黒蝶・蜜乙女
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#375 [向日葵]
思わずシャッてカーテンを両方閉めて、背中を向ける。
嫌だ……。
なんで?
ドン…ドンドン……。
セツナ「蜜。そこにいるんだろ。開けろ。」
私は答えなかった。
素早くベッドに行って布団を頭まで被った。
セツナ「オイ蜜!話を聞けよ!」
もういいから。消えて。私の前から姿を消して……。
セツナ「蜜!!」
魅惑の声に怒りが帯びる。でも私は答えない。
:07/07/20 17:26
:SO903i
:grPh0Y26
#376 [向日葵]
むしろ両耳を塞ぐ。
傷つきたくないの。
もう沢山なの。
私に、構わないで……っ!
ドンッ!!
窓が割れそうなくらいセツナが叩く。
セツナ「そうしているといい。だがな蜜。お前を説得するまで俺は何度でも来てやるからな!」
その言葉を最後にセツナからの呼びかけは終わった。
どうやら帰ったらしい。
知らない。知らない!
来たって無駄だよ!!
……その窓を開ける日は、二度と来ない。
:07/07/20 17:31
:SO903i
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#377 [向日葵]
そうこうしてると、私は眠りに落ちていた。
―――――……
ピピピピ ピピピピ
あ、アラーム…。朝だ……。
……いっけない!!今日早く行くんだった!!
超特急で支度して猛ダッシュで家を出た。
バタン!!
蜜「いってきます!……っ。」
言葉を失った。
いないハズの姿がそこにはあったからだ。
:07/07/20 17:34
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#378 [向日葵]
そこにはセツナが塀にもたれていた。
名前を呼んではいけない。傷が開く…。
私は誰もいない様に振る舞い、セツナを無視した。
セツナ「蜜。」
足が止まりそうになるのを必死で動かしてセツナを更に無視した。
無駄だったけど、私は駆け足で学校まで行くことにした。セツナは空を飛べる。なんなく私に着いてくるだろう。
セツナ「蜜!返事くらいしろ!」
:07/07/20 17:38
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#379 [向日葵]
振り返らなかったけど分かる。セツナは空を飛ばずに私と同じ様に走っている。
セツナ「オイ蜜!」
いくら呼ばれても決して返事をしない。
貴方なんて知らない。
私は平凡な女子高生。
そう言い聞かした。
やっとの事で学校に着く。下駄箱から教室に行こうとするとすぐそこにセツナがいた。
セツナ「いい加減にしないか。」
グッ!
:07/07/20 17:41
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#380 [向日葵]
蜜「いたっ……!」
セツナの指が、私の手首に食い込む。
本気で怒ったらしい。
セツナ「話を最後まで聞かないか!1人で勝手に完結しやがって!!」
私は何も言わずに必死にセツナの手から逃れようとした。
しかしそれどころか指には更なる力が加えられていく。
セツナ「話を聞くまでは絶対に離さないぞ。」
それでも私は振りほどこうとした。
セツナ「どうやら聞く気は無いらしいな。」
:07/07/20 17:46
:SO903i
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#381 [向日葵]
ガンッ!
蜜「痛いっ……。」
勢いよく下駄箱に私を押さえ付ける。
セツナ「いいな。手加減なんてしない。話を聞かないお前が悪いんだからな。」
そう言うとセツナは唇を強く押し付けてきた。
いきなりだったので息の準備が出来ていなかった。
苦しい……っ。
蜜「ぃや……っ!――ん…っ!!」
セツナの舌が私の舌を絡めとる。
:07/07/20 17:50
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#382 [向日葵]
胸元をぐっと押しても、セツナはそれどころか下駄箱を利用して奥へと侵入してくる。
『頭が……くらくらして……。』
足がカクンとなっても腰に腕を回してキスを止めようとはしない。
セツナ「―――っ!」
セツナは私から離れた。
それは私が唇を噛んだからだ。
蜜「ハッ……やめ…てくだ……さ……ハッ…。」
カバンを抱き締めながら息を整える努力をする。
:07/07/20 17:58
:SO903i
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#383 [向日葵]
蜜「今の……っ私は、こーゆー行動が…っ何より嫌ですっ!!」
足に意識させながらセツナの横を走りさる。
どうせっ朝ごはんなんでしょう?!
極上だもんね?!
ううん違う!!あれは知らない人!つまりこれはセクハラ!!
許せない……っ!!
そんな事を思いながら、心臓のドクドク言う音を聞いていた……。
違う!これは息があがってたから……っ!
違う!違う!何もかも違う!!
:07/07/20 18:03
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#384 [向日葵]
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一旦キリます

:07/07/20 18:03
:SO903i
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