恋愛喫茶店
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#346 [向日葵]
音子「アンタに私の何がわかるっていうのっ?!自分はさっさと結婚したくせにっ!!私のこと知ったかぶって言わないでよ!!」
ダッ!!
太智「オイね」
追いかけようとした太智は新市によって止められた。
新市「俺が行きますから。」
新市は音子の後を追った。
:07/04/30 00:52
:SO903i
:cSgoZygA
#347 [向日葵]
バカだ……
私バカだ……!!
結局未練タラタラじゃないっ!!
みっともない!
最悪っ……
私はまだ一歩も進めてなかったんだ!!
グッ!
腕を引かれ、走る足を止めた。
新市「ハッ…ハッ…生田さ……ハァ…っ早いね…っ!」
:07/04/30 00:57
:SO903i
:cSgoZygA
#348 [向日葵]
音子「真辺君…私はやっぱりダメな子だよぉ……。進歩してなかっ……。……っっ。」
本人を目の前にするとやっぱり好きで、声を聞くと愛しいかった。
音子「やだ…。もぉやだよぉ……っ!」
私はその場にしゃがみこんで泣いた。
私は今まで何をしてたの?何が少しずつ思い出に……?
出来てないじゃない!!
口ばっかりじゃない!!
その時、真辺君が私の肩にそっと触れた。
:07/04/30 01:03
:SO903i
:cSgoZygA
#349 [向日葵]
新市「そんなにすぐに決着が着くほどにしか彼を思ってなかった?」
伏せていた顔を少しあげ、閉じていた目を見開いた。
新市「俺だってもし今アイツが生きて帰ってきたらもの凄く喜ぶ。ひょっとしたら生田さんを置いて帰るかもしれない。」
私は完全に顔を上げる。
真辺君は同じ様にしてしゃがんでいた。
新市「……それぐらい、大好きだったよ。だから生田さんもゆっくりでも、気持ちの整理がつくまで好きなだけ好きでいたらいいから。」
:07/04/30 01:13
:SO903i
:cSgoZygA
#350 [向日葵]
真辺君はいつだって私の思いを許してくれた。
真剣に耳を傾けてくれた。
好きのまま……いたい……。
でもダメ!!
私は立ち上がって涙を拭う。
音子「私は今度こそ再出発するの!!」
このままじゃきっとこの気持ちに甘えっぱなし。
それじゃダメな気がする!!
だから……っ
ダッ!
:07/04/30 01:19
:SO903i
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#351 [向日葵]
私は元来た道に戻った。
曲がり角を曲がると、太智の後ろ姿が見えた。
音子「太智ぃ―――っ!!」
太智は振り向いて、私の元へ来ようとしたが私がそこにいてと言ったので足を止めた。
太智…これが
音子「私アンタがだぁーい好きぃ――!!!!」
私の22年分の思いです。
大声でも恥ずかしくない。それほど貴方が好きでした。
:07/04/30 01:27
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#352 [向日葵]
太智は驚いていたけど、照れたように笑って
太智「ありがとぉ――――!!!!!」
と言ってくれた。
また涙が溢れた。
だってね、ゴメンじゃなくてありがとうって言ってくれた。
嬉しい。
とても嬉しい。
22年分のこの思いは、決して無駄じゃなかった。
ありがとう……。
私こそありがとう……。
:07/04/30 01:32
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#353 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・
新市「ハイッ。」
近くの公園のベンチに座って、真辺君はハンカチをくれた。
音子「昨日といい今日といいホントすいません……。」
新市「いいえ!」
真辺君は私の隣に座って空を見上げる。
私もそれに習う。
今日も空は青い。
私の心もようやく晴れ晴れとした。
音子「さて!最初は何から新しいことしようかなぁっ!」
:07/04/30 01:44
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#354 [向日葵]
ベンチから立って数歩歩く。
新市「また恋するってのは?」
音子「そーだねぇ……。」
新市「俺と。」
ザアァァ……
風が吹いた。
髪を抑えながら振り向くと、優しい笑顔の彼がいた。
そしてしばらくして、私達は手を繋ぎ、新たな旅路。未来へと進む。
:07/04/30 01:52
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#355 [向日葵]
【再出発】
Fin
:07/04/30 01:52
:SO903i
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