新☆きらきら
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#102 [向日葵]
友姫「お、お邪魔しま…す。」
入ると珊瑚君の匂いがした。
中はいたってシンプル。
キチンと片付けられていて、本棚にはやっぱり本がいっぱいあった。
バタン
ドアが閉まった音で一気に緊張した。
図書室とは違って部屋は狭く、すぐ近くには珊瑚君がいる。
秘密の場所でもそうだがやっぱり何かが違う。
珊瑚「まぁ座れば?」
:07/05/12 13:29
:SO903i
:eR9ub5EA
#103 [向日葵]
友姫「う、うん!」
座るものの1mくらい離れる。
珊瑚「もっとこっちよれば?」
寄る…寄る……
そして寄った距離わずか10cm。
何だかこの密室でくっつくのは恥ずかしい……。
珊瑚「なぁ友姫。なんでそんな遠い?」
友姫「こ、心地よい距離…っ?」
珊瑚君はため息をついて私の方へ寄って来る。
2人の距離はもうない。
:07/05/12 15:31
:SO903i
:eR9ub5EA
#104 [向日葵]
そして心臓が最速で動く。
『無理無理無理無理!!死ぬ死ぬ!寿命分心臓動いてるっ!!』
なんて思っていると珊瑚君が口を開いた。
珊瑚「次どんな本読みたい?」
友姫「え。あ、んーと怖い話読みたいかも。」
珊瑚「ホラーなぁ…。」
と言って立ち上がり、本棚へ向かった。
立ち止まりゴソゴソと本を探してくれている。
:07/05/12 15:47
:SO903i
:eR9ub5EA
#105 [
]
:07/05/12 21:38
:N902i
:☆☆☆
#106 [向日葵]

さん

いつもありがとうございます



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友姫「え?!珊瑚君が貸してくれるの?!」
慌てて立ち上がって珊瑚君の横に行く。
友姫「また図書室に行けばいいよ!汚したら大変……」
話ながら珊瑚君の顔を見ると、珊瑚君は微笑んでいた。
友姫「……?どうしたの?」
珊瑚「そーやって自然にいろよ。何緊張してんの?」
:07/05/13 00:51
:SO903i
:iNPBtArw
#107 [向日葵]
するとスッと左手を出して私の額をデコピンした。
衝撃で目を瞑る。
珊瑚「俺がなんかするとでも思った訳?」
そう言うと私の髪をのけて首をソッと撫でる。
友姫「ひぎゃっ!!」
思わず首許を押さえながら珊瑚君から遠ざかる。
珊瑚「ほらみろ。こんな事してもお前が怖がるだけだろ。」
珊瑚君はまた本棚に目を向ける。
そして私の注文した本を探してくれている。
:07/05/13 01:08
:SO903i
:iNPBtArw
#108 [向日葵]
珊瑚「俺は嫌われるのだけはゴメンだぞ。」
「どこかあった気がする。」と言いながら探し続ける珊瑚君。
私は触れられた首を抑えながら、何故か息が上がっていた。
友姫「ハッ……ハァッ……」
うまく息ができない。
心臓が音がわからないぐらい脈打ってる。
びっくりした。
だって男の人だから。
珊瑚君が改めて男の人だと思ったから。
自分が如何に大切にされてるかわかった気がする。
:07/05/13 01:22
:SO903i
:iNPBtArw
#109 [向日葵]
珊瑚君がその気になったら、自分を押し倒すことも自分を襲うことも出来る。
怖い。
珊瑚君が。
でも、珊瑚君は自分が怖がること知ってくれているから何もしないんだ……。
友姫「ゴ……ゴメンナサイ……。」
珊瑚「ん?」
友姫「私、心の準備とか、全然でっ。その……まだ、そーゆーのはっ……えと……。」
一生懸命言葉を繋ぐが頭が混乱してて回ってくれない。
:07/05/13 01:26
:SO903i
:iNPBtArw
#110 [向日葵]
珊瑚「友姫?何言ってんの?まさか俺が色々我慢してるとか思ってんのか?」
私は静かに頷く。
珊瑚君はハァーとひと息ついて手に持っていた本を本棚に戻した。
そしてこちらに向かう。
下を向いていたので珊瑚君の足が視界に入る。
珊瑚君は私が下を向いたままの頭を自分の胸へ抱き寄せた。
珊瑚「俺は何も我慢してないから。友姫が俺を怖がる方が嫌だ。」
押し付けられた胸に心地よさを感じて、ぎこちなく珊瑚君のセーターを掴む。
:07/05/13 01:36
:SO903i
:iNPBtArw
#111 [向日葵]
珊瑚「友姫だって急がなくていいから。俺はお前のペースに合わす。…………たまに脱線するがな。今日みたいに。」
冗談っぽく言う珊瑚君に私はフフッと笑う。
それと同時に珊瑚君は私を少し離す。
私は珊瑚君を見上げた。
珊瑚「基本俺はまだガキだから。独占欲だって強いし、嫉妬だってする。今日読んだのだってイトコとの時間を潰したかったんだ。」
私は目をパチクリさせる。知らなかった。珊瑚君の本音が何かが取れたようにポロポロ溢れてる。
:07/05/13 01:41
:SO903i
:iNPBtArw
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