─ВГАСК★КΙИG†�W†─
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#1 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
皆様
こんにちは(・ω・)
今回で5作品目と
なります(*δ艸δ*)
今まで応援して下さった方々、コレからも何卒よろしくお願いしますo(_ _*)o
今までの作品。
登場人物。
感想板について。
などなど(●゜丱゜)
:07/04/05 08:31
:W42H
:ZX.8smo2
#2 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/05 08:35
:W42H
:ZX.8smo2
#3 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/05 08:37
:W42H
:ZX.8smo2
#4 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
†登場人物†
⇒高神麗羽
「タカガミ レイハ」
ブラックキング級の能力者。
能力は聖霊使い。
⇒森原 桂
「モリハル ケイ」
ブラックキング級の能力者。
能力は神力使い。
※↑の2人は付き合っている。
⇒朱夏
「シュカ」
麗羽の契約聖霊。
聖霊の女王と呼ばれる。
⇒西蓮 柚輝
「サイレン ユズキ」
ホワイトキング級の能力者。
能力は第六感。
⇒柊崎 紫庵
「ヒイラギサキ シアン」
ホワイトキング級の能力者。
能力は星霊使い。
:07/04/05 08:40
:W42H
:ZX.8smo2
#5 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
†登場人物†
⇒森原 文夏
「モリハル アヤカ」
ブラックキング級の能力者。
能力は桂と同じく
神力使い。桂とは
兄妹である。
⇒狭殻 梁
「サガラ リョウ」
ブラッククイーン級の能力者。
能力は植物との会話
⇒裡祇兎琳
「ウラギ ウリン」
ブラックキング級。
能力は獣使い。
契約獣は鋼弦。
⇒瀬野於尭也
「セノオ タカナリ」
兎琳の血の繋がらない兄妹。
一応、獣使い。
:07/04/05 08:44
:W42H
:ZX.8smo2
#6 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/05 08:50
:W42H
:ZX.8smo2
#7 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★★★★★★★★★†お知らせ†
今から
名前募集をします♪詳しくは感想板に
カキコするので
よろしくお願いします(●゜丱゜*)
:07/04/05 09:19
:W42H
:ZX.8smo2
#8 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★king20★
─イギリス。─
※話しは日本語で書きますが、
麗羽達の会話〈麗羽と朱夏の会話以外〉は、全て英語で話している。と言う設定
です(・ω・)
:07/04/05 22:15
:W42H
:ZX.8smo2
#9 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
イギリスでの朝は…………
「おはよ麗羽。」
彼の笑みと………
「んぎょ〜ッ!!!!!」
麗羽の奇妙な悲鳴から始まる………。
:07/04/05 22:18
:W42H
:ZX.8smo2
#10 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして階下では
騒がしい朝の始まりを知らせる
麗羽の奇妙な悲鳴を聞きながら
数人がコーヒーや
紅茶をすすっているのである……
:07/04/05 22:20
:W42H
:ZX.8smo2
#11 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「また始まったのね」
「そう………
みたいですわね。」
「相変わらず
懲りない奴ねぇぇ。
いい加減、朱夏にぶっ飛ばされちゃったりして………。」
:07/04/05 22:24
:W42H
:ZX.8smo2
#12 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「それ面白い
じゃない。」
「まぁ………
ぶっ飛ばすなんて………野蛮ですわ!!」
「んもぉ〜ッ
ミシェルはジョークが通じないんだからぁ……。」
彼女達は
そんな話しをしながら、朝ご飯を食べている。
:07/04/05 22:29
:W42H
:ZX.8smo2
#13 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「そんな事
無いですわ…
ぶっ飛ばすなんて
野蛮ですもの。」
ややお嬢様
育ちで口調もお嬢様………な彼女の名は
†ミシェル・ベアトリス†
イギリス国営
能力学園の
ブラックキング級の生徒だ。。。。
:07/04/05 22:34
:W42H
:ZX.8smo2
#14 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして
「野蛮………?
そうでしょうか?」
クールな彼女の名は
†ローレン・アルセルテ†
ミシェルと
同じく
イギリス国営
能力学園の
ブラックキング級
生徒…………
:07/04/05 22:37
:W42H
:ZX.8smo2
#15 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「まぁ………
ジョークだって♪」
愉快そうな
いかにも最近の若者代表!!!!
みたいな彼女は
†リーシャ・サラ†
2人と同じく
イギリス国営
能力学園
ブラックキング級の生徒・・・・。
しかし、彼女の
リーシャ………と言う、美しい名前は
どこに行ったのだろうか……
:07/04/05 22:41
:W42H
:ZX.8smo2
#16 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
彼女自身も分かっていないようだが……………
「てか
もうすぐ来るよ?」
ニッと楽しそうな
笑みを浮かべる
リーシャ…………
そして………
:07/04/05 22:43
:W42H
:ZX.8smo2
#17 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして数秒後…………リーシャの期待に応えるかのように………
「イヤあぁぁぁぁあァアッ!!!!!!!!」
全速力で悲鳴をあげながら階段を駆け下りて来る麗羽…
:07/04/05 22:48
:W42H
:ZX.8smo2
#18 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして勢い良く
「ケイルぅぅっ
助けて〜……!!!!」
雑誌を読みふけって居たケイルと呼ばれた男子生徒の後ろにサッと隠れた。
:07/04/05 22:51
:W42H
:ZX.8smo2
#19 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして……
ケイルの前に……
「そんなに
逃げ回らなくて
いいじゃん。
ただ
おはよーのキスしようとしただけだしさぁ…」
ブーブー言いながら口を尖らす彼………
麗羽の悲鳴の元凶…………
:07/04/05 22:56
:W42H
:ZX.8smo2
#20 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「レイ………
私は日本人だから
おはよーのキスは
しないの!!!!」
「だってよ
レイ……残念でした(笑)」
「ったく………
麗羽はガードが
堅いんだから…」
:07/04/05 22:58
:W42H
:ZX.8smo2
#21 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
†レイ・ディアル†
他と同じく
イギリス国営
能力学園
ブラックキング級
生徒。
:07/04/05 22:59
:W42H
:ZX.8smo2
#22 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「私はガード堅くないし!!!!
ねっ?ケイル!!」
麗羽は隠れさせてもらった彼に訊いた。
「まぁね………
レイが鈍いだけだよ(笑)」
そして彼は
ややおっとり
した表情と口調で
応える。
この
おっとりした彼の名は……
:07/04/05 23:02
:W42H
:ZX.8smo2
#23 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
†ケイル・ラグルージャ†
ラグルージャと言う勇ましい名からは
想像できない程
おっとりしており
天然だ………
そしてやはり
他と同じく
イギリス国営
能力学園
ブラックキング級
生徒だ……
:07/04/05 23:05
:W42H
:ZX.8smo2
#24 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして
もう一人………
麗羽の悲鳴の被害者………
「ふぁぁぁ………
寝みぃ・・・・。
麗羽の悲鳴…
朝っぱらから強烈だな。」
眠たそうに
一階の部屋にある
ドアから
そう言いながら
出てきたのは、、、、。
:07/04/05 23:09
:W42H
:ZX.8smo2
#25 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「リュイ……ッ!!」
少しがっしり
した体格の
彼………
†リュイ・ティアス†
一言で言うなら
ブラックキング級
男子生徒の中で
一番マシな存在だ。
彼も皆と同じく
イギリス国営
能力学園
ブラックキング級
生徒である
:07/04/05 23:14
:W42H
:ZX.8smo2
#26 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「はよ。また何か
レイにされたわけ?」リュイは
そこにあった
トーストをかじりながら麗羽に訊ねた。
「そうなんだよ!!!
レイが
おはよーのキスとか言ってさぁ………。」
「良いじゃん
俺と麗羽の仲だろ?」
「はぁぁぁっ?」
麗羽が応えかけた時にレイが口を挟み
言い合いになる
2人………
:07/04/05 23:18
:W42H
:ZX.8smo2
#27 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
その言い合いを止めたのは……
「ウルサいよ。」
意外にも
ローレンだった。
「「はい。」」
2人はシュンとなる
:07/04/05 23:19
:W42H
:ZX.8smo2
#28 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
その
何と言って
良いのか分からない雰囲気に
ミシェルが……
「まぁまぁ……
美味しい紅茶を
飲みながら………
麗羽とレイの
出逢いって言うのを聞いてみてわ
どうでしょう?」
ニッコリと微笑んで皆の前に紅茶を差し出し、麗羽とレイを交代で見た。
:07/04/05 23:23
:W42H
:ZX.8smo2
#29 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「…………うん。。。」
麗羽はあまり
乗り気では無かったが妙な雰囲気を
どうにかする為に
話し出した。
:07/04/05 23:25
:W42H
:ZX.8smo2
#30 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
それはイギリス
行きの………
つまりは麗羽が
イギリスへ行くための飛行機に乗った事からだった………
麗羽は早起き
し過ぎてしまい…………
睡魔に襲われ
いつしか深い眠りについていた………
:07/04/05 23:28
:W42H
:ZX.8smo2
#31 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
実は
その隣………
キチンと説明すると通路を挟んで隣の席にレイは座っていたのだ。
そして
イギリスに着いても起きなかった
麗羽を起こし、
空港で別れて……
:07/04/05 23:31
:W42H
:ZX.8smo2
#32 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
この学園に来たとき………
「あ。」
彼がまず声をあげ、
「へ?」
麗羽が彼の顔を見て………
:07/04/05 23:33
:W42H
:ZX.8smo2
#33 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あぁっ!!!」
麗羽が声をあげた。
それが………
「レイとの出逢い。
ってわけ。
でも、まさかレイがこんなアホキャラ
だとは……。」
麗羽が話終えた後
話を聞いていた
レイ以外の皆が
笑い出した。
:07/04/05 23:35
:W42H
:ZX.8smo2
#34 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「そりゃ笑える…………レイ
アホキャラだって」
笑いながら
そう言う
リーシャ。
「まぁ……
学園1の能力の持ち主がアホキャラだと知られたら
学園中の笑いものだな。」
リュイも笑いを堪えながらそう言った。
そう………
レイは学園1の
能力の持ち主である
:07/04/06 07:13
:W42H
:mn2aLHlY
#35 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「本当……
まず、おはよーのキスってのが
有り得ないのよ。」
麗羽は頬を膨らませながら、ミシェルの淹れた紅茶をすすった
「そうですね。
麗羽は日本人で
レイはイギリス人だから。」
ローレンも賛成するように応え
スコーンに手を伸ばした。
:07/04/06 23:41
:W42H
:mn2aLHlY
#36 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あはは。レイを庇う意見ナシじゃん。」
リーシャは面白そうに笑う。
それにキレたのか
何なのかレイは
「うっせぇ!!!!
おはよーのキス
ぐらい普通だっての!!麗羽もいい加減
イギリスの生活に慣れろよ!」
そう言った。
:07/04/06 23:46
:W42H
:mn2aLHlY
#37 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そこで
言葉を発したのは
「まぁまぁ
仕方ないよ……。
麗羽も、学園に来て1ヶ月くらいだし、
街中さえも
あんま案内してないんだからぁ……。」
ゆっくり、のんびり話す………ケイルだ
そしてケイルの言葉を聞いて
ミシェルは手を
ポンと合わせ、
「それなら
今日は学園もお休みですし、許可をとって、麗羽に街中をして差し上げるのは
どうでしょう?」
……と提案した。
:07/04/06 23:50
:W42H
:mn2aLHlY
#38 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
その提案に
皆は言うまでもなく大賛成した……─。
「そうと決まれば
皆、準備して玄関前に集合〜ッ♪」
一番、楽しそうなのは、リーシャだった。
リーシャの言葉を
聞いて、他の皆は
部屋に戻り、準備を
始めた。
:07/04/06 23:53
:W42H
:mn2aLHlY
#39 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★king21★
─日本……。─
※今回から
king21とking20が、代わり番こに
出てくる事になります(●゜丱゜*)
ご了承下さい。
:07/04/06 23:55
:W42H
:mn2aLHlY
#40 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
いつもと変わらない朝が来た──……
麗羽がイギリスに
旅立って
約1ヶ月経った。
:07/04/06 23:58
:W42H
:mn2aLHlY
#41 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
今日から
俺、森原桂は高3になる……──。
梁や文夏、兎琳達も
進級し、
柚輝や紫庵達は
一般部に行った。
:07/04/07 00:03
:W42H
:6zzRwJgM
#42 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽もあっちで
高3になった──…………
手紙や電話で聞く
限り、何ら変わりなく、あっちでも
生活しているらしい
:07/04/07 00:05
:W42H
:6zzRwJgM
#43 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
コンコン……ッ
桂の部屋のドアが
ノックされた。
「はい?」
桂はドアを開ける。
そして……
:07/04/07 00:09
:W42H
:6zzRwJgM
#44 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
いつもと同じように
ドアの前には、
梁、兎琳、文夏が立っていた。
少し違うのは
今日から文夏が
高等部に上がって
来たくらいだ。
:07/04/07 00:11
:W42H
:6zzRwJgM
#45 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして
いつものように
校舎に入り、
その後、講堂で
始業式が始まった。
学園長の話しは
そこまで長くない
そして
生徒会長の話しもだ。
だから
始業式が終わるのも早かった
:07/04/07 00:13
:W42H
:6zzRwJgM
#46 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして教室に帰る。
クラスは梁とは
離れたが、兎琳とは
何故か一緒だった。
……ザワザワ──。
教室内がざわつく
新しいクラスに
馴染むためだろうか──………
:07/04/07 00:16
:W42H
:6zzRwJgM
#47 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
別に俺はクラスに
馴染むつもりは
あまりない。
ただ………
麗羽が隣にいないのは、結構………
堪える。
:07/04/07 00:18
:W42H
:6zzRwJgM
#48 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
すると………
「桂ちゃん!!」
耳元でそう叫ばれた
「何?」
俺は耳を押さえながら訊いた。
:07/04/07 00:19
:W42H
:6zzRwJgM
#49 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「だーかーらーッ!!
麗羽から
手紙、来たでしょ?
何て書いてあったの?」
兎琳はワクワクしながら訊いてくる。
それに俺は
「最近どうか?
こっちは良い感じ。
系な内容だった。」
簡潔に応えた
:07/04/07 00:22
:W42H
:6zzRwJgM
#50 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「へぇ♪
つかさ………
桂ちゃん、
眉間にシワ……
寄ってるよ?
もうちょっとクラスに馴染んだら?」
兎琳はニコニコ笑いながら桂の眉間に指を置いた。
「めんどい。」
桂は一言
そう言って
ふて寝した……─。
:07/04/07 00:25
:W42H
:6zzRwJgM
#51 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「もぉ〜〜……!!!
麗羽が居なくて
辛いのは桂ちゃん
だけじゃ無いんだからね!!?
明日、まだ
そんなようだったら手紙で麗羽に報告するからねっ!!!!!」
兎琳は
桂にビシッと指を指し、言い切った。
「………分かったよ。麗羽を心配させたくねぇ。」
桂は素直に返事をして、立ち上がり
男子生徒のグループに入って行った
:07/04/07 00:29
:W42H
:6zzRwJgM
#52 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ったく
それで良いのに…………素直じゃ無いってか、、、、。何だかなぁ。」
その桂の後ろ姿を見て、苦笑した後
兎琳も女子生徒のグループに入って行った。
:07/04/07 00:30
:W42H
:6zzRwJgM
#53 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★king20★
─イギリス…。─
〜街中案内〜
※これからは
─●●●─
がタイトル、
〜●●●〜
がサブタイトル
になります。
:07/04/07 07:15
:W42H
:6zzRwJgM
#54 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
あれから
麗羽達は準備をして玄関前に集合した。
「じゃあ
まずはメインストリートねぇ♪♪」
リーシャが元気良くそう言って
皆の前を歩いていく
:07/04/07 14:44
:W42H
:6zzRwJgM
#55 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽は目を輝かせる日本とは違う
新鮮さに───……
「昼間でも
人が多いんだねぇ」
麗羽は感心しつつ
そう言う。
「あら
そうですか?
あぁ……
今日は広場の方で
パレードが
あるからかも
しれませんね。」
ミシェルがその言葉に、少しびっくり
したような笑みで
そう言った。
:07/04/07 17:57
:W42H
:6zzRwJgM
#56 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「えっ……。
パレード有るの?
観たいなぁ。」
麗羽もミシェルの言葉に驚き
また目を輝かせた。
「じゃあ
まだ時間あるし
そこら辺を回って
その後
パレード……
見に行く?」
ローレンが笑み
どこから持ってきたのかパレードについてのパンフレットを見た。
:07/04/07 18:30
:W42H
:6zzRwJgM
#57 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「いいの?」
麗羽は目を輝かせたまま訊いた。
「いいよ!!
今日は麗羽に付き合うからさ♪」
リーシャがニッと
笑顔を麗羽に向けた
:07/04/07 18:33
:W42H
:6zzRwJgM
#58 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「やったぁ!!!
ありがとう」
目を輝かせたまま
麗羽はミシェル達の手を代わる代わる
握った。
「いぃえ!!
じゃあ時間まで
歩こっか♪」
リーシャはそのまま麗羽の手を握り締め歩いた
:07/04/07 18:46
:W42H
:6zzRwJgM
#59 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そうして
女子4人が前を行くなか………──。
後ろを歩いている
男子生徒───……
レイ・リュイ・ケイルは……──
:07/04/07 20:44
:W42H
:6zzRwJgM
#60 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ねぇ─……
レイ。」
ケイルがレイを呼ぶ
「何だよ?」
レイが不機嫌そうに答える。
「レイは麗羽の
“友達として”好きなの?
それとも…………
“1人の女性として”好きなの?」
ケイルがいつもの
あどけなさが残る表情で訊く…───。
:07/04/07 20:49
:W42H
:6zzRwJgM
#61 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「どういう意味だ?」レイの眉が
ピクッと動く。
「だからぁ………
わざわざ毎朝
麗羽の部屋に行くのは、麗羽にレイの姿を焼き付けようと
しているんじゃ
無いの?」
レイの痛いところをつく………──。
:07/04/07 20:57
:W42H
:6zzRwJgM
#62 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「っ………
さぁな。」
レイはそれだけ
言うと表情をコロッと変え、麗羽達の方に行った。
:07/04/07 21:30
:W42H
:6zzRwJgM
#63 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「全く………
素直じゃないねぇ…………。」
むぅとした表情で
ケイルはリュイに
そう言いながら
レイの後ろ姿を見た
「まぁな………
レイは少し
そこには臆病なんだろ。」
リュイは苦笑しながら応えた。
:07/04/07 22:00
:W42H
:6zzRwJgM
#64 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あの件があったから?誰だっけ……………?あっ……
ホワイトクイーン級のシェルに裏切られた………からかな?」 ケイルがそう言い
首を傾げながら
歩いていると
前から麗羽が
ケイルとリュイを
呼んだ。
:07/04/07 22:22
:W42H
:6zzRwJgM
#65 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「まぁ
麗羽に惹かれるのは分かるけどねぇ。」
ケイルはふぅ
と息を吐き
麗羽のもとへ
向かった。
それに続きリュイも麗羽のもとに行った
:07/04/07 22:47
:W42H
:6zzRwJgM
#66 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「何してたの?
あっ!!あのね、
あそこのカフェ
に行きたいけど
良いかな?」
麗羽が申し訳なさそうにケイルとリュイに訊く。
訊かれた2人は同時に
「OK……!!!」
と言った
:07/04/07 22:55
:W42H
:6zzRwJgM
#67 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そうして
カフェに入る
7人………
一気に視線が集まる
「………?」
麗羽は不思議がるが、他の皆は
さほど気にしていない様子なので
麗羽も気にしない事にした。
:07/04/07 23:05
:W42H
:6zzRwJgM
#68 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ご注文は?」
店員が訊く。
「じゃあ私は
いちごムースと
アップルティー
をお願いしますわ。」早々と決めたのは
ミシェル。
その後
淡々と注文して
店員が奥に消えて行った。
:07/04/07 23:12
:W42H
:6zzRwJgM
#69 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
数分して
注文されたものが
運ばれてきた。
そして
皆の前に置かれる。
皆は
注文したものを
飲んだり
食べたり
し始めた。
:07/04/07 23:16
:W42H
:6zzRwJgM
#70 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
すると………
「んっ………。」
レイが声を漏らした
「どしたの?」
麗羽が訊く。
「頼んだものと
違う…………。
俺、レモングラス………頼んだんだけど、、、、、。ダージリンがきてる。」
またもや不機嫌そうにレイが応えると
:07/04/07 23:19
:W42H
:6zzRwJgM
#71 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「じゃあ
交換する?
私もレモングラスだし、、、。
はいっ!!!」
麗羽はニコッと笑いレイの持っていた
ダージリンティーの入っているカップとレモングラスの入っているカップを取り替えた
:07/04/07 23:21
:W42H
:6zzRwJgM
#72 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「良いのか?」
レイは訊いた。
「良いよ。
レイはレモングラスが良いんでしょ?
私は何でもいけるし………良いじゃない♪」
麗羽は尚もニコッと笑った。
「ありがとう……」
レイは顔を真っ赤にさせながら
お礼を言った
:07/04/07 23:28
:W42H
:6zzRwJgM
#73 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「いいえ♪」
麗羽はそう言って
ダージリンティーをすすった。
そして
お金を払って
パレードのある
広場へ向かった
:07/04/07 23:29
:W42H
:6zzRwJgM
#74 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★king21★
─日本……。─
〜不安。麗羽が居ること〜
:07/04/07 23:31
:W42H
:6zzRwJgM
#75 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
>>39-52前回─日本……。─
更新分。
今日は始業式だったので
わりと早く帰れた……
桂は机の上に
鞄を置いた。
:07/04/08 07:58
:W42H
:7J3e//qE
#76 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして
ポケットから携帯を取り出して
麗羽の携帯に電話をかけた。
:07/04/08 08:02
:W42H
:7J3e//qE
#77 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
桂は麗羽とのやり取りにメールを使わない。
それは何故か……?
電話は……
麗羽の柔らかな………そして響きのある声が聴けるから…─
手紙なら─……
懐かしい……
麗羽の字が見れるから………───。
:07/04/08 08:06
:W42H
:7J3e//qE
#78 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
けど
メールだと──……麗羽の様子なんて
これっぽっちも
分からないから…………
本当は元気がなくても…………
メールなら元気があると思わせる事ができる、、、、、。
電話や手紙なら
声の調子などから
麗羽がどんな状況なのかが分かるから……………
だから桂は
メールを使わない。
:07/04/08 08:23
:W42H
:7J3e//qE
#79 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
プルルルル……────
プルルルル──…………
プルルルル……───ッ
:07/04/08 11:05
:W42H
:7J3e//qE
#80 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「はい?」
麗羽が電話に出た。
「あっ……
俺だけど、、、、
最近どう?」
桂が言葉を詰まらせながら訊く。
:07/04/08 11:16
:W42H
:7J3e//qE
#81 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「普通だよ。
桂は…………?」
いつも通りの麗羽の柔らかい声…………………
安心する。。。。
「俺も普通。
今……何してる?」
:07/04/08 11:20
:W42H
:7J3e//qE
#82 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ん〜……
今からパレード
見るとこ♪
あっ……ごめん
皆が呼んでるから
またかけ直すね。」
ピッ…………。。。。。
「おう………。
後でな。」
:07/04/08 11:27
:W42H
:7J3e//qE
#83 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「…………。」
桂は麗羽に切られた後、しばらく
携帯の液晶画面を
見た…………
そして
ボスッ……!!!!
枕に顔をうずめた。
:07/04/08 11:30
:W42H
:7J3e//qE
#84 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/08 11:34
:W42H
:7J3e//qE
#85 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「くそっ………。」
“麗羽の応援をしたい”
そう思ってるのに……………
:07/04/08 15:41
:W42H
:7J3e//qE
#86 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
心のどこかで
“麗羽を直ぐに学園に連れ戻したい”
なんて思ってる………………
:07/04/08 15:43
:W42H
:7J3e//qE
#87 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/08 15:44
:W42H
:7J3e//qE
#88 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
腹立たしくて
腹立たしくて………………
仕方がない………。
嫉妬なのか……?
それとも…………
:07/04/08 15:46
:W42H
:7J3e//qE
#89 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「不安なのか……?」
「ッ……!!!?」
部屋には桂しか居ないはずだ………
なのに
聞き覚えのある声がした……
:07/04/09 00:04
:W42H
:tRsFJbtI
#90 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「よぉ………。
これ……渡しとけってさ。」
彼は桂にあるものを差し出した。
そして
出て行こうとする………
:07/04/09 00:12
:W42H
:tRsFJbtI
#91 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ちょっと待て……」
その彼を
桂が止めた………
:07/04/09 00:17
:W42H
:tRsFJbtI
#92 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「何だよ……。」
彼は迷惑そうな顔をする…………
「さっき…………
何で、、、、俺の思ってる事が分かった?」
そんな彼に桂が
たどたどしく訊く。。
「何でって………
能力使ったから。」
彼はさも当たり前のような言い方で応えた
:07/04/09 00:42
:W42H
:tRsFJbtI
#93 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「能力を使った……………?」
桂は混乱する…─。
「お前───……
俺の能力
知らねーの?
俺の能力は………」
彼は呆れ顔で
そう言った………。
そう………
彼の能力は、、、、、。
そして
彼の名は…………。
:07/04/09 20:04
:W42H
:tRsFJbtI
#94 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/09 20:33
:W42H
:tRsFJbtI
#95 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「もう少し………
時間があるようですわね。。。。」
ミシェルが
口元に手を当てながらそう言った。
「みたいだな。」
リュイがそれに応えた。
………と会話を
していた
その時…………
:07/04/09 20:39
:W42H
:tRsFJbtI
#96 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
ヴーヴーヴーヴー………………
「あ………。
ごめん。」
麗羽の携帯が鳴った
:07/04/09 20:41
:W42H
:tRsFJbtI
#97 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
ピッ………
麗羽は急いで
「はい?」
電話に出る。
着信は……
「あっ……
俺だけど、、、、
最近どう?」
桂からだ…………
:07/04/09 20:58
:W42H
:tRsFJbtI
#98 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「普通だよ。
桂は…………?」
麗羽は優しい口調で応え、
桂に訊いた。
「俺も普通。
今……何してる?」
桂も麗羽と同じようだ………
また訊く
:07/04/09 21:03
:W42H
:tRsFJbtI
#99 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
その電話の最中に…………
「麗羽、もうすぐ
始まるわよ。」
ローレンが麗羽を
呼んだ。
それに応えるかの
ように……
麗羽は頷き
「ん〜……
今からパレード
見るとこ♪
あっ……ごめん
皆が呼んでるから
またかけ直すね。」
そう言って
電話を切った。
:07/04/09 21:08
:W42H
:tRsFJbtI
#100 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
皆のとこへ
駆け寄ると
早速
「今の電話の相手、
誰っ!!!!?」
と、皆に質問を浴びせられた………
しかし
麗羽はにっこりと
笑っただけで
応えなかった………………
皆は
少し不満げだったがそれよりも
パレード!!!って事だったため
根掘り葉掘り
訊かれはしなかった
:07/04/09 21:14
:W42H
:tRsFJbtI
#101 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
…………
いよいよパレードが始まった───。
しかし───
(見───見えないし………)
イギリスの人達は
皆、
(背が高すぎなんだよぉぉっ!!!!!)
背が高い………
:07/04/09 21:22
:W42H
:tRsFJbtI
#102 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
だから………
パレードだって
音が聞こえるだけだ、、、、。
「大丈夫か麗羽?」
心配なのか朱夏が
麗羽の耳元で訊ねた
「微妙………
見えないの。」
麗羽は正直に
応えるが、こんな
ところで
能力は使えない。
:07/04/09 21:26
:W42H
:tRsFJbtI
#103 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
(う゛ぅっ………
見たいよぉ……)
麗羽は半ベソを
かく………
すると、、、、。。。
フワッ………!!!!
:07/04/09 21:34
:W42H
:tRsFJbtI
#104 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ほへ?」
いつの間にか
レイに抱きかかえられていた………
:07/04/09 21:35
:W42H
:tRsFJbtI
#105 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ちょちょちょ……………ちょっ…………ちょっと、、、、、。
重いから下ろして!」麗羽は困惑し、
噛みに噛みまくってレイにそう言った。
「重くない。。。。
レモングラスの時のお返し……………どうせ、見えなかったんだろ?
だからこれで良いだろ?」
レイは笑みながら
よっと
麗羽をもう一抱えした。
:07/04/09 21:39
:W42H
:tRsFJbtI
#106 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「…………ありがと。よく、、、、見える。」
麗羽は
カァッ……──と
照れながら
レイにお礼を
言った。
「どういたしまして」レイはニッと
笑って応えた。
:07/04/09 21:44
:W42H
:tRsFJbtI
#107 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
それから
パレードを全て
見終え、学園の
特別寮──………
つまりは
麗羽達が生活している寮に帰ったのは
午後7時を回っていた………
:07/04/09 21:47
:W42H
:tRsFJbtI
#108 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「じゃあ
ちょっと部屋行くね」麗羽は微笑んで
自分の部屋に行った
そして皆は……
いや、、、、ローレンとケイル以外は……………
:07/04/09 22:03
:W42H
:tRsFJbtI
#109 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽の部屋のドアに耳をそばだてた。
そんな事を知らない麗羽は………
ピッピッ………
携帯のキーを押し、、
プルルルル………
プルルルル……──っ
:07/04/09 22:08
:W42H
:tRsFJbtI
#110 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
電話をかける──
相手は勿論
ピッ──……
「麗羽……?」
桂だ。
:07/04/09 22:12
:W42H
:tRsFJbtI
#111 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「そだよ。
桂、何してた?」
「寝てた。」
「えっ………
嘘!!ごめんね。」
「何が?」
:07/04/09 22:16
:W42H
:tRsFJbtI
#112 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「起こしちゃったから。」
「気にすんなよ。
麗羽は何してたわけ?」
「パレード見て
ご飯食べて
帰ってきたとこ。」
:07/04/09 22:18
:W42H
:tRsFJbtI
#113 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「楽しかったよ。
桂達は今日から
新学期だったんだよね?」
「そっか……
楽しかったか(笑)。
……あぁ
文夏が高等部に上がった。」
「へぇ♪♪
進級おめでとう。」
「ありがとう。」
:07/04/09 22:24
:W42H
:tRsFJbtI
#114 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そんな
たわいない話をして、、、、、。
30分くらい
話しをして
電話を切った。
その瞬間。。。
:07/04/09 22:28
:W42H
:tRsFJbtI
#115 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「麗羽ぁぁ★★
電話の相手、誰っ?」 リーシャが
そう言って
部屋に飛び込んできた。
そして
その後ろから
レイやミシェル
リュイが次々に部屋に入ってくる
:07/04/09 22:32
:W42H
:tRsFJbtI
#116 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「え?聞いてたの?」麗羽は目を円くさせる。
「もっちろん♪♪
ねぇねぇ、誰なのぉぉ?」
リーシャが麗羽に
詰め寄る
:07/04/10 21:57
:W42H
:qe5RfilA
#117 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あはは………
友達だよ。」
麗羽は軽くニコッと笑い応えた。
「なぁんだ。
つまんないの。」
麗羽の応えを聞くとリーシャは口先を
尖らせ、サッサと
麗羽の部屋から出て行った。
:07/04/10 22:01
:W42H
:qe5RfilA
#118 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
しかし………
「ミシェル……?」
ミシェルは
部屋から出ていかず
パタン……
:07/04/10 22:09
:W42H
:qe5RfilA
#119 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽の部屋のドアを優しく閉め、
にっこり笑い………………
「本当ですか……?」麗羽に訊いた。
:07/04/10 22:21
:W42H
:qe5RfilA
#120 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「へ?」
麗羽は訊ね返す
「だ、か、ら………。」ミシェルはウィンクしながら
ムズッ………
麗羽の胸ぐらを掴んだ
:07/04/10 22:27
:W42H
:qe5RfilA
#121 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「!!!!!?」
麗羽はまた
目を円くさせた。
「だから………
本当っに
電話の相手が友達かって訊いてんの!!
応えろよな。」
ミシェルの眉間にシワがよる。。。。。
そして
胸ぐらを掴んでいた手がパッと離れ
ドサッとベッドに
座り込んだ
:07/04/10 22:33
:W42H
:qe5RfilA
#122 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽はベッドに倒れ込み、
ミシェルは
麗羽の隣に座り、
「どうなの……?」
………と
言いかけたところで
ハッと我にかえったのか…………
:07/04/10 22:35
:W42H
:qe5RfilA
#123 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あら………
イヤですわ。
ちょっと………いや、、、つい………
うふふ。お気になさらないで。」
ミシェルはもとの
甘い笑みに表情を
もどし、そう言った。
しかし麗羽は
先程のミシェルを
見てから
混乱状態に陥った。
そして
「本当に
友達なのかしら?」
と言うミシェルの声で現実に引き戻された
:07/04/10 22:44
:W42H
:qe5RfilA
#124 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「えっと…………
内緒だよ?
彼氏から。」
麗羽は現実に引き戻された後
照れながら笑った
「まぁ
そうですの?
それは良い事ですわ……。私と麗羽の秘密ね。分かったわ。 本当にさっきは
ごめんなさいね。
それじゃ
ディナーの用意した後に呼びに来ますわ」
ミシェルはもう一度うふふ。と甘い笑みをこぼし
そう言って
麗羽の部屋から出た
:07/04/10 22:48
:W42H
:qe5RfilA
#125 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽は
ミシェルが部屋から出た後………
枕に顔をうずめて
そのまま
ミシェルの声がするまで
眠った。
:07/04/10 22:52
:W42H
:qe5RfilA
#126 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
ミシェルは部屋を出て、
ふぅっと息を吐いた
「やっぱり………。
レイはコレから
どうするのかしら。
しかも麗羽は鈍感だし………うふふ……………コレからが
楽しみですわ。」
そして
そう言って
妖しい笑みを浮かべながら
階段を下りた
:07/04/10 22:56
:W42H
:qe5RfilA
#127 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★king21★
─日本……。─
〜君の存在は
胸にある。だから
離れていても良いなんて〜
:07/04/10 23:00
:W42H
:qe5RfilA
#128 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/10 23:03
:W42H
:qe5RfilA
#129 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「知らねぇ。
柚輝の能力なんか。」フイッと桂は柚輝から目をそらした。
そう
彼は………
麗羽の、、、、
元……婚約者の
西蓮柚輝。
今では
桂の友達と言うか
仲間のよいな存在だ
:07/04/10 23:07
:W42H
:qe5RfilA
#130 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「はぁ………
俺の能力は
全六感。意味、分かるだろ?
視覚・聴覚・嗅覚
味覚・触覚・六巻。
だから
桂に触れたら
桂の気持ちくらい
読める。
普段は封じてるけどさ。」
柚輝は眉間にシワをよせつつ微笑しながら桂に説明した。
:07/04/10 23:12
:W42H
:qe5RfilA
#131 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「じゃあ
俺に触ったんだ。」
桂はさほど
驚く事なく訊いた。
「あぁ。触れた。
まぁ………
それだけ。
写真も渡したからな。」
柚輝はそう言って
桂の部屋を出る。
………が
もう一度
桂の部屋に入り
:07/04/10 23:20
:W42H
:qe5RfilA
#132 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
ポンポンと桂の頭を優しく叩き、
「何でも
1人で抱え込むな。
麗羽が居ない辛さは皆、分かってるんだから。」
そう言って
次は本当に
部屋から出て行った
:07/04/10 23:22
:W42H
:qe5RfilA
#133 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
柚輝が出て行った
後に桂は柚輝から
渡された物を見た。
桂の手紙に入れ忘れた写真らしい………………
そこに写っていたのは、麗羽と
イギリスのブラックキング級の仲間
らしい。
:07/04/11 22:23
:W42H
:SCA73ezE
#134 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽の右隣には
いかにも
お嬢様らしき人物。。
つまりミシェルが………
左隣には………
ふつうのイギリス人、、、、しかし
何故か親しみを感じてしまう笑みの……………
つまりレイが居た。
:07/04/11 22:27
:W42H
:SCA73ezE
#135 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ったく…………
浮気すんじゃねぇぞ麗羽。。。」
桂は
そう呟き
溜め息をついた。
そして
ふと思った。
:07/04/11 22:29
:W42H
:SCA73ezE
#136 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
どれだけ離れていても、麗羽の気持ちは
こちらにあり
あちらには無いのではないかと………
そう思うと
気が軽くなるような気がした。
そして
桂はそのまま
食堂に向かった……………。
そして翌日から
ある話し合いが行われるとも知らずに…………
:07/04/11 22:32
:W42H
:SCA73ezE
#137 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
●●●●●●●●●長かった
king21、king20
はコレで終わりです(●゜丱゜*)
コレからは
どちらか一方が
1話ずつとなります
:07/04/11 22:35
:W42H
:SCA73ezE
#138 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★king22★
─気付いて下さい─
〜気付いて下さい
僕の気持ちに……………君に届け
この思い。〜
前回イギリス側
更新終了時
>>126
:07/04/11 22:42
:W42H
:SCA73ezE
#139 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ごちそうさまでした。」
つい先ほど
麗羽は夕食を食べ終え
フォークを置いて
そう言った。
「お口にあいましたか?」
ミシェルは
いつものように笑んだ。
:07/04/11 22:45
:W42H
:SCA73ezE
#140 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「うん。」
麗羽はいつも通り
笑って応えた。
そして
席を立ち、
「先に風呂に行くね」そう言って
風呂に向かった
:07/04/11 22:52
:W42H
:SCA73ezE
#141 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「いつみても広いねぇ………。」
麗羽は湯船に浸かりつつ呻く。
「そうだな。。。
日本の2倍くらい
ありそうだ。」
朱夏もそれに
頷いた。
こちらの大浴場は
日本より2倍くらいあるらしい。。。。。。
:07/04/12 07:01
:W42H
:tC72eg92
#142 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そうして麗羽は
湯船にゆっくりと
浸かり
目を瞑った。
:07/04/13 00:02
:W42H
:dj4Xniu2
#143 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽が湯船に浸かっている間…………………
ミシェルやレイ達は椅子に座ったまま
お互いを見合った。
:07/04/13 00:05
:W42H
:dj4Xniu2
#144 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そこで一番始めに
口を開いたのは
「ねぇ……レイ。」
ミシェルだ。
「何?」
レイは素っ気なく
返事をする。
:07/04/13 00:09
:W42H
:dj4Xniu2
#145 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「アナタの思い
このままじゃ
いつまでも届かないのでは無いかしら?」
ミシェルは
注いだ紅茶をすすりながら
レイを見て
そう言った。
「どういう事だ?」
レイは眉間にシワを寄せる
:07/04/13 00:12
:W42H
:dj4Xniu2
#146 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「………。」
ミシェルは呆れたように再度
紅茶をすすり
目を伏せたまま
何も応えない。
その代わりだろうか、、、、
「だから………
レイは麗羽が好きなんでしょ?
それに麗羽は気付いていないから
どうするかって
事でしょ。。」
ローレンが
呆れたような表情を見せながら言った
:07/04/13 00:15
:W42H
:dj4Xniu2
#147 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「それは………。」
レイが言葉を詰まらせる。
「それは?」
そんなレイに言葉で詰め寄るローレン
:07/04/13 00:19
:W42H
:dj4Xniu2
#148 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「分からない。」
レイが俯く。
それに
痺れを切らしたのか次はリーシャが……………
:07/04/13 20:46
:W42H
:dj4Xniu2
#149 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「分からない?
ただ行動しないための言い訳よソレ。
いつも身勝手なんだから、その身勝手さで麗羽にアタックしなさいよ!!!!」
レイの胸ぐらを掴み、睨み付けながら
そう言った。
:07/04/13 21:38
:W42H
:dj4Xniu2
#150 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そこにミシェルが
「もしかしたら
レイの入る
隙は1ミリも無いかもですけれどね。」
いつもの甘い笑みをこぼしながら
また紅茶をすすった
:07/04/13 21:52
:W42H
:dj4Xniu2
#151 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「それはどういう事なの、、ミシェル?」
ローレンは読んでいた本から目を離し
ミシェルに訊いた。
「さぁ………?
どういう事でしょう……ウフフ。
まぁ、、、そうとう
頑張らなければ
レイに勝ち目は
無いって事ですわ。」また甘い笑みをこぼし、目つきをかえた。
鋭い眼差しをそう言いながら、レイに向けた
:07/04/13 22:21
:W42H
:dj4Xniu2
#152 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして………
「レイ、、、、
ここで私達が協力する事も・・・・・・・
もちろんできますわ。。。
でも、私は協力
しませんわ。
理由は……………
分かりますわよね? それじゃあ
頑張って下さいね
私は麗羽もレイも好きですから…ね?」
そう言って
ミシェルはティーカップを台所に起き
大広間に去って行った
:07/04/13 22:33
:W42H
:dj4Xniu2
#153 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
それから
大広間は一時シンと静まり返った。
「まぁ
ミシェルの言うのも無理はないんじゃないかしら。
幸せを掴むのも
幸せを逃がすのも
麗羽を捕まえるのも
麗羽を手放すのも
レイの勝手。
でも、頑張らなきゃ
何も始まらない。
そういう事でしょ。。」
ローレンは
ふぅ……と
話し終えると
自分の部屋に吸い込まれるように消えていった
:07/04/13 22:44
:W42H
:dj4Xniu2
#154 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
また大広間に静けさが戻った。
「レイ。。。。
頑張りなよ。
皆、アンタを応援してるから。
結果が
どうであれ………よ 行動から始めな。」
リーシャはニッと
笑い外に出た
:07/04/13 22:51
:W42H
:dj4Xniu2
#155 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
これで
大広間に残ったのは………
レイ・ケイル・リュイになる。。。。
そして
一番先に口を開いたのは
「頑張ってね。
応援するからさ。
協力はしないけど」
ケイルだった
:07/04/13 23:10
:W42H
:dj4Xniu2
#156 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あぁ。」
レイは皆に
何かと言われ
ぐだぐだになりながら、力無く笑い
応えた。
「チャンスは
自分で掴むものだからね。
じゃあ
レイが風呂上がったら呼びにきて。」
ケイルもそう言って自分の部屋に戻った
:07/04/13 23:33
:W42H
:dj4Xniu2
#157 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「皆、いいやつだな。」レイが苦笑しながらリュイにそう言った
「そうだな。
だから、、、、
頑張れよ。」
リュイは優しく笑みレイ肩をポンと
叩き、
数分後……自分の部屋に戻った
:07/04/14 07:31
:W42H
:.VF3yETs
#158 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
大広間に
レイだけが残った。
時計の秒針の音が
微かに大広間に響いた。
レイは立ち上がり
コーヒーをカップに注いだあと、また
椅子に座った
:07/04/14 19:02
:W42H
:.VF3yETs
#159 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
分かってる…………………
俺は麗羽が好きだ。
でも
“好き”と言った
途端に麗羽が離れて行くような気がして………
:07/04/14 19:23
:W42H
:.VF3yETs
#160 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
言えないんだよ…………
“好き”なんて……………
でも、、、、
:07/04/14 20:04
:W42H
:.VF3yETs
#161 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
皆が応援してるんだ……───。
いつまでも
躊躇ってなんか────
いられないんだ。
:07/04/14 20:25
:W42H
:.VF3yETs
#162 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
躊躇ってなんか……………
イラレナイ。。。
躊躇って…………………
なんかな………
:07/04/14 21:47
:W42H
:.VF3yETs
#163 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「レイ………
レイっ!!!?」
どこかで麗羽の声がする。
透き通った、、、、
輝きのある声が…………
:07/04/14 22:23
:W42H
:.VF3yETs
#164 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/14 22:27
:W42H
:.VF3yETs
#165 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
何だ………?
瞼が重い。
あれ?
「こんなとこで
寝ちゃだめだよ!!」
何時の間にか
麗羽が居る。
:07/04/14 22:41
:W42H
:.VF3yETs
#166 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「麗羽?」
俺は麗羽の名前を思わず呼んだ。
麗羽がそこに居ることを確認するために。。。。
「何?
あっ!!!風呂上がったよ。」
麗羽はすぐそこに
居た。
「良かった………」
:07/04/14 22:53
:W42H
:.VF3yETs
#167 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「何が?」
麗羽は笑んでレイに訊いた。
「あっ………と」
レイは思わず口にしてしまった事に
後悔し、口を抑えた。
そして、、、
左⇒麗羽、右⇒ミシェル。 イラスト提供⇒美星¢ [jpg/30KB]
:07/04/14 23:27
:W42H
:.VF3yETs
#168 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
話しを変えるためにレイは麗羽をみた。。
ふと、麗羽の指輪に目がいった。
その指輪を見てレイは率直に
「指輪、キレイだな。」と言った
:07/04/14 23:36
:W42H
:.VF3yETs
#169 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「これ?
キレイでしょ?
私の宝物なんだっ♪」
麗羽は嬉しそうに
笑って応えた
「へぇ………。
誰かから贈り物?」
レイは返事をし
麗羽に訊ねた
:07/04/14 23:38
:W42H
:.VF3yETs
#170 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「へへ……
まぁねっ♪
将来を約束した人かな。
じゃ、私
寝るからね♪
おやすみ〜」
麗羽は話すだけ
話してその場を去ろうとしたトコロ…………
「麗羽。」
レイに引き留められた。
文夏。イラスト提供者⇒美星¢ [jpg/30KB]
:07/04/14 23:47
:W42H
:.VF3yETs
#171 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「何?」
麗羽が返事をして、振り返った。
その瞬間に
サラッ………
:07/04/14 23:52
:W42H
:.VF3yETs
#172 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽の髪に
レイの手が触れた
「どしたの?」
麗羽は周りに
?を飛び交わせながらレイに訊いた。
「ゴミがついてたから。じゃ、おやすみ」
レイはパッと手を離し、そう言って
笑ったあとに
麗羽の髪をもう一度撫でた。
:07/04/15 00:03
:W42H
:IIQ1jAMw
#173 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「変なの。
おやすみ」
麗羽は笑って
自室に戻った。
それから
レイは手を名残惜しそうに見つめ
風呂に入った
:07/04/15 00:19
:W42H
:IIQ1jAMw
#174 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
翌朝………──。
「う〜………ん。」
麗羽は目を覚ました
:07/04/15 00:21
:W42H
:IIQ1jAMw
#175 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あれ………?」
麗羽が不思議そうな声をだす
「どうした?」
先に起きていた
朱夏が訊く
:07/04/15 00:31
:W42H
:IIQ1jAMw
#176 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「レイがいつもなら
居て
おはよーのキスとか言うのになぁ…………って。」
麗羽はベッドから
起き上がり
服を着替えながら
応えた
:07/04/15 00:35
:W42H
:IIQ1jAMw
#177 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「確かに………
変だな。」
朱夏もそれに気付いたらしく
頷いた。
「変だね。
まぁいっか……
ご飯食べなきゃ」
麗羽はそう言い
階下に下りて行った
:07/04/15 00:41
:W42H
:IIQ1jAMw
#178 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
朱夏も麗羽について階下に下りた。
トーストの良い匂いと
ミシェルの注いだ、紅茶の甘い匂いが
大広間にただよった
:07/04/15 00:45
:W42H
:IIQ1jAMw
#179 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「おはよ。」
麗羽はそう言いながら、椅子に座った。
それにあわせ
朱夏も隣に座る。
そして
座ったと同時に
朝食が運ばれてきた
:07/04/15 00:48
:W42H
:IIQ1jAMw
#180 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「おはようございます。」
ミシェルは
ニコッと笑いながら麗羽の前に
砂糖やミルクを差し出した。
「ありがとう。」
麗羽も
その笑みにつられ
ニコッと笑った
:07/04/15 00:51
:W42H
:IIQ1jAMw
#181 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして
「おはよう。」
「おっはよ〜っ♪」
「お……はよ。」
「おはよぉ。」
次々に
皆は麗羽に
挨拶をした。
そして………
「おはよ。」
レイも挨拶をした
:07/04/15 00:54
:W42H
:IIQ1jAMw
#182 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ん。おはよ。」
麗羽は
もう一度
皆に挨拶をして
トーストを食べ始めた
:07/04/15 00:56
:W42H
:IIQ1jAMw
#183 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「今日から
また一週間
学校ですわね。」
ミシェルが
いつものように
紅茶をすすりながら言った。
「そうだな。
でも、この寮で
一緒でも、クラスは
違うもんなぁ。」
リュイもミシェルと同じく、紅茶をすすりながら、そう言った
:07/04/15 07:45
:W42H
:IIQ1jAMw
#184 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「確かにそうね。
私とケイルと
ミシェルが
A組で
麗羽とリュイが
B組で
リーシャとレイ
がD組
だから。。。」
ローレンが
クロワッサン
ちぎって食べながら言う。
:07/04/15 08:42
:W42H
:IIQ1jAMw
#185 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「まぁ
遊びに行けば
問題ないよ。
んじゃ
ごちそうさま。」
麗羽は朝食を食べ終え、椅子から立ち上がって
そう言い
自室に一旦
戻った
:07/04/15 08:48
:W42H
:IIQ1jAMw
#186 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「まぁ
麗羽の言うとおりね──……
とりあえず
準備して
学校に行くわよ。」
ローレンも
朝食を食べ終え
そう言い自室に戻った。
:07/04/15 09:01
:W42H
:IIQ1jAMw
#187 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
それから
他の皆も
朝食を食べ終え
後で
玄関前に集合となった
:07/04/15 09:19
:W42H
:IIQ1jAMw
#188 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
玄関前………
「では
行きましょう。」
ミシェルが
にっこりと笑み
前を歩いた
:07/04/15 10:21
:W42H
:IIQ1jAMw
#189 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
寮から学園までは
約500mくらい
離れている。
その道を
計7人で歩くと─…
当たり前だが
大注目だ。
:07/04/15 17:30
:W42H
:IIQ1jAMw
#190 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「朝から
大注目って
どうなのかな?」
麗羽が唇の端をひきつらせながら
笑う。
早1ヶ月は
この調子なのだが
麗羽はなかなか
慣れる事が出来ない
:07/04/15 17:47
:W42H
:IIQ1jAMw
#191 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「そうですか?
私はあまり
気になりませんわよ。」
ミシェルがフフッと笑い、応えた。
「そんなもんなのかなぁ………?」
ミシェルの言葉を
聞き、小声で麗羽はそう呟いた
:07/04/15 17:53
:W42H
:IIQ1jAMw
#192 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そんなこんなで学園に着く………
すると、、、、、
ズドドドっ………
遠くから砂煙があがる
:07/04/15 23:48
:W42H
:IIQ1jAMw
#193 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「「「「「「「…?」」」」」」」 皆はその砂煙の方を向く。。。。。
そして………
「レイさぁ──ん」
や
「リュイ様ぁぁ」
など
と言った
黄色い歓声が聞こえた
:07/04/15 23:54
:W42H
:IIQ1jAMw
#194 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「何あれ?」
麗羽は今までに無い光景を目の当たりにし、ミシェルに訊いた。
「あれは──……ウフフレイやリュイ、ケイルのファンクラブの方達ですわ。」
ミシェルは
ほくそ笑みながら
応えた
:07/04/16 00:01
:W42H
:9eCR1Efc
#195 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ほへぇ〜………」
などと麗羽が関心していると、、、、
………フワッ──。
「え?」
麗羽の体が宙に浮いた
:07/04/16 00:05
:W42H
:9eCR1Efc
#196 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
いや麗羽の体だけで無く、
レイやミシェル、、、、、、の体も浮いていた
「ったく………
朝からうるせぇなぁ………。」
リュイが面倒くさそうな声をあげる
:07/04/16 00:13
:W42H
:9eCR1Efc
#197 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あ〜あ
やっちゃった……………。」
リーシャが溜め息混じりに声をだす。
「とりあえず
ファンクラブかなんだか知んねーけど
お前らウザい。」
そんなリーシャの独り言を無視し、
リュイは喋り続けた
冷酷な瞳で……────
:07/04/16 00:18
:W42H
:9eCR1Efc
#198 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「スミマセンっ!!」
ファンクラブ会員?達はそう言って
立ち去って行った。。
しかし麗羽達は
まだ知らなかった───………
この時
ファンクラブ会員達が小声で会話した
事を………
:07/04/16 00:22
:W42H
:9eCR1Efc
#199 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「とりあえず
おろしたら?
何時までも目立ちたくないから。」
ローレンが
短く息を吐きながらそう言うと……
リュイは
「悪い悪い」
と言って
皆をおろした。
それから
皆はそれぞれの教室に向かった
:07/04/16 00:25
:W42H
:9eCR1Efc
#200 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
学園生活も楽しい…………
勉強もクラブもだ…………
そんな楽しい学園生活の1日がまた終わろうとしていた。。。
:07/04/16 00:36
:W42H
:9eCR1Efc
#201 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
………と言っても
麗羽はクラブに入っていない。。。
めんどくさいから………
:07/04/16 00:38
:W42H
:9eCR1Efc
#202 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
………放課後
「じゃあ
俺、クラブに行ってくるな。」
リュイはそう言って手をふり
教室を出て行った
そんなリュイに手をふり、
「じゃあ私も帰るか」……と言って
麗羽は立ち上がる
:07/04/16 00:42
:W42H
:9eCR1Efc
#203 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
すると
後ろから
トントン肩を叩かれた………
「?」
麗羽は振り向いた
そして………
ゴッ……!!!!
:07/04/16 00:44
:W42H
:9eCR1Efc
#204 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「っ………。」
麗羽は殴られ、
そのまま
床に倒れ込んだ。
そして
教室にクスクスと笑いながら
ファンクラブ会員がやって来た………………
そして麗羽の記憶はそこで途切れた
:07/04/16 00:46
:W42H
:9eCR1Efc
#205 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「麗羽……っ。」
レイが必死で麗羽の名を呼ぶ。
「んぁ………?」
麗羽はその声で
目を覚ました。
ズキっ……
:07/04/16 00:52
:W42H
:9eCR1Efc
#206 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「っあ〜………」
麗羽は何とも言えない痛みに声を漏らした。
「大丈夫か?」
レイが心配そうに
麗羽の顔を覗き込む
「大丈夫。」
麗羽はヘラッと
笑い、立ち上がったが………
:07/04/16 00:54
:W42H
:9eCR1Efc
#207 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
ズキズキ………
体中のあちこちが
痛い、、、、。。。
麗羽は痛さに耐えきれず、その場に座り込んだ。
:07/04/16 00:58
:W42H
:9eCR1Efc
#208 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「歩くの………
やめとけ。」
レイはそう言って
サッ…………
「ほぇ?」
麗羽を抱きかかえた
:07/04/16 00:59
:W42H
:9eCR1Efc
#209 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「バックもあるから
俺が連れて帰る。」
レイは麗羽を抱きかかえたまま
麗羽にそう言い
歩き始めた。
麗羽は
何も言えず
ただレイに抱きかかえられたまま
寮に戻った
:07/04/16 01:02
:W42H
:9eCR1Efc
#210 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
ドサッ………
麗羽を抱きかかえたままレイは自分の部屋へ入り、
先ほど
麗羽を自分のベッドにおろした。
:07/04/16 07:10
:W42H
:9eCR1Efc
#211 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「レイ………?」
レイは麗羽をベッドにおろしてから
ずっと俯いている。
:07/04/16 21:37
:W42H
:9eCR1Efc
#212 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「麗羽………。」
レイは麗羽の名前を呼び、
………ギュ。
「え……?」
麗羽を抱き締めた。
:07/04/16 21:58
:W42H
:9eCR1Efc
#213 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「助けてやれなくてごめん。
俺が麗羽を見つけた時にはもう
麗羽は…………………傷付いてた。。。」
レイは声を押し殺していた。
「いいよ。
私が鈍かっただけだから。」
そんなレイを包み込むように麗羽は優しい声音でそう言った
:07/04/16 22:19
:W42H
:9eCR1Efc
#214 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「麗羽が鈍かったんじゃない………。
俺が守れなかったんだ。好きな奴も守れないなんて
ダメだな俺。」
レイは麗羽を抱き締めたまま
苦笑じみた
どこか自責の念があるような
声でそう言い
また更に強く抱き締めた。
すると麗羽は………
「好きな奴?」
レイに抱き締められたままの状態で
訊いた
:07/04/16 22:29
:W42H
:9eCR1Efc
#215 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「好きな奴だよ。
俺は───……
麗羽が好きなんだ。」
:07/04/16 22:59
:W42H
:9eCR1Efc
#216 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「えっ…………。。。。」麗羽は返答に困る。
すると
レイは顔を真っ赤にしながら
「返事はすぐじゃ無くて良い………
だから今からも
今まで通りに
接してくれ。」
そう言って
引き出しから包帯や薬を取り出して
麗羽の傷口に薬を塗った
:07/04/16 23:07
:W42H
:9eCR1Efc
#217 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「う…………ん。」
麗羽も
間を空けながら
そう応えた。
「そういえば
朱夏は?」
レイはふと思い付いたように
訊いた
:07/04/16 23:12
:W42H
:9eCR1Efc
#218 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「朱夏は昼から
日本に行ったの。
明日の昼過ぎには
帰ってくるよ。」
麗羽はにっこりと笑い応えた。
「日本に?
何しに行ったんだ?」 レイがまた訊いた
:07/04/17 07:14
:W42H
:rTvd.JB.
#219 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「私の日本の学園に
私の曲を聞かせに
行ったの。
朱夏なら
時間もあんま
かかんないし。」
麗羽はそう応えた。
「そっか……。
よし、処置完了。」
レイがニッと笑った
「ありがとう。」
麗羽もニッと笑った
:07/04/17 23:09
:W42H
:rTvd.JB.
#220 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「とりあえず
これで
大丈夫だから。
今からどうする?」
レイは
辺りをキョロキョロしながら
麗羽に訊いたが
「…………」
麗羽から返事はない
:07/04/17 23:12
:W42H
:rTvd.JB.
#221 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「………?」
レイは麗羽の方を振り返る。
「………ふはっ。」
そして思わず
吹き出した。
:07/04/18 07:13
:W42H
:Mea8es/A
#222 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽は
そのまま
疲れたのか
深い眠りに堕ちていたのだ………。
:07/04/18 18:17
:W42H
:Mea8es/A
#223 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
レイは
そんな麗羽の横に
腰を下ろし、
サラッ………───
麗羽の神を撫でた。
:07/04/18 18:50
:W42H
:Mea8es/A
#224 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
間違いです(;_;)
神を⇒×
髪を⇒○
です(pД`*q
:07/04/18 20:32
:W42H
:Mea8es/A
#225 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして
悩ましく麗羽の髪に次は
口付けをした。。。。
「好きだ──……。」
と、言いながら。
:07/04/18 21:06
:W42H
:Mea8es/A
#226 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ん………。」
麗羽は寝返りをうった。
レイはびっくりし
手を離す。。。。。
:07/04/18 21:37
:W42H
:Mea8es/A
#227 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして
レイも
うとうとしだし、
いつの間にか
眠りに堕ちていった…………
:07/04/18 21:39
:W42H
:Mea8es/A
#228 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★king23★
─願い………
君に会うまでどれだけ待てば良い?─
:07/04/20 07:11
:W42H
:0MhllXVc
#229 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
>>136桂はいつもより
早くベッドから
起き上がって
いつもより
早く校舎に向かった。
:07/04/20 22:30
:W42H
:0MhllXVc
#230 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして
机に伏せた。
そうして
数分後………
教室内は
いつの間にか騒がしくなっていた……………
:07/04/20 22:33
:W42H
:0MhllXVc
#231 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
朝のHRもいつの間にか終わっていた…………
そして担任は、、、、
「森原と裡祇は
一限目、園長室に
行け。」
そう言った
:07/04/20 22:38
:W42H
:0MhllXVc
#232 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「「はい。」」
兎琳と桂は不思議がりながら
返事をした……
そして
チャイムが鳴るなり教室を出て園長室に向かった
:07/04/20 22:40
:W42H
:0MhllXVc
#233 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
園長室のドアを開ける桂…………
そして
「「?」」
兎琳と桂は
園長室の中の光景に目を疑った。
:07/04/20 22:44
:W42H
:0MhllXVc
#234 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「やぁ……
森原くん、裡祇さん。とりあえず
そこに座りなさい。」園長はにっこりと
笑み、ソファーに座るように促した。
兎琳と桂は
促されるままに
ソファーに座った
:07/04/20 22:47
:W42H
:0MhllXVc
#235 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「さっき………
西蓮くんと柊崎くんには説明したんだけど、、、、。。。。」
園長は言葉を濁す。
そう………
いま園長室に居るのは・・・・・。
:07/04/20 23:01
:W42H
:0MhllXVc
#236 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
桂・兎琳・文夏・梁
紫庵・柚輝・尭也
………と
麗羽に深く関わった人ばかりが居る…
:07/04/20 23:08
:W42H
:0MhllXVc
#237 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「んで
何ですか?」
桂はじれったさから園長を急かした。
「君達は高神さんに会いにイギリスに行きたいかい?」
急かされた園長は
桂達に質問を浴びせた
:07/04/20 23:12
:W42H
:0MhllXVc
#238 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「そりゃ……まぁ。。」唐突な質問に
口ごもる桂。
そんな桂の代わりに………
「会いたいに決まってます。」
兎琳が冷静にそう言ってのけた
:07/04/20 23:23
:W42H
:0MhllXVc
#239 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「やはり
そうか…………
実は、9月に
私がイギリスに出張に行くんだが………一緒に君達も来るかい?」
園長は
そう言って
窓を開けた
:07/04/20 23:38
:W42H
:0MhllXVc
#240 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
皆は
その話しを聞いて
瞳を輝かせ、
“YES”
と言う意味の返事をした。
:07/04/20 23:45
:W42H
:0MhllXVc
#241 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「分かった。
それじゃあ
授業に戻りなさい。」園長は笑むと
同時に
そう言った。
桂達は頷き
園長室を後にした
:07/04/22 00:30
:W42H
:oIXLwy5k
#242 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
教室に帰った頃には授業が終わっていた。
桂の表情は
物凄く嬉しそうだった
:07/04/22 00:40
:W42H
:oIXLwy5k
#243 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「桂ちゃん。
麗羽がこの事
聞いたら驚くよね。」兎琳が楽しそうに
桂にそう言った。
「あぁ。
麗羽に
手紙、送るし。」
桂も素直に応えた。
:07/04/22 01:00
:W42H
:oIXLwy5k
#244 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「そっか………
桂ちゃん
今すんごく
嬉しそうだね。」
兎琳がまた
にこやかに笑った
「嬉しそうじゃなくて
嬉しいんだよ。
麗羽に会えるからな」
桂も応えながら
にこやかに笑った
:07/04/22 12:49
:W42H
:oIXLwy5k
#245 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そうして
学校も終わり
桂は自室に帰るなり麗羽宛ての手紙を書き始めた。
:07/04/22 13:10
:W42H
:oIXLwy5k
#246 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
───……
夜にでも更新します(●゜丱゜*)
:07/04/22 18:33
:W42H
:oIXLwy5k
#247 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして翌日………
桂は授業が終わるとすぐに
麗羽宛ての手紙を
ポストに入れた…………
:07/04/25 20:17
:W42H
:X0nD1UnM
#248 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
その手紙が届き、
9月に麗羽と
会い……………
どんな事があるかも予想せずに、、、、、。
:07/04/25 21:31
:W42H
:X0nD1UnM
#249 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
★king24★
─時が過ぎ去り
9月になる時─
:07/04/25 21:35
:W42H
:X0nD1UnM
#250 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「皆〜っ★★★★
聞いて聞いてぇ!!!」麗羽は手紙を見て
自室を飛び出し
大広間に居る
皆のもとに
行った。。。。。。
:07/04/26 20:17
:W42H
:L6.qM8EY
#251 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「どしたの?」
リーシャが驚きの表情で麗羽に訊いた。
麗羽は満面の笑みで
「日本に居る
桂や友達が
9月にこっちに
来るんだって!!!」
応えた。
:07/04/26 20:21
:W42H
:L6.qM8EY
#252 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「マヂ?
良かったじゃん♪」
リーシャはニッと笑い、麗羽の頭を
グシャグシャと撫でた。
「うんっ♪♪
皆にも紹介するからねっ!!」
尚も笑う麗羽。。。
:07/04/26 22:20
:W42H
:L6.qM8EY
#253 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「はいはい。」
9月に桂等と会い、
麗羽自信が
あんな事になるなんて
知る由も無く……………
:07/04/26 22:23
:W42H
:L6.qM8EY
#254 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
時は過ぎに過ぎ去り
残暑さえ残る……………
9月
になった、、、、、、。。。。
:07/04/26 22:24
:W42H
:L6.qM8EY
#255 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「まだ
あっついわねぇ……………。
あっ、、
そういえば桂等?って
いつ来るの?」
リーシャは手で顔を仰ぎながら
麗羽に訊いた。
「あんねぇ
今週末だって。」
麗羽も手で顔を仰ぎながら
応えた。
「へぇ………
もうすぐなんだ。
楽しみ?」
「うん。
楽しみだよっ!!!!
あっ……レイ♪」
麗羽は笑顔でリーシャに応えたあと
レイを呼んだ。
:07/04/26 22:28
:W42H
:L6.qM8EY
#256 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「何?」
麗羽の前を歩いていたレイが立ち止まり振り返った。
「あのね♪♪
桂等に何かプレゼントしたいんだけど
男子って何が欲しいか分かんないから
土曜日に買い物に付き合って欲しいんだけど………。」
麗羽がレイに駆け寄りながら
そう言う………
:07/04/27 19:14
:W42H
:KiAc12uc
#257 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「いいけど。。。。。」
レイは少し不機嫌そうに応えた。
麗羽とレイの関係は今も友達である…………
数ヶ月前から
その状況は変わってなどいない……
:07/04/27 19:24
:W42H
:KiAc12uc
#258 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
レイは
麗羽を好きになるばかりなのだが……………
そんな事など
知らない麗羽は…………
「ありがとっ!!!!」
満面の笑みで
お礼を言った。
:07/04/27 19:31
:W42H
:KiAc12uc
#259 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あぁ………。」
レイはそんな麗羽の笑みを見て
苦笑しながら
応え………
「んじゃ
帰ろ〜っ。」
麗羽に引っ張っられながら
寮に帰った。
:07/04/27 19:35
:W42H
:KiAc12uc
#260 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
:07/04/27 19:48
:W42H
:KiAc12uc
#261 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「うわ………
やっぱり日本とは
違うものがいっぱいだねぇ……。」
麗羽とレイは
買い物に来ている
「そうか?」
「そうだよっ★★
あっ!!!
今日はありがとうねっ。
じゃあ行こっ!!」
麗羽はレイに
お礼を言って
先を歩く。
:07/04/27 19:56
:W42H
:KiAc12uc
#262 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして階段にさしかかった
その時………
「きゃ………っ。」
麗羽がつまずいた。
「麗羽っ!!!!」
レイは走り出した。。
そして
ズダダダ………ッ・・
:07/04/27 19:58
:W42H
:KiAc12uc
#263 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
2人は階段から
転げ落ちた…………
「………っ
大丈夫か?」
レイは直ぐに起き上がり
麗羽に声をかけた
:07/04/27 20:04
:W42H
:KiAc12uc
#264 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「大丈夫…………
本当にゴメン。」
麗羽は
そう言いながら
起き上がった。
「ったく………
危なかっしい・・・・。」レイは一度
溜め息をつき・・・・。
:07/04/27 20:21
:W42H
:KiAc12uc
#265 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
間違いが(pД`*q
×⇒危なかっしい
○⇒危なっかしい
です(pД`*q
:07/04/27 20:26
:W42H
:KiAc12uc
#266 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
ギュ………
「こうしてたら
大丈夫だろ。」
麗羽の手を握り締めた
:07/04/27 20:28
:W42H
:KiAc12uc
#267 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ありがとう………………っ。」
麗羽は握り締められた手を見て
そう言った。
「別に…………
買い物するぞ。」
レイはフイッと
目をそらすと
麗羽を引っ張っり
店を回った。
:07/04/27 20:30
:W42H
:KiAc12uc
#268 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
そして…………
買い物をし終わった時…………
ピリリリリっ………
:07/04/27 20:33
:W42H
:KiAc12uc
#269 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
麗羽の携帯が
鳴りだした。
「リーシャ?」
麗羽は急いで
電話に出る。
:07/04/27 20:39
:W42H
:KiAc12uc
#270 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「あっ………
麗羽?
なんか
桂等・・・・来ちゃったよ(笑)
今どこ?」
リーシャも急いでいるようだ。
「今は●○●○だよ。今から帰るから」
麗羽はリーシャと
会話をしながら
エレベーターに乗り込む。
エレベーター内は
レイと麗羽だけだった
:07/04/27 20:44
:W42H
:KiAc12uc
#271 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「そっか………
じゃあ待ってるわ♪早く帰って来なさいよ!!彼氏さん
待ってるわよん♪」
リーシャは電話口でケラケラと笑いながらそう言った。
「んもうっ………
リーシャ!!」
麗羽は顔を真っ赤にしながら
ボタンを押す……………
:07/04/27 21:12
:W42H
:KiAc12uc
#272 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
すると
突然…………
ズガシャンッ…………
:07/04/27 21:23
:W42H
:KiAc12uc
#273 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「え……」
エレベーターが止まった。。。。。
「どしたの?」
リーシャが訊く。
:07/04/27 21:26
:W42H
:KiAc12uc
#274 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「エレベーターが
止まっ…………
ピーッ…………
麗羽が応えかけた時
「なんで
こんな時に………ッ 充電しときゃ
良かった。」
携帯がバッテリー切れした。。。。。
:07/04/27 21:30
:W42H
:KiAc12uc
#275 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「っ………何でよ。」
麗羽は
エレベーターのボタンを押し続ける。
「止まったもんは
仕方ねぇだろ。。。。
助けを待とうぜ。」
レイは至って
冷静に言った。
:07/04/27 21:35
:W42H
:KiAc12uc
#276 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「なんで
そんなに冷静なのよっ………。」
麗羽はレイをキッと睨む。
「何だよ。」
レイは麗羽を見据える。
:07/04/27 21:40
:W42H
:KiAc12uc
#277 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「何で
そんなに冷静かって訊いてんのよっ……………
私は早く
桂に会いたいの。
桂にっ…………………会いたいのよっ・・・・・。
会わせてよっ………………
桂っ………」
麗羽は泣き出す…………
:07/04/27 21:45
:W42H
:KiAc12uc
#278 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ウルサいっ……………。」
レイは怒鳴る。
そして…………………
グイッ………
:07/04/27 21:48
:W42H
:KiAc12uc
#279 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「やっ…………。」
「泣くなよ。。。。。。」
レイは麗羽を
抱き締める………
:07/04/27 21:50
:W42H
:KiAc12uc
#280 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「離してよ。
桂っ…………」
麗羽は尚も泣きながら
レイの肩をドンドンと叩く。
そんな麗羽を
レイは………
:07/04/27 21:57
:W42H
:KiAc12uc
#281 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
哀しみに満ちた瞳で見つめて………
「俺だって
麗羽が好きなんだぜ?」
一言・・・・
そう言う。。。
:07/04/27 21:59
:W42H
:KiAc12uc
#282 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「っ………………
分かってるよ。。。。」
麗羽は言葉を詰まらせつつ
応えた。
「麗羽は分かってなんか無い………
分かってなんか
無ぇよ」
レイはそう言うと
麗羽を更に抱き寄せた。
:07/04/27 22:02
:W42H
:KiAc12uc
#283 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
お互いが密着しあう…………
「分かってるって
言ってるじゃない。
離してよっ!!!!」
そんな中で麗羽は
泣きながら
もがく。
もがく麗羽にレイは
「分かって無ぇって
言ってるだろ?」
再度
怒鳴り
顎をクイッと上げた
:07/04/27 22:05
:W42H
:KiAc12uc
#284 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「………っ!!!」
麗羽は体をビクつかせる……
しかし
遅かった……
:07/04/27 22:10
:W42H
:KiAc12uc
#285 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「んっ…………」
レイの唇が麗羽の唇に重なっていたから…………
:07/04/27 22:12
:W42H
:KiAc12uc
#286 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「ちょ………ん。」
麗羽が何か言いかけるが
毎度
レイの唇に邪魔される。
:07/04/27 22:14
:W42H
:KiAc12uc
#287 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「レ………イっ。
やめて……………ってば。」
麗羽がそう言うと
レイは唇を重ねるのを止めた。
そして再度
麗羽をキツく
抱き締め………
:07/04/27 22:16
:W42H
:KiAc12uc
#288 [壁|艸`){すみ仔◆angel/Groo]
「好きだ。
好きだ。。。。。」
麗羽の耳元で呟いた。
「好きだ、好きなんだよ!!!!!」
そして耳元で呟いた声より
大きな声で
レイは顔を真っ赤にさせ
言った
:07/04/27 22:17
:W42H
:KiAc12uc
#289 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
そんなレイの言葉を嘲笑うかのように
「だから
分かってる!!!!!
でも、、、、私には
桂がいるの!!!
レイよりも桂が
大事なの!!!」
麗羽は桂を選んだ。
「っ……──。」
レイは言葉を詰まらせる。
:07/05/02 18:27
:W42H
:UKyno/Pw
#290 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
─……と
その時…………。
ズガガガガッ……………
:07/05/02 18:31
:W42H
:UKyno/Pw
#291 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「な………に?」
麗羽は涙を拭うと
共に天井を見た。
天井から
奇妙な音がする。。。
ドンっ!!!!
エレベーター内に
その音が響いた………
:07/05/02 18:49
:W42H
:UKyno/Pw
#292 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
そして………
天井の蓋が開き…………
誰かが入って
来た、、、。
:07/05/02 18:52
:W42H
:UKyno/Pw
#293 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
★king25★
─再会、、、。。─
「え──………?」
麗羽は下りてきた
人物に少なからず
驚いた……
:07/05/02 18:58
:W42H
:UKyno/Pw
#294 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
その人は
麗羽を見て
「大丈夫か?」
と訊いた。
麗羽は躊躇う事なく頷き
その人に、、、彼に
「桂!!!」
抱きついた。
:07/05/02 19:10
:W42H
:UKyno/Pw
#295 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「久しぶり。」
桂は抱き付いてきた麗羽の髪を撫でて
そう言った。
「うん。久しぶり!」
麗羽は
嬉しそうに笑い
そう言う。
:07/05/02 19:49
:W42H
:UKyno/Pw
#296 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
そんな光景を見て
レイは………
「早く
こっから出してくんねぇ?
そん為に
お前が来たんだろ?」
と桂に言った。
:07/05/02 20:35
:W42H
:UKyno/Pw
#297 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「………分かった
分かった。」
桂はそう言って
溜め息をつき
エレベーターの
ドアに手をかざし
ドアに直接
電気を通した。
:07/05/04 11:07
:W42H
:L8ebRA0.
#298 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
そして
ガコンッ──!!!!
勢いよく
ドアが開いた。
:07/05/04 11:08
:W42H
:L8ebRA0.
#299 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
ドアが開いて
桂は麗羽を引っ張りエレベーターから
出た。
エレベーターの前には
数十人ほどの
人達が居た。
:07/05/04 11:11
:W42H
:L8ebRA0.
#300 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
その
数十人ほどの
人達は
桂が麗羽を連れて
エレベーターから
出て来たところを
見て
歓声を上げた。
:07/05/04 11:31
:W42H
:L8ebRA0.
#301 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
それから
エレベーター点検が行われ
麗羽等は
寮に帰った。
もちろん
桂や兎琳等も一緒に………だ
:07/05/04 11:48
:W42H
:L8ebRA0.
#302 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
すみません
携帯がぶっ壊れてましたぁ(pД`*q
少しずつですが
更新して行きたいと思いますので
お願い致します!!!
尚、最近は
こちらの内容が
全く思い付きません(×ω×)↓↓
なので
更新は主に
A×∀=Gの方を更新します(*δ艸δ*)
勝手でごめんなさいm(_ _)m
:07/05/07 21:30
:W42H
:iOAj96co
#303 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
寮に帰ったのは
午後4時…………
おやつ時を少し過ぎた時間だ。
:07/05/16 22:14
:W42H
:wPTNpLlE
#304 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
ミシェルは寮に帰るなり紅茶を淹れだした。
桂や兎琳、梁、文夏はローレンに案内され広間の椅子に座る。
:07/05/16 22:21
:W42H
:wPTNpLlE
#305 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
レイは桂達に
見向きもせずに
自室に戻っていった
「分かりやすーッ」
そんなレイを見て
リーシャはそう言い笑う。
麗羽&桂(美星¢作) [jpg/30KB]
:07/05/16 22:49
:W42H
:wPTNpLlE
#306 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
静かな時間が流れる
すると
ミシェルが
紅茶を淹れ終え
桂達の前に差し出した。
「召し上がって下さい」
そう言いながら
スコーンも差し出すミシェル。
桂は
「では、お言葉に
あまえて。」
そう言い
紅茶を口に含んだ。
文夏等も
小さく礼をし
紅茶を口に含む。
:07/05/16 23:06
:W42H
:wPTNpLlE
#307 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
ミシェルは
にっこりと笑むと
麗羽に
「皆でお茶会をしたいから
レイも呼んで来てくださる?」
と言った。
麗羽は桂のとなりの席を立つと
「分かった。」
と言い、レイの部屋に向かった。
:07/05/16 23:25
:W42H
:wPTNpLlE
#308 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
○
「くそっ……。」
レイは自室に入るなりベッドに倒れ込んだ。
:07/05/16 23:31
:W42H
:wPTNpLlE
#309 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
すると
コンコンッ………
ドアが叩かれた。
:07/05/16 23:57
:W42H
:wPTNpLlE
#310 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「レ……イ?」
麗羽がレイを呼んだ
「んあッ!!!?
何?」
レイは急いで飛び起き、部屋の中に麗羽を招き入れた
:07/05/17 00:04
:W42H
:TAZBGu9.
#311 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「あのね……
ミシェルが皆で
お茶会しようって………。」
麗羽がレイを見ながらそう言う。
「皆ってのは
アイツも居るわけ?」 眉間にシワを寄せ
麗羽に訊くレイ。
「アイツ?」
「…………だから。。」
:07/05/17 00:10
:W42H
:TAZBGu9.
#312 [壁|艸`){すみ仔◆FSZOVQV2hg]
「麗羽の……ッ
彼氏だよ」
レイは更に眉間にシワを寄せる。
「え、あ………うん。」麗羽はキョトンとした表情で応えた。
:07/05/17 00:14
:W42H
:TAZBGu9.
#313 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「………そうか。」
レイ冷静な口調で
そう言い
麗羽を部屋から出し自分も部屋から出た
そして
階下に行き…………
:07/05/28 21:04
:W42H
:mrfVbKLw
#314 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「桂、いつまで
イギリスに居るんだ?」
桂に問うた。
桂は怪訝そうな
表情を浮かべつつ
「今週いっぱい。」
応える。
すると
レイは………
:07/05/28 21:27
:W42H
:mrfVbKLw
#315 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「それなら………
明後日、俺と
勝負しろ。」
そう言った。
「何の為に?」
桂が眉間にシワを寄せる。
そしてレイは……
間を空けて……
:07/05/30 14:49
:W42H
:Kn1oImKE
#316 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「麗羽を貰うために」………と応えた。
「貰うも何も
麗羽は俺の物だ。
誰にも渡さねーし
勝負する意味もねぇよ。」
レイの応えを聞き
桂は
椅子から立ち上がり麗羽をそう言いながら抱きしめた。
:07/05/30 15:28
:W42H
:Kn1oImKE
#317 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「ッ………。」
レイは口ごもった。
その間に
桂は麗羽を抱きかかえて
庭に行った。
:07/06/08 20:50
:W42H
:e9BrPS2E
#318 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
麗羽と桂が庭へ
行った後、
レイはドカッと
椅子に座った。
そこで
「レイ君だっけ?」
兎琳がレイに話し掛けた。
:07/06/08 20:54
:W42H
:e9BrPS2E
#319 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「そうだけど?」
レイは訝しげな顔をし答えた。
「麗羽、好きなんだね。」
ニカッと笑いながら兎琳は言った。
ガタタンッ!!!!
レイは顔を真っ赤にしながら
椅子から落ちた。
それほど
動揺しているのだろう。
:07/06/08 20:58
:W42H
:e9BrPS2E
#320 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
その様子を見て
兎琳が更に追い討ちをかけるかのように………
「桂ちゃんが、麗羽に愛されてる桂ちゃんが…………
妬ましい?」
そう訊いた。
:07/06/08 21:00
:W42H
:e9BrPS2E
#321 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
レイは
兎琳から目を逸らす
兎琳はそんな事などお構いなしに
「でも桂ちゃんも
レイ君が妬ましいはずだよ。
麗羽の手紙の大半はレイ君の事だったからさ。」
喋り続けた。
:07/06/08 21:08
:W42H
:e9BrPS2E
#322 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「…………What?」
レイは
驚き、兎琳を見た。
兎琳は
さっきと変わらず
ニカッと笑いながら
「桂ちゃん、麗羽の事、本当に愛してるからね!!!!
勝負、もう1回
頼んでみたら?
多分、OKよ。」
そう言った………。
:07/06/08 21:17
:W42H
:e9BrPS2E
#323 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
…………。
「桂?」
麗羽は噴水の前にあるベンチに座り、
噴水を見てみる
桂を呼んだ。
「…………。」
だが桂は
返事をせず
振り向こうともしない。
:07/06/08 21:35
:W42H
:e9BrPS2E
#324 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「桂!!!」
麗羽はもう一度
桂の名を呼んだ。
すると桂は
「何だよ?」
そう言いながら
ゆっくりと振り向いた
:07/06/13 21:59
:W42H
:cOQ6Pw9s
#325 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
「………久しぶり」
麗羽は言いたい事が有りすぎ
普通の言葉を桂に掛けた。
「?……久しぶり。」
桂は首を傾げてから 笑み
そう言った。
:07/06/13 22:23
:W42H
:cOQ6Pw9s
#326 [壁|艸`){すみ仔◇angel/Groo]
とりあえず
テスト期間に入るので上げておきます。
:07/06/21 00:04
:W42H
:Cid8YXZ.
#327 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「………元気にしてた?」
「おう、麗羽は?」
「私も元気。
浮気してない?」
「してねぇし!!!
麗羽はどうなんだよ。」
しばらく
たわいのない
話しの後
桂が訊いた。
:07/07/08 00:23
:W42H
:OWhSKt6M
#328 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「しては……ないよ」麗羽は笑み
応える。
「………そうか。
そういえば、
ここの麗羽の友達は良い奴ばかりだな。」桂も優しく笑み
そう言った。
「うん。
皆、良い人だよ。
ミシェルも
ローレンも
リーシャも
ケイルも
リュイも
レイもッ!!!!」
麗羽は満面の笑みを浮かべた。
:07/07/08 12:57
:W42H
:OWhSKt6M
#329 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「………。
気になってたけどさ………。」
麗羽の満面の笑みを見た後
桂は暗い顔をして
話しを切り出した。
「うん?」
「その………
レイって奴、麗羽の何?」
話しを切り出した訳………嫉妬心から。
:07/07/08 13:00
:W42H
:OWhSKt6M
#330 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「え………?」
麗羽はワケが分からず疑問符を浮かべる。
「だから……さ
麗羽はレイって奴をどう思ってて、、、、、。その
レイって奴は麗羽の事を………「俺は麗羽が好きだ。」
桂が麗羽に言い終わる前に彼が
口を挟んだ。
:07/07/08 13:02
:W42H
:OWhSKt6M
#331 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
麗羽と桂が
同時に振り向く。
そこには
「ケイ………お前と同じくらい。」
凛とした表情のレイが居た………──。
:07/07/08 14:46
:W42H
:OWhSKt6M
#332 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
†king26†
─決戦と記憶─
「………。」
3人の間に静寂が
流れる。
:07/07/08 14:47
:W42H
:OWhSKt6M
#333 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
3人は3人とも
お互いを見据えた。
特に
レイは桂を、
桂はレイを
敵視するように。
:07/07/08 14:49
:W42H
:OWhSKt6M
#334 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「麗羽は………
俺の彼女だ。」
静寂後、桂が話しを切り出した。
「例え
お前の彼女だろうと俺は麗羽が好きだ。」レイは桂の言葉に
反抗する。
:07/07/08 18:24
:W42H
:OWhSKt6M
#335 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「………じゃあ・・・。
さっきの決戦、受けてやる。
それで負けたら
お前は麗羽を諦めろ」
桂は眉間にシワを
寄せそう言った。
「分かった。
明後日、学園の
グランドで決戦だ」
レイはニッと笑い
そう言って
その場を立ち去った。
:07/07/08 23:57
:W42H
:OWhSKt6M
#336 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
レイが去った後の
庭には
また静寂が訪れた。
:07/07/09 00:00
:W42H
:r/jrT3bw
#337 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「桂?」
麗羽は俯いている
桂の顔を覗き込む。
「ごめん………。」
桂は呟いた。
「なんで……
謝るの?
顔、あげて?」
麗羽が穏やかな声でそう言うと
桂は素直に顔をあげた。
:07/07/09 00:03
:W42H
:r/jrT3bw
#338 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「だってさ………
麗羽が勝負の景品みたいじゃん。」
桂は拗ねたような
素振りを見せつつ
そう言った。
そんな桂に
「………良いよ。
桂が私の為に
してくれた事なんだから。」
麗羽は尚も穏やかな声でそう言い
チュ………。
桂の頬にキスをした。
:07/07/09 00:09
:W42H
:r/jrT3bw
#339 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「っ………。」
桂は顔を真っ赤にさせる。
「ちゃんとした
キスはレイとの勝負が終わってからね。」麗羽は桂の顔を見て意地悪そうに
言った。
「分かった。」
桂は笑んで
応えた。
幸せな一時だった………。
だけど
まだ知らない。
決戦当日に
予想外の出来事が
起こる事など
皆、知らないのだ。
:07/07/09 00:13
:W42H
:r/jrT3bw
#340 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
†king26†
─決戦と記憶─
…キミノキオク…
:07/07/09 00:14
:W42H
:r/jrT3bw
#341 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
沢山の見物人が
見守る中、
彼等はグランドの
中央で向かい合った。
:07/07/09 00:18
:W42H
:r/jrT3bw
#342 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「桂、レイ………。」
午前10時。
ドンッ!!!
のろしの音で
2人の決戦が始まった………。
:07/07/09 00:19
:W42H
:r/jrT3bw
#343 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
トッ……──。
レイが跳躍し
空を舞う。
そして
「thunder!!」
何か呪文らしき
モノを唱えた。
:07/07/09 00:25
:W42H
:r/jrT3bw
#344 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
その
瞬間………。
ピシャーンッ!!!
桂の真ん前に
雷が墜ちた。
:07/07/09 00:27
:W42H
:r/jrT3bw
#345 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「ッ!!!」
桂は上を見上げる。
レイは
そんな桂を見下ろしクッと笑った。
:07/07/09 19:35
:W42H
:r/jrT3bw
#346 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
「クソッ。」
桂は舌打ちをし
ダッ……───
走り出した。
:07/07/09 20:04
:W42H
:r/jrT3bw
#347 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
そして
トンッ……──!!!
木に登り
一気に跳躍し
バッ────
跳んだ。
:07/07/10 07:12
:W42H
:HIAXxMWs
#348 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
跳んだ勢いで
そのままガシッと
桂はレイの腕を掴み
グインッ!!!
下へ・・・地面へと
振り下ろした。
ドゴッ!!!!
:07/07/12 22:40
:W42H
:Bu0La8wE
#349 [壁|ω`){すみ仔◆4gyr/Es/5M]
鈍い音がする。
「ッた………」
レイは地面に叩きつけられた。
しかし、そんな事で負ける気など有りはしない
レイは、もう一度
跳躍し、桂の前に立った。
:07/07/12 22:42
:W42H
:Bu0La8wE
#350 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
一方の桂は眉間にシワを寄せつつ
冷ややかな瞳でレイを見た。
そんな桂にレイは
「………桂
お前、本当に麗羽が好きなのか?」
訊ねた。
:07/07/29 11:34
:W42H
:L9Lois6c
#351 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
桂はその質問に
ニヤリと笑い
「好きだ。
お前よりも誰よりも愛してる。」
応えた。
そして
「お前はどうなんだ?」
レイに訊ね返した。
:07/08/02 00:19
:W42H
:ShoTYwBg
#352 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
レイはクスリと笑い
「お前と同じだ。
いや、お前よりも
愛してる。」
応えた。
:07/08/02 00:22
:W42H
:ShoTYwBg
#353 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「何だと………?」
桂はレイを睨んだ。
レイは
桂を敵視しながら
「麗羽の過去を偶然
視た。
麗羽が泣いて居たとき、大半の理由が
桂……お前だった。」言った。
そして………
「俺なら
麗羽をそんな悲しませる用なマネはしない!!!!」
桂に手を翳し
ザアッ…………
:07/08/02 00:28
:W42H
:ShoTYwBg
#354 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
風を巻き起こし
桂に向けた。
その風は
止むこと無く
竜巻のように大きくなり
桂を容赦なく
飲み込んだ。
:07/08/02 00:33
:W42H
:ShoTYwBg
#355 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「桂っ!!!!」
麗羽は桂の名を叫ぶように呼び
竜巻に向かった。
「麗羽っ……。
止めるんだ!!!!」
それを朱夏が止める。
………が
「朱夏は黙ってな。」
麗羽は冷たい瞳で
朱夏を睨み
低い声で命令を下した。
:07/08/02 00:38
:W42H
:ShoTYwBg
#356 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
朱夏はその
冷たい瞳の色に驚き立ちすくみ
身動きがとれなかった。
麗羽はそのまま
「桂!!!!」
竜巻に自ら飛び込んだ。
:07/08/02 00:49
:W42H
:ShoTYwBg
#357 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
…………
麗羽があんな瞳を
したのは初めてだ。
しかし………
あの瞳の色と
あの気の強さ・・・・・。
どこかで感じた気がする……。
朱夏は
麗羽が竜巻に飛び込んだ後、しばらく
様子を見守って
考えた。
:07/08/02 00:54
:W42H
:ShoTYwBg
#358 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
そうしていると
バチバチバチッ
「!!!!?」
聖霊雷が竜巻の周りを渦巻いた。
レイも……
朱夏も……
誰もが呆気にとられた。。。
:07/08/02 00:58
:W42H
:ShoTYwBg
#359 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………
竜巻の中は
砂だらけで
ほとんど何も見えなかった。
「桂!!」
麗羽は自ら竜巻に飛び込み、桂のもとへ
行った。
桂は
それに驚きを隠せずに居た。
竜巻の勢力は弱まる事を知らない。
……とその時。
「捕まえた。」
桂の手の上に麗羽の手が重なった。
:07/08/02 01:04
:W42H
:ShoTYwBg
#360 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽……。」
桂はすかさず
麗羽を抱き寄せた。
「桂、嬉しいけど
先に竜巻をどうにかしなきゃ。」
麗羽は桂を見てにっこりと笑み、言った。
「あ……そうだな。」
桂はパッと
麗羽から手を離し
頷いた。
:07/08/02 01:07
:W42H
:ShoTYwBg
#361 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
しかし………
「どうすれば
良いんだろ。」
麗羽が呟いた。
良い考えが浮かばない。
同時に………
:07/08/02 01:09
:W42H
:ShoTYwBg
#362 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
『我の名前を呼べ』
麗羽の頭の中に
声が響いた。
「名………前?」
麗羽は首を傾げた。
『そう、名前。
お前ならしっている。』
頭の中で響く声は
言った。
麗羽は俯いて考える。
:07/08/02 01:13
:W42H
:ShoTYwBg
#363 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
名前………。
ふと頭の中に
言葉が浮かんだ。
「アナタの名前は………緋蓮…?」
麗羽は訊ねた。
何の反応も無い。
:07/08/02 01:18
:W42H
:ShoTYwBg
#364 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
と思っていた。
だが………
バチバチバチィッ
「う………あ。」
麗羽の体の周りから微量の電撃が放出された。
「麗羽っ?」
桂が心配して
麗羽の顔を覗き込んだ。
:07/08/02 01:21
:W42H
:ShoTYwBg
#365 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
その瞬間。。。
「あぁああぁあっ!!」麗羽は叫び声をあげ桂の腕の中に
倒れ込んだ。
そして
大量の電撃……
いや、聖霊雷が放たれた。。。。
:07/08/02 01:24
:W42H
:ShoTYwBg
#366 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
その聖霊雷で
竜巻はおさまった。
グラウンドには
大量の砂煙があがる。
「麗羽っ…!!!!」
朱夏は誰よりも早く麗羽の居る場所へと駆け寄った。
しかし………
そこに立っていたのは麗羽ではなく…………
:07/08/02 07:34
:W42H
:ShoTYwBg
#367 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「大きくなったな…………朱夏。」
「緋蓮……様。」
緋色の瞳と
緋色の長い髪をした聖霊だった……。
:07/08/02 15:59
:W42H
:ShoTYwBg
#368 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
皆も麗羽のもとへ
駆け寄る。
麗羽は桂の腕の中で気を失っており
すぐに最寄りの病院へと連れていかれた。
廊下の窓などから
グラウンドを見ていた生徒達は
教師により
教室に入らされた。
:07/08/02 19:18
:W42H
:ShoTYwBg
#369 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
そうして
グラウンドに残ったのは
朱色の聖霊
朱夏と………
緋色の聖霊
緋蓮だ。
:07/08/02 19:31
:W42H
:ShoTYwBg
#370 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「緋蓮様が何故ここへ?
数年前から
姿を……」
朱夏は訊ねた。
「霊力が衰えていた私は昔、朱夏よりも前に麗羽と出会い、
麗羽と麗羽の祖父の了承を得て
麗羽と融合した。」
緋蓮は応えた。
:07/08/02 19:44
:W42H
:ShoTYwBg
#371 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「そして……
霊力が戻った今、
私は麗羽が
私の名を呼ぶ事で
融合の契約を解消した。
だが……
私が契約を解消し
覚醒した事により
何か良くない事が
起こらなければ良いが………。」
緋蓮は眉間にシワを寄せながら
話し続けた。
その話しを聞いていた朱夏は
「とりあえず
麗羽のもとへ
行きましょう。」
緋蓮の手をとり
病院へと向かった。
:07/08/02 20:12
:W42H
:ShoTYwBg
#372 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
麗羽が目を覚ましたのはあれから
数時間経った
午後6時過ぎだ。
「ここは
病院………?」
第一声がそれだ。
:07/08/02 20:31
:W42H
:ShoTYwBg
#373 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽!!
うん、病院だよ。
それよりも、大丈夫?」
兎琳は麗羽を見て
涙声でそう言った。
そんな兎琳の声で
皆が麗羽の周りに集まった。
:07/08/22 23:19
:W42H
:kgU1Zw8M
#374 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「兎琳・・・。
大丈夫。」
麗羽は穏やかに笑いそう言った。
「良かった。
私達、誰か分かるよね?」
兎琳はホッとしたような表情を浮かべつつ、冗談混じりで
麗羽に訊いた。
:07/08/22 23:23
:W42H
:kgU1Zw8M
#375 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「分かるよ。
兎琳、レイ、ケイル、リュイ、ローレン、
ミシェル、リーシャ
朱夏、緋蓮、……………えと・・・。」
麗羽は笑い
一人一人の名を
指差しながら
呼んでいく……
しかし
「麗羽、なんかの
冗談?
桂だよ!!!」
兎琳が麗羽の肩を
バシバシと叩きながら笑う。
:07/08/22 23:39
:W42H
:kgU1Zw8M
#376 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「桂………?
誰・・・?」
麗羽は首を傾げた。
「ちょ……
麗羽っ?
桂だよ?分かるよね?」
兎琳はそう言って
麗羽の顔を覗き込む。
:07/08/22 23:41
:W42H
:kgU1Zw8M
#377 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「本当に分からない
の?」
兎琳は訊いた。
「うん。」
麗羽は申し訳なさそうに頷く。
そう……
桂だけ
忘れてしまったのだ。
:07/08/23 00:26
:W42H
:.BP54cAU
#378 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
ガラッ………
「あ……。」
「俺、帰るな。」
桂はそう言い残し、
病室から
出て行った。
:07/08/23 00:34
:W42H
:.BP54cAU
#379 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「ちょっと……
桂ちゃん!!!」
兎琳は
叫び、桂の後を追った。
「麗羽、本当に覚えて無いのか?」
レイは麗羽に近付き、兎琳同様、訊いた。
:07/08/23 00:41
:W42H
:.BP54cAU
#380 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「………うん。」
「そうか……
まぁ、今日は休め。
俺ら、帰るからさ。」
レイは
そう言い、ミシェル達を連れて
病室を出た。
:07/08/23 00:44
:W42H
:.BP54cAU
#381 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………。
「桂ちゃん!!!
どこ行くの?
そっちは中庭・・・。」
「うっせー
ついてくんな。」
桂は全速力で
中庭へと向かう。
そして
兎琳はそんな桂を追いかける。
:07/08/23 01:05
:W42H
:.BP54cAU
#382 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「でも・・・。」
「良いから
ついてくんなって!!!!」
「………。」
兎琳は
桂の言葉に
イライラし・・・
:07/08/23 01:16
:W42H
:.BP54cAU
#383 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「鋼弦!!!
桂ちゃんを止めて!!」
「なっ……。」
契約獣を召喚した。
:07/08/23 01:20
:W42H
:.BP54cAU
#384 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
ドベシャッ
「我が主が止まれと
言っておるのが
分からんのか?」
鋼弦は
しわがれ声でそう言い、
ググ──ッ
桂を押さえつけた。
:07/09/17 13:25
:W42H
:JlYnGfGw
#385 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「うっせえ!!!
離せ!!」
桂はもがき、両手をギュッと握った。
「離さぬ。
我が主が来るまで。」 鋼弦は桂の言葉に
応じようとしない。
それに
イラついた桂は
「雷!!!」
ズドンッ………
:07/09/18 00:32
:W42H
:rnzaGpX6
#386 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
鋼弦に
雷を落とした。
「ハァッ……。」
やっと
追いついた兎琳は
その光景を目の当たりにした。
……鋼弦が
力無く、フラリと
地面に倒れ込んだ─。
:07/10/02 21:23
:W42H
:GL3cnvy2
#387 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「鋼弦!!!!」
兎琳はすぐさま
鋼弦に近寄った。
幸い、気を失っているだけのようだ。
そして
「桂ちゃん……。
鋼弦が何か
悪い事でもした?
押さえつけたのが
痛かった?」
鋼弦を見たまま、
兎琳は鋼に言った。
:07/10/02 21:38
:W42H
:GL3cnvy2
#388 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「……。」
「何とか言ってよ。」
そのまま
数分間、沈黙が続いた。
:07/10/02 21:42
:W42H
:GL3cnvy2
#389 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「私、桂ちゃんが
分かんないよ!!
桂ちゃんなんか…………
もう知らないっ!!」
兎琳は
桂を見ずに
そう言った。
桂も兎琳を見ること無く
「俺の事なんか、
分からなくて良い。」そう言い、その場を立ち去った。
:07/10/21 00:46
:W42H
:8a1KCOY.
#390 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「鋼弦─…。
ごめんね。痛かったでしょ?」
兎琳は
涙ぐみながら
鋼弦を撫でた。
「大丈夫だ。
大した事無い。
しかし、少し疲れた。しばらく寝かせてくれ……。
召喚は止してくれると助かる。」
鋼弦は兎琳の頬を
舐めてそう言うと
目を閉じた。
:07/10/21 09:40
:W42H
:8a1KCOY.
#391 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「おやすみ。」
兎琳は
目を閉じ、寝息をたて始めた
鋼弦をもう一度
撫でた。
鋼弦は
そのまま、召喚があるまでの間、
すうっと消えた。
:07/10/21 09:46
:W42H
:8a1KCOY.
#392 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………。
「朱夏……。」
「何だ?」
「あの人、どうして
ここに居たの?」
麗羽は窓の外の薄暗くなり始めた
景色を眺めながら
朱夏に訊いた。
「桂か?」
「うん。」
:07/11/02 00:02
:W42H
:KizG4oy.
#393 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「アイツは……。
麗羽に会えるのを楽しみに
していたんだ。」
「私を?」
「そうだ。
その左手の薬指にしている指輪を見ろ。
それは
アイツが麗羽に
“予約”として
麗羽にやったものだ。意味くらい………分かるだろう?」
:07/11/02 00:16
:W42H
:KizG4oy.
#394 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
麗羽は静かにコクリと頷いた。
「桂は麗羽を愛していた。
麗羽も桂を愛していた。
お前は、桂を助けるために、竜巻に飛び込み、緋蓮様との
契約解除を行った。
多分、その時に
何らかの影響で、
一番好きだった
桂を忘れた。
まぁ……勝手な憶測に過ぎんが、
アイツがここに居た意味は分かっただろう?」
:07/11/02 00:22
:W42H
:KizG4oy.
#395 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「うん……
何となく。
で、その…
桂さんって
いつ日本に帰るの?」
麗羽は再度
頷き、訊いた。
「明日か明後日辺りだろう。
とりあえず……
今日は寝るんだ。
お前もそう
タフではない。」
朱夏は
素っ気なく答え、
麗羽に、布団をかけた。
「ん……。
おやすみ、朱夏。」
「ああ……おやすみ。」
:07/11/02 00:27
:W42H
:KizG4oy.
#396 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
†king27†
─延長。─
麗羽が深い眠りに
堕ちた事を
確認した
朱夏と緋蓮は、
静かに窓を開け、
病室から
飛び去った。
:07/11/02 00:30
:W42H
:KizG4oy.
#397 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
行く先は
「裡祇、ここを開けろ。」
兎琳のもとだ。
「え…?
麗羽の聖霊が
どうして
ここに?」
兎琳は、
そう言いながら
窓を開けた。
「話は後だ。
お前らを連れてきた学園長は今、
どこに居る?」
朱夏は
眉間にシワを寄せ、
兎琳に訊いた。
:07/11/02 00:43
:W42H
:KizG4oy.
#398 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「えっと
すぐそこに見える
ホテルの
最上階です。」
兎琳は
ワケが分からないまま、答えた。
「感謝する。緋蓮様、行きましょう。」
朱夏は
ホッとしたような
笑みをこぼし、
兎琳に礼を言うと、
兎琳に言われた
ホテルへと
向かった。
:07/11/02 00:46
:W42H
:KizG4oy.
#399 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………。
「桂。すまない。」
レイは、
寮の中庭のベンチに座っている桂に、
謝った。
「………。
お前が謝る必要は無い。
麗羽をあんな風にさせたのは
俺が力不足だったからだ。」
桂はレイを見ずに
言った。
:07/11/02 00:50
:W42H
:KizG4oy.
#400 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「いや、俺が
熱くなりすぎたのが悪かった。
その結果、
麗羽だけでなく、
桂、お前も苦しめる事になった。」
レイは桂の横に
腰を下ろし、
うなだれた。
「構わない。
1人には慣れてる。
麗羽に忘れられたままでも………
どうってこと無い。」
:07/11/02 00:54
:W42H
:KizG4oy.
#401 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「な……んだよ。
桂、お前、それでも
麗羽の彼氏か?
男か?
そんな弱々しい事
言うなら、
俺が、麗羽を彼女にするぞ?
それでも良いのか?」
レイは、怒鳴った。
「別に……。
麗羽が幸せなら
それで良い。」
桂は、レイと目を合わせる事無く、
素っ気ない態度で
言った。
「………。
もう、知らねーよ。」
レイは
桂の冷めた言動に
イラつき、そう言って、その場を去っていってしまった。
:07/11/11 06:11
:W42H
:i31rTO6o
#402 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
レイが去ってしまった後の
中庭はひどく、
静かだった。
桂は空を見上げて
「俺だって……
平気じゃねえよ。」
と呟いた。
実際、麗羽がイギリスに行ってから
会える今日まで、
正直、寂しかったのだから。
:07/11/11 06:25
:W42H
:i31rTO6o
#403 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「このまま、
帰りたくねえよ。」
桂はまた、呟いた。
それに応えるかの
ように、
「帰る必要は
まだ、ない。」
鋼からして、
右、いつの間にか
横に立っていた
朱夏が言った。
:07/11/11 06:36
:W42H
:i31rTO6o
#404 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「朱夏?どういう意味だ?」
桂は
朱夏に訊いた。
「コレを見ろ。」
朱夏は
そう言い、桂の
顔にバシッと
紙を押し付けた。
桂はそれをまじまじと見た後、
「これは夢か?」
あっけにとられた
様子で呟いた。
:07/11/18 04:13
:W42H
:F.BbjgJ6
#405 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「夢ではない。
私が直々に園長に頼んだのだから。」
朱夏はムッとした表情で答えた。
「だって……
滞在期間延長って。」
そう、
桂が持っている紙に書かれていたのは、
桂がイギリスに滞在する期間を延長すると言う内容だったのだ。
:07/11/18 04:29
:W42H
:F.BbjgJ6
#406 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「だから、直々に頼んだって言っただろう。」
朱夏は
イラついた
物言いで言った。
「何で、朱夏が?」
桂は
紙と朱夏を交互に見て言った。
:07/12/02 02:16
:W42H
:GEOMEPlY
#407 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽の幸せのためだ。
私は、正直言って
私から麗羽を奪ったお前が嫌いだ。
だが……
麗羽の幸せには
絶対にお前が幸せなんだ。
その、お前と一緒に居た記憶を無くしたままでは
麗羽が幸せに成ることなんて
無い。
だから、期間を延ばしてもらった。」
朱夏は
桂の隣に腰を下ろし、目を背け、言った。
:07/12/02 02:29
:W42H
:GEOMEPlY
#408 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「朱夏……。」
「勘違いはするな。
麗羽の為だ
お前の為ではない。
とりあえず、早く寝ろ。」
朱夏は
変わらず、目を背けたまま、言った。
「あぁ。
ありがとう。
そんで、ごめんな。
じゃ、おやすみ。」
桂は
そう言い立ち上がると寮へと帰っていった。
:07/12/02 02:38
:W42H
:GEOMEPlY
#409 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「ふぅ……。」
朱夏は溜め息をつき、
月を見た。
ふいに
朱夏の目から
涙が流れ出た。
その涙は朱夏の頬をつたい
地面にシミをつくった……。
:07/12/02 02:44
:W42H
:GEOMEPlY
#410 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「世話のかかる奴らだ。」
朱夏は
ははっと笑いながら涙を拭った。
そんな朱夏のに
緋蓮は静かに
歩み寄り、
「よく、言ったわね。」そう言い、頭を撫でた。
:07/12/09 09:57
:W42H
:lxc97./Q
#411 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「緋蓮様……。」
「貴女も、寝なさい。」 緋蓮は
優しく微笑むと
もう一度、朱夏の頭を撫でた。
「はい。」
朱夏は
そう言って
消えた。
:07/12/09 10:01
:W42H
:lxc97./Q
#412 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「まったく、何で
麗羽ばかり苦しまなければならないのかしら。
大神は残酷よ・・・。」
緋蓮は
ため息をついて言った。
─やりきれなかった。
麗羽ばかり傷つくのはおかしいと
思ったのだ。
「一回、神界に行く必要があるようね。」
必要はそう、
呟いて、姿を消した。
:07/12/09 10:09
:W42H
:lxc97./Q
#413 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
そうして数時間………
空は白み始めた。
桂を除いた
日本の生徒、つまり兎琳達が
日本に帰る時間が
迫っていた…─。
:07/12/09 10:12
:W42H
:lxc97./Q
#414 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………
「………。」
麗羽は一睡も出来なかった。
記憶が無いのに
桂の事がどうしても気になる。
「桂さん……。」
思わず、桂の名を呟いた。
:07/12/09 10:36
:W42H
:lxc97./Q
#415 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
自分がどれだけ酷いことを言ったか、
麗羽は分かっていた。
どれだけ、大切されていたかも、
朱夏の話から
分かった。
思い出したいのに
思い出せない。
:07/12/09 11:36
:W42H
:lxc97./Q
#416 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「何で、いつもこうなの?」
麗羽は自分に問いかける。
肝心な時に
何かが起こる。
「桂さんの事、
好きなはずなのに……。
どうして思い出せないの?」
:07/12/09 12:23
:W42H
:lxc97./Q
#417 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
こんな自分がイヤになる──。
「何で、どうして、
私はこんなにも
弱いの?」
辛い、悲しい、恨めしい……
:07/12/09 12:27
:W42H
:lxc97./Q
#418 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
いつの間にか
日は
高くなっていた。
「何もかもイヤだ。
終わりにしたい……。」
麗羽は
顔をあげ辺りを見回した。
机の上の時計……
只今の時刻は
午前10時過ぎ。
:07/12/09 12:50
:W42H
:lxc97./Q
#419 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
その横、お見舞い品のフルーツ、
それと
果物ナイフ……。
麗羽は立ち上がり、
そのナイフを
手にとった。
そして、そのナイフを、
「………。」
首に、あてがった。
:07/12/09 12:54
:W42H
:lxc97./Q
#420 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
サク……
ナイフが少しだけ
麗羽の肌に食い込む。
麗羽の白い肌が
血の、赤色を
浮かび出させた。
:07/12/09 12:58
:W42H
:lxc97./Q
#421 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
……とその時。
「麗羽ー!!!」
ガラッと病室のドアが開き、
兎琳達が入ってきた。
サッ……
麗羽はすぐさま
ナイフを机の上に置き、
首の傷を隠した。
:07/12/09 13:01
:W42H
:lxc97./Q
#422 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
しかし、
滴る血までは隠せない。
「麗羽、今、何してた?」
兎琳は麗羽に詰め寄る。
「……。」
麗羽は何も言わず
ただ、首を横に振った。
「麗羽、その血は何?」
兎琳は質問を変えた。
それでも
麗羽は答えず
首を振るだけだった。
:07/12/09 13:13
:W42H
:lxc97./Q
#423 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
パンッ……
兎琳は麗羽の頬を
叩いた。
そして
「今、死のうとしたでしょ?
今、この世から
居なくなろうとしたでしょ?
何でそう言う事するの!!!?」
めいっぱい
怒鳴った。
:07/12/09 13:17
:W42H
:lxc97./Q
#424 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「何で
そんな……
バカな事
考えるの!?」
兎琳の怒りはおさまらない。
麗羽は
カタカタと体をふるわせながら
兎琳を見た。
「何で
肝心な事は言わないの?
何で
1人でそうやって
抱え込むの?
何で
自分を大切にしないの?」
:07/12/09 13:21
:W42H
:lxc97./Q
#425 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「兎琳、もう良いじゃん。」
桂が割って入る。
「良くない!!!
良くないよ!!
私、こんな麗羽、
嫌だっ!!
明るくて、頼れる。
いつも自分の事より、人の事を考えてる。悲しい時、慰めてくれる………。
言いきれないほど
良いとこがある。
それが麗羽なの!!」
兎琳の目から涙が伝い堕ちる。
:07/12/09 13:28
:W42H
:lxc97./Q
#426 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「しっかりしてよ。
私、何も返せてないんだから!!!
弱気にならないでよ。こんな、傷だらけな麗羽、私、見たくない。
だから、
ありのままを受け止めてよ。
貴女は、
私の親友、皆の友達、朱夏の主、桂ちゃんの彼女。
高神麗羽でしょう!!」
兎琳はそう言い、
麗羽に抱きついた。
:07/12/09 13:35
:W42H
:lxc97./Q
#427 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「……兎、琳。
ごめん……ね。」
麗羽の声が震える。
「バカ。
次、こんな事したら許さないから。」
兎琳は
涙を瞳に浮かべながら笑むと、
麗羽のおでこにコツンとゲンコツをした。
:07/12/09 14:19
:W42H
:lxc97./Q
#428 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「それよりも
麗羽、なぜあの様なまねをした?」
朱夏が訊いた。
「……苦しかったの。自分が、恨めしかったの。
自分が、弱いなんて
信じたく無かった。」麗羽は
一息ついて答えた。
「麗羽……。」
「兎琳、皆、ごめんね。」
麗羽はにっこり笑い、言った。
:07/12/09 15:45
:W42H
:lxc97./Q
#429 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「良いよ。
私達、今日、帰るからさ。
次は日本で会おうね。」
兎琳は、
麗羽の頭を撫でて
言い、ピースをした。
「うん。
また、日本で。」
麗羽もつられて
ピースをした。
「桂ちゃんは
こっちに残るけどね。
じゃあ、またね。
あ、桂ちゃんは麗羽の傍についててあげて。」
「え、兎琳!?」
ニッと笑い
兎琳達は病室を出て行った。
:07/12/09 15:51
:W42H
:lxc97./Q
#430 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………
「あーあ。」
兎琳は病院を出て伸びをした。
「兎琳さん、頼もしいですわね。」
そんな兎琳に
ミシェルは
言った。
「そう?」
「ええ。
さ、皆さん、空港に行きましょうか。」
ミシェルは
甘く微笑み、
指をパチッとならし、皆をテレポーテーションで
空港へと移動させた。
:07/12/09 15:57
:W42H
:lxc97./Q
#431 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「……あの。」
麗羽はおずおずとした様子で
桂に声をかけた。
「目、つむって。」
桂は
麗羽に近寄り言った。
「?……はい。」
麗羽は素直に目をつむった。
桂の指が麗羽の首の傷に触れる。
:07/12/20 20:20
:W42H
:hwh4hj.g
#432 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「ごめんな。痛かっただろ。」
桂はそう言うと、
手のひらを傷に翳し、呟いた。
傷跡が消えていく。
痛みが和らぐ。
「桂……さん、
ありがとうございました。」
麗羽は目を開き、
言った。
:07/12/20 20:24
:W42H
:hwh4hj.g
#433 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽、敬語やめて。
あと、桂で良いから。」
桂は麗羽の頬を撫で言うと、
ベッドに腰を下ろして、自分の膝をポンポンと叩いた。
:07/12/20 20:29
:W42H
:hwh4hj.g
#434 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「?」
どうやら
膝の上に座れと言う意らしい。
麗羽は
ゆっくりと桂の膝上に腰を下ろす。
朱夏は
それを見かねて
病室から出て行った。
:07/12/20 20:37
:W42H
:hwh4hj.g
#435 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「あ…あの。」
桂の膝上に乗ったは良いが、
それからどうして
良いかが分からず
麗羽は戸惑う。
桂はそんな麗羽を
後ろから
ギュッと抱きしめ、
「しばらく、このままでいさせて。」
言った。
「あ……う……。」
「お願い。」
「はい……。」
:07/12/20 21:10
:W42H
:hwh4hj.g
#436 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽。」
「何ですか?」
「いつも、ごめん。」
「……いつも……。
記憶が無くて
桂……が何かを言いたいのか。」
麗羽は
申し訳なさそうに
言った。
「そうだな。」
桂は
自分の髪をクシャッとかきあげた。
:07/12/20 21:16
:W42H
:hwh4hj.g
#437 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「あの、本当に
ごめんなさ……い。」 麗羽は
桂の腕を握り、言った。
「いいよ。
ゆっくり、思い出せば良い。」
桂は
微笑み、強く麗羽を抱きしめた。
「ありがとうございます……。
っ……。」
麗羽は
そう言った途端、
頭をおさえた。
:07/12/20 21:24
:W42H
:hwh4hj.g
#438 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「どうした?」
桂は
抱きしめていた腕をほどき、
麗羽を膝から下ろし、見つめて訊いた。
「頭が痛い…………。息苦しい……。」
麗羽は尚も頭をおさえる。
記憶を無くした時のような
衝撃がまた、麗羽を襲う。
:07/12/20 21:30
:W42H
:hwh4hj.g
#439 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「痛い、痛い……………。」
麗羽は
目をつむる。
「麗羽?麗羽!!?」
桂は麗羽の体を揺さぶる。
「痛い……痛いっ!!!」
「麗羽!?
そうだ、ナースコール。」
桂は
すぐさまナースコールを押した。
「痛い……
痛いよ………。」
麗羽の目から
涙があふれる。
:07/12/20 21:36
:W42H
:hwh4hj.g
#440 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
医師がかけつける。
それと同時に
「痛い……。
いやあぁああぁぁあぁあっ!!!!!」
麗羽は
叫び声をあげ、桂の腕の中に
倒れ込んだ。
:07/12/20 21:42
:W42H
:hwh4hj.g
#441 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
†king28†
─四体の聖霊は
1人の聖霊使いの為に、忠誠を誓う。─
あ
:07/12/20 21:47
:W42H
:hwh4hj.g
#442 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
………
病室から出た
朱夏は、緋蓮に呼ばれ
病院の屋上へとやって来た。
「緋蓮様、話とは一体?」
朱夏が話を切り出す。
:07/12/20 22:17
:W42H
:hwh4hj.g
#443 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「朱夏は麗羽の記憶を取り戻したい?」
緋蓮は
一度空を見て、
視線を朱夏に戻して訊いた。
「それは……
当たり前ですが
取り戻したいです。」朱夏は
真剣な表情で答える。
:07/12/20 22:21
:W42H
:hwh4hj.g
#444 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「……先ほど
大神のもとへ行き、
麗羽の記憶を取り戻す術が無いか訊いてきた。
取り戻す術はあるが聖霊が関わって
記憶が抜けた場合、
聖霊使いの麗羽は
普通の記憶の取り戻し形では
記憶が戻らないそうだ。」
緋蓮は淡々と話した。
「では、一体どうすれば……。」
朱夏は訊く。
:07/12/21 00:48
:W42H
:QGWKk4QQ
#445 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「ここに大神からもらった
麗羽の記憶玉がある。
それを囲むように
四師方陣をくむ。
それで
その記憶玉に
四体の聖霊がそれぞれの聖霊雷を浴びせる。
つまりは刺激を与える。
だけど聖霊雷の
強さはちょうど
四等分。
それ以上でも
それ以下でもいけない。
それに………。」
:07/12/22 08:33
:W42H
:VzvbZpsg
#446 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「それに……?」
朱夏は
続く言葉を待つ。
「失敗すれば
記憶が戻るどころか消えてしまう。
もし成功しても
記憶を戻す際に、
麗羽は
記憶を失った時のような衝撃と痛みを伴う。
確率は50/50。
それでも、やる?」
緋蓮は一通り説明すると
朱夏に訊ねた。
:07/12/22 08:36
:W42H
:VzvbZpsg
#447 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
朱夏は悩みに悩み、
「やり……ます。」
答えた。
「分かった。
では四師方陣を組む。」
「ちょっと待ってください。
緋蓮様と私と濫牙。
これでは四師方陣はくめません。」
朱夏の言葉に緋蓮はニコッと微笑み、
「居るわよ。
もう一人。」
言った。
:07/12/23 04:30
:W42H
:s2rnJ5Xw
#448 [壁|ω`){すみ仔◆Alice.m.sE]
「え……。」
朱夏は
驚いた。
緋蓮がほらと言って指差した先に居たのが
「龍……帝?」
聖霊界の王、
自分の夫だったのだから。
:07/12/24 14:49
:W42H
:xYgaTFYk
#449 [壁|_ゝ`){氷雪◆Alice.m.sE]
「ど……してここに……。」
「愛する妻の主が
危機的状況
なのだ。
駆けつけない夫が
どこにいる?
さぁ、始めよう。」
龍帝は
そう言い、
自分の立つ位置に
向かった。
朱夏は龍帝に感謝した後、立ち位置に
立った。
:07/12/27 07:31
:W42H
:5vgfJw1c
#450 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「いくわよ。」
緋蓮がそう言い
構えると
朱夏達も同様に
構えた。
緋蓮が呪を読み上げる。
そして
「今よ!!」
叫んだ。
:07/12/30 01:26
:W42H
:LOFlwvsQ
#451 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
四体の聖霊は
一気に聖霊雷を放った。
─均等になるように。
すると
記憶玉の色が
綺麗に変化した。
朱夏はごくっと
唾を飲み込み、緋蓮を見た。
「成功よ。
さぁ、麗羽のとこへ
行きましょう。」
緋蓮は笑顔で頷いてそう言った。
:07/12/30 01:52
:W42H
:LOFlwvsQ
#452 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
………
あれからどれくらい経っただろうか─。
麗羽は一向に目を覚まさない。
途中、朱夏達が
病室にやってきて、
訳を話してくれた。
どうやら
目覚めた時には
俺と居た時の記憶が戻っているらしい。
:07/12/30 02:06
:W42H
:LOFlwvsQ
#453 [壁|ω;`){すみ仔◆Alice.m.sE]
受験勉強追い込みのため
一時
歌箱を去ります。
また
歌箱に戻ってきたら
更新しますので
気長に待ってやって下さい。
勝手ですみません。
:08/01/07 12:13
:W47T
:5DzBcf/2
#454 [壁|ω;`){すみ仔◆Alice.m.sE]
ちなみに機種が違うのは
携帯を修理に出してるからです。
すみ仔本人です。
:08/01/07 12:18
:W47T
:5DzBcf/2
#455 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
>>452 桂は
俯き、麗羽の目が覚めるのを待った。
朱夏達も同様に待つ。
時刻は
23:59……
もうすぐ、日付が変わる。
:08/02/03 20:32
:W47T
:X2mPOyjs
#456 [壁|∀゚){すみ仔◆LEGEND.Xls]
カチッ……
針が重なった。
それと同時に
「け……い?」
麗羽が目を覚ました。
「麗羽!!!」
桂は急いで
麗羽のそばに行った。
:08/02/10 02:38
:W47T
:juRISEWE
#457 [壁|∀゚){すみ仔◆LEGEND.Xls]
桂はギュッと麗羽を抱き締めた。
「朱夏、しばらく
2人きりにしてくれないか?」
そして、麗羽の聖霊に静かな声で
頼み込んだ。
「仕方ない。
手短に済ませてくれ。」
朱夏は
短く息をつき、
緋蓮達と一緒に病室を出た。
:08/02/12 22:10
:W47T
:ggn7kzjg
#458 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「私……。
忘れてた。
桂だけ、いちばん大切な人だけ・・・忘れてた。
ごめん、本当にごめんっ!!」
麗羽は
頭を下げた。
「俺が麗羽の事、覚えてたから良いんだ。
俺、麗羽を信じてたからさ。
だから、ほら……
顔あげろよ。」
桂は優しく
麗羽の頭を撫で、
そう言い
「ひゃっ!!
ちょっ、桂!!??」
麗羽を抱き上げた。
:08/03/12 07:27
:au��SN3C
:xyWsadvM
#459 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「相変わらず軽いな。
ちゃんと三食
摂ってんのか?」
麗羽を抱き上げたまま
桂はクスクスと笑い、
そう言った。
「た……食べてるもん!!!
けっ桂こそ
きちんと毎食食べてるの?
私が居ない間に
浮気とかしてないよね?」頬を軽く膨らませ、
麗羽はふて腐れたような 言い方で言うと
桂にデコピンをした。
「してねぇーよ。
これからもするつもり
ねぇーし。
だから後半年、
麗羽はここで頑張れ。」
コツンと
2人はおでこを合わせた。
:08/03/12 07:39
:au��SN3C
:xyWsadvM
#460 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「うん。
桂、明日帰るんだよね?」 「んー
まぁ、麗羽の記憶も
戻った事だしな。」
「そか、皆にもよろしくね。」
「おう。」
麗羽は一瞬だけ
悲しそうに笑い、
そう言って
桂の手をギュッと握った。
「朱夏達、呼んでこようか。」
「そだね。」
二人は笑み、
桂は病室を出た。
:08/03/13 08:21
:au��SN3C
:DTGoJ86s
#461 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「朱夏、終わったぞ。
それと、滞在期間の延長の申し出、ありがとうな。」 朱夏達は
病室の外でジッと待っていた。
聖霊が四体。
どうみても威圧感たっぷりだ。
「麗羽のためだと
言ったはずだ。」
朱夏はぷいっと
そっぽを向き
ぶっきらぼうに
そう言い、
病室へと入っていった。
:08/03/13 08:26
:au��SN3C
:DTGoJ86s
#462 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
麗羽はその日のウチに
寮へと帰る事ができた。
脳波に異常も無いため
退院の許可がおりたのだ。
寮に帰ると
皆が、ご馳走を用意して
待っていた。
「麗羽、お帰りなさい。
さぁ、座って。」
ミシェルがいつものように甘く微笑み、
椅子を下げてくれた。
麗羽は
「ありがとう。」
と言い
椅子にこしかける。
:08/03/13 08:32
:au��SN3C
:DTGoJ86s
#463 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「それでは皆さん、
頂きましょう。
麗羽、合掌の指揮をおとりになって?」
ミシェルが席につくと
麗羽の方を向き、
言った。
「え?あ、うん。
合掌!」
「「いただきます。」」
麗羽の合図をすると
皆が一斉にそう言い、
晩御飯を口にした。
:08/03/13 08:37
:au��SN3C
:DTGoJ86s
#464 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽、俺が初めて作った料理だ。
食ってくれ。」
レイがそう言い、
差し出してきた料理を
麗羽は口に運ぶ。
麗羽の反応は
「うげっ、ちょ、
これ味見したの?
毒物食べたような
まずさ………うっ。」
イマイチ………
と言うより酷評だった。
「なっ、嘘だろ?
俺の味覚は素晴らしいんだ………ぞ?
うっ。」
レイは
笑いながら
自分の料理を口いっぱいに頬張り、
そのすぐ後
台所にかけこんだ。
:08/03/13 08:43
:au��SN3C
:DTGoJ86s
#465 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「だから言ったじゃん!!
レイは料理の勉強した方が良いよ。」
麗羽は口まわりを
拭き、ミシェルの料理を
皿に盛った。
「な!
ちぇっ、分かったよ。」
レイは
ふて腐れてそう言い
別の料理を口に運んだ。
:08/03/16 18:19
:au��SN3C
:ZeSzEI/M
#466 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
楽しい時間は
直ぐに過ぎ去るものだ。
どんちゃん騒ぎした
せいで
疲れはてて
ミシェル、麗羽、桂以外の 皆は寝てしまった。
3人は
夕涼みがてら
庭を歩いた。
:08/03/25 00:01
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#467 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「桂は明日、変えるんだよね?」
「あら、明日帰られますの?」
麗羽とミシェルのダブルな質問に
「うん。」
桂は短く答えた。
「それでは
あと半年、高3が終わるか終わらないか
くらいまでは
また遠距離ですのね。
寂しくありませんの?」
ミシェルがそう言うと
桂と麗羽は
お互いを見て、
「「愛して、信じてるから。」」
笑顔で言った。
:08/03/25 00:13
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#468 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「ふふっ。
それなら大丈夫ですわ。
それでは
私はそろそろ。
あとは二人で
庭を散策して下さい。」
ミシェルは甘く笑んで
寮に入っていった。
「ミシェルも
あんな気遣いいらないのに。
ねぇ、け……い?
ど、どしたの!!?」
麗羽は笑ってそう言い
傍らの桂を見て
驚いた。
桂の
目から涙がこぼれていたからだ。
:08/03/25 00:21
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#469 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「んー、あんな事言ったけど、やっぱ不安なんだよ。
みっともないけどさ。」
桂は
袖で涙を拭い、言った。
麗羽には
それがいとおしくて、
仕方なくて、
「半年なんてすぐだよ。」
桂を抱き締めた。
「うん。」
桂は麗羽を抱き締め返し、微笑んだ。
:08/03/25 00:35
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#470 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「さ、部屋に帰ろう!!
今日はほら、いつかの
文化祭の時みたいに
一緒に寝よう、ね!」
麗羽は
桂の手をグイグイと引き、
笑顔で言った。
「そうだな。
麗羽はまた抱き枕だ。」
桂は
麗羽の言葉にクスクスと笑い、走り出した。
その二人を
ミシェルは
優しい眼差しで見ていた。
:08/03/25 00:41
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#471 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「あと半年、お互いに頑張ろうね!」
「あぁ、麗羽が帰って来たときには
惚れ直すくらい
かっこよくなっとくからな!」
桂は麗羽の頭を
優しく撫でて、
ガッツポーズを決めた。 「楽しみにしてるよ。
元気でね!」
麗羽は桂にピースをし、 ニカッと笑った。
「皆もありがとな。
それじゃあ。」
桂は
そう言い、手を振って
ゲートへと向かった。
:08/03/25 00:49
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#472 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「桂が頑張るぶん、
私も頑張らなきゃ!
皆、協力お願いします!!」
桂を見送り
寮へ帰る最中、
麗羽は
ミシェル達にそう言った。
ミシェル達は
同時に
「当たり前!!」
と笑顔で答えた。
そうして
桂と麗羽は
半年間、別々の場所で
別々の道を歩んだ──。
:08/03/25 00:55
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#473 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
†LastKing†
─一緒に歩みたいんだ 。 この道を。─
イギリスでの別れから 半年、
ついに麗羽が帰って来ます。
:08/03/25 01:02
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#474 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「お兄ちゃん、
わくわくするのは
良いけどさ、浮かれすぎだって。」
文夏がそう言い
桂の興奮をなだめても、
やはり
嬉しい事に代わりはなく、
桂はかなり
浮き足立っていた。
「文夏ちゃん、
仕方ないよ〜。
桂ちゃんは
本当、麗羽ぞっこんLoveなんだから。」
文夏のなだめの言葉に
兎琳は
ムダムダと言うポーズをし、言った。
:08/03/25 01:07
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#475 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「そうですね。」
文夏は
桂を見て頷いた。
「文夏ちゃん、
高神さんの乗った飛行機、
もう着いたみたいだから、
もうすぐ、来るよ。。」
梁が文夏に駆け寄り
そう言った。
「本当!!!?
お兄ちゃん!
麗羽さん、もうすぐ来るって!!
あれ?」
文夏が桂の方を振り返る。
が、そこに桂の姿は無かった。
:08/03/25 11:58
:au��SN3C
:8zQ5E7Fo
#476 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
辺りを見回し、
やっと桂を見つけた
3人は驚いた。
桂が手を繋いで
こちらに向かってくる。
その相手の女性が
麗羽だと思えなかった。
「麗羽さん、綺麗になりすぎですよね?
お兄ちゃんには勿体無い……。」
「うん。」
文夏と兎琳が小さな声で 言った。
:08/03/28 15:02
:au��SN3C
:IEqwSShw
#477 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「兎琳、文夏ちゃん!!」
そんな二人に
麗羽は手を振って近付いてくる。
「中身は変わって無いみたい。」
兎琳がクスクスと笑い
言うと、
文夏も頷き、笑いだした。
「え?何?」
麗羽は
二人を交互に見て
首を傾げた。
そんな麗羽を見て
二人はまた笑い
「「何でもないよ!!」」
言った。
:08/03/28 15:07
:au��SN3C
:IEqwSShw
#478 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「それよりも
桂ちゃん、麗羽に言う事が有るんじゃないの?」
兎琳が桂を小突く。
「あ、うん。
麗羽、一度だけしか言わないから聴いて。」
桂は
顔を紅く染め、
麗羽を抱き締めた。
「な、なに?」
麗羽は
びっくりした様子で
桂の服をキュッと握った。
:08/03/28 15:12
:au��SN3C
:IEqwSShw
#479 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「……さい。」
「あぅっ、ちょっ……
あの─。
あ、うん。」
耳元で囁かれた麗羽は
顔を真っ赤にして俯き、
答えた。
「本当……に?」
桂は確認するように
訊く。
「うん、本当。」
麗羽は俯いたまま
頷いた。
桂は
その答えに感極まり、
ギュッと強く、強く
抱きしめた。
:08/04/23 23:08
:au��SN3C
:i/Hhdkn.
#480 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「桂、人が居るから
やめよーよ!!
ほら寮に帰ろっ。」
麗羽はそう言いつつ
桂の背中に
手をまわした。
そして
「ただいま、桂─。」
桂だけに聞こえる声量で 囁いた─……。
:08/04/24 01:10
:au��SN3C
:ZVeZ07m.
#481 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
二年後─…。
「まぁっ!
麗羽ちゃん、綺麗よ。」
「麗羽さん、本当に綺麗です!!」
シルクの白いドレスに
包まれた麗羽を見て
桂の母親、早苗と文夏が
同時に言った。
あの空港で
桂が言った言葉、
それが今日、
現実となった─。
:08/04/24 01:15
:au��SN3C
:ZVeZ07m.
#482 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
─あと二年して
俺が二十歳になったら、
結婚してください。
桂はあの日、
麗羽の耳元で
そう囁いたのだ。
あれから二年、
長かったようで
短かったこの日までの
時間、
麗羽は目を閉じて
ひとつひとつ
出来事を思い出した。
:08/04/24 02:17
:au��SN3C
:ZVeZ07m.
#483 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
イギリスから帰ってきて、
ケンカもした。
キスもした。
いつも
愛しあっていた。
「麗羽、準備できたか?」
その最愛の人が
今、タキシードを着て
隣に立っている。
「うん。」
麗羽は目を開け、
ふっと微笑んだ。
:08/04/28 07:05
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#484 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
二人は並んで
学園の敷地内にある
教会へと向かう。
足を確実に
一歩ずつ進めて。
周りからは
祝福の歓声が飛び交い、
まるで
何かのパレードのようだ。
時々
「おめでとう。」
と声をかけてくれる人に、
二人は揃って
最上級の笑みを返した。
:08/04/28 22:29
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#485 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「それでは
誓いのキスを─。」
学園長が務める牧師が
そう言い、
桂は麗羽の顔を覆っているケープをあげた。
麗羽の整った顔立ちが
露になる。
二人は
目を瞑り、
長い長いキスをした。
:08/04/28 22:35
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#486 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
それと同時に
麗羽の契約聖霊と
その仲間の聖霊が
お互いのエネルギーの
塊をぶつけあい、
キラキラと光る
小さな粒子を発生させた。
その光は
今まで見たどの光よりも
綺麗で、繊細な心から創られた光だった。
:08/04/28 22:39
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#487 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「麗羽、ブーケ投げてーっ!!」
兎琳の声に麗羽は頷き、
「皆、ありがとう!!」
そう言って
ブーケを投げた。
ブーケは宙を舞い、
やがて
1人の手元にすっぽりと 収まった。
:08/04/28 22:43
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#488 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「私がとっても意味は
無かろう?」
そう、彼女の契約聖霊の
手元に……─。
周りは
どっと笑いをあげて、
拍手をした。
「朱夏には
色んな意味でお世話になったし、
これからも
お世話になるから良いの!!」
麗羽はニッと笑い
拍手した。
:08/04/28 22:46
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#489 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
「ほう、それでは
私らから
もう1つ贈り物だ。」
朱夏はそう言うと、
少し大きめの箱を
麗羽に渡す。
麗羽はその箱の蓋を開き、満面の笑みを浮かべ
「ありがとう。」
お礼を言い、
贈り物を口に当てた。
:08/04/28 22:49
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#490 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
すぅ──。
大きく息を吸い込み、
麗羽は奏でる。
〜♪
彼女の曲を、
彼女の唄を……。
それは
学園内だけでなく
全世界に響き渡るような 音だ─。
:08/04/28 22:53
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#491 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
彼女の周りを
淡い光が包み込む。
その唄はいつまでも、
いつまでも
響き渡るように
聞こえた。
:08/04/28 22:55
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#492 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
ただ美しく、純粋で──。 彼女そのものを
表しているようで─
皆は聞き惚れた。
二人の結婚式、
それは麗羽と桂だけでなく、
その場にいた皆をも
幸せにした。
:08/04/28 22:57
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#493 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
彼女達の存在は
後の世、いや
それ以降まで
語り継がれるだろう。
それは
偶然とか自然とかでは無く、
必然なのだろう。
だけど
誰もそれを咎めず、
逆に祝福した。
:08/04/28 23:00
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#494 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
そういった心が
これからの
未来と言う世界にも
存在すれば良い─。
麗羽は
そういった思いを込めて、
最後の1音まで
吹きあげる。
そして最後は
麗羽の大好きな音。
"ラ"で唄は終わった──。
───Fin。
:08/04/28 23:03
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#495 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
これにて
どえらい長編、
─ВГАСК★КΙИG─
の全更新を終了します。
誤字脱字など
読んでくださる方々への
ご迷惑、
本当にすみませんでした。
それでも
こうして誰かが
読んでくださったと
いう事実だけで
私は嬉しさいっぱいです。
:08/04/28 23:06
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#496 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
こうして
ここまで
続けてこれたのも
皆様のおかげだと
思っています!!!
本当にありがとうございました♪
2008/4/28
─ВГАСК★КΙИG─
全更新終了。
オーダー解除。
:08/04/28 23:08
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#497 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
これからは
別サイトにて
小説を書かせて
いただくので
こちらに
小説を投稿することは
無くなると
思います。
(投稿されても
見ないからWw)
:08/04/28 23:25
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#498 [我輩は匿名である]
できればそのサイトを教えて下さい。
:08/04/28 23:29
:F903i
:GmH9XHRc
#499 [壁|∀゚){すみ仔◆Alice.m.sE]
>>498 我輩は匿名であるサン
そのサイトは
無料登録をする
Goccoと言うサイト
(ポイント制では有りません。)
になります(><;)
:08/04/28 23:40
:au��SN3C
:KYNoAm0U
#500 [オパール]
:08/10/03 05:54
:P902iS
:HCmrLtec
#501 [唄]
:08/10/05 23:52
:D905i
:X6yx5mLo
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