黒蝶・蜜乙女
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#308 [向日葵]
チャプター7:訪問者
蜜「教科書良し。お弁当よし。あとー……戸締まりも良しっとー。」
同棲もどきを初めて3日目。今日は学校の日。
蜜「セツナー。風さん達は来ましたか?」
庭で腕組みしながら天を仰いでいるセツナに呼びかける。
セツナ「ったく何してるんだ。」
イライラしてるセツナの隣まで来て、私も同じ様に天を仰ぐ。
:07/07/16 22:06
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#309 [向日葵]
するとそよ風と共に風さん達が来た。
セツナ「遅いっ!いつまで待たす気だ!!」
風さん達はびくびくして必死にお辞儀する。
蜜「セツナ!怒らないであげて下さいよ!」
私はポケットから袋を一つ開けてしていたリボンをといた。
中には小さめのクッキーをいくつか入れていた。
蜜「風さん達、食べれますか?」
次の瞬間クッキーはなくなってカワイイ笑い声と共に「ありがとう」と聞こえた。
:07/07/16 22:13
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#310 [向日葵]
セツナ「蜜よ。俺にはそれはないのか。」
蜜「貴方食べないじゃないですか。」
セツナ「蜜がくれるならなんでも食べるさ。」
蜜「残りが少しあるからなんなら食べます?」
リビングに帰ると後ろから腕を掴まれてくるりと回って目の前にはセツナがいた。
蜜「ダンスはをするとは言ってないんですけど…。」
顎に手をやって顔をクイッと上げられた。
:07/07/16 22:19
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#311 [向日葵]
セツナ「やはりこちらの方が嬉しいんだが……駄目か?」
蜜「イエスノーで聞かれるならばノーですけど。」
セツナ「そうかそれは残念だ。だが……俺の答えは分かっているな?」
そう言うと顔を傾けて唇を優しく押し付けた。
そして離す。
蜜「……。」
私は目をパチクリさせていた。
珍しい…。今日は軽いや。
その視線に気付いたセツナはニヤリと笑う。
:07/07/16 22:29
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#312 [向日葵]
セツナ「足りなかった?」
蜜「さっさと学校行きましょう。」
セツナから離れてカバンを持ち、玄関へ向かう。
今日もいつもと同じ1日が始まる。
……そう思ってた。
・・・・・・・・・・・・・・
清「あ!蜜!!おっはよー!」
靴箱で清がいた。
蜜「おはよう。」
:07/07/16 22:38
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#313 [向日葵]
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――――
今日はここまでにします

:07/07/16 22:39
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#314 [向日葵]
清「今日の英語のリ……」
清が言葉を失ったのは訳がある。私が目の前から忽然と消えてしまったからだ。
一方その私が何処へ行ったかと言うと、セツナに引きずられていたのだった。
蜜「ちょ、セツナ!いきなりなんですか!!」
セツナ「会いたくないやつがいる。」
……。なんかげんなりしてる。一体何が……?
と思っていると後ろから声が。
「セ―――ツ―――ナァァァァァァ!!」
:07/07/17 16:25
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#315 [向日葵]
クリクリした髪の毛が目についた。淡いピンク色でとても良い香り。
セツナ「ルキ!お前何故ここにいる!」
『ルキ?』
その少女は私より少し背が高くて可愛いと綺麗を両方持ってる子だった。
ルキ「研修ですわ♪それならばセツナ様のお近くがいいと思ったんですの!」
ルキがセツナに抱きついた時、はたと私と目が合う。
ルキ「あら?貴方は?」
蜜「へ?あ、あの蜜です。本山蜜。」
:07/07/17 16:31
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#316 [向日葵]
ルキは上から下まで私をジロジロと観察する。
ルキ「貴方セツナのなんなんです?」
蜜「え、……。えーっと。」
セツナ「恋人だ。」
セツナがうっとおしそうにルキの腕を自分の首からはずしながら言った。
ルキ「こっ、こんな冴えない人がこい、こここ恋人ですって―――っ?!」
ごもっとも……。
セツナがルキの腕を掴んで睨む。
:07/07/17 16:35
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#317 [向日葵]
セツナ「オイ。口を慎め。いつお前に俺を侮辱する権限を与えた。」
蜜「いやあのセツナ。貴方は何も言われてませんよ……?」
セツナが横目で私を見る。
セツナ「俺が言われたも同然だ。」
そしてまたルキに目を移す。
セツナ「次は無いと思え。」
そしてルキの腕を離すと私の肩を抱いて教室まで行った。
:07/07/17 16:39
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