黒蝶・蜜乙女
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#305 [向日葵]
セツナ「昔俺を殺そうとした奴らなんだ。そいつらは、地位は一番低いくせにずる賢くて、意地汚い。おまけに貪欲。」
セツナは海を見ながら今にも吐きそうなくらい気分悪そうな顔をした。
セツナ「自分達の利益の為ならなんでもするような最低最悪な奴らで、自然界でもほぼ追放の身にある。…………なのに、この辺をのさばっている。だから、緑や風達は脅えている。」
蜜「セツナは怖くないんですか?」
セツナは鼻をフンと鳴らした。
セツナ「黒蝶族がアイツら如きに脅えるか。」
:07/07/16 21:34
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#306 [向日葵]
「でも」とセツナは続ける。
セツナ「お前は別だ。俺はいつだってお前が消えるのが怖い。」
―――ドキッ……
不意打ち……。卑怯だ…。
蜜「よっぽどセツナに酷いことされない限り、私は出来るだけ側にいますよ。」
セツナ「……ずっとではないのか。」
―――ドキッ……
蜜「ず、ずっと……いますよ。」
:07/07/16 21:45
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#307 [向日葵]
セツナは安心した様に笑うと胸元に顔を横にして置いてきて私を抱き締めた。
わかった。
この人が可愛く見える瞬間は、こんな風に甘えてくれる時なんだ。
そしてそれを可愛く見える度、私はセツナにどんどんのめり込んでいって、愛しさが増して、どうしようもなくなってしまうんだ。
:07/07/16 21:52
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#308 [向日葵]
チャプター7:訪問者
蜜「教科書良し。お弁当よし。あとー……戸締まりも良しっとー。」
同棲もどきを初めて3日目。今日は学校の日。
蜜「セツナー。風さん達は来ましたか?」
庭で腕組みしながら天を仰いでいるセツナに呼びかける。
セツナ「ったく何してるんだ。」
イライラしてるセツナの隣まで来て、私も同じ様に天を仰ぐ。
:07/07/16 22:06
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#309 [向日葵]
するとそよ風と共に風さん達が来た。
セツナ「遅いっ!いつまで待たす気だ!!」
風さん達はびくびくして必死にお辞儀する。
蜜「セツナ!怒らないであげて下さいよ!」
私はポケットから袋を一つ開けてしていたリボンをといた。
中には小さめのクッキーをいくつか入れていた。
蜜「風さん達、食べれますか?」
次の瞬間クッキーはなくなってカワイイ笑い声と共に「ありがとう」と聞こえた。
:07/07/16 22:13
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#310 [向日葵]
セツナ「蜜よ。俺にはそれはないのか。」
蜜「貴方食べないじゃないですか。」
セツナ「蜜がくれるならなんでも食べるさ。」
蜜「残りが少しあるからなんなら食べます?」
リビングに帰ると後ろから腕を掴まれてくるりと回って目の前にはセツナがいた。
蜜「ダンスはをするとは言ってないんですけど…。」
顎に手をやって顔をクイッと上げられた。
:07/07/16 22:19
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#311 [向日葵]
セツナ「やはりこちらの方が嬉しいんだが……駄目か?」
蜜「イエスノーで聞かれるならばノーですけど。」
セツナ「そうかそれは残念だ。だが……俺の答えは分かっているな?」
そう言うと顔を傾けて唇を優しく押し付けた。
そして離す。
蜜「……。」
私は目をパチクリさせていた。
珍しい…。今日は軽いや。
その視線に気付いたセツナはニヤリと笑う。
:07/07/16 22:29
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#312 [向日葵]
セツナ「足りなかった?」
蜜「さっさと学校行きましょう。」
セツナから離れてカバンを持ち、玄関へ向かう。
今日もいつもと同じ1日が始まる。
……そう思ってた。
・・・・・・・・・・・・・・
清「あ!蜜!!おっはよー!」
靴箱で清がいた。
蜜「おはよう。」
:07/07/16 22:38
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#313 [向日葵]
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今日はここまでにします

:07/07/16 22:39
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#314 [向日葵]
清「今日の英語のリ……」
清が言葉を失ったのは訳がある。私が目の前から忽然と消えてしまったからだ。
一方その私が何処へ行ったかと言うと、セツナに引きずられていたのだった。
蜜「ちょ、セツナ!いきなりなんですか!!」
セツナ「会いたくないやつがいる。」
……。なんかげんなりしてる。一体何が……?
と思っていると後ろから声が。
「セ―――ツ―――ナァァァァァァ!!」
:07/07/17 16:25
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