新☆きらきら
最新 最初 全 
#372 [向日葵]
――次の日
ガラガラガラ
私はいつも一番に教室に着いていた。
日直でも無いのに誰もやらないから日付を変えたり、窓を開けたりした。
今日もくだらない1日が始まる。
きっと昨日の2人は今日は喋らない。
そんな経験もぅ何回もあった。
だからもぅ期待なんかしない。
でも心の奥で少しくすぶる期待を私は許さない。
そんな感情いらない……。
:07/05/27 14:01
:SO903i
:QEnEIV0g
#373 [向日葵]
ガラガラガラ
友姫「あ。」
椅子に座ろうと思った時、友姫が入ってきた。
私は友姫を一度見てからカバンに目を向けた。
友姫「おはよう!」
いつの間にか目の前にいた友姫に私はびっくりした。
律「…な、何?」
友姫「え?お話しようと思って!」
お話?
それは友達とすればいいじゃない。
すると友姫はそんな私の心を読んだかの様に驚く事を言ってきた。
友姫「私は友姫って呼んで!石垣さんは律って呼んでいい?」
:07/05/27 14:33
:SO903i
:QEnEIV0g
#374 [向日葵]
……は?
律「なんで?」
友姫「え?!だってお友達でしょ?」
いつからっ?!そんなのなった覚えないんだけどっ!
律「は……はぁ……。」
友姫「よろしくね!律!」
半信半疑ながら私はとりあえず友姫、そして後から来た秋帆と友達になった。
休み時間とかにみんな出歩いて、友達の元へ行くが、私は完璧に友達枠にどっぷり浸る事に反発し自分の席からは動こうとしなかった。
:07/05/27 14:41
:SO903i
:QEnEIV0g
#375 [向日葵]
それでも2人は毎回私のトコまで来て、無愛想な私に笑いかけてくれた。
胸が詰まるほど夢見た光景に反発心は徐々に減っていった。
けど警戒心はまだ残っている。
―――……
体育の時間。
「ハイじゃあ2人1組になってぇー!」
「一緒にしよー!」
「ウンいいよー!」
先生のドアホ―――!!完璧1人になるじゃないかぁっ!
:07/05/27 14:54
:SO903i
:QEnEIV0g
#376 [向日葵]
チラリとAを見ると私を気にかける事もなく、仲の良い友達と組んでいた。
まぁ、予想はしてたけど……。
友姫と秋帆は2人で組むだろうから、私は先生とだろう…。
律「先生。私余ったんで一緒に」
秋帆「先生!3人でもいいですか?」
秋帆が近寄ってきて先生に言った。
私は秋帆を目を見開いて見つめる。
:07/05/27 15:16
:SO903i
:QEnEIV0g
#377 [向日葵]
「えぇいいわよ。」
秋帆「やったね!律行こう!」
律「ちょ……っ!」
私は秋帆に引っ張られるがままに友姫の元へ連れていかれた。
律「ちょっと!2人組なんだから私はいらないじゃない!」
惨めな思いするのは嫌なの。
そうよ。認めるわ。
私は意地を張ってたのよ。
最もらしい理由で人を見下して、ホントはその輪に入りたくて……っ。
でも無理矢理入る自分が大嫌いで。
:07/05/27 23:45
:SO903i
:QEnEIV0g
#378 [向日葵]
それでも私を暖かく迎えいれてほしくて……。
分かってる。矛盾してるって。分かってるよ……。
友姫「2人組より3人の方が楽しいよ。」
秋帆「大体友達なんだから私達のトコに来たらいいのよ!」
「いつまでも1人でぼーっとしてるのが悪い!」と何故か説教されてしまった。
なんで私が説教されなきゃいけないの。
って思った。……でも
律「楽しくなかったら…承知しないから……。」
嬉しくて……。
2人は「まかせて!」と笑い、私の手を引っ張って今日やるテニスコートまで走った。
:07/05/27 23:52
:SO903i
:QEnEIV0g
#379 [向日葵]
少し汗ばんだ2人の手のひらから優しさが伝わってきて、久々に心から笑顔になれた。
私、もう一度信じてみるよ。
――――……
ある日の事だった。
A「あれ?給食費が無い……。」
Aは給食費の係で給食費袋が無くなったらしい。
クラスはザワついた。
3人で喋っていた私達もAの方を見る。
その時、Aと目が合った。
:07/05/28 00:07
:SO903i
:3GyGlCF.
#380 [向日葵]
Aは私の元へカツカツやってきた。
A「りっちゃん…。」
律「何?」
A「袋…………返して?」
私は耳を疑った。
返して?返してって何?
A「私りっちゃんが袋取るとこ見たもん!ねぇ……何でこんな事するの?」
飛んだ濡衣だ。
もちろん私は袋を取ってなければ触れてもいない。
律「でたらめ言わないでよ!!いつ取ったか言ってみなさいよ!!」
:07/05/28 00:11
:SO903i
:3GyGlCF.
#381 [向日葵]
A「ヒドイ…。私を疑うんだぁ……。」
するとAは涙を流し始めた。Aの友達はAを気遣いながら私を睨む。
「白状しなさいよ!早く出して!」
律「私何もしてないってば!!」
友姫「最低…。」
いつも聞き慣れている声がとても低く聞こえた。
右をゆっくり見ると友姫が冷えざえとした目で私を見ていた。
律「……っ。友姫…。」
友姫まで?何で信じてくれないの?
私やってない。やってないよ……っ。
:07/05/28 00:16
:SO903i
:3GyGlCF.
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194