新☆きらきら
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#286 [向日葵]
<用具室>
窓からの爽やかな風が心地よい。
もうすぐ夏だと告げる匂いがした気がする。
結女は頬杖を突きながら遠くで広がる景色を眺めていた。
ふと下を見ると、渡り廊下に先生がいた。
女子が先生におめでとうと言ってるらしい。
先生は嬉しそうにありがとうと言っていた。
女子が離れたら目が合いそうだと思い、再び景色に目を移す。
:07/05/20 03:52
:SO903i
:woH/s1W.
#287 [向日葵]
林「ゆ…。東雲。」
結女は少し目を見開いてバッと下を見た。
渡り廊下の窓から先生が顔を出している。
先生は何か言いたそうだったが音になることはなかった。
出てくるのは謝罪の山だろうと悟った結女はニコッと笑った。
結女「先生――!!おめでとう!!……バイバイ!!」
それだけ言って窓を閉めて窓からは見えない角度の位置に座った。
:07/05/20 03:56
:SO903i
:woH/s1W.
#288 [向日葵]
ポロポロ涙が出る。
もう「結女」とは呼んでもらえない。
そう思うのが嫌で、辛かった。
結女は涙をグイッと拭き、前を見据えて立ち上がった。
そして用具室を出て、もうこれでここへ来るのは最後て誓い、歩いていった。
ねぇ先生。
貴重な時間を……
ありがとう。
:07/05/20 03:59
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#289 [向日葵]
**bU 贈り物**
気温は上がり、最早初夏ではないだろうかと世間は言う。
制服も半袖は今年最後となった。
佳苗「はいはぁーい!!注もーく☆」
右手を高くあげ、私達が佳苗ちゃんに注目するよう声をあげる。
秋帆「何?佳苗ちゃん。」
佳苗「暁ちゃんと言ってたんだけど…みんなでお祭り行かない?!」
一同「お祭り?」
こんな中途半端な時期にお祭りなんかあるんだ。
:07/05/20 04:06
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:woH/s1W.
#290 [向日葵]
小さい頃はよく連れられて行ったもんだ。
金魚すくいに夢中になって手で掴もうとしたら父さんに怒られたことがある。
けど近頃は行ってないし、お祭り情報なんか耳にすらしたことない。
律「それって◎◎市の河川敷である花火大会?あすこ毎年早いよねー。」
暁「なんかこう目一杯はしゃぎたい気分だからさぁっ!!花火見て「たーまごー」」
律「「たまやー」ね。」
暁「って叫びたい!!」
:07/05/20 04:12
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:woH/s1W.
#291 [向日葵]
:07/05/20 04:14
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#292 [向日葵]
花火なんて久しく見てない。
あまりあのドーンて言う音が得意じゃなかった。
今はどうかわからない。
秋帆「いいねー!私行きたい!!友姫達も行こうよ!!」
律「直どうする?」
千歳「俺行きたいよ。律の浴衣姿見たいし♪」
そんな千歳君の言葉を無視して律達は行くと言った。
となると私達も行かざるを得ないだろう。
多分オマケで真貴達も来ると思う。
:07/05/20 21:12
:SO903i
:woH/s1W.
#293 [向日葵]
それ以前に浴衣はあったっけ…?
荷物から探さなきゃいけない。実家にもまだいくつか家具が置いてあるからまた探しに行こう。
秋帆「お祭りいつあるの?」
佳苗「えっとー…。今週の土日!」
……早急に探しに行こう。
友姫「珊瑚君は大丈夫?バイトー……。」
珊瑚「時間ずらすから大丈夫だ。」
友姫「珊瑚君も浴衣?」
ちょっと期待した。
絶対色気がある!!と想像して。
:07/05/20 21:27
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:woH/s1W.
#294 [向日葵]
珊瑚「……それ以前に浴衣あるかが謎だな。」
やっぱりどこの家庭でも滅多に着ない物は記憶が薄い。
でも今の答えはあったら着るってことだよね?!
それなら楽しみ!
佳苗「じゃあ詳しいことはまた後日にしようか。」
・・・・・・・・・・・・・・
ゴソゴソ ガタン ガサガサ
友姫「んー…ないなぁー…。」
家に帰ってから早速探すも、持って来た荷物にやはりそれしきものはなかった。
:07/05/20 21:36
:SO903i
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#295 [向日葵]
結女「ただいまー!わっ!!お姉ちゃんどーしたの?」
部屋に帰ってくるなり散らかっている部屋に結女はびっくりしていた。
友姫「お帰りー。結女、浴衣持ってる?」
結女「浴衣?なんで?」
私は結女にお祭りの事を話すと目を輝かして行くと返事をした。
しかし……
結女「アタシ浴衣小さい頃にしか着た記憶無いやぁ…。」
と残念そうに言った。
:07/05/20 21:41
:SO903i
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