新☆きらきら
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#622 [向日葵]
結女「うん。かき氷まだある?」

抱きつきながら私が問う。
友姫姉ちゃんはいつもいい匂いがして落ち着く。

その瞬間あの匂いを思い出して、胸の奥がキューッと痛くなった。

友姫「あるよ。おいで。」

居間に行くと皆さん勢ぞろいで、珊瑚さんが千歳さんを懲らしめていた。(笑)

佳苗「あ、結女ちゃんおかえりー。」

結女「ただいまです。」

⏰:07/06/21 10:24 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#623 [向日葵]
微笑んでくれる佳苗さんにあたしも微笑み返す。

今ここにいる人達は好き。ホントにお互いを尊重しあって好き合っていると思うから。

特にお姉ちゃんの彼氏である珊瑚さんはそれは素敵な人だと思う。

珊瑚「?何?」

珊瑚さんを見つめていたのであたしに珊瑚さんが聞いてきた。

結女「いえ。」

ニコッと笑ってお姉ちゃんの側に駆け寄る。

友姫「シロップ何がいい?」

⏰:07/06/21 10:28 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#624 [向日葵]
結女「じゃあレモン!」

鮮やかな黄色が透明な氷の上に広がる。

結女「ありがとう!」

テーブルに行って私は大人しくかき氷を食べる。

大牙[大抵はこの時間に乗ってる。]

一口パクッと食べて大牙さんの言葉を脳内で反芻させる。

おかしいな……なんであたし、こんなに大牙さんのことばっか考えてるんだろう。

そう思った瞬間、林先生の優しい笑顔が一瞬かする。

⏰:07/06/21 10:32 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#625 [向日葵]
黄色が広がる器を節穴の様に見つめ、あたしはお姉ちゃん達の笑い声を遠くで聞いていた。

・・・・・・・・・・・・・・

真っ白な世界。
手をいくら伸ばしても欲しい物には手が届かない。

走ってもその距離は縮まらない。

叫んでも声にならない。

そしてその人は振り向いてあたしにこう告げた。

林「さようなら。」

結女「先生っ!!!!」

叫んだ瞬間目が覚めた。
どうやら夢みたい。不規則に息が上がる。

⏰:07/06/21 10:36 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#626 [向日葵]
目尻から一筋涙が溢れる。

結女「ハァ…ハァ……。ハァァァ……。」

息を大きく吸い込んで吐く。
早く…忘れないと……。
前に……進まないと……。

カチャ

ドアが開いたので急いでそのまま流していた涙を拭く。

友姫「あ、結女。起きてた?」

結女「今起きたの。」

友姫「今日登校日なんでしょ?早く起きなさいよ?」

⏰:07/06/21 10:40 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#627 [向日葵]
更に意識が覚醒する。

結女「忘れてたぁぁぁぁっ!!!!」

バタバタと階段を降りて洗面所に向かい、朝ごはんもとらず家を出た。

ギリギリ間に合う為の電車にはなんとか乗れて、手摺に捕まりながらゼーハー言う息を整える。

『大体なんで答え宿題と一緒に渡してくれないのよっ!あり得ない!!』

ふと思い当たって電車を見渡す。
本を読んでたり、携帯をいじってたり。皆様々だった。

⏰:07/06/21 10:45 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#628 [向日葵]
目的の物を見つけれなくてあたしはがっかりした。
そしてがっかりした自分にびっくりした。

『いないのは当たり前じゃない!きっと今頃学校なんだから!』

大牙さんは、どこにもいなかった……。

・・・・・・・・・・・・

波奈「結女!スタバ寄ってかない?」

時計を見るとまだ11時。

結女「うん。いいよ。」

答えを貰うだけなので早めに終わった。
久々に会ったクラスの皆は肌が焼けていたり、いつの間にか彼氏、または彼女が出来てたりした。

⏰:07/06/21 10:49 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#629 [向日葵]
*****************

キリます

よければ感想お願いします

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⏰:07/06/21 10:49 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#630 [向日葵]
夏休みはどの季節より一番浮足だつ。

波奈「そーいえば前どうしたの?いきなり帰ったりして。」

スタバに行く道で波奈が聞いてきた。

結女「んー。なんかむしゃくしゃしてっ。ゴメンネ一人ほったかしにして。」

波奈「ホントよ!アイツの相手すんの大変だったんだからね!」

結女「ゴメンて!!スタバ奢るからぁっ!」

スタバについて私は普通のコーヒー、波奈は抹茶ラテを頼んだ。

⏰:07/06/21 15:13 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


#631 [向日葵]
結女「あ、そういえば昨日帰り痴漢に会ったんだぁ。」

波奈「え?!マジで大丈夫だったの?!」

結女「うん……。」

大牙さんを思うと心があったかくなった。

結女「大牙さんってお兄さんに助けてもらったの。」

波奈はしばらく私の顔をじっと見てから抹茶ラテを飲んでハァッと短く息をついた。

波奈「その人が好きになったってこと?」

⏰:07/06/21 15:17 📱:SO903i 🆔:IsdtrQz6


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