新☆きらきら
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#2 [向日葵]
また新しい季節が始まる。

いつもの学び舎でさえ、ドキドキする。

新しいクラス。
新しい生活。

変わらないのはいつも微笑む君達。

⏰:07/05/07 18:28 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#3 [向日葵]
いつもの靴箱に行こうとした私は途中で気づき、新しい靴箱へ向かう。

3年生になってもうすぐ1週間。早くなれなきゃ……。

靴箱に自分の名前が貼ってある。

「東雲 友姫」

これこそが私の名前だ。

「おっはよう!!」

友姫「あ。おはよう。」

元気よく挨拶してきたこの子は友達の真野 秋帆。

⏰:07/05/07 18:33 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#4 [向日葵]
秋帆「今日提出の国語プリントやったー?」

友姫「ウン。」

秋帆「お願い見してー!!」

必死に頼む秋帆に私はいいよと答える。

秋帆は嬉しそうにやったぁと喜んだ。
そして私達は一緒にクラスへ向かった。

⏰:07/05/07 18:43 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#5 [向日葵]
ガラガラガラ

「あ、おはよう。」

秋帆「りっつー!!おはよー!!」

「朝からうるさい…。2人共…。」

一見クールそうなこの子。この子も私達の友達。
石垣 律。

友姫「あぁ。千歳君もいたの。」

「友姫ちゃんそりゃないでしょー!」

千歳君は律の彼氏で、最初は嫌な人だったけど今はいい人になりました。

⏰:07/05/07 18:47 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#6 [向日葵]
「「おはよー!」」

友姫「あ、おはよー!」

2人仲良く来たのは白月暁君と宮川佳苗ちゃん。

ラブラブカップルです。

佳苗「あ、友姫ちゃん。珊瑚君が図書室で待ってるって!」

友姫「え?!ホント?ありがとう!」

私は教室を急ぎ足で去って行った。

秋帆「まったく…ラブラブはどっちだか……。」

皆首を縦に振る。

⏰:07/05/07 18:57 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#7 [向日葵]
だって急がなきゃ!

私の大切な人が呼んでるんだもん!!

ガラガラ

ドアを開けて少し行った本棚にその人はいた。

友姫「珊瑚君!」

呼ばれた本人は持っていた本を直し、こちらを向いて微笑む。

寛和 珊瑚君。
私の大好きな人です。

⏰:07/05/07 19:01 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#8 [向日葵]
**bP 新入生**



珊瑚「前のやつ、読めたか?」

友姫「あとすこーし。中々読む時間無くって…。」

珊瑚「じゃあ今日は図書室に来ずに帰るか。」

私はウン。と言って珊瑚君に少し近づく。

図書室は私達の溜り場。
私は2人でここにいる時間がたまらなく好き。

すると珊瑚君が頭をポンポンと叩く。
彼のある意味クセである。

私はこれが好き。

⏰:07/05/07 19:06 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#9 [向日葵]
珊瑚「そろそろ帰るか。」

友姫「ウン。」

珊瑚君は私の手を握る。
私も握り帰す。
そして仲良く帰るのだった。

ガラガラ ピシャン

――――

友姫達が帰った後、奧の本棚から人影が…。

2人の様子を見ていたらしい。

「…………友姫姉?」

⏰:07/05/07 19:09 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#10 [向日葵]
・・・・・・・・・・・

ホームルームが終わり、クラスはガヤガヤ騒いでいた。

秋帆+3人、千歳君、白月君、佳苗ちゃんは私の国語プリントを急いで写す。

何を隠そう1時間目は国語なのだ。

珊瑚「お前らそれくらいやれよ……。」

千歳「ナイト様のんじゃないんだからいいじゃん!」
珊瑚「あーハイハイ…。」

私と律はみんなを苦笑いしながら見ていた。
するとクラスの女子の会話が耳に入る。

⏰:07/05/07 19:13 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#11 [向日葵]
**************
休憩します

⏰:07/05/07 19:13 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#12 [奈津歩]
おお
新☆きらきらだッ
無理しないで頑張ってね
応援してるからね

⏰:07/05/07 20:29 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#13 [向日葵]
奈津歩ちゃん
ありがとう

**************

「今年の1年男子。カッコイイ子とカワイイ子勢揃いらしいよー♪」

「知ってるー!なんかレベル高いんだよねー。」

『情報早いなぁ……』

と言うか大して興味は無い。2つ下のことまで知ろうとは思わないし。

2つ下……。と言えば……。

『あの子達どうしてるだろう……。』

⏰:07/05/07 23:43 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#14 [向日葵]
律「友姫。トイレ行かない?」

友姫「あ、ウン。いいよ。」

みんなは未だプリントに集中してるので律と私でトイレに向かった。

・・・・・・・・・・・・・

律がトイレ済むまで私は鏡の前で髪型と服装を整えていた。

するとまた女子の会話が聞こえてくる。

「さっきめちゃくちゃカワイイ子いたんだけどー!!」

「しかも男の子!!びっくりだよねー!!」

⏰:07/05/07 23:47 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#15 [向日葵]
どうやら今年の1年はそうとうな容姿の子達が揃っているらしい。

律「友姫おまたせ。」

タタタタタ

友姫「ううん。じゃ行こっか。」

タタタタタ

律「?なんか聞こえない?」

タタタタタ

友姫「……そーいえば…。」

どうやら誰かが走っているらしい。しかもその音はこっちへ向かってくる。

⏰:07/05/07 23:50 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#16 [向日葵]
それも2人ほどが走って来ている。

タタタタタタタ

「「友姫姉ちゃぁぁぁん!!!!」」

2人分の体重が私の背中に乗り、私は潰れた。

友姫「ぅぎゃあっ!!」

潰れながらに思う。

この声。この体当たりっぷり。……もしかして…。

友姫「結女(ゆめ)…?それに真貴(まき)?」

⏰:07/05/07 23:56 📱:SO903i 🆔:ig2tmRBQ


#17 [向日葵]
肩越しに振り向くと、ショートより長めの髪の毛をした女の子とやんちゃそうな笑顔の男の子がいた。

律「友姫!大丈夫?……ってか誰?」

結女「あ、ごめんなさい。私、東雲結女です。こっちは真貴。私達双子なんです!」

律「え?友姫。アンタ兄弟いたっけ。」

制服を整えて、埃をパンパンと払いながら私は首を横に振った。

友姫「私のイトコ。父さんの弟の子供なのよ。」

真貴「友姫姉久しぶり!」

⏰:07/05/08 00:03 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#18 [向日葵]
久しぶりと言おうとしたが、私はびっくりした。

友姫「真貴。アンタおっきくなったねー!!」

私と身長が変わらない。
前会った時は私の方が5センチくらい勝ってたのに。

真貴「男の成長甘くみんなよっ!」

友姫「アハハ!ゴメンゴメン。じゃあまたね。」

結女「えーもう行っちゃうの?」

そんなこと言ったって授業始まっちゃうし…。
困って律を見るも律は「助け求められても」と困惑していた。

⏰:07/05/08 00:08 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#19 [向日葵]
友姫「ま、また会いたくなったら3年の教室までおいで!私達はC組だから。」

真貴「マジで?やったね!!じゃあまたなぁっ!!結女行くぞ!」

結女「ウン!またね!!お姉ちゃん♪」

タタタタタタタ……

台風一過…。
あの子達は小さい頃から騒がしい。

「し、東雲さん……。」

後ろに女子の皆さんがじりっと寄っていた。

友姫「わわわ!……何?」

⏰:07/05/08 00:14 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#20 [向日葵]
「あの男の子紹介して!!」

大合唱。

友姫「…………え?」

・・・・・・・・・・・・・

秋帆「へー。友姫のイトコ。」

1時間目が無事終了し、さっきの出来事を皆に話していた。

女子の皆さんに聞くと、真貴は少し大きい八重歯を見せて笑う笑顔や、人に媚びず平等に接するのが人気となり、3年まで噂が広がっていた。
一方の結女も、少しホワーンとしている所がカワイイと男子に評判。

⏰:07/05/08 00:20 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#21 [向日葵]
トイレからの帰り何人かの男子に「あの子知り合い?」とか聞かれた。

千歳「へー1回見てみたいなぁ。友姫ちゃんと似てる?」

友姫「兄弟じゃないから似てることはないよ。」

しっかし2人共可愛くそしてかっこよくなっちゃって…。
姉気分の私は2人の成長が嬉しかった。

佳苗「あ、次移動だよー。行こっ!」

佳苗ちゃんの言葉に皆従い、私達は移動することにした。

⏰:07/05/08 00:25 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#22 [向日葵]
私は窓側の席。
外を見ればグラウンドが見える。

丁度何年生かが体育をやるみたいだ。
みんな初々しく体操服を着てるので1年生だと思う。
『結女達いるのかなぁ?』

すると

『あ、真貴だ!』

友達何人かと遊んでいる真貴を発見。
遠くで見ていても楽しそうだ。
見ていたて微笑ましい。

ペシペシ

珊瑚君にプリントで頭を叩かれた。

⏰:07/05/08 00:31 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#23 [向日葵]
**************
今日はここまでにします

感想よければこちらまで
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2201/

⏰:07/05/08 00:32 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#24 [向日葵]
珊瑚「プリント。早く取れ。」

友姫「あ、ゴメン!」

私はプリントを急いで取り、後ろへ回した。

次は英語の授業。
私と珊瑚君と佳苗ちゃんは同じクラス。

佳苗「何見てたの?」

隣が丁度佳苗ちゃんだ。

友姫「ん?さっき話したイトコがいてね。男の子の方。」

佳苗「珊瑚くーん。彼女さんが浮気してますよー。」

珊瑚「考え物だなぁ。」

⏰:07/05/08 11:20 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#25 [向日葵]
いやいや浮気って!!
弟の様なものじゃない!

私は一人っ子なので兄弟がいない。

だから結女と真貴は妹と弟が出来た気分で嬉しい。

先生が脱線して違う話をしている時、また外を見た。真貴は元気に走り回っていた。
するとふと、真貴がこちらを見た。

『へ?』

真貴と目が合う。
それをなんとなく避ける。

『え?だってあんな遠いトコから私が分かるわけないよね?』

⏰:07/05/08 11:24 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#26 [向日葵]
そしてもう一度外を見てみると、さっきの様にまた走り回っていた。

『……偶然よね。』

頭を先生に戻し、いつの間にか何か書いていた黒板の文字をノートに写した。

――――……

キーンコーンカーンコーン……

3・4時間目が過ぎお昼休み。

暁「どこど食べる〜?」

千歳「いつもの中庭でいいんじゃない?」

すると……あの音が聞こえた。

タタタタタタタ……

⏰:07/05/08 11:30 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#27 [向日葵]
真貴「友〜姫〜姉ぇぇぇぇっ!!」

ガバッ!

真貴がいきなり抱きついてきた。
身長が同じくらいと言えど、男の子なので体が退けぞる。

友姫「わっ!とと…。何?」

真貴「ひどくない?せっかく俺友姫姉見つけたのに友姫姉無視すんだもんよー。」

「あぁ。ゴメン」と言いたいのだが、真貴の少し離れた後ろに珊瑚君がオーラで怒っている。「離れろ」と。

⏰:07/05/08 11:34 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#28 [向日葵]
『あわわわわ……っ。』

真貴「友姫姉?」

友姫「ぇ?あ、あぁー…ゴメンネ!!今からご飯だからまた喋ろう!」

と言いそそくさと真貴から離れた。
そして皆の元に行き、中庭へと向かう。……が

珊瑚「俺ちょっと図書室よってから行く。先行ってて。」

暁「おぅ!わかった。」

そしてみんなゾロゾロと行く。しかし私はそこから動かない。

秋帆「友姫?」

友姫「……。ゴメン私も!」

⏰:07/05/08 11:38 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#29 [向日葵]
私は珊瑚君の後を追った。



ガラガラガラ……

開けたものの珊瑚君はいない。
……と言うことはあそこだろう。

本棚が集まっている所の更に奥に、滅多に人が入らない所がある。

そこは、私達の秘密の場所。

私はそこへ向かう。
そしてソローッと顔を覗かせてみると……やっぱりいた……。

友姫「さ…珊瑚君…。」

珊瑚「……ん?」

⏰:07/05/08 11:42 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#30 [向日葵]
友姫「あ、あの子は弟みたいなもんで、あっちも私を姉として慕ってるの!だからその…恋愛感情とかは……。」

しどろもどろ、身振り手振りで話すと、珊瑚君が私の手を引いた。

珊瑚「わかってる…。」

友姫「え?でも…」

珊瑚君は「だけど」と続けた。

珊瑚「大人ぶれるほど大人じゃないんだ……。」

そう言って片手で目許を覆う。そしてため息をついた。

⏰:07/05/08 11:47 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#31 [向日葵]
珊瑚「このままだったら友姫気にするだろ。だから気分落ち着かせてから行こうと思ったら……付いてくるし……。」

コツッとオデコを合わす。

『拗ねてたんだ…。』

友姫「ウン。付いて来たよ……。ダメだった?」

ちょっと意地悪してみる。

珊瑚「……いや。嬉しい。」

と目を細めて笑った。

意地悪した方がノックアウトさせられた。


『カワイすぎ……っ』

⏰:07/05/08 11:52 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#32 [向日葵]
やっぱり珊瑚君には負ける私だった。

私達はお弁当を持ったままだったので、飲食禁止だが内緒でそこで食べた。

窓を開けると爽やかな風が通り抜ける。

桜の時期も、もうすぐ終わりだ……。

―――……

真貴「友ー姫ぃー姉っ!!」

帰り際、また真貴が来た。来たらいいなんて言うもんじゃないなぁ……。

友姫「どーしたの?」

⏰:07/05/08 11:57 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#33 [向日葵]
真貴「一緒に帰ろう!!」

友姫「友達は?」

真貴「いーの!ね?帰ろう!!」

困った……。
真貴にばっかりかまってられないし……。

友姫「お姉ちゃんも友達がいるから。」

真貴「えー。いーじゃぁぁん。」

友姫「真貴。」

ここで甘やかしてはいけない。心を鬼にして私は真貴の名を真剣な顔で呼んだ。

真貴は拗ねて口を尖らせる。すると目線が後ろにいった。

⏰:07/05/08 12:03 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#34 [向日葵]
そして指を指す。

真貴「コイツがいるから?」

指した方を見てみる。
指されたのは珊瑚君だった。

友姫「?なんで?」

真貴「今朝コイツと図書室でイチャイチャしてるの見た!」

イ…イチャイチャって……。

そこへ結女がやって来た。
結女「ちょっと真貴ー!先に行かないでよー!!あ、友姫姉ちゃん!!」

友姫「結女ちょっと待っててね。真貴。珊瑚君もそうだけどみんないるからだよ。」

⏰:07/05/08 12:07 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#35 [向日葵]
すると真貴はうつ向き、手をグーに握り締めた。

真貴「……俺、友姫姉が好きなんだよ。」

友姫「私も好きよ。真貴も大事だけど皆も大事なの。分かってね?」

そう言って真貴の頭を撫でた。そして皆を促してその場を後にした。

結女「……真貴。何言って…。」

真貴「俺は本気なんだ!……子供扱いしやがって……。ぜってーアイツから奪ってやる。」

真貴の脳裏に浮かぶは珊瑚。真貴は打倒珊瑚に燃えるのだった。

⏰:07/05/08 12:11 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#36 [向日葵]
――……

千歳「いっやぁー…。告白されちゃったね友姫ちゃん。」

友姫「告白?まさかぁ!あれは姉として好きって言ってるんだよ?」

その時全員が友姫を見て、『あぁやっぱりこっち系(恋系)鈍いんだ。』と言う目で見た。

秋帆「ま、まぁ!友姫には珊瑚君いるしね!」

友姫「…?うん。」

友姫達の後ろで律が珊瑚の脇をこづいた。

律「アンタしっかりしなさいよ。」

珊瑚「分かってる。」

⏰:07/05/08 12:17 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#37 [向日葵]
***********
キリます

よければお願いします
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2201/

⏰:07/05/08 12:18 📱:SO903i 🆔:zpgV4QII


#38 []
また来たよ新きらきらぉもしろいぅち的には珊瑚クンが好きかな(Α)早く続きが読みたいな〜(>_<)次の更新楽しみにしてまぁ
上げときマス

⏰:07/05/08 23:40 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#39 [向日葵]
さん
いつもありがとうございます珊瑚好きですか珊瑚は嬉しいことに人気なんですついでに律も


――――……

皆とそれぞれ別れて、帰り道が一緒の私と珊瑚君は家と向かった。

珊瑚君はいつも通り私を家まで送ってくれる。

友姫「今日中に頑張って本読んじゃうね!」

珊瑚「あぁ。まぁゆっくりでいいけど。……それより、お前気をつけろよ。」

『?』

⏰:07/05/09 19:03 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#40 [向日葵]
友姫「気を…つけろって……何が?」

外ならまだ明るいし、何より珊瑚君がこうして送ってくれる。

なら何を気をつけろと言うのかが私にはわからなかった。

ハテナだらけの頭で私は珊瑚君の答えを待っていた。珊瑚君は無言で私を見つめて、何か言いたそうにしたがそれをため息と一緒にどこかへやってしまった。

そして私の頭をペシペシと叩く。

珊瑚「……まぁ、なんだ……。いいよ。」

⏰:07/05/09 19:07 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#41 [向日葵]
ますますハテナが増える私。そんな事を考えていると私の家に到着した。

友姫「いつもありがと!よく分かんないけど気をつけるよ!」

珊瑚「あぁ。また明日な。」

そして珊瑚君は帰って行く。

『ホントに何を気をつけるんだろう…。』

首を捻ながら私は家に入った。
「ただいま」のたの字で言葉が止まる。
見慣れない靴が2足。

ハテナが珊瑚君のと合わせてまた増える。

⏰:07/05/09 19:12 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#42 [向日葵]
母「あら?帰ってきたかしら。友姫ちゃん?帰って来たのー?」

居間から母さんの声。
私もそれに答える。

友姫「帰ったけど何ー?」
母「びっくりするお客さんが来てるわよー♪」

びっくり……?

別にびっくりなんかしないって。

私は靴を脱いで居間へ向かった。

⏰:07/05/09 19:15 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#43 [向日葵]
暖簾をくぐってすぐのテーブルを見ると、そこには

結女「あ、お姉ちゃん!」

真貴「遅かったねー。」

友姫「え?!2人共どうして…っ!」

2人は母さんが出したと思われるケーキを呑気に口に運んでいた。

すると母さんが2人の側に来て嬉しそうに笑っていた。

母「フフフ☆あのね、しばらくの間2人共ここに住むことになったの!」

微笑む母。
嬉しそうな2人。
呆然とする私。

⏰:07/05/09 23:00 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#44 [向日葵]
友姫「…………え?」

・・・・・・・・・・・・

珊瑚{……。}

只今珊瑚君と電話中。
さっきの出来事を話していた。

現在夜の8時。

友姫「珊瑚君?どうしたの……?」

珊瑚{いや。そうか。急だな。}

友姫「ウン。そうなんだよねー。」

そこで時計が気になりだした。
珊瑚君の家庭は母子家庭で、珊瑚君はコンビニのバイトをしているのだ。

友姫「時間大丈夫?バイト…。」

⏰:07/05/09 23:07 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#45 [向日葵]
珊瑚{あ、……じゃあそろそろ…。気をつけろよ。}

……また?

友姫「う、うん…。じゃあね。」

プツッ ツーツー……


何をそんなに気をつけなきゃいけないのか全然わからなくて、しばらく携帯を見つめたままで止まっていた。

するとドアをノックする音が聞こえた。

コンコン

友姫「はぁい。」

⏰:07/05/09 23:13 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#46 [向日葵]
入ってきたのは真貴だった。

友姫「どーしたの?」

真貴「ん?いや色々喋りたいなぁと思って!」

と私が座っているベッドに同じ様に座りに来た。
しばらく座っていると、後ろにボフッ!と倒れた。

真貴「友姫姉…。なんで付き合っちゃったのー?」

友姫「えぇ?(笑)何よ急に。」

真貴は天井から私へと目を向けた。
そしてジトーッと見る。
見にくいかなと思って私も同じ様に寝転ぶ。

⏰:07/05/09 23:18 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#47 [向日葵]
昔はよく一緒に寝たっけなぁ……。

私は手を伸ばして真貴の頭を撫でた。
いつも珊瑚君がそーしてくれる様に…。

友姫「どーしたの…?」

すると真貴は目をキョロキョロとあちこちに泳がせた。

そして起き上がり、私を肩越しに振り返る。
すると私に覆い被さるようにしてきた。

友姫「?真貴……。」

真貴「友姫姉……俺……。」

⏰:07/05/09 23:27 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#48 [向日葵]
そこで私はわかった。

友姫「真貴!やめてよ!!」

真貴を押し退ける。
すると真貴は傷付いた顔をして下を向いた。

真貴「ゴメン……。」

友姫「ゴメンじゃないわよ!プロレスはもう卒業したでしょ?!」

真貴「………………は?」
まったく真貴は……。
小さい頃。お父さんがプロレス好きな事もあってよく真似ていたことがあった。

小さい頃なんか力はほぼ同じだったから良かったものの、今は絶対真貴の方が力が強い。

⏰:07/05/09 23:31 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#49 [向日葵]
真貴「ちょ、姉ちゃん何言って……。」

友姫「ハイ!お遊びは終わり!早くお風呂入って寝なさい!」

真貴の背中を押しながら無理矢理部屋を追い出す。

友姫「じゃねっ!」

バタン……。

真貴はドアにもたれてズルズルと崩れた。

真貴「くそっ…。全然子供扱いじゃねぇか……。」

結女「まったく。真貴じゃ無理だってぇー。」

真貴「何だよ結女。」

⏰:07/05/09 23:36 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#50 [向日葵]
丁度お風呂からあがってきた様子の結女を機嫌の悪い真貴は睨む。

結女「何って。アタシ友姫姉ちゃんの部屋で寝ることになってるの♪」

真貴「はぁっ?!」

思わず立ち上がる真貴。
そんな羨ましい!!と言った目で結女を見る。

結女「女の子の特権だから。邪魔しないでよね!あ、あと友姫姉ちゃん困らしたら承知しないわよ?」

コンコン

中から友姫が返事をする。
結女はアタシ〜!と答えて中に入って行った。

⏰:07/05/09 23:40 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#51 [向日葵]
真貴はそれを見ておくしか出来なかった。

・・・・・・・・・・

結女「ねぇお姉ちゃん。今の人とはいつ頃知り合ったのー?」

友姫「え?珊瑚君のこと?……んー。今年のー1月くらいかな。」

結女の分の布団を敷いてあげながら質問に答えた。
結女はベッドの上でゴロゴロしている。

結女「え!!まだ全然付き合って長くないんだー!!」

『考えてみればそうだなぁ……。』

なんかずーっと前から一緒にいる気分。
それくらいいつも一緒にいるのかもしれない。

⏰:07/05/09 23:48 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#52 [向日葵]
************
今日はこの辺で

よければ……
bbs1.ryne.jp/t.php?b=novel-f

⏰:07/05/09 23:49 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#53 [向日葵]
あ、すいません上のは違います
よければ感想ください

⏰:07/05/09 23:50 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#54 []
更新されてる主サン頑張って(>∀<)
ぃつも見てるんでまた感想板の方にもコメします+゚

⏰:07/05/09 23:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#55 [向日葵]
こちらまで
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2201/

⏰:07/05/09 23:51 📱:SO903i 🆔:P7pPJzpc


#56 [向日葵]
さん
いつもありがとうございます
いつでも感想板来てくださいねー

⏰:07/05/10 00:13 📱:SO903i 🆔:B5mRu0HI


#57 [向日葵]
友姫「でもこれだけはわかるよ。……すっごいいい人。」

結女「わかるよ!お姉ちゃん幸せそうな顔してるもん!!」

私は結女に笑いかけて、電気を消した。
結女は布団に潜りこみ、ひょこっと顔を出した。

結女「またアタシにも合わしてね。」

私もベッドに入る。
端の方に行って結女の顔が見える位置まで行く。

友姫「もちろん。」

私達は笑い合って「おやすみ」と言った後、静かに目を閉じた。

⏰:07/05/10 09:27 📱:SO903i 🆔:B5mRu0HI


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