新☆きらきら
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#740 [向日葵]
:07/06/26 10:20
:SO903i
:uxBWNBHc
#741 [向日葵]
1階に降りて居間に行く。
今日は特別いつも以上に眠れなさそう。
居間のソファに座って窓を少しだけ開けて夜風に当たる。
夜の静けさって少し怖いけど落ち着く。
そしてなんか特別わくわくする。
蒸し暑いけど涼しい風が心地よく肌を撫でる。
ソファに体育座りで座った私は夢について考えていた。
:07/06/26 12:39
:SO903i
:uxBWNBHc
#742 [向日葵]
なんであの夢を何度も見るんだろう。
しかもまだ鮮明に覚えている。
普通とっておき良い夢の方がいつまでも覚えている感じがするのに……。
また、目を閉じるのが怖い。目が覚めた時泣いて目覚めるのがなんだか疲れた。
珊瑚君……。
お願い。どこにも行かないで……。
「どうした?」
友姫「え。」
振り向くと、居間の入口で珊瑚君が立っていた。
:07/06/26 12:43
:SO903i
:uxBWNBHc
#743 [向日葵]
:07/06/27 16:48
:SO903i
:86v84V4w
#744 [向日葵]
無言で私の隣まで来ると、ソファに座って、一緒に夜風に当たった。
友姫「夢見が…悪くて……。」
窓から入る風で少しヒラヒラ揺れるカーテンを見つめながら私は答えた。
少しだけ、沈黙が流れる。
珊瑚「俺も…この頃同じ夢を見る。」
友姫「いい夢?」
珊瑚「…………。あんまり良くない。」
どんな夢かは聞かなかった。聞くのが少し怖い気がしたから。
:07/06/28 09:34
:SO903i
:PgH5WvZU
#745 [向日葵]
珊瑚君は立ち上がって台所まで歩いて行く。
水道水をコップに入れているらしい。
飲むんだろう。
そしてまた私の隣にやって来て、目の前にある机に水を入れたコップを置いた。
珊瑚「まぁ……所詮夢だけどな。」
私は無言で頷くと、珊瑚君は水を一口飲んだ。
ゴクッと飲み込む音が聞こえる。
珊瑚「また一緒にここで寝るか?」
珊瑚君を見ると、私の方を向いて少し微笑んでいた。
私は胸の中の不安が一気に吹っ飛んで、顔がほころんだ。
:07/06/28 09:39
:SO903i
:PgH5WvZU
#746 [向日葵]
友姫「うん。そうする。」
珊瑚君は立ち上がって私の頭をポンポンと叩いた。
そして自室へ行く。
被る物を持って来てくれるらしい。
私は嬉しくてウキウキしていた。
『…あ、そういえば……。』
ふと時計を見る。
静寂に休むことなくコチコチ動いている。
:07/06/28 09:42
:SO903i
:PgH5WvZU
#747 [向日葵]
現在2時半をまわった所だ。
今日は……私の生まれた日。
そんな事を思っていると、珊瑚君が手にタオルケットを持って戻って来た。
そして隣に座ると、手を広げて私が来るのを促した。迷う事なくその腕の中へ飛び込む。
珊瑚君の足の間に座ってもたれる。
そしてタオルケットで2人を包む。
暑くなんてない。
心地いい温かい体温。
タオルケットの中で珊瑚君は私を優しく抱き締める。
その腕に、安心する。
そして瞼に唇が触れた。
:07/06/28 09:49
:SO903i
:PgH5WvZU
#748 [向日葵]
唇が触れた状態で珊瑚君が口を開いた。
珊瑚「誕生日……おめでとう。」
珊瑚君の吐息が顔にかかる。ふと唇が離れたので目を開けて微笑む。
友姫「ありがと……。」
そして珊瑚君の広い胸に、顔を埋める。
呼吸が聞こえる。
それがなんだかホッとして、私はいつの間にか目を閉じていた。
―――……
朝日が差し込む。
:07/06/28 09:53
:SO903i
:PgH5WvZU
#749 [向日葵]
意識はあるけどやっぱり目が開かない。
そこで要約珊瑚君とお母さんが話しているのに気が付いた。
珊瑚「母さん。携帯代えてもいいか?」
珊瑚母「え?なんで?」
珊瑚「非通知の電話が多くて迷惑なんだ。代えるついでだし、新規にしようと思って。」
珊瑚母「じゃあ今日買ってきたら?手続きならしかた分かるでしょ?」
珊瑚「あぁ。ありがとう。」
:07/06/28 09:57
:SO903i
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