新☆きらきら
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#118 [向日葵]
友姫「……こ…こ。」

珊瑚「起きたか?」

聞き慣れた声がする方に半分まだ寝てる頭で首を向ける。

しかしその姿を見た瞬間一気に目が覚めた。

友姫「わ!ゴメン!!」

珊瑚君は着替え中でもうそろそろ服に手を通そうとしているところで、上半身が裸だった。

珊瑚「いや別にどってことないけど…。」

と言い服を完全に着てしまった。

真貴も締まっていたけれど、珊瑚君の体は筋肉が無駄なくついてて、しなやかだった。

⏰:07/05/13 08:50 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#119 [向日葵]
ラフな格好になった珊瑚君はベッドに腰かけた。

友姫「今何時?」

珊瑚「えー…っと7時かな。」

いつ頃目を瞑ったのか全然覚えがない。
すると珊瑚君は頭をポンポンとしてた。

珊瑚「母さんが晩飯食べて行かないか?って。どうする?」

友姫「え!そこまでお世話になる訳には!!」

私は手と首をブンブン振った。

珊瑚「母さんが望んでるんだ。駄目か?」

⏰:07/05/13 09:06 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#120 [向日葵]
と上目使いで聞いてきた。

『か、可愛い…っ!!』

この場合普通女の子が男の子にこーゆー印象なんだろうけど、私達の場合なんだか逆の気がする。

友姫「じゃあ……お言葉に…甘えて。」

珊瑚「よし。じゃあ行くぞ。」

友姫「あ!一応もう一回家に連絡いれるからっ。」

携帯を取り出してリダイアル。
珊瑚君は私を待ってくれている。

⏰:07/05/13 09:13 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#121 [向日葵]
{もしもし}

電話に出たのは結女でも母さんでもない。
この低い声は

友姫「真貴?」

・・・・・・・・・・・・

その名を呼んだ瞬間、珊瑚目が鋭くなる。

アイツか?
アイツが出たのか?

珊瑚の嫉妬の炎が妖しく揺らめき出す。
目の前では友姫が楽しそうに喋っている。

自分じゃない他の奴にそんな表情見せないでくれ……。

⏰:07/05/13 09:23 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#122 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・・

真貴{姉ちゃんいつ帰ってくんだよー。}

真貴が電話越しにダダをこねる。
そりゃそうだ。
帰ったら会えると言う理由で今日一緒に帰らなかったんだから。

友姫「ゴメンネ!でも私も友達とかと遊び…ひゃっ!」

グッ

珊瑚君が後ろに回って私を抱きしめる。
顔のすぐ横には珊瑚君の顔がある。
呼吸の音が耳元で聞こえる。
さらさらの髪の毛が頬に当たる。

⏰:07/05/13 09:30 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#123 [向日葵]
真貴{友姫姉?}

友姫「ご…ゴメン!そーゆーことだからっ!!じゃぁっ」

ピッ

『え?これってどうするべき……?』

左手を動かして、左肩に乗っている珊瑚君の頭を撫でる。

すると甘えるように頭をなすりつける。

友姫「ご飯…よばれていぃ?」

珊瑚「ウン……。」

それでも珊瑚君は離れようとしない。

⏰:07/05/13 09:35 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#124 [向日葵]
それでもいい。

甘える珊瑚君が愛しかった。私に触れたいと思ってくれる珊瑚君が愛しかった。

それと同時に、さっきまでの出来事と今すっぽりと私の体を包む珊瑚君の体。

それは男の子ではなく男の人だと言うことを再認識させ、珊瑚君と言う男の人を更に意識させるものだった。

⏰:07/05/13 09:40 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#125 [向日葵]
bR **束縛と言う名の嫉妬**



キーンコーンカーンコーン……

秋帆「あー終わったぁぁっ!友姫。今日は一緒…友姫?」

秋帆の声は私の耳には聞こえない。
理由は私が熟睡しているからだ。

佳苗「友姫ちゃんがここまで眠りこんでるの初めてみた…。」

律「何か昨日疲れることがあったんじゃない?」

ジッ

皆の視線は珊瑚に向けられた。

珊瑚「なんで俺なんだ。」

⏰:07/05/13 09:51 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#126 [向日葵]
律「アンタこの頃友姫引っ張り回しすぎじゃない?」

千歳「珍しいね。ナイト様余裕ないの?あんな子供相手に。」

珊瑚「口ひねり潰すぞ。」

と、担任が来たので皆は席につく。

席が隣の佳苗は珊瑚に問う。

佳苗「まだ立ち直ってない?」

珊瑚「意識はしてないがな……。無意識でやってしまうことがあるから自分が怖くなる……。」

佳苗「……まぁ、ほどほどにね…。気にしなくても友姫ちゃんはそんな子じゃないし!!」

⏰:07/05/13 09:57 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


#127 [向日葵]
珊瑚「わかってる……」

珊瑚はそう言って片手で顔を覆う。

友姫はそんなことしない。わかってる。
わかってるけど……

怖いんだ。


・・・・・・・・・・・・・

[珊瑚。お母さんね…お父さんと別れるの……。]

小さい頃、まだ若い母の手が珊瑚の顔を包み、必死に涙を堪えて珊瑚に話かける。

誓いあった仲でさえある裏切り。
父はそんな生涯のパートナーを捨て家を出ていった。

⏰:07/05/13 10:04 📱:SO903i 🆔:iNPBtArw


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