黒蝶・蜜乙女
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#381 [向日葵]
ガンッ!
蜜「痛いっ……。」
勢いよく下駄箱に私を押さえ付ける。
セツナ「いいな。手加減なんてしない。話を聞かないお前が悪いんだからな。」
そう言うとセツナは唇を強く押し付けてきた。
いきなりだったので息の準備が出来ていなかった。
苦しい……っ。
蜜「ぃや……っ!――ん…っ!!」
セツナの舌が私の舌を絡めとる。
:07/07/20 17:50 :SO903i :grPh0Y26
#382 [向日葵]
胸元をぐっと押しても、セツナはそれどころか下駄箱を利用して奥へと侵入してくる。
『頭が……くらくらして……。』
足がカクンとなっても腰に腕を回してキスを止めようとはしない。
セツナ「―――っ!」
セツナは私から離れた。
それは私が唇を噛んだからだ。
蜜「ハッ……やめ…てくだ……さ……ハッ…。」
カバンを抱き締めながら息を整える努力をする。
:07/07/20 17:58 :SO903i :grPh0Y26
#383 [向日葵]
蜜「今の……っ私は、こーゆー行動が…っ何より嫌ですっ!!」
足に意識させながらセツナの横を走りさる。
どうせっ朝ごはんなんでしょう?!
極上だもんね?!
ううん違う!!あれは知らない人!つまりこれはセクハラ!!
許せない……っ!!
そんな事を思いながら、心臓のドクドク言う音を聞いていた……。
違う!これは息があがってたから……っ!
違う!違う!何もかも違う!!
:07/07/20 18:03 :SO903i :grPh0Y26
#384 [向日葵]
――――
――――
一旦キリます
:07/07/20 18:03 :SO903i :grPh0Y26
#385 [向日葵]
教室について自分の席についてから顔を伏せた。
平凡平凡平凡平凡!!!!
必死に呪文の様に唱える。
これ以上、私の気持ちを掻き乱すのはやめてよっ!!
―――――……
先生「本山ー。珍しいなぁ。お前が宿題忘れだなんて。もうすぐ学期末なんだから気引き締めていけよ。」
蜜「はぁい……すいません。」
職員室を出て、トボトボ廊下を歩く。
:07/07/20 19:03 :SO903i :grPh0Y26
#386 [向日葵]
なんてこと……宿題を忘れるなんて。
せっかく走ったのに…。
清「あ、いたいた!蜜ー!」
蜜「清。」
清「セツナ先輩が蜜を呼んでくれってさっきから教室にいるの。」
―――ドクン…。
蜜「嫌だ…。私、っ保健室行ってくる!」
清「ちょ、蜜ーっ!」
ガラガラ
保健医「おー。本山じゃないかぁ。どした?」
:07/07/20 19:07 :SO903i :grPh0Y26
#387 [向日葵]
この人は保健医のさっちゃん。
メガネ美人で栗色の長い髪の毛を1つに結んでる。
私はさっちゃんと仲良しなのだ。
蜜「さっちゃぁ〜ん…。ちょっとベッド貸してー…。」
さっちゃん「おーそうしな。どうやら気分が悪いらしいね。顔色悪いよ〜ん?」
私は保健室利用カードに記入してベッドへ向かった。
ボフッ!
さっちゃん「朝ごはん食ったのー?」
:07/07/20 19:11 :SO903i :grPh0Y26
#388 [み]
あげますx+゜
頑張ってください
x∀')゙+.
:07/07/21 18:40 :W44T :dyQW96gw
#389 [瑞希]
:07/07/22 00:38 :D904i :☆☆☆
#390 [向日葵]
みさん
ありがとうございます
――――
――――
蜜「それどころじゃなかった……。」
さっちゃん「だぁめよ〜?女の子なんだからぁ。体調管理はしっかりしないとー。」
「じゃね。」と言った後、さっちゃんは仕切りのカーテンを閉めてくれた。
私は靴を脱いでからベッドに潜りこんだ。
学校のベッドはシーツがパリッとしていて好きだけど落ち着かない。
『逃げても…無駄なんだろうけど……。』
:07/07/22 01:22 :SO903i :YGtAsc/E
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