黒蝶・蜜乙女
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#438 [向日葵]
蜜「ご、ごめんなさい……。私、知らなくて……。」
セツナ「そんなの当たり前だろ?お前は人間だ。」
セツナが私に歩み寄る。
さっきの言葉でもまだ怒ってる感じがした。
怒られる……っ!
でも私の予想は外れた。
セツナは両手で私の顔を包んだ。
セツナ「大丈夫か?何もされなかったか?」
その目は心配そうに私を覗き込んで、優しささえ見えた。
:07/07/23 18:10
:SO903i
:olJX1AdA
#439 [向日葵]
蜜「……。」
セツナ「…?蜜?」
蜜「怒って……ないんですか?」
セツナ「何故だ。」
セツナは全く分からないといった表情をしている。
どうやら怒ってるのは私に対してじゃないらしい。
蜜「不注意にもほどがある馬鹿!……っとか言われるかと…。」
セツナ「お前は初めて会う奴が分かる能力でも持っているのか?」
蜜「残念なことにこれっぽっちも。」
セツナ「なら怒るのは筋違いだろ。」
:07/07/23 18:16
:SO903i
:olJX1AdA
#440 [向日葵]
そこでようやくホッとして顔から緊張が抜けた。
それを見てセツナも微笑む。
セツナ「さて……、夕暮れ時の街を空中散歩するか。花嫁殿よ。」
蜜「お供いたしますよ。」
セツナは私の腰に手を回して空へ浮かび上がる。
ブワァァァ……
セツナ「物は相談だ蜜。」
蜜「はい何ですか?」
セツナ「お前の護衛をしたい。これから安心出来るまで部屋に通ってもいいか?」
:07/07/23 18:22
:SO903i
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#441 [向日葵]
目をパチクリさせる。
蜜「そこまで警戒しなくても…。クモの糸は取れたのでしょ?」
セツナ「不注意にもほどがある馬鹿と怒られたいのか?」
セツナはニヤリと笑う。
でも目は真剣で、本気で私の身が危険だと知らせている。
セツナ「それにお前の家はなんだか落ち着くんでなぁ。」
と付け足した。
これもホントっぽい。
:07/07/23 18:28
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#442 [向日葵]
蜜「なら……くれっぐれも!おばあちゃん達に見つからない様にしてくださいね!」
セツナ「了解した。」
と言ってセツナはおでこに唇を触れた。
ダメだ…。体温が上がっていく……。
ファサ…ファサ……
セツナの羽ばたき音がなんだか好きだ。
セツナ「ちょっとスピード上げるぞ。目でも瞑っておけ。」
蜜「はぁい……。」
気分悪くならないといいけど……。
:07/07/23 18:54
:SO903i
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#443 [向日葵]
・・・・・・・・・・・
家へ到着。
蜜「じゃあ、上に上がって窓開けますから、タイミング見計らって飛んでください。」
セツナ「あぁ。」
パタン。
ドアを閉めて、いつも通りにしなければ。
蜜「ただいまー。」
おばあちゃん「お帰りなさい。ご飯出来るから着替えてらっしゃい。」
蜜「はぁーい…。」
:07/07/23 18:57
:SO903i
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#444 [向日葵]
返事をしてからバレない様に急いで階段を駆け上がって自室へ。
カチャン……
窓へ近づく。そして鍵を開けた。
ガラガラガラ
蜜「……?あれ?セツナ…っドアアアアアア!!」
いきなりセツナが室内へ入ってきた。
セツナ「お前の近所は人通りが少なくて!」
蜜「セェ〜ツゥ〜ナァ〜。」
おばあちゃん「みっちゃぁーん?!」
階下からおばあちゃんが私の叫び声に心配した。
思わずドアを塞いだ。
蜜「な、何――?」
:07/07/23 19:04
:SO903i
:olJX1AdA
#445 [向日葵]
おばあちゃん「どうかしたのー?」
蜜「ち、ちょっとドでかい蛾が――!!」
セツナ「失敬な。この見目麗しい蝶々にあんな禍々しいものと一緒にするな。」
蜜「黙って!!!!」
小声で抗議するセツナを叱る。
蜜「もう!バレない様に!!って言ったでしょう?!」
セツナ「バレない為には急いで入るのがいいだろ。」
間違ってないけど間違ってるよそれ……。
蜜「セツナ、ちょっとあっち向いててくれません?」
私は窓の方向を差した。セツナも私の指の先を見て、私にまた視線を戻した。
:07/07/23 19:10
:SO903i
:olJX1AdA
#446 [向日葵]
――――

――――
一旦キリますね

:07/07/23 19:10
:SO903i
:olJX1AdA
#447 [向日葵]
すいません

訂正です
>>437のセツナの言葉
俺が殺そうとした×
俺を殺そうとした○
です

:07/07/23 19:48
:SO903i
:olJX1AdA
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