黒蝶・蜜乙女
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#468 [向日葵]
セツナ「どうやら無理で終わったらしいな。」

首元を差しながら言う。

蜜「こんなわっかりやすいトコにつけないで下さいよ!!」

その時、セツナの目がキラリと光った。

一歩一歩歩み寄られて、私はお姫様抱っこをされた。

蜜「どわ!な、なん何ですかっ!!」

セツナはお姫様抱っこをしたままベッドに座る。
そして鼻先が触れるか触れないかのトコまで顔を近付けた。

⏰:07/07/25 00:34 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#469 [向日葵]
セツナ「じゃあ、どこがいい?」

その囁きは極上。甘すぎるくらい。
目は熱く、私を見つめる。
私は息をするので精一杯だった。

蜜「どこ……って……。」

セツナの人差し指が、私の胸元辺りにくる。

蜜「ちょ…っ!」

セツナ「こことか?」

蜜「やだ…っっ!!セツナ!やめて!!」

今のセツナだったらそんなことやって退けそうで恐い……。

⏰:07/07/25 00:39 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#470 [向日葵]
するとセツナはおもむろに息を吐いて手を胸元から外すと、長袖Tシャツの襟元まで移動させた。

セツナ「仕方ない……。ここで我慢する。」

すると襟を下へグイッ!と引っ張って、鎖骨に唇を当てた。

蜜「やっ…!セツナ!!やだぁっ!!」

セツナの吐息が、唇の温度、感触が、ダイレクトに体に伝わる。

セツナ「ここなら見えないだろ。」

舌をペロッと出してまた笑う。

⏰:07/07/25 00:44 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#471 [向日葵]
私は体温計がぶっ壊れそうなくらい体温が上昇していた。

蜜「こんな……こと……。」

セツナ「別に嫌ではないだろう?」

確かに……。
ハッ!!違う!!そうじゃなくて!!

蜜「襲わないって言ったじゃないですか!!」

セツナ「可愛いすぎるお前が悪い。悔しかったらブスになれ。」

んな無茶な。
いや可愛いくもないけど……。

⏰:07/07/25 00:47 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#472 [向日葵]
白旗を上げて降参すると、ゆっくりベッドに横たわせてくれた。
ご丁寧に布団まで掛けてくれる。

セツナ「明日も早い。もう寝ろ。」

セツナは寝ている私の近くに座った。

蜜「セツナは家に帰らなくていいんですか?」

セツナ「お前が眠ったら風呂に入って服を着替えにくらいは戻る。」

あ……行っちゃうんだ…。

私の顔にそう書いてあったかは定かじゃないけど、セツナはニヤッと笑った。

セツナ「離れて欲しくないのか?」

⏰:07/07/25 00:53 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#473 [向日葵]
蜜「…別に。」

セツナは可笑しそうにそっぽを向いて肩を震わすとまた私に視線を向けた。
今度は意地悪そうな顔じゃなく、私が好きなあの優しい顔だった。

セツナ「俺が一秒たりともお前から離れたくないのと一緒だ。」

そう言うと、私の頬に唇を当てた。
そして手を大きな手で包まれた。

蜜「おやすみ…なさい。」

好きな人…。私は改めて実感してしまった。

⏰:07/07/25 01:01 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#474 [向日葵]
――――――――……

次の日

清「蜜ー。アンタ今日日直でしょう?英語のノート集めて持って行けだってー。」

蜜「えー…。面倒くさいなぁ……。」

しかも英語って……。
あのターヤ先生。

まぁ密室にならない限り何もされないと思うけど……。

小川「大変そうだな…。手伝おうか?」

心配そうに小川君が声をかけてくれた。

⏰:07/07/25 01:05 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#475 [向日葵]
それがまた嬉しい。

蜜「だぁいじょーぶ!ありがとう。」

と言って私は英語教材室へ行った。

・・・・・・・・・・・・・

コンコン

ターヤ「はい。どうぞ。」

警戒しながらドアを開ける。

蜜「失礼しまー…す。」
先生は机に向かって何かをカリカリ書いていた。
そして椅子を回してこちらを向く。

⏰:07/07/25 01:10 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#476 [向日葵]
にっこりと笑う顔が胡散臭く見えるのは正体が分かってるからだろうか……。

ターヤ「ありがとう。ここに置いてもらえるかな?」

躊躇った。もし何かされたら……。

ターヤ「…どうかした?」

そこでセツナの言葉を思い出した。

セツナ[不利な事はしないだろ。]

そうだよね。だってこの学校にはセツナがいる。
私に何かあったならば、この人は即刻罰を受けざるを得ない。

⏰:07/07/25 01:14 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


#477 [向日葵]
蜜「失礼します。」

私は部屋に踏み入れた。

その時。

ガラガラガラ!

すごい勢いで戸が閉まった。
一瞬わからなかった。何故触れても無いのに戸が閉まるか。

しかし……見てしまった……。

蜜「ルキ……!!」

ターヤ「セツナの蜜乙女と聞いたからどんな者かと思えば……チョロイ。」

さっきまでの丁寧な喋り方が無くなった。

⏰:07/07/25 01:19 📱:SO903i 🆔:0Mc92U2I


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