新☆きらきら
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#151 [向日葵]
真貴「噛めば?」
迷いなくまた唇を押しつける。
私はただ涙を流すしかなかった。
『どうして……なんでっ!!』
珊瑚君っっ!!!!
――――……
珊瑚「?」
なんか友姫の声が聞こえた様な……。
暁「おーい珊瑚ー!!」
:07/05/13 16:54
:SO903i
:iNPBtArw
#152 [向日葵]
ブレザーとセーターを脱いでカッターシャツだけになった暁と、後ろから佳苗がやって来た。
珊瑚「またバスケ?」
暁「おう!あっちーわぁっ!」
佳苗「珊瑚君はどうしたの?」
珊瑚は手に持っているゴミ箱を「ん。」と出した。
珊瑚「早く帰らなきゃ友姫が待ってるから。」
暁「じゃあ俺らも一緒に帰るか。」
佳苗「ウン!」
:07/05/13 17:26
:SO903i
:iNPBtArw
#153 [向日葵]
3人でのんびりと歩きながら教室に向かう。
友姫が大変なことになってることも知らず…………。
――――……
私は未だキスを続けられていた。
それ以上に進むことはなく、ただただキスされるだけ。
友姫「―――っ!!」
ガクッ
息切れで力が入らなくなって床に座りこむ。
真貴もしゃがみ、またキスしようとするのを右手で口を塞いだ。
涙がスカートに落ちて吸い込まれていく……。
友姫「も……やめて……。」
:07/05/13 17:32
:SO903i
:iNPBtArw
#154 [向日葵]
目に光がともらず、虚ろな目で床を見つめる。
気持ち悪い……
吐きそう……
焦点が定まらない。
自分がどこを見つめてるのかもわからない。
友姫「なん……で…………。」
真貴は戸惑った。
ここまでするんじゃなかった。
友姫の頬に流れる涙を拭う。
友姫は、優しい真貴が戻ってきたのかと思った。
しかしこんな事をされた事のショックが大きくて、そんな事に思考を回すことなんて出来なかった。
:07/05/13 17:37
:SO903i
:iNPBtArw
#155 [向日葵]
真貴「ゆ、友姫ね」
ガラガラガラ
珊瑚「……。!!友姫!!」
ゴミ箱を放り投げて友姫の元へ駆け寄る。
暁と佳苗もそれに続く。
佳苗「友姫ちゃん!」
佳苗は友姫の頭を抱きしめる。
友姫は力無くその手を握る。真っ暗な目からは涙が次々と流れていった。
珊瑚は真貴の胸ぐらを掴んで黒板に押し付けた。
珊瑚「おいお前……。何したんだ……。」
真貴は目を泳がせる。
:07/05/13 17:44
:SO903i
:iNPBtArw
#156 [向日葵]
悪魔で冷静な声で尋ねる珊瑚。しかし怒っているのは一目瞭然だ。
珊瑚「何したって聞いてんだよ……。」
胸ぐらを更に上へグッと上げる。
真貴は苦しそうな声で答えた。
真貴「無理…矢理…キスしたんだ……。何回……も」
珊瑚の頭の中で何かが派手に弾ける音がした。
次の瞬間
バキィィィッッ!!!!!!
ドンッ!!!
:07/05/13 17:49
:SO903i
:iNPBtArw
#157 [向日葵]
殴られた反動でドアにぶつかる真貴。
もう一回殴りに行こうとすると、足元を何かが引っ張った。
見ると震える手で友姫が珊瑚を止めた。
珊瑚「友姫っ……。」
友姫は静かに首を横に振っていた。
そして佳苗と暁の手を借りて立ち上がり、教室を出て行く。
珊瑚達も急いでカバンを持ち、その後を追う。
ピシャンッ!
教室に残された真貴はドアにもたれながら、ただ後悔の涙を流していた。
:07/05/13 17:55
:SO903i
:iNPBtArw
#158 [向日葵]
どうやって家に帰ったか覚えていない。
気がつけば朝で、布団の中に入っていた。
携帯を見れば、もう8時。一緒に寝ている結女の姿は無い。
それもそのハズ。
部屋から出ようとすると鍵がかかっていた。
昨日帰って来てからすぐにかけたと思われる。
意識は段々ハッキリしてきた。昨日の事とか、今まだ涙が流れてるとか……。
:07/05/13 18:02
:SO903i
:iNPBtArw
#159 [向日葵]
真貴を許したい。
でも昨日したことは許せない。
このまま気まずくなる。
それだけは嫌だ。
誰か、昨日に時間を巻き戻して……。
私はベッドに倒れこんだ。
コンコン
母「友姫ちゃん……いるの?」
私は涙を拭いて、鍵を開けた。そして母は部屋に入ってくる。
母「ゴメンネ。聞くけどどうしたの?」
:07/05/13 18:08
:SO903i
:iNPBtArw
#160 [向日葵]
昨日の事は絶対言えない。
私はただ体がダルイと答えた。
しかし母さんは出て行かない。他にも用事があるようだ。
母「体の調子が悪い時に……こんな話、していいかわかんないけど……。」
手をギュッと握りしめて母さんは驚く事を口にした。
母「私達お父さんの仕事の関係で引っ越さなきゃいけないの……。」
――――……
秋帆「今日友姫は〜?」
律「え?さぁ。寛和なんか聞いてる?」
:07/05/13 18:23
:SO903i
:iNPBtArw
#161 [向日葵]
:07/05/13 18:27
:SO903i
:iNPBtArw
#162 [
]
あげ


:07/05/13 19:35
:N902i
:☆☆☆
#163 [向日葵]
:07/05/13 20:43
:SO903i
:iNPBtArw
#164 [
]
楽しみにしてます(^3^)/


:07/05/13 20:44
:N902i
:☆☆☆
#165 [向日葵]
:07/05/14 19:11
:SO903i
:.RBft.uU
#166 [向日葵]
珊瑚「……。実は……。」
昨日あったことを知らない秋帆と律と千歳に話す。
3人共呆気にとられる。
秋帆「友姫……。」
律「だからアンタしっかりしなさいって言ったでしょ!!」
律は珊瑚に喰いかかる。
しかしそれを佳苗が止める。
佳苗「りっちゃん。抑えて。」
律「もういい。私達今から行く。秋帆行こう。」
秋帆「ウン。」
:07/05/14 19:26
:SO903i
:.RBft.uU
#167 [向日葵]
しかし今度は珊瑚は止めた。
珊瑚「頼む…………
俺に行かせてくれ……。」
――――……
2つの出来事が重なって、私は頭が空っぽになっていた。
真貴とはもう元に戻れないの?
私は皆と離れ離れになっちゃうの?
珊瑚君とは?
一緒にいるって言ったのに……。
:07/05/14 19:30
:SO903i
:.RBft.uU
#168 [向日葵]
空っぽになった頭に一気に色んな事が押し込まれる。
頭を抱え、布団に蹲る。
頭に浮かぶのは、耳に聞こえるのは私に笑いかける珊瑚君と私を呼ぶ声。
そして口にする。
友姫「珊瑚君……。」
私は目を瞑り、現実から意識を切り離すことにした。
・・・・・・・・・・・・
コンコン… コンコン…
母「友姫ちゃん……?」
:07/05/14 19:45
:SO903i
:.RBft.uU
#169 [みぃ]
:07/05/14 20:06
:SH902iS
:CJyEhn8M
#170 [向日葵]
ノックの音と母さんの声で現実に引き戻される。
携帯の時間を見ると9時過ぎ。
さっきから30分ほどしか経っていない。
そんなことを思っていたら。
コンコン…
「友姫……。」
その声を聞いて私は飛び起きた。
急いで鍵を開けるも急ぎ過ぎて上手く開かない。
ガチャン!! バンッ!!
:07/05/14 20:19
:SO903i
:.RBft.uU
#171 [向日葵]
みぃさん

アンカーありがとうございます

***************
そこに立っていたのは、紛れもなく珊瑚君だった。
珊瑚「よぉ…。」
薄く、それでも優しく笑う珊瑚君に私は安心して涙が溢れて、思わず抱きついた。
友姫「ふ…ふぇ……珊瑚く……。」
私を抱きしめながら部屋のドアを閉める珊瑚君。
私はしがみついたまんまだ。
:07/05/14 20:22
:SO903i
:.RBft.uU
#172 [向日葵]
珊瑚「言ってみろ。どうした?」
抱きついたまま、鳴咽をもらしながら、たどたどしく私は話した。
真貴の事には黙って聞いていた珊瑚君だけど、引越しのことについてはさすがに「引越し?!」と驚いていた。
友姫「私……行きたくない……っ。珊瑚君とも皆とも……離れたくないよ……。」
より一層強く抱きつく私。珊瑚君は私を抱きしめながら何かを考えていた。
珊瑚「……友姫。」
友姫「ん…?」
珊瑚「俺の家に来ないか?」
:07/05/14 20:28
:SO903i
:.RBft.uU
#173 [向日葵]
へ……?
――――……
夜11時。
珊瑚君はまだ私の家にいる。そして居間には私と珊瑚君。母さんと早く帰って来てと頼み、父さんがいる。
まるで「娘さんをください」バリに緊張した雰囲気。
ひとしきり、珊瑚君の話に耳を傾ける父さん。
そして、私も頼み込む。
父「珊瑚君……だったかな?事情はよくわかったよ。―――だが、大事な娘を男の子の家庭に置いていくわけには……。」
:07/05/14 20:33
:SO903i
:.RBft.uU
#174 [向日葵]
珊瑚「母は賛成してくれています。俺も一切いやらしい気持ちはありません。イトコさんの事もちゃんと預からせて頂きます。」
父さんはウーンと唸る。
そして「しかし」と言う前に珊瑚君が口を開く。
珊瑚「俺は、一度友姫さんに命を助けて頂きました。…………俺に、その恩返しをさせて頂きませんか。……お願いします!!」
私も珊瑚君と一緒に頭を下げる。
友姫「私も皆とここで過ごしたい。お願いします!!」
しばらく返事はなかった。時計の音だけがコチコチと鳴り響く。
:07/05/14 20:39
:SO903i
:.RBft.uU
#175 [向日葵]
―――そして……
父「友姫をしばらくお願いします…。」
顔を恐る恐る上げると母さんは柔らかく笑い、父さんは真剣な顔をして頼んでいた。
私達は顔を見合わせて、ホッとして笑った。
・・・・・・・・・・・
母「ホントはまだ納得してないんじゃないですか?」
友姫達が一旦家に上がってから、居間で夫婦2人がお茶を飲んでいた。
父の前に湯呑をコトッと置き、母は正面に座る。
:07/05/14 20:44
:SO903i
:.RBft.uU
#176 [向日葵]
父「当たり前じゃないか。大事な娘を男の子の家になんか……。」
母「なら何故承諾したんです?」
母はニコニコしながら問う。
本当はその訳を知ってるかの様に。
父はそれが分かっているのかバツが悪そうにお茶をすする。
父「頼みごとなんて滅多にしない友姫が、頼んだからさ。それに……命を助けたなんて、よっぽど彼が好きなんだろう。」
「彼も良さそうな子だ」と付け足して、またお茶をすする。
:07/05/14 20:48
:SO903i
:.RBft.uU
#177 [向日葵]
母「なんだか結婚しちゃいそうですね。」
父「はぁ……そうかもしれんなぁ……。」
どこか寂しげな父に、母はクスクスと笑った。
・・・・・・・・・・・
結婚まで話が進んでいるなんて知るよしもない私達は、私の部屋で喋っていた。
今日はもう遅いので、父が泊まっていきなさいと言ったのだ。
友姫「ありがとう。珊瑚君。」
珊瑚「ん?」
友姫「いつも助けてくれて……。」
ベッドに座り、珊瑚君が自分の布団を敷いている時に私は珊瑚君に微笑む。
:07/05/14 20:56
:SO903i
:.RBft.uU
#178 [向日葵]
珊瑚君はその手を止めて、ベッドに一緒に座る。
珊瑚「友姫が遠くにいくよりマシだ……。」
そう言って私に触れる。
……が。
ビクッ!
私は真貴にやられたことと被り、思わず脅えてしまった。
珊瑚「……っゴメン。手、出さない様にしなきゃな……。」
そう言って手を引っ込めて布団敷きを再開しようとした。
でも私がそれを止めた。
:07/05/14 21:00
:SO903i
:.RBft.uU
#179 [向日葵]
そして引っ張り、私はまた珊瑚君を座らす。
珊瑚「……友姫?」
私はギクシャクしながら珊瑚君の顔を両手で包み、顔を近づけ、唇を重ねた。
珊瑚君はびっくりして私を離した。
友姫「真貴の後だから、……イヤ?」
珊瑚「そうじゃ……ない。……いやそう言われると…嫌だけど……。」
珊瑚君は頭をカリカリとかいてから、私にゆっくり目線を合わす。
珊瑚「嫉妬で狂いそうになるから……。」
:07/05/14 21:06
:SO903i
:.RBft.uU
#180 [向日葵]
私は目を少し見開く。
珊瑚「友姫に、何回も触れたかと思うと狂って、友姫をどっかに閉じ込めたくなる……。」
それは嫉妬と言う名の束縛。そして甘い鎖。
珊瑚「だから、今は……。」
友姫「本当に、珊瑚君が閉じ込めてくれればいいのに……。」
そしたら私は、全て貴方の物だから。
2人だけの秘密の園。
私も狂ってしまったかもしれない。
この人が愛しすぎて……。私も、彼を束縛してしまう。
:07/05/14 21:35
:SO903i
:.RBft.uU
#181 [向日葵]
珊瑚君は私の言葉に驚いたが、真剣な目をして私に優しいキスをしてきた。
でも一瞬の触れるだけのもの。
それでも幸せで胸が張り避けそうになった。
珊瑚君…………
大好き……。
:07/05/14 21:37
:SO903i
:.RBft.uU
#182 [向日葵]
:07/05/14 21:39
:SO903i
:.RBft.uU
#183 [向日葵]
bS **諦めない**
秋帆「引越し?!」
私は頷く。
律「しかも寛和の家に!」
また頷く。
佳苗「1年くらい!」
そしてまた頷く。
お昼。皆でご飯の時、寛和家にお邪魔になることを告げる。
千歳「うっわぁ〜…。ナイト様生殺し?」
暁「いや襲い放題だろ。」
:07/05/14 23:45
:SO903i
:.RBft.uU
#184 [向日葵]
そんな事を言う2人の頭にトリプルアイスが出来たとこで、とりあえず本題を話す。
そこで秋帆が気にしていることを聞いた。
秋帆「ねぇ。弟君はどうするの?」
私と珊瑚君は顔を合わす。
あれ以来、真貴は避けているのか家でも学校でも姿を見せない。
そろそろちゃんと話をしないと……。
友姫「大丈夫。ちゃんと話すから……。」
―――……
同時間。
「真貴ー!サッカーやりに行こうぜー!」
:07/05/14 23:50
:SO903i
:.RBft.uU
#185 [向日葵]
真貴「悪い……。今日はいい。」
クラスメイトは「ちぇー。行こうぜー!!」と言って走って行った。
友姫[も……や…めて……]
友姫姉……ゴメン……。
「何だよ真貴。元気ねぇじゃん。」
友達の燈也(とうや)が話しかけてきた。
真貴「好きな人傷つけた……。」
燈也「あぁ。イトコの姉さん?」
ガタタン!!
真貴はイスから転げ落ちてしまった。
そして顔を真っ赤にして燈也を見る。
:07/05/14 23:56
:SO903i
:.RBft.uU
#186 [向日葵]
真貴「な…っ!おま…っ!わ…っ!」
これは訳すと「なんでお前分かったんだ!」だ。
燈也は面白そうに真貴を見下ろす。
燈也「毎日休み時間やら帰りやらいなくなりゃ誰でもわかるっつーの。」
真貴はグッとなって再びイスに座る。
顔はまだ赤いままだ。
真貴「……ムカつくから無茶苦茶にしたんだ…。そしたら、彼氏が殴ってきた。」
バキィィィ!!!!!
まだ殴られた跡が生々しく残っている。
真貴「もう一発。殴られそうになったら……友姫姉は止めたんだ……。」
:07/05/15 00:04
:SO903i
:43IGRlNU
#187 [向日葵]
俺、あんなヒドイことしたのに……
なんでかばうんだよ……。
どうせなら立ち上がれないくらいボコボコにされた方がマシだ。
あんな中途半端に優しさをくれて
俺の心掻きむしって……
それでも心を取っていって……。
ズルイよ友姫姉。
俺……まだ好きでもいい……?
そんな時だった。
「真貴。」
:07/05/15 00:08
:SO903i
:43IGRlNU
#188 [向日葵]
頭がぼーっとしながらドアを見る。
友姫「真貴。」
真貴「友姫……姉?」
・・・・・・・・・・・・
真貴は「なんでここに?」と言う顔をしていた。
私は真貴を手招きして廊下へ呼び出す。
真貴は少し戸惑って、ゆっくりとこちらへ来た。
真貴「友姫姉……。あの」
友姫「真貴。あのね。話があるの。」
私は真貴の言葉を遮る様に言葉を発した。
:07/05/15 00:12
:SO903i
:43IGRlNU
#189 [向日葵]
友姫「引っ越すことは知ってるわね?私達、珊瑚君の家に1年お邪魔になるの。」
真貴「え?!」
友姫「真貴はどうする?」
真貴は視線をあちこちにやっている。
そりゃそうだろう。
顔を合わせていきなりこんな質問をしているのだから。
でも真貴の答えは意外に早かった。
真貴「…………世話に…なる……。」
友姫「そっか……。」
私は真貴に笑う。
真貴もなんだかホッとしたらしく、緊張で強ばっていた顔が少し緩む。
:07/05/15 00:17
:SO903i
:43IGRlNU
#190 [向日葵]
友姫「じゃあ。それだけだから。」
私はその場から離れようとしたが真貴に呼ばれた。
真貴「友姫姉!」
私は足を止めて振り向く。
友姫「……ん?」
真貴は言う言葉を選んでいるのか、口を開けては閉め開けては閉めを繰り返す。
真貴「いや……いい。」
友姫「そう。じゃあね。」
私は分かっていた。
真貴が謝ろうとしているかと。
でもここまで私が折れたのに、真貴から言わないのはいけないと思うから無視をした。
:07/05/15 00:24
:SO903i
:43IGRlNU
#191 [向日葵]
:07/05/15 00:26
:SO903i
:43IGRlNU
#192 [向日葵]
――家にて――
結女「お姉ちゃん。珊瑚さんの家に行くってホント?」
私は予め用意をしながら結女の話を聞いていた。
実はあと1週間ほどで引っ越すのだ。
家は母さん達が帰って来たらまた使うのでそのまま。
たまに掃除に来ようと思う。
友姫「ホントだけど結女は嫌?」
結女「そうじゃないけど……」
結女『真貴大丈夫なのかなぁ…。』
:07/05/15 10:29
:SO903i
:43IGRlNU
#193 [向日葵]
そんな結女の心配事を余所に、私はあれこれ考えていた。
お世話になるからお手伝いした方がいいだろうし、あ、その前にご挨拶に行かなきゃいけない!
お世話になる印に何か持って行った方がいいよねー。
友姫「結女もそろそろ準備しなさいよ?」
結女「はぁーい。」
とりあえず、渡す物は後で考えよう。
トントントン
階段を下りて、お風呂の用意をしに行く。
シャ――
シャワーの水を浴槽にかけながらスポンジを持って洗う。
まだ肌寒いのでシャワーの水が冷たい。
:07/05/15 10:35
:SO903i
:43IGRlNU
#194 [向日葵]
『うー寒いー……』
シャワーを置くところにシャワーを置いた
…………つもりだった。
ビシャア!!
友姫「きゃあ!」
・・・・・・・・・・・・・・
真貴「ただいまー。おばさんお風呂出来てるー?」
母「あらお帰りなさい。今友姫ちゃんがしてくれているわ。あ、そうだ。真貴君タオルをお風呂場に持って行ってくれる?」
真貴はいいよ。と言って畳んだタオルを母から預かった。
そしてお風呂場へ向かう。
:07/05/15 10:39
:SO903i
:43IGRlNU
#195 [向日葵]
タオル置き場に置いてそこから離れようとしたら
友姫「きゃあ!」
と悲鳴が聞こえた。
真貴「友姫姉?!」
バンッ!!
真貴はどうしたのかとお風呂場のドアを勢いよく開けた。
中ではシャワーの水で濡れた友姫がいた。
・・・・・・・・・・・
ドアがいきなり開いたので私はびっくりした。
友姫「あぁ真貴。お帰り。」
:07/05/15 10:44
:SO903i
:43IGRlNU
#196 [向日葵]
濡れた髪をかきあげて私は真貴を見た。
すると真貴は顔を赤くしてうつ向いている。
友姫「?」
真貴「友姫姉……それはヤバイ……。」
『へ?』
今の友姫は髪は濡れていて、面倒くさくて履き替えなかったスカートは太ももに張り付き、上の薄いTシャツには下着ねキャミがうっすら写っていた。
私はそんなことも知らず「何が?」と言う顔で真貴を見る。
真貴はタオルを私に渡した後、足早に部屋へ行ってしまった。
:07/05/15 10:49
:SO903i
:43IGRlNU
#197 [向日葵]
お礼を言う間もなく、渡されたタオルでガシガシと頭を拭き、お風呂掃除を再開した。
真貴「あ゛―――!!!!友姫姉のアホ!!」
真貴は布団の上でゴロゴロ悶えていた。
あんなことしたのに…っ
なんでそんなに無防備なんだよ!!!!
ガチャ
結女「真貴ご飯」
真貴「も―――やだ―――!!」
開けると同時に真貴が叫んだので結女はビクッ!と後退りした。
:07/05/15 10:54
:SO903i
:43IGRlNU
#198 [向日葵]
:07/05/15 10:55
:SO903i
:43IGRlNU
#199 [向日葵]
:07/05/15 20:14
:SO903i
:43IGRlNU
#200 [向日葵]
結女「びっくりするなー。いきなり叫ばないでよー。」
真貴「なんだよ結女。」
結女「ごーはーん!早く来なよ。」
バタン!
真貴はため息をつきながらベッドから降り、部屋を出た。
すると頭を拭きながら友姫が上がってきた。
友姫「あ、真貴。タオルありがとうね!」
真貴「う、うん。」
そして真貴はそそくさとその隣を通り過ぎた。
:07/05/16 18:47
:SO903i
:ivm/9SRk
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