新☆きらきら
最新 最初 全 
#112 [向日葵]
そんな私の髪の毛を一束持ち、口元へ運ぶ。
珊瑚「俺は……友姫の時間までも支配したくなってる……。」
――――ドクンッ
あまりにストレートな言葉に顔が塗り潰した様に赤くなる。
友姫「……っ。私……っ。」
珊瑚「まぁ、怖がらすことは絶対しないから。ホラ。本探すの手伝って。」
手を引っ張られ、本棚の前に戻る。
探してるけど頭の中に本能の声が反芻していた。
――私モ貴方ヲ私デ支配シタイ――
:07/05/13 01:48
:SO903i
:iNPBtArw
#113 [向日葵]
あんな事を言われたら、自分を制御出来なくなる。
私だって、珊瑚君を独占したい気持ちでいっぱいだ……。
思わず声に耳を傾けたくなくて耳を塞いだ。
そんな時。
バンッ!
「兄ちゃん!!」
トタトタトタ!!
部屋に入って来たのはなんとも可愛らしい男の子だった。
珊瑚「汰樹!ドアはちゃんとノックしろ。」
:07/05/13 01:54
:SO903i
:iNPBtArw
#114 [向日葵]
汰樹(たき)と言う男の子はゴメンナサイと笑いながら言うと珊瑚君に抱きつく。
そして私と目が合う。
汰樹「おねえさんだれぇ?あ!わかった!!兄ちゃんのおよめさんだ!!」
思わずコケる私。
彼女なら分かるけどそれを遥かに越えてお嫁さんって!!
珊瑚「友姫って言うんだ。兄ちゃんの大切な人だから仲良くな?」
目線を合わせてお兄ちゃんらしく話す珊瑚君を見て新たな一面を発見出来た。
汰樹君は元気よく「ウン」と言ってコケたまま座っている私に抱きついた。
:07/05/13 01:59
:SO903i
:iNPBtArw
#115 [向日葵]
汰樹「ゆきちゃん!ぼく汰樹!また遊んでねっ!」
ニパッと笑って私から離れ、どこかへまたトタトタ行ってしまった。
しかし笑った時のあの可愛いさ……。
小さい頃の真貴と比べものにならないくらい可愛い。
あの子もいつか真貴みたいに成長するかと思ったら微笑ましかった。
珊瑚母「珊瑚ー!ちょっと来てー!!」
珊瑚「ちょっと待ってろ。何ー?」
バタン
:07/05/13 02:03
:SO903i
:iNPBtArw
#116 [向日葵]
シーン。
静寂が私を包む。
なんだか気が少し抜けたと同時に少し睡魔が襲ってきた。
『駄目だ……目が……勝手………………に。』
**************
カチャ
珊瑚「友姫。母さんが…。友姫?」
友姫はベッドに寄りかかりながら寝息を立てている。どうやら寝てしまったらしい。
珊瑚『無防備すぎ……』
:07/05/13 02:07
:SO903i
:iNPBtArw
#117 [向日葵]
抱き上げ自分のベッドに乗せてやる。
気持ちゃさそうに眠る友姫を見て前髪をサラッと触る。
怖がらせたくなんかない。
でも友姫が受け入れてきた時は全てを俺の物にしたい。
珊瑚「欲張りで……ゴメン。」
そしてオデコに軽く唇を触れる。
友姫は少し身じろぎしたが、起きることはなかった。
―――……
薄く目を開けて、認識するいつもと違う天井。
:07/05/13 08:39
:SO903i
:iNPBtArw
#118 [向日葵]
友姫「……こ…こ。」
珊瑚「起きたか?」
聞き慣れた声がする方に半分まだ寝てる頭で首を向ける。
しかしその姿を見た瞬間一気に目が覚めた。
友姫「わ!ゴメン!!」
珊瑚君は着替え中でもうそろそろ服に手を通そうとしているところで、上半身が裸だった。
珊瑚「いや別にどってことないけど…。」
と言い服を完全に着てしまった。
真貴も締まっていたけれど、珊瑚君の体は筋肉が無駄なくついてて、しなやかだった。
:07/05/13 08:50
:SO903i
:iNPBtArw
#119 [向日葵]
ラフな格好になった珊瑚君はベッドに腰かけた。
友姫「今何時?」
珊瑚「えー…っと7時かな。」
いつ頃目を瞑ったのか全然覚えがない。
すると珊瑚君は頭をポンポンとしてた。
珊瑚「母さんが晩飯食べて行かないか?って。どうする?」
友姫「え!そこまでお世話になる訳には!!」
私は手と首をブンブン振った。
珊瑚「母さんが望んでるんだ。駄目か?」
:07/05/13 09:06
:SO903i
:iNPBtArw
#120 [向日葵]
と上目使いで聞いてきた。
『か、可愛い…っ!!』
この場合普通女の子が男の子にこーゆー印象なんだろうけど、私達の場合なんだか逆の気がする。
友姫「じゃあ……お言葉に…甘えて。」
珊瑚「よし。じゃあ行くぞ。」
友姫「あ!一応もう一回家に連絡いれるからっ。」
携帯を取り出してリダイアル。
珊瑚君は私を待ってくれている。
:07/05/13 09:13
:SO903i
:iNPBtArw
#121 [向日葵]
{もしもし}
電話に出たのは結女でも母さんでもない。
この低い声は
友姫「真貴?」
・・・・・・・・・・・・
その名を呼んだ瞬間、珊瑚目が鋭くなる。
アイツか?
アイツが出たのか?
珊瑚の嫉妬の炎が妖しく揺らめき出す。
目の前では友姫が楽しそうに喋っている。
自分じゃない他の奴にそんな表情見せないでくれ……。
:07/05/13 09:23
:SO903i
:iNPBtArw
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194