─ВГАСК★КΙИG†�W†─
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#301 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
それから
エレベーター点検が行われ
麗羽等は
寮に帰った。



もちろん
桂や兎琳等も一緒に………だ

⏰:07/05/04 11:48 📱:W42H 🆔:L8ebRA0.


#302 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
すみません
携帯がぶっ壊れてましたぁ(pД`*q


少しずつですが
更新して行きたいと思いますので
お願い致します!!!


尚、最近は
こちらの内容が
全く思い付きません(×ω×)↓↓


なので
更新は主に
A×∀=Gの方を更新します(*δ艸δ*)

勝手でごめんなさいm(_ _)m

⏰:07/05/07 21:30 📱:W42H 🆔:iOAj96co


#303 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
寮に帰ったのは


午後4時…………


おやつ時を少し過ぎた時間だ。

⏰:07/05/16 22:14 📱:W42H 🆔:wPTNpLlE


#304 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
ミシェルは寮に帰るなり紅茶を淹れだした。



桂や兎琳、梁、文夏はローレンに案内され広間の椅子に座る。

⏰:07/05/16 22:21 📱:W42H 🆔:wPTNpLlE


#305 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
レイは桂達に
見向きもせずに
自室に戻っていった


「分かりやすーッ」
そんなレイを見て
リーシャはそう言い笑う。

麗羽&桂(美星¢作) [jpg/30KB]
⏰:07/05/16 22:49 📱:W42H 🆔:wPTNpLlE


#306 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
静かな時間が流れる


すると
ミシェルが
紅茶を淹れ終え
桂達の前に差し出した。



「召し上がって下さい」
そう言いながら
スコーンも差し出すミシェル。


桂は
「では、お言葉に
あまえて。」
そう言い
紅茶を口に含んだ。


文夏等も
小さく礼をし
紅茶を口に含む。

⏰:07/05/16 23:06 📱:W42H 🆔:wPTNpLlE


#307 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
ミシェルは
にっこりと笑むと
麗羽に


「皆でお茶会をしたいから
レイも呼んで来てくださる?」
と言った。


麗羽は桂のとなりの席を立つと

「分かった。」
と言い、レイの部屋に向かった。

⏰:07/05/16 23:25 📱:W42H 🆔:wPTNpLlE


#308 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
○


「くそっ……。」
レイは自室に入るなりベッドに倒れ込んだ。

⏰:07/05/16 23:31 📱:W42H 🆔:wPTNpLlE


#309 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
すると


コンコンッ………



ドアが叩かれた。

⏰:07/05/16 23:57 📱:W42H 🆔:wPTNpLlE


#310 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「レ……イ?」
麗羽がレイを呼んだ

「んあッ!!!?
何?」
レイは急いで飛び起き、部屋の中に麗羽を招き入れた

⏰:07/05/17 00:04 📱:W42H 🆔:TAZBGu9.


#311 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「あのね……
ミシェルが皆で
お茶会しようって………。」
麗羽がレイを見ながらそう言う。


「皆ってのは
アイツも居るわけ?」 眉間にシワを寄せ
麗羽に訊くレイ。


「アイツ?」


「…………だから。。」

⏰:07/05/17 00:10 📱:W42H 🆔:TAZBGu9.


#312 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「麗羽の……ッ
彼氏だよ」
レイは更に眉間にシワを寄せる。



「え、あ………うん。」麗羽はキョトンとした表情で応えた。

⏰:07/05/17 00:14 📱:W42H 🆔:TAZBGu9.


#313 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「………そうか。」
レイ冷静な口調で
そう言い
麗羽を部屋から出し自分も部屋から出た


そして
階下に行き…………

⏰:07/05/28 21:04 📱:W42H 🆔:mrfVbKLw


#314 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「桂、いつまで
イギリスに居るんだ?」
桂に問うた。




桂は怪訝そうな
表情を浮かべつつ


「今週いっぱい。」
応える。


すると
レイは………

⏰:07/05/28 21:27 📱:W42H 🆔:mrfVbKLw


#315 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「それなら………
明後日、俺と
勝負しろ。」
そう言った。


「何の為に?」
桂が眉間にシワを寄せる。



そしてレイは……



間を空けて……

⏰:07/05/30 14:49 📱:W42H 🆔:Kn1oImKE


#316 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「麗羽を貰うために」………と応えた。



「貰うも何も
麗羽は俺の物だ。
誰にも渡さねーし
勝負する意味もねぇよ。」
レイの応えを聞き
桂は
椅子から立ち上がり麗羽をそう言いながら抱きしめた。

⏰:07/05/30 15:28 📱:W42H 🆔:Kn1oImKE


#317 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「ッ………。」
レイは口ごもった。



その間に
桂は麗羽を抱きかかえて
庭に行った。

⏰:07/06/08 20:50 📱:W42H 🆔:e9BrPS2E


#318 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
麗羽と桂が庭へ
行った後、
レイはドカッと
椅子に座った。


そこで


「レイ君だっけ?」
兎琳がレイに話し掛けた。

⏰:07/06/08 20:54 📱:W42H 🆔:e9BrPS2E


#319 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「そうだけど?」
レイは訝しげな顔をし答えた。


「麗羽、好きなんだね。」
ニカッと笑いながら兎琳は言った。


ガタタンッ!!!!


レイは顔を真っ赤にしながら
椅子から落ちた。


それほど
動揺しているのだろう。

⏰:07/06/08 20:58 📱:W42H 🆔:e9BrPS2E


#320 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
その様子を見て
兎琳が更に追い討ちをかけるかのように………



「桂ちゃんが、麗羽に愛されてる桂ちゃんが…………
妬ましい?」
そう訊いた。

⏰:07/06/08 21:00 📱:W42H 🆔:e9BrPS2E


#321 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
レイは
兎琳から目を逸らす

兎琳はそんな事などお構いなしに


「でも桂ちゃんも
レイ君が妬ましいはずだよ。
麗羽の手紙の大半はレイ君の事だったからさ。」
喋り続けた。

⏰:07/06/08 21:08 📱:W42H 🆔:e9BrPS2E


#322 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「…………What?」
レイは
驚き、兎琳を見た。



兎琳は
さっきと変わらず
ニカッと笑いながら

「桂ちゃん、麗羽の事、本当に愛してるからね!!!!
勝負、もう1回
頼んでみたら?
多分、OKよ。」
そう言った………。

⏰:07/06/08 21:17 📱:W42H 🆔:e9BrPS2E


#323 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
…………。


「桂?」
麗羽は噴水の前にあるベンチに座り、
噴水を見てみる
桂を呼んだ。



「…………。」
だが桂は
返事をせず
振り向こうともしない。

⏰:07/06/08 21:35 📱:W42H 🆔:e9BrPS2E


#324 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「桂!!!」
麗羽はもう一度
桂の名を呼んだ。



すると桂は


「何だよ?」
そう言いながら
ゆっくりと振り向いた

⏰:07/06/13 21:59 📱:W42H 🆔:cOQ6Pw9s


#325 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「………久しぶり」
麗羽は言いたい事が有りすぎ
普通の言葉を桂に掛けた。



「?……久しぶり。」
桂は首を傾げてから 笑み
そう言った。

⏰:07/06/13 22:23 📱:W42H 🆔:cOQ6Pw9s


#326 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
とりあえず
テスト期間に入るので上げておきます。

⏰:07/06/21 00:04 📱:W42H 🆔:Cid8YXZ.


#327 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「………元気にしてた?」


「おう、麗羽は?」


「私も元気。
浮気してない?」



「してねぇし!!!
麗羽はどうなんだよ。」
しばらく
たわいのない
話しの後
桂が訊いた。

⏰:07/07/08 00:23 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#328 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「しては……ないよ」麗羽は笑み
応える。


「………そうか。
そういえば、
ここの麗羽の友達は良い奴ばかりだな。」桂も優しく笑み
そう言った。


「うん。
皆、良い人だよ。
ミシェルも
ローレンも
リーシャも
ケイルも
リュイも
レイもッ!!!!」
麗羽は満面の笑みを浮かべた。

⏰:07/07/08 12:57 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#329 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「………。
気になってたけどさ………。」
麗羽の満面の笑みを見た後
桂は暗い顔をして
話しを切り出した。


「うん?」



「その………
レイって奴、麗羽の何?」



話しを切り出した訳………嫉妬心から。

⏰:07/07/08 13:00 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#330 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「え………?」
麗羽はワケが分からず疑問符を浮かべる。


「だから……さ
麗羽はレイって奴をどう思ってて、、、、、。その
レイって奴は麗羽の事を………「俺は麗羽が好きだ。」
桂が麗羽に言い終わる前に彼が
口を挟んだ。

⏰:07/07/08 13:02 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#331 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
麗羽と桂が
同時に振り向く。



そこには

「ケイ………お前と同じくらい。」


凛とした表情のレイが居た………──。

⏰:07/07/08 14:46 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#332 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
†king26†
─決戦と記憶─




「………。」
3人の間に静寂が
流れる。

⏰:07/07/08 14:47 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#333 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
3人は3人とも
お互いを見据えた。



特に
レイは桂を、
桂はレイを
敵視するように。

⏰:07/07/08 14:49 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#334 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「麗羽は………
俺の彼女だ。」
静寂後、桂が話しを切り出した。


「例え
お前の彼女だろうと俺は麗羽が好きだ。」レイは桂の言葉に
反抗する。

⏰:07/07/08 18:24 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#335 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「………じゃあ・・・。
さっきの決戦、受けてやる。
それで負けたら
お前は麗羽を諦めろ」
桂は眉間にシワを
寄せそう言った。


「分かった。
明後日、学園の
グランドで決戦だ」
レイはニッと笑い
そう言って
その場を立ち去った。

⏰:07/07/08 23:57 📱:W42H 🆔:OWhSKt6M


#336 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
レイが去った後の
庭には


また静寂が訪れた。

⏰:07/07/09 00:00 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#337 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「桂?」
麗羽は俯いている
桂の顔を覗き込む。


「ごめん………。」
桂は呟いた。


「なんで……
謝るの?
顔、あげて?」
麗羽が穏やかな声でそう言うと
桂は素直に顔をあげた。

⏰:07/07/09 00:03 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#338 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「だってさ………
麗羽が勝負の景品みたいじゃん。」
桂は拗ねたような
素振りを見せつつ
そう言った。


そんな桂に

「………良いよ。
桂が私の為に
してくれた事なんだから。」
麗羽は尚も穏やかな声でそう言い


チュ………。


桂の頬にキスをした。

⏰:07/07/09 00:09 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#339 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「っ………。」
桂は顔を真っ赤にさせる。


「ちゃんとした
キスはレイとの勝負が終わってからね。」麗羽は桂の顔を見て意地悪そうに
言った。


「分かった。」
桂は笑んで
応えた。



幸せな一時だった………。


だけど
まだ知らない。


決戦当日に
予想外の出来事が
起こる事など
皆、知らないのだ。

⏰:07/07/09 00:13 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#340 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
†king26†
─決戦と記憶─



…キミノキオク…

⏰:07/07/09 00:14 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#341 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
沢山の見物人が
見守る中、



彼等はグランドの
中央で向かい合った。

⏰:07/07/09 00:18 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#342 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「桂、レイ………。」



午前10時。

ドンッ!!!

のろしの音で
2人の決戦が始まった………。

⏰:07/07/09 00:19 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#343 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
トッ……──。



レイが跳躍し
空を舞う。



そして
「thunder!!」


何か呪文らしき
モノを唱えた。

⏰:07/07/09 00:25 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#344 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
その
瞬間………。



ピシャーンッ!!!


桂の真ん前に
雷が墜ちた。

⏰:07/07/09 00:27 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#345 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「ッ!!!」
桂は上を見上げる。


レイは
そんな桂を見下ろしクッと笑った。

⏰:07/07/09 19:35 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#346 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「クソッ。」
桂は舌打ちをし



ダッ……───


走り出した。

⏰:07/07/09 20:04 📱:W42H 🆔:r/jrT3bw


#347 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
そして



トンッ……──!!!


木に登り
一気に跳躍し



バッ────


跳んだ。

⏰:07/07/10 07:12 📱:W42H 🆔:HIAXxMWs


#348 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
跳んだ勢いで
そのままガシッと
桂はレイの腕を掴み

グインッ!!!



下へ・・・地面へと
振り下ろした。



ドゴッ!!!!

⏰:07/07/12 22:40 📱:W42H 🆔:Bu0La8wE


#349 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
鈍い音がする。



「ッた………」
レイは地面に叩きつけられた。


しかし、そんな事で負ける気など有りはしない
レイは、もう一度
跳躍し、桂の前に立った。

⏰:07/07/12 22:42 📱:W42H 🆔:Bu0La8wE


#350 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
一方の桂は眉間にシワを寄せつつ
冷ややかな瞳でレイを見た。



そんな桂にレイは



「………桂
お前、本当に麗羽が好きなのか?」
訊ねた。

⏰:07/07/29 11:34 📱:W42H 🆔:L9Lois6c


#351 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
桂はその質問に
ニヤリと笑い


「好きだ。
お前よりも誰よりも愛してる。」



応えた。
そして


「お前はどうなんだ?」
レイに訊ね返した。

⏰:07/08/02 00:19 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#352 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
レイはクスリと笑い


「お前と同じだ。
いや、お前よりも
愛してる。」
応えた。

⏰:07/08/02 00:22 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#353 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「何だと………?」
桂はレイを睨んだ。


レイは
桂を敵視しながら


「麗羽の過去を偶然
視た。
麗羽が泣いて居たとき、大半の理由が
桂……お前だった。」言った。


そして………



「俺なら
麗羽をそんな悲しませる用なマネはしない!!!!」
桂に手を翳し





ザアッ…………

⏰:07/08/02 00:28 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#354 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
風を巻き起こし
桂に向けた。



その風は
止むこと無く
竜巻のように大きくなり



桂を容赦なく
飲み込んだ。

⏰:07/08/02 00:33 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#355 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「桂っ!!!!」
麗羽は桂の名を叫ぶように呼び
竜巻に向かった。


「麗羽っ……。
止めるんだ!!!!」
それを朱夏が止める。



………が


「朱夏は黙ってな。」
麗羽は冷たい瞳で
朱夏を睨み
低い声で命令を下した。

⏰:07/08/02 00:38 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#356 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
朱夏はその
冷たい瞳の色に驚き立ちすくみ
身動きがとれなかった。



麗羽はそのまま


「桂!!!!」



竜巻に自ら飛び込んだ。

⏰:07/08/02 00:49 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#357 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
…………


麗羽があんな瞳を
したのは初めてだ。


しかし………
あの瞳の色と
あの気の強さ・・・・・。
どこかで感じた気がする……。


朱夏は
麗羽が竜巻に飛び込んだ後、しばらく
様子を見守って
考えた。

⏰:07/08/02 00:54 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#358 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
そうしていると


バチバチバチッ


「!!!!?」



聖霊雷が竜巻の周りを渦巻いた。


レイも……
朱夏も……
誰もが呆気にとられた。。。

⏰:07/08/02 00:58 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#359 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………


竜巻の中は
砂だらけで
ほとんど何も見えなかった。


「桂!!」
麗羽は自ら竜巻に飛び込み、桂のもとへ
行った。



桂は
それに驚きを隠せずに居た。



竜巻の勢力は弱まる事を知らない。


……とその時。


「捕まえた。」
桂の手の上に麗羽の手が重なった。

⏰:07/08/02 01:04 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#360 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽……。」
桂はすかさず
麗羽を抱き寄せた。


「桂、嬉しいけど
先に竜巻をどうにかしなきゃ。」
麗羽は桂を見てにっこりと笑み、言った。


「あ……そうだな。」
桂はパッと
麗羽から手を離し
頷いた。

⏰:07/08/02 01:07 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#361 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
しかし………


「どうすれば
良いんだろ。」
麗羽が呟いた。


良い考えが浮かばない。


同時に………

⏰:07/08/02 01:09 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#362 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
『我の名前を呼べ』


麗羽の頭の中に
声が響いた。


「名………前?」
麗羽は首を傾げた。


『そう、名前。
お前ならしっている。』
頭の中で響く声は
言った。



麗羽は俯いて考える。

⏰:07/08/02 01:13 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#363 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
名前………。


ふと頭の中に
言葉が浮かんだ。



「アナタの名前は………緋蓮…?」
麗羽は訊ねた。



何の反応も無い。

⏰:07/08/02 01:18 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#364 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
と思っていた。



だが………



バチバチバチィッ



「う………あ。」
麗羽の体の周りから微量の電撃が放出された。


「麗羽っ?」
桂が心配して
麗羽の顔を覗き込んだ。

⏰:07/08/02 01:21 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#365 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
その瞬間。。。



「あぁああぁあっ!!」麗羽は叫び声をあげ桂の腕の中に
倒れ込んだ。



そして
大量の電撃……
いや、聖霊雷が放たれた。。。。

⏰:07/08/02 01:24 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#366 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
その聖霊雷で
竜巻はおさまった。



グラウンドには
大量の砂煙があがる。


「麗羽っ…!!!!」
朱夏は誰よりも早く麗羽の居る場所へと駆け寄った。


しかし………


そこに立っていたのは麗羽ではなく…………

⏰:07/08/02 07:34 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#367 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「大きくなったな…………朱夏。」



「緋蓮……様。」



緋色の瞳と
緋色の長い髪をした聖霊だった……。

⏰:07/08/02 15:59 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#368 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
皆も麗羽のもとへ
駆け寄る。



麗羽は桂の腕の中で気を失っており
すぐに最寄りの病院へと連れていかれた。



廊下の窓などから
グラウンドを見ていた生徒達は
教師により
教室に入らされた。

⏰:07/08/02 19:18 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#369 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
そうして
グラウンドに残ったのは


朱色の聖霊
朱夏と………



緋色の聖霊
緋蓮だ。

⏰:07/08/02 19:31 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#370 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「緋蓮様が何故ここへ?
数年前から
姿を……」
朱夏は訊ねた。



「霊力が衰えていた私は昔、朱夏よりも前に麗羽と出会い、
麗羽と麗羽の祖父の了承を得て
麗羽と融合した。」
緋蓮は応えた。

⏰:07/08/02 19:44 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#371 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「そして……
霊力が戻った今、
私は麗羽が
私の名を呼ぶ事で
融合の契約を解消した。
だが……
私が契約を解消し
覚醒した事により
何か良くない事が
起こらなければ良いが………。」
緋蓮は眉間にシワを寄せながら
話し続けた。


その話しを聞いていた朱夏は


「とりあえず
麗羽のもとへ
行きましょう。」
緋蓮の手をとり
病院へと向かった。

⏰:07/08/02 20:12 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#372 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
麗羽が目を覚ましたのはあれから
数時間経った
午後6時過ぎだ。



「ここは
病院………?」
第一声がそれだ。

⏰:07/08/02 20:31 📱:W42H 🆔:ShoTYwBg


#373 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽!!
うん、病院だよ。
それよりも、大丈夫?」
兎琳は麗羽を見て
涙声でそう言った。



そんな兎琳の声で
皆が麗羽の周りに集まった。

⏰:07/08/22 23:19 📱:W42H 🆔:kgU1Zw8M


#374 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「兎琳・・・。
大丈夫。」
麗羽は穏やかに笑いそう言った。


「良かった。
私達、誰か分かるよね?」
兎琳はホッとしたような表情を浮かべつつ、冗談混じりで
麗羽に訊いた。

⏰:07/08/22 23:23 📱:W42H 🆔:kgU1Zw8M


#375 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「分かるよ。
兎琳、レイ、ケイル、リュイ、ローレン、
ミシェル、リーシャ
朱夏、緋蓮、……………えと・・・。」
麗羽は笑い
一人一人の名を
指差しながら
呼んでいく……


しかし



「麗羽、なんかの
冗談?
桂だよ!!!」
兎琳が麗羽の肩を
バシバシと叩きながら笑う。

⏰:07/08/22 23:39 📱:W42H 🆔:kgU1Zw8M


#376 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「桂………?
誰・・・?」
麗羽は首を傾げた。



「ちょ……
麗羽っ?
桂だよ?分かるよね?」
兎琳はそう言って
麗羽の顔を覗き込む。

⏰:07/08/22 23:41 📱:W42H 🆔:kgU1Zw8M


#377 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「本当に分からない
の?」
兎琳は訊いた。


「うん。」
麗羽は申し訳なさそうに頷く。


そう……



桂だけ


忘れてしまったのだ。

⏰:07/08/23 00:26 📱:W42H 🆔:.BP54cAU


#378 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
ガラッ………


「あ……。」


「俺、帰るな。」

桂はそう言い残し、
病室から
出て行った。

⏰:07/08/23 00:34 📱:W42H 🆔:.BP54cAU


#379 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「ちょっと……
桂ちゃん!!!」
兎琳は
叫び、桂の後を追った。


「麗羽、本当に覚えて無いのか?」
レイは麗羽に近付き、兎琳同様、訊いた。

⏰:07/08/23 00:41 📱:W42H 🆔:.BP54cAU


#380 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「………うん。」


「そうか……
まぁ、今日は休め。
俺ら、帰るからさ。」
レイは
そう言い、ミシェル達を連れて
病室を出た。

⏰:07/08/23 00:44 📱:W42H 🆔:.BP54cAU


#381 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………。


「桂ちゃん!!!
どこ行くの?
そっちは中庭・・・。」


「うっせー
ついてくんな。」


桂は全速力で
中庭へと向かう。


そして
兎琳はそんな桂を追いかける。

⏰:07/08/23 01:05 📱:W42H 🆔:.BP54cAU


#382 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「でも・・・。」


「良いから
ついてくんなって!!!!」


「………。」


兎琳は
桂の言葉に
イライラし・・・

⏰:07/08/23 01:16 📱:W42H 🆔:.BP54cAU


#383 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「鋼弦!!!
桂ちゃんを止めて!!」


「なっ……。」


契約獣を召喚した。

⏰:07/08/23 01:20 📱:W42H 🆔:.BP54cAU


#384 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
ドベシャッ


「我が主が止まれと
言っておるのが
分からんのか?」
鋼弦は
しわがれ声でそう言い、


ググ──ッ


桂を押さえつけた。

⏰:07/09/17 13:25 📱:W42H 🆔:JlYnGfGw


#385 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「うっせえ!!!
離せ!!」
桂はもがき、両手をギュッと握った。


「離さぬ。
我が主が来るまで。」 鋼弦は桂の言葉に
応じようとしない。


それに
イラついた桂は
「雷!!!」


ズドンッ………

⏰:07/09/18 00:32 📱:W42H 🆔:rnzaGpX6


#386 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
鋼弦に
雷を落とした。



「ハァッ……。」
やっと
追いついた兎琳は
その光景を目の当たりにした。





……鋼弦が
力無く、フラリと
地面に倒れ込んだ─。

⏰:07/10/02 21:23 📱:W42H 🆔:GL3cnvy2


#387 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「鋼弦!!!!」
兎琳はすぐさま
鋼弦に近寄った。
幸い、気を失っているだけのようだ。


そして
「桂ちゃん……。
鋼弦が何か
悪い事でもした?
押さえつけたのが
痛かった?」
鋼弦を見たまま、
兎琳は鋼に言った。

⏰:07/10/02 21:38 📱:W42H 🆔:GL3cnvy2


#388 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「……。」
「何とか言ってよ。」



そのまま
数分間、沈黙が続いた。

⏰:07/10/02 21:42 📱:W42H 🆔:GL3cnvy2


#389 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「私、桂ちゃんが
分かんないよ!!
桂ちゃんなんか…………
もう知らないっ!!」
兎琳は
桂を見ずに
そう言った。


桂も兎琳を見ること無く
「俺の事なんか、
分からなくて良い。」そう言い、その場を立ち去った。

⏰:07/10/21 00:46 📱:W42H 🆔:8a1KCOY.


#390 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「鋼弦─…。
ごめんね。痛かったでしょ?」
兎琳は
涙ぐみながら
鋼弦を撫でた。


「大丈夫だ。
大した事無い。
しかし、少し疲れた。しばらく寝かせてくれ……。
召喚は止してくれると助かる。」
鋼弦は兎琳の頬を
舐めてそう言うと
目を閉じた。

⏰:07/10/21 09:40 📱:W42H 🆔:8a1KCOY.


#391 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「おやすみ。」
兎琳は
目を閉じ、寝息をたて始めた
鋼弦をもう一度
撫でた。


鋼弦は
そのまま、召喚があるまでの間、
すうっと消えた。

⏰:07/10/21 09:46 📱:W42H 🆔:8a1KCOY.


#392 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………。


「朱夏……。」


「何だ?」


「あの人、どうして
ここに居たの?」
麗羽は窓の外の薄暗くなり始めた
景色を眺めながら
朱夏に訊いた。


「桂か?」


「うん。」

⏰:07/11/02 00:02 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#393 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「アイツは……。
麗羽に会えるのを楽しみに
していたんだ。」


「私を?」


「そうだ。
その左手の薬指にしている指輪を見ろ。
それは
アイツが麗羽に
“予約”として
麗羽にやったものだ。意味くらい………分かるだろう?」

⏰:07/11/02 00:16 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#394 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
麗羽は静かにコクリと頷いた。


「桂は麗羽を愛していた。
麗羽も桂を愛していた。
お前は、桂を助けるために、竜巻に飛び込み、緋蓮様との
契約解除を行った。
多分、その時に
何らかの影響で、
一番好きだった
桂を忘れた。
まぁ……勝手な憶測に過ぎんが、
アイツがここに居た意味は分かっただろう?」

⏰:07/11/02 00:22 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#395 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「うん……
何となく。
で、その…
桂さんって
いつ日本に帰るの?」
麗羽は再度
頷き、訊いた。


「明日か明後日辺りだろう。
とりあえず……
今日は寝るんだ。
お前もそう
タフではない。」
朱夏は
素っ気なく答え、
麗羽に、布団をかけた。


「ん……。
おやすみ、朱夏。」


「ああ……おやすみ。」

⏰:07/11/02 00:27 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#396 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
†king27†
─延長。─



麗羽が深い眠りに
堕ちた事を
確認した
朱夏と緋蓮は、
静かに窓を開け、
病室から
飛び去った。

⏰:07/11/02 00:30 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#397 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
行く先は


「裡祇、ここを開けろ。」
兎琳のもとだ。


「え…?
麗羽の聖霊が
どうして
ここに?」
兎琳は、
そう言いながら
窓を開けた。


「話は後だ。
お前らを連れてきた学園長は今、
どこに居る?」
朱夏は
眉間にシワを寄せ、
兎琳に訊いた。

⏰:07/11/02 00:43 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#398 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「えっと
すぐそこに見える
ホテルの
最上階です。」
兎琳は
ワケが分からないまま、答えた。


「感謝する。緋蓮様、行きましょう。」
朱夏は
ホッとしたような
笑みをこぼし、
兎琳に礼を言うと、
兎琳に言われた
ホテルへと
向かった。

⏰:07/11/02 00:46 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#399 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………。


「桂。すまない。」
レイは、
寮の中庭のベンチに座っている桂に、
謝った。


「………。
お前が謝る必要は無い。
麗羽をあんな風にさせたのは
俺が力不足だったからだ。」
桂はレイを見ずに
言った。

⏰:07/11/02 00:50 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#400 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「いや、俺が
熱くなりすぎたのが悪かった。
その結果、
麗羽だけでなく、
桂、お前も苦しめる事になった。」
レイは桂の横に
腰を下ろし、
うなだれた。


「構わない。
1人には慣れてる。
麗羽に忘れられたままでも………
どうってこと無い。」

⏰:07/11/02 00:54 📱:W42H 🆔:KizG4oy.


#401 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「な……んだよ。
桂、お前、それでも
麗羽の彼氏か?
男か?
そんな弱々しい事
言うなら、
俺が、麗羽を彼女にするぞ?
それでも良いのか?」
レイは、怒鳴った。


「別に……。
麗羽が幸せなら
それで良い。」
桂は、レイと目を合わせる事無く、
素っ気ない態度で
言った。


「………。
もう、知らねーよ。」
レイは
桂の冷めた言動に
イラつき、そう言って、その場を去っていってしまった。

⏰:07/11/11 06:11 📱:W42H 🆔:i31rTO6o


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