新☆きらきら
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#691 [向日葵]
珊瑚「はい。」
友姫「え……?何?」
珊瑚「誕生日プレゼントだけど?」
友姫「えぇ?!だって、私の誕生日は明後日だよ!」
意外に誕生日が近かった私達。
珊瑚「その日は俺バイトで、12時丁度にはおめでとうって言えないから。俺の誕生日ん時に一緒にと思って。」
友姫「わ、私だって12時丁度に言ってないよ。」
珊瑚「今日は俺の日。口答えは無し。ま、もうすぐで終るけどな。」
:07/06/24 02:42
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#692 [向日葵]
驚き半分嬉しさ半分でリボンをとき、箱を開けると……
友姫「ネックレスだ……。」
片翼の飾りが付いたネックレスがその中には入っていた。
珊瑚君はそれを取ると、前から私の首に付けてくれた。
長さはピッタリ。
珊瑚「今日、あのデパートで買ったんだ。」
友姫「そっかぁー。雑誌じゃなかったんだねー。」
珊瑚「雑誌?」
友姫「こっちの話なんで気なさらず!」
:07/06/24 02:46
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#693 [向日葵]
私は片翼の飾りを指先で持ってその形を確かめる。
友姫「私、指輪前に貰ったのに……。」
珊瑚「あんなオモチャよりもっといいの買ってやるよ。いずれその日が来たら。」
…………。
それってまさかそーゆー意味?
今朝の夢が鮮明に蘇っていく。
珊瑚[結婚しよう。]
さりげない形でプロポーズされたらしい。
ダメだ。頑張っても顔を赤くしないことなんて出来ない。
:07/06/24 02:52
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#694 [向日葵]
珊瑚「何赤くなってんの?」
指の背で私の頬を撫でながら珊瑚君はまたもや意地悪な顔をして笑う。
友姫「気の……せいです。」
最後になるにつれボリュームダウンしていった。
友姫「なんか…、最近珊瑚君意地悪……。」
頬を滑る指に意識が飛ばされそうになりながら言葉を搾り出す。
珊瑚「化けの皮が剥がれてきただけ。男はいつでもガキだから好きな相手には意地悪したくなるもんなんだよ。」
:07/06/24 02:56
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#695 [向日葵]
きっともうすぐ顔から湯気が出る。
そんなセリフ……。
友姫「ズルイ……。そんなキザなセリフで喜ばして。」
珊瑚「喜ぶならもっと言ってやるよ。友姫限定で。」
きっとこの人は天然のキザなんだ。
そう思いながら赤い顔がこれ以上無理ってほど赤くなる。
頬を滑っていた指は、私の顎まできてクイッと顔を上へ向かした。
珊瑚「もっと言って欲しい?」
意地悪な顔をしながら甘く囁く珊瑚君に、息の仕方を一瞬忘れる。
:07/06/24 03:01
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#696 [向日葵]
友姫「今日はいい……っですっ。」
すると顎から指を離して珊瑚君はクククと笑った。
珊瑚「動揺しすぎっ!」
そんな事言われたって……。
顔に熱を感じながら少し怒る。
そんな綺麗な顔を目の前にして、そんな甘いセリフ囁かれちゃったら、誰でも私みたいになっちゃうよ。
……私だけで充分だけど……。
友姫「お、お風呂!入ってもう寝よう!!」
:07/06/24 03:07
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#697 [向日葵]
珊瑚「あぁ。そうだな。」
パタパタと居間から出ようとすると
トスッ
入口の手前で壁に珊瑚君が手を置き、私は先に進めなくなった。
友姫「?行かないの?」
珊瑚「行く。これが済んだら。」
そう言って壁に両手をついて私を逃がさない様にすると、唇を重ねてきた。
びっくりして珊瑚君の服の胸元をキュッと掴む。
:07/06/24 03:12
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#698 [向日葵]
優しいキスはわからないくらい長かった。
ホントは10秒20秒なのかもしれない。
でも、珊瑚君が私に触れてるだけで頭は真っ白になるし幸せに包まれる。
やがてゆっくりと唇は離される。
耳の奥では鼓動の大合唱。うるさいくらい大声だ。
珊瑚君はまた優しい笑顔になった。
珊瑚「誕生日最後のわがまま聞いてくれてありがと。」
そしてまたそっとキスしてお風呂場へ向かって行った。
:07/06/24 03:18
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#699 [向日葵]
私はその場に崩れ落ちる。
18歳になった珊瑚君。
17歳の彼に出会った頃よりも、今の方がずっとドキドキしてる気がする。
歳を重ねるごとに珊瑚君はグレードアップしている。私はそれについていけることもなく、きっとずっとドキドキしてるに違いない。
何はともあれ……
珊瑚君。お誕生日おめでとう……。
:07/06/24 03:22
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#700 [向日葵]
**bP4 違和感の正体**
友姫「真貴。起きなさい。」
小さい頃からその綺麗な声も、笑った顔も変わらない。
そんな友姫姉が大好きだった。
それなのに、再会したと思ったら彼氏は出来てるし、頭に血が上って最悪なことしちまうし。
俺こと東雲 真貴は、果てしなく悩んでいた。
:07/06/24 03:29
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