新☆きらきら
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#865 [向日葵]
珊瑚「正式には2日。色んな事を無しにしたら2週間だな。」
友姫「……色々…って言うと……?」
珊瑚「色々だ。」
友姫「だから色々って?」
そこで珊瑚君はため息を吐いて私に近付いた。
珊瑚「また話す。」
友姫「今話してよ。」
珊瑚「我儘言うなら……。」
そこまで言うと珊瑚君の腕が私の頭の両側について、顔と顔との距離を近付けた。
:07/07/04 17:44
:SO903i
:J0JbWaF.
#866 [向日葵]
珊瑚「熱…上げられたいのか……?」
真近くにある綺麗な顔には抵抗なんて出来ない。
目を泳がす事も出来ず私は珊瑚君の吸い込まれる様な目を見つめるしかなかった。
友姫「困る……けどでもっ」
珊瑚「でも?」
珊瑚君の顔が更に近づく。話すと珊瑚君の吐息が顔にかかる。
友姫「私にだって……知っておきたいことくらいあるもの……。」
珊瑚「お前だから嫌なんだ。傷つくかもしれない。」
:07/07/04 17:48
:SO903i
:J0JbWaF.
#867 [向日葵]
友姫「それでも教えて欲しいって言ったら?」
珊瑚「……俺が前に言った事もう忘れたのか?」
友姫「……。」
珊瑚[どんなことでも傷ついて欲しくない。]
思い出したけど……。
心臓が跳ねまくる。
珊瑚「思い出したか出さないのか……?」
友姫「出したけど……。」
珊瑚「どうやら薬を飲みたいらしいな。」
その言葉を聞いた瞬間、身を硬くした。
:07/07/04 17:52
:SO903i
:J0JbWaF.
#868 [向日葵]
そしてギュッと目を瞑った瞬間。
珊瑚君の唇が私に押し付けられた。
驚いたのはもっと乱暴にされると思ったのに、優しくてなんだか丁寧だった。
それでも効果は抜群。
胸の奥がキューッと締め付ける。
珊瑚君の横にあった手は、いつの間にか私の顔を包んでいた。
その体温にすらクラクラする。
ようやく離れた時には息が上がっていた。
珊瑚君の顔に赤みがさしているのが珍しかった。
:07/07/04 17:58
:SO903i
:J0JbWaF.
#869 [向日葵]
:07/07/04 17:59
:SO903i
:J0JbWaF.
#870 [我輩は匿名である]
:07/07/04 22:19
:SH903iTV
:☆☆☆
#871 [向日葵]
我輩さん

安価ありがとうございました

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私はその顔にそっと指先を触れた。
珊瑚君は私の手に自分の手を重ねて目を瞑った。
そこで私はあることを思った。
友姫「珊瑚君の…お父さんはどうしたの?」
珊瑚「……たぶんもう姿は見せないと思う。」
珊瑚君は私の掌に唇を押し付けて話す。掌に吐息と珊瑚君の唇の動きがくすぐったかった。
友姫「お話……しては駄目?」
そこで珊瑚君が険しい表情になる。
珊瑚「お前が進んで会いに行く必要はない。」
友姫「私は話したいだけだよ。」
:07/07/05 09:33
:SO903i
:UpYnC7f.
#872 [向日葵]
珊瑚「またお前がこんな目にあったら!」
友姫「約束したじゃない!」
そこで珊瑚君は口を閉ざして私を見つめた。
友姫「私にも…珊瑚君を守らせてって……言ったじゃない。だから私は珊瑚君を助けたの。……今のも同じ。珊瑚君の中で、お父さんの何かが引っかかっているなら……それを取り除いてあげたいの。」
珊瑚君は目を伏せる。
苦渋な顔をして考えているらしい。
私は珊瑚君の言葉を待つ為にその表情をじっと見つめる。最後に「お願い」と付けて念を押してみた。
:07/07/05 09:39
:SO903i
:UpYnC7f.
#873 [向日葵]
珊瑚君は中々声を発しない。
一旦私の側から離れて窓の外を眺める。
私は珊瑚君の服の裾をクイクイッと引っ張って意識をこっちに向ける。
友姫「珊瑚君だって約束してくれたでしょ?私を守ってくれるって。……なら一緒に行って私を守って?」
珊瑚君は私をしばらく見つめた。
沈黙が流れる。
その目は未だ不安と困惑で渦巻いている。
だけどやがて……。
珊瑚「約束したなら……仕方ない。」
:07/07/05 09:44
:SO903i
:UpYnC7f.
#874 [向日葵]
その渋々の許可に、私はホッとして微笑む。
珊瑚君は椅子をベッドに寄せて座り、手を伸ばして私のオデコに触れた。
珊瑚「ただし。ちゃんと回復してからだ。じゃないといくら約束でも会わせない。」
友姫「ウン。わかった。」
そう答えると珊瑚君はようやく納得したのか柔らかく微笑んだ。
珊瑚「もう少し寝てろ。」
友姫「充分寝たんでしょ。」
:07/07/05 09:49
:SO903i
:UpYnC7f.
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