黒蝶・蜜乙女
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#778 [向日葵]
ラフィーユは「ふぅん」と言うと畳が気に入ったのか畳に顔をくっつけて匂いをかいでいる。
私はその近くで座って布団を探すのも忘れてまったりしていた。
ラフィーユは何だか落ち着く。
ラフィーユ「聞かないのか?」
蜜「え?」
ラフィーユは穏やかな目で私を見つめてくる。
ラフィーユ「私の喋り方、変。自分で、分かる。それ、聞かないのだな。」
蜜「んー。私は気にならなかったよ。ちゃんと想いは伝わってくるし。」
:07/08/04 11:15
:SO903i
:E9w2M8lM
#779 [向日葵]
するとラフィーユはニコッと笑って呟く。
ラフィーユ「同じ事言う。不思議だ。」
蜜「え?なんて?」
しかし、ラフィーユは寝息を立てて寝てしまった。
蜜「あ!布団!」
そこで本来の目的を思い出し、部屋の押し入れから布団を出し、敷くが、ラフィーユが寝てしまったので一個しか敷けない……。
蜜「あ、と。どうしよう……。」
:07/08/04 11:23
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#780 [向日葵]
スラッ
なんかげっそりしているオウマ君登場。
オウマ「あれっ。ラフィー寝ちゃった?」
蜜「ハイ。だから布団引けなくて…ハハ。」
オウマ「しょうがねぇなぁ…。ぃよっ!」
ラフィーユの体を軽々と持ち上げて一個敷いてた布団へ優しく乗せてあげた。
そしてオウマ君は静かに眠るラフィーユの頭を優しく一撫でして微笑んだ。
蜜「オウマ君って…ラフィーユが好き?ラフィーって呼んでるのはそれで?」
:07/08/05 09:33
:SO903i
:eY1lbW/o
#781 [向日葵]
オウマ君はラフィーユから目を離してなんだか嬉しそうに私に笑った。
オウマ「ウン。大好き!ラフィーって誰も呼んでないから特別みたいだろ?」
無邪気な笑顔に私まで笑顔になった。
布団をもう一つ敷いてから私はおやすみなさいと言って客間を後にした。
階段を一歩一歩上りながら少しげんなりしていた。
セツナの事だ。
ラフィーユとオウマ君の事で機嫌が悪かったのに足してお預けをくらったから……。
:07/08/05 09:37
:SO903i
:eY1lbW/o
#782 [向日葵]
『さぞかし部屋で大変に……。』
別に、セツナとそーゆー大人な事するとか言うのは嫌ではないけど、想像がついていかないって言うか……恥ずかしいって言うか……。
気が付いたらもう部屋の前だった。
ゆっくり部屋に入る。
蜜「……。あれ?」
そこにはセツナの姿なんてなかった。
蜜「セツナ……?」
不安になって静かに名前を呼ぶ。
:07/08/05 09:42
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:eY1lbW/o
#783 [向日葵]
帰った?
だって今日は帰っちゃ駄目のハズで……。
しゅんとしてベッドに座る。
別に行動範囲制限するつもりはないけど、どこかに行くなら行き先を教えて欲しかった……。
フゥとため息を一回ついてから電気を消そうとした。
ガチャ
蜜「ん?」
セツナ「お。帰って来たか。……。どうした?」
私はぼんやりとセツナを見つめていた。
:07/08/05 09:49
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:eY1lbW/o
#784 [向日葵]
蜜「どこ……いたんですか?」
セツナ「庭に出てた。見事な月夜だったんでな。」
蜜「あ、そ、ですか。」
とりあえず電気をパチンと消してぼんやりしたままベッドに行く。
と、ベッド際でセツナが腕を引っ張った。
セツナ「オイ?どうかしたか。」
蜜「いやなにも……。」
なんだかセツナが帰って来るのが、側にいるのが当たり前の気がしてたから……。
いなくなるとこんなに寂しくて不安になるんだなぁと思ったらなんだか呆然としてしまった。
:07/08/05 09:53
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:eY1lbW/o
#785 [向日葵]
なんとなく手を伸ばしてセツナの胸元に抱きついた。
セツナは何も言わずに抱き締めてくれて、背中を擦ってくれた。
セツナ「なんだ。甘えてくるなんて珍しいな……。」
意地悪な口調なのに、何故か優しく聞こえる。
ずっとこうしてくっついていたい気がした。
セツナ「蜜。疲れただろ?早く布団に入れ。」
蜜「ハイ……。」
それでも私は離れようとしなかった。
そんな私を見かねてセツナは抱き上げて布団の中に入れる。
:07/08/05 09:57
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:eY1lbW/o
#786 [向日葵]
やんわりとセツナから腕が外された。
蜜「……離れたくないです。」
とっさに出た言葉だった。セツナはなんだか驚いていた。
セツナ「離れないよ。」
セツナの唇が、オデコに、頬に、耳元に……押し付けたられる。
暗闇でも分かる。セツナの熱く優しい目が私に向けられてる事が……。
セツナの唇が、優しく私の唇に触れる。
角度を何度も変えて、優しく触れる。
:07/08/05 10:04
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:eY1lbW/o
#787 [向日葵]
でもセツナは優しく触れるだけで、それ以上は激しくならなかった。
何で?
セツナが私の唇に止まったのに気付いたのか、一旦離れて私を見つめる。
セツナ「…何?」
蜜「何でそんな優しいんですか?」
セツナは一瞬眉を寄せて考え、言いたい事が分かったのか苦笑いを浮かべた。
セツナ「今激しくしたら、多分止まらないぞ?」
セツナは私を起こすとフワッと抱き寄せた。
:07/08/05 10:21
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