きみを送るA
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#41 []
「ところで志乃くん」

「はい?」

「最近さきさんや…りえさんをみましたか?」

「あ〜さっきまでおったんやけど追い出した」

「……………」

「どうかしたん?」

「いえ…別に」

コウはパソコンに向き直り、親指を噛んだ。

⏰:07/04/27 03:15 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#42 []
「さきがコウに会いたそうやったけどな〜」

「…ほう。…りえさんは」

「りえ?」

「りえさんは僕の事何か言ってましたか」

「ん〜別になんも」

「…そうですか」

「なんで?」

「…いえ、何も」

⏰:07/04/27 03:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#43 []
「お前りえと知り合い?」

「…なぜ」

「初めてお前が家来た時りえの様子変やったから」

「…そうでしたか?」

「ん〜ま、気のせいかもしらんけど」

「…気のせいですよ」

コウはガリッと音を立て、親指の爪を噛んだ。

⏰:07/04/27 03:22 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#44 []
しばらくたってから
ホームページに書き込みが入ってきた。

「きました」

俺は画面を覗き込んだ。

「な…なんじゃこりゃ〜」

「また荒らしですか」

また荒らしだ!

画面には

《神キモい》

永遠に続く…。

⏰:07/04/28 00:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#45 []
コウはため息をつき、
たばこをくわえた。

「またやりますか」

「なにを」

まさか

「ここまで僕を侮辱するとは、ただじゃおきません」

コウはまたもや目にも止まらぬ早さでキーを叩いた。

例のごとく
《お前がキモい》と。

⏰:07/04/28 01:28 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#46 []
「…またそれやるん…?」

「当然です」

「でもそれの間にさっきの子の返事きたら?」

「志乃くん」

コウはキーを叩きながら横目で俺を睨んだ。

なにさ。

「僕が見逃すとでも?」

「……………」

⏰:07/04/28 01:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#47 []
「あっ!!」

俺の急の叫びに、コウはビクッとし、手を止めた。

「今!なんか書いてあった!!さっきの子の!」

コウは
本当ですか?と言い、カーソルを下までおろした。

「……………」

「……………」

「神キモいしか見当たりませんけど」

「すまん見間違えた」

⏰:07/04/28 01:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#48 []
「志乃くん」

またもやコウは俺をギロリと睨んだ。

「ほんますまん…」

「志乃くんは黙ってて下さい。言いたくないけど邪魔しないで下さい」

言ってるやん!!
てかここ俺んちやよね?

わかりましたか?
と言い、コウは再度キーを叩いた。

⏰:07/04/28 01:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#49 []
「……………」

「……………」

はあ…くだらん…
相変わらずくだらん…

つーか、荒らしに対抗したら逆に相手を煽るんちゃうんか?

「おいコウ…」

「志乃くんは黙っていて下さい」

すんませんね!

⏰:07/04/28 02:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#50 []
俺はコウに背を向け、テレビをつけた。

嫌みたらしくボリュームを最大に近くしてやったが
コウはチラリと横目で見ただけで何も言わなかった。

俺は鼓膜が破れそうになりボリュームを下げた。

「志乃くんの行動は僕には理解しかねます」

こちらの台詞ですけど!

⏰:07/04/28 02:27 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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