きみを送るA
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#701 [
]
「誰が決めたんです?」
「はあ?」
「あなたの来世も悪魔だと、誰が決めたんですか」
「……………」
「やってみないとわからないでしょう?」
「………………」
「来世はあなたは悪魔にはなりません」
:07/06/15 03:41
:SH901iS
:☆☆☆
#702 [
]
「…なぜそう思う…?」
コウは翔の顔をじっと見つめ、微笑んだ。
「あなたは悪魔ではありませんよ」
「…………え?」
「ただ、悪魔だと思い込んでしまっただけです」
:07/06/15 03:44
:SH901iS
:☆☆☆
#703 [
]
「え…でも……」
そこへずっと黙って話を聞いていたアコさんが割って入った。
「ああ…あなたも悪魔ではないですね。あなたはもう用はないので消えてもらって結構ですよ」
「えっ!?」
コウの発言に
俺、翔、アコさんの声がハモった。
:07/06/15 03:47
:SH901iS
:☆☆☆
#704 [
]
「僕…女性には甘いですがあなたは嫌です。志乃くんに取り憑いたタチの悪い女性ですから」
「お前…アコさんの事悪魔やゆーてたやん」
「言っただけです。彼女は悪魔気取りの馬鹿女以外の何者でもありません」
ひどい言われようやな…
俺に取り憑いてたやつとはいえ、なんかかわいそうになってきたぞ…
:07/06/15 03:51
:SH901iS
:☆☆☆
#705 [
]
「旬、送ってあげなさい」
は?旬?
送る………?
「わかりました」
そう言うと旬は
ポケットから白いボールを取り出し、アコさんに向かって何かを呟き投げつけた
瞬間、アコさんの身体は煙に包まれ消えてしまった。
:07/06/15 03:54
:SH901iS
:☆☆☆
#706 [けえ]
:07/06/15 03:56
:SH903i
:HeUlQ0S.
#707 [
]
「…なにしたん…?」
「魂を閉じ込めたんだよ」
「…は」
「白いボールは魂を閉じ込めて再生させられるんだ。つまり彼女は魂を洗われてまた生まれ変わる」
「…お前…なんでそんな事ができるんや…?」
「僕は天使だから」
:07/06/15 03:56
:SH901iS
:☆☆☆
#708 [
]
て ん し ?
「冗談だよ。でも僕は何でもできる」
あらそ。
なんかよくわからんけど
「あ…お前身体が…」
突然翔が俺の身体を指さした。
「…あ………」
俺の身体はもう
腰のあたりまで消えかけている。
:07/06/15 03:59
:SH901iS
:☆☆☆
#709 [
]
「志乃くん!」
コウが俺にかけより
俺の腰のあたりを掴んだ。
「ああ…そんな……」
「…もう死にそうなんやな…俺」
俺はもう
死ぬのは怖くはなかった。悲しくもない。
最後にこうして
コウに会えたから。
「我が生涯に…一片の悔いなし!!!」
:07/06/15 04:01
:SH901iS
:☆☆☆
#710 [
]
「………………」
「………………」
「…なんか反応してよ」
せっかくコウのすきな台詞言うたのに
「…………やっぱり…」
長い沈黙のあと、
旬が口を開いた。
:07/06/15 04:03
:SH901iS
:☆☆☆
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