけ希望をもったのに……』

卓也『りく……!?!?』

辺りは何ともいえない空気に包まれていた。


美里は何も理解できていないような顔で、呆然と立ったまま

卓也はただ驚いていた。

⏰:07/07/15 18:17 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#645 [りく☆]
もはやオレは自分の感情をコントロールできずにいた。

何が善で

何が悪か

わからない……

何を信じていいのかも

誰を信じていいのかも


わからない……

⏰:07/07/15 18:18 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#646 [りく☆]
そんなもどかしさが今、怒りとなって表れているのだろうか…

しかし1番の理由は美里にある!!



美里『りく……何のこと??!』

恐る恐る美里が尋ねてきた。


…何のことだって?

…とぼけるなよ!!

⏰:07/07/15 18:19 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#647 [りく☆]
卓也『りくっ!!!!!!!』

オレの怒りが最高潮に達したのに気がついたのだろう。
卓也がなだめるように、オレを見つめている。

⏰:07/07/15 18:20 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#648 [りく☆]
卓也『そぉ…あつくなるな。

お前と美里の間に何があったかは知らないが………
そんなにキレたところで何にも解決にならねぇぞ!!
ましてや話しの内容を美里はつかめてねぇじゃないか。』

卓也は冷静にオレに語りかけた。
でもオレの気持ちは収まらない…

卓也『何があったのか……少し教えてくれないか?』

卓也がオレに言う

⏰:07/07/15 18:22 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#649 [りく☆]
…何があったか……

有りすぎて言葉に表せない。それに誰かに話す気にもなれない…。
ただ美里へ対する怒りや、今までの出来事の悲しみがつのるばかりだ。


卓也『なぁ……りく。オレはお前の力になれないのか?』


!!!!!!!!!!!!!!!!!!




そんな言葉

滝沢にも言われた気がする

⏰:07/07/15 22:10 📱:SH903i 🆔:/rw449ZA


#650 [りく☆]
オレ『悪ぃ……帰る』

卓也を振り払い、オレは早々と歩き始めた。

本当はそんなつもりはなかったのだが…

卓也『……りくっ!!』

必死にオレを引き止めようとする…

けど

オレは構わず歩き始めた

⏰:07/07/16 00:18 📱:SH903i 🆔:aULAP1gM


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