化け猫の恋バナ。
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#301 [
]
わたしは続けた。
「許すことは難しいかもしれない。でも妹さんはあなたの復讐を望んでないと思う…それに悪い人ばかりじゃない…から……」
そしてわたしはうとうとと眠ってしまった。
夢の中で市ヶ谷くんが
「ありがとな」
そう言ってる気がした。
:07/06/27 17:27
:F902i
:☆☆☆
#302 [
]
:07/06/27 17:30
:F902i
:☆☆☆
#303 [ぱなっぷュ]
あげぇ♪
:07/06/28 20:29
:W51P
:☆☆☆
#304 [ぱなっぷュ]
あげちゃいます★
:07/06/29 19:48
:W51P
:☆☆☆
#305 [
]
小鳥のさえずりが聞こえ、
カーテンの隙間から日差しが差し込む。
「…ん」
わたしは自然に目覚めた。
ソファに寝ていたはずの市ヶ谷くんがいない。
:07/06/30 00:54
:F902i
:☆☆☆
#306 [
]
出かけてるのかな?
その時インターホンがなった。
誰だろ…出てもいいのかな…
「はー…い…」
わたしはゆっくりドアをあけて驚いた。
:07/06/30 00:57
:F902i
:☆☆☆
#307 [
]
「直………」
「やっぱりここにいたのか…」
「か…帰って…!」
わたしはドアを閉めようとしたが、
男の力にはかなわなかった。
:07/06/30 00:59
:F902i
:☆☆☆
#308 [
]
直はくわえていた煙草を捨て、
中に入ると鍵を閉めた。
直の顔を見るだけで
泣きそうになった。
「きゃっ…!」
直はわたしの体を抱き上げ、
寝室へと向かった。
:07/06/30 01:07
:F902i
:☆☆☆
#309 [
]
乱暴にベッドに倒された。
「何するの……っ」
起きあがろうとしたわたしの腕を押さえつける。
「何…考えてるの…?ここ人の家…っ…」
「関係ねーな」
そう言って
わたしの服に手をかける。
「やだぁ……っ!!」
:07/06/30 01:12
:F902i
:☆☆☆
#310 [
]
わたしは抵抗した。
「やめて…!!いやァ!!」
直はわたしを
人形として抱くんでしょ…?
何の感情もない…
体だけの……
「や…め………て」
抵抗したいのに
絶望感で力が抜けた。
:07/06/30 01:15
:F902i
:☆☆☆
#311 [
]
「俺は…お前を泣かせてばかりだな」
なんで…
直がそんな切ない顔をするの……?
直……
わたし……
わたしは………
:07/06/30 01:22
:F902i
:☆☆☆
#312 [
]
「直が………好き……」
─本当はこのまま猫に戻って、
もう直には
会わないつもりだった。
でも…
これだけは伝えておきたい…
わたしが人間であるうちに…
この胸に秘めていた想いを…
:07/06/30 01:26
:F902i
:☆☆☆
#313 [
]
直がわたしのこと
どう思ってようが、
大事なのは自分の気持ちで
必要なのはそれを伝える勇気で
きっと言わなければ後悔をする………
今伝えなければ
もう二度と会えないから………
:07/06/30 01:30
:F902i
:☆☆☆
#314 [
]
「わたし…猫に戻るの…戻らなきゃならないの…本当の人間になったら直のこと忘れちゃうから……」
忘れたくない。
どんな姿形になっても
あなたを覚えていたい。
これが最初で最後だから…
言わせてほしい……
:07/06/30 01:33
:F902i
:☆☆☆
#315 [
]
.
「わたしはあなたを……
愛しています………」
わたしは瞳に涙をためて言った。
直の顔が滲んで見えない。
:07/06/30 01:40
:F902i
:☆☆☆
#316 [
]
「アイ…」
わたしの名前を呼ぶとともに
わたしの唇に直の唇が触れた。
瞼に、頬に、首筋に
キスの雨が降る。
「抱きたい…」
直がつぶやく。
今までそんなこと
言わなかったのに─…
:07/06/30 01:44
:F902i
:☆☆☆
#317 [
]
わたしは小さくうなずいた。
一瞬でも一秒でも
必要としてほしい。
「─…直?」
わたしの服のボタンを
ひとつずつはずす直の手が少し震えている。
:07/06/30 01:46
:F902i
:☆☆☆
#318 [
]
「らしくねーな…緊張してる…」
直が緊張してる…
なんだか嬉しい……
「俺はお前を何度抱いても…心までは奪えないと思ってた…」
直はわたしの体の至る所にキスをしながら言った。
:07/06/30 01:52
:F902i
:☆☆☆
#319 [夢]
:07/06/30 01:53
:SH903i
:☆☆☆
#320 [
]
「それがこんな近くにあったなんてな…俺は遠回りをしていたんだな……」
「直……ッあ…!」
待ちきれないというかのように
直がわたしの中に入ってくる。
:07/06/30 01:55
:F902i
:☆☆☆
#321 [
]
夢さん

ありがとう

:07/06/30 01:56
:F902i
:☆☆☆
#322 [
]
繋がったトコロが
溶けるように熱い………
「もっと早く言っていればよかったんだ……」
「んっ……ぁ…直…?」
ねぇ………
直……
それって─────
:07/06/30 01:58
:F902i
:☆☆☆
#323 [
]
.
「お前を愛────」
「ダメーーーッッッ!!!!」
わたしは言いかけた直の口を手で押さえた。
「お前なっ………」
「ごっ…ごめんなさい…」
:07/06/30 02:00
:F902i
:☆☆☆
#324 [
]
でも…
直がそれを言ってしまうと
わたしは人間になってしまうの…
記憶の中からあなたが消えてしまう……
言って…
言わないで…
どっちも本心だなんて…
わたしは矛盾してる。
:07/06/30 02:02
:F902i
:☆☆☆
#325 [
]
「っ…な…お?」
直がゆっくりとわたしの中から出ていく。
「もう…いいの?」
わたしが聞くと、
「今はこっちがいい…」
そう言ってわたしの隣に横になると
広い胸にわたしを抱き寄せた。
:07/06/30 02:09
:F902i
:☆☆☆
#326 [
]
「直…わたしのこと玩具って……」
「…嘘に決まってんだろ。」
そうだったんだ…
直もわたしのこと……
嬉しすぎてまた涙が……
:07/06/30 02:12
:F902i
:☆☆☆
#327 [
]
「もう泣くな…」
「わたし…直に言ってほしい……でも…忘れたくない…そばにいたいっ…」
まるで駄々をこねる子供のように
ないものねだりをするわたし。
:07/06/30 02:14
:F902i
:☆☆☆
#328 [
]
「俺が全部覚えといてやる…」
直がわたしの涙を指で拭う。
「アイが忘れても俺が覚えてるから…
いなくなったら捜してやる。
思い出すまで何度だって抱いてやる……」
「直っ………」
わたしはもう…
その言葉だけで
生きてゆける………
:07/06/30 02:20
:F902i
:☆☆☆
#329 [
]
「だから何も心配すんな………アイ…」
きっと彼は
言うだろう。
その言葉を。
わたしは後悔しない。
あなたと出会ったこと。
あなたに抱かれたこと。
あなたをこんなにも
好きになったこと…
:07/06/30 02:23
:F902i
:☆☆☆
#330 [
]
.
またいつか出逢う日まで
少しの間お別れをするの。
またいつか
初めて逢ったあの日みたいに…………
.
:07/06/30 02:32
:F902i
:☆☆☆
#331 [
]
.
「愛してる─────…」
彼は優しくそう言ってキスをした。
最後のキスを─。
.
:07/06/30 02:33
:F902i
:☆☆☆
#332 [
]
涙が止まらなかった。
ずっと
聞きたかった言葉は
今確かに胸に響いた。
そして眩しい光が
わたしの体を包む。
目がくらんで
周りが見えなくなっていく─…
:07/06/30 02:37
:F902i
:☆☆☆
#333 [
]
そしてわたしは
ゆっくり目を閉じた。
次に目が覚めるとき
わたしは違う場所で
確実に人間になっている。
愛しい人を忘れて──…
:07/06/30 02:44
:F902i
:☆☆☆
#334 [
]
:07/06/30 02:45
:F902i
:☆☆☆
#335 [ミルク]
すごいよいPPPPないちゃった猫きらいやけど少し好きになれた
:07/06/30 03:00
:W51CA
:☆☆☆
#336 [ぱなっぷュ]
(〒_〒)感動
:07/06/30 08:14
:W51P
:☆☆☆
#337 [
]
:07/06/30 16:13
:F902i
:☆☆☆
#338 [
]
.
直…
わたしのことを
忘れないで……
わたしと過ごした日のことを────
そしてわたしは
ゆっくりと目を開けた。
.
:07/06/30 16:15
:F902i
:☆☆☆
#339 [
]
.
────………
「………な…直?」
目の前には
さっきまで寄り添っていた直の姿があった。
「え…?」
直も驚いてわたしを見ている。
どうして??
わたしは人間になる代わりに
記憶をなくして
違う場所に行くんじゃ─……
:07/06/30 16:18
:F902i
:☆☆☆
#340 [
]
そのとき、
玄関のドアが開いて
市ヶ谷くんが帰ってきた。
「ただいまー………ってあんた等…人ん家で何してんだ」
半ばあきれ顔の市ヶ谷くん。
:07/06/30 16:20
:F902i
:☆☆☆
#341 [
]
「ねぇっ…わたし人間になったはず…なんだけど記憶があるの!!!どうして?!」
慌てて市ヶ谷くんに聞く。
「あぁ、あれね…………………………………嘘☆」
う…………そ??
.
:07/06/30 16:24
:F902i
:☆☆☆
#342 [
]
「う…嘘って…じゃあ……」
「姿と記憶を消すってのは嘘。なんか二人見てたらいじめたくなったんだよなー」
してやったりと市ヶ谷くんは笑う。
:07/06/30 16:26
:F902i
:☆☆☆
#343 [
]
「なっ……な…っ………」
じゃあさっきの…
あの感動の別れは何だったの…………。
「まぁ晴れて人間になれたんだしよかっただろ?」
「てめー…………」
わたしの後ろで直が拳を震わせている。
:07/06/30 16:29
:F902i
:☆☆☆
#344 [
]
「ハァ……ったく……」
直はあきれてため息をつくと髪をかきあげた。
頭が混乱して
何がなんだかわからない……
けど……
わたしは直のこと
忘れなくていいんだ…
まるで夢を見ているみたい…
:07/06/30 16:32
:F902i
:☆☆☆
#345 [
]
「帰るぞ…」
直がわたしの手を引く。
「うん……あっ…市ヶ谷くん…ありがとう……」
わたしは直に引っ張られながらも
振り向いてお礼を言った。
市ヶ谷くんはこっちを向かなかったけど
わたし達に小さく手を振った。
:07/06/30 16:38
:F902i
:☆☆☆
#346 [ぴこ
]
:07/07/01 02:41
:SH902iS
:☆☆☆
#347 [多村]
:07/07/01 07:57
:SH902iS
:☆☆☆
#348 [多村]
:07/07/01 07:58
:SH902iS
:☆☆☆
#349 [ぱなっぷュ]
あげぇ~
:07/07/01 21:06
:W51P
:☆☆☆
#350 [
]
:07/07/02 16:24
:F902i
:☆☆☆
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