化け猫の恋バナ。
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#222 []
「何でもないよっ…」

明るく言ったが、
少し声が震えた。

「おい……」

直がわたしの肩をつかむ。

「!?…何泣いて……」

「何でもない!!」

「嘘つくな!」

わたしも直も声を張り上げた。

⏰:07/06/22 22:58 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#223 []
一瞬静まり返る部屋。

「アイ…おいで」

直が腕を広げる。


だめ……

直に甘えちゃだめ…

また迷惑をかけてしまう…

⏰:07/06/22 23:01 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#224 []
でも…今は……



「直っ………」

わたしは直の胸にしがみついた。

優しく抱きしめてくれる直…。

直が優しいから
わたしは忘れていたんだ…

わたしが猫だってこと…

直は住む世界が違う人だってこと…

⏰:07/06/22 23:11 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#225 [ぱなっぷュ]
あげてばかり何度もすみませんm(_ _)m続き気になりゃす
この小説が一番お気に入りなんで

⏰:07/06/23 21:29 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#226 []
「直………わたし……」


気づいてしまったの…

この感情が
なんなのか……


わたしは………



直のことが…………


言ってしまいそうになる…


決して叶わぬ想いを……

⏰:07/06/23 21:47 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#227 []
「どうしたんだ…?」


直がわたしの髪をなでる。


手を離せば
目をつむれば
直がいなくなってしまいそうで…

今はこうして
ずっと抱き締めていて──……

⏰:07/06/23 21:58 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#228 []
次の日

学校へ行く足取りが重かった。

市ヶ谷くんに会いたくない…


でもどうしても
会ってしまう……

落ち着け、落ち着けわたし…

⏰:07/06/23 22:15 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#229 []
わたしは
市ヶ谷くんがまた
何かしてくるんじゃないかと怯えていた。

でもその日は何もなく
一日が終わった。

わたしは靴箱の扉を閉め
小さく息を吐いた。

「アーイちゃん♪」

後ろから声が聞こえた。

⏰:07/06/23 22:30 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#230 []
振り向くと市ヶ谷くんが立っていた。


わたしは一瞬体を強ばらせた。

「一緒に帰ろうぜ」

わたしは無視をして市ヶ谷くんを背に歩いていく。

⏰:07/06/23 22:34 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#231 []
「つれないなーせっかくイイコト教えてあげようと思ったのに」


「いらないっ……」

肩に置かれた手を振り払う。

「本当の人間になれると言っても?」

耳元で言われ
わたしは驚いた表情で市ヶ谷くんを見た。

⏰:07/06/23 22:44 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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