黒蝶・蜜乙女
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#872 [向日葵]
そして呟く。
ラフィーユ「おかしい。」
?
私の問いかける様な目に気が付いてラフィーユは説明する。
ラフィーユの呟きがセツナ達二人の耳にも入ったのか、肩越しに私とラフィーユを見る。
ラフィーユ「昨日今日とあった怪奇現象。両方、蜜狙い。なら何故、今はない。」
…………っ。
そういえばそれはおかしいかもしれない。
:07/08/10 20:07
:SO903i
:3R7o9JYw
#873 [向日葵]
オウマ「そりゃ学校だけについてるもんだからじゃねぇ?」
ラフィーユ「被害、全て蜜にある。なら家で起こる、おかしくない。」
三人の表情が厳しくなった。
それに学校で狙われたとしても襲ってくるものが変だ。
教室には無いハズの植木鉢。
――何故飛ンデ来タ?
一人でに動くナイフ。
――ドウシテ飛ンデル?
四人は口を閉ざした。
:07/08/10 20:12
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#874 [向日葵]
その時だった。
コンコン
蜜「ぎゃぁぁぁぁ!」
突然庭へ続く窓が鳴ったものだから勢いよくラフィーユに抱きついてしまった。
なんていいタイミング……。
しかし外にいる人物で恐怖は消えた。
蜜「ルキ……?」
ルキは悲しい様な険しい様な顔をして外で待っていた。
私は中へ入れてあげようと窓を開ける。
:07/08/10 20:16
:SO903i
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#875 [向日葵]
蜜「ルキ、来てくれたの?!」
ルキの表情は一層こわばり、その視線は一旦セツナを捕えてから私に戻される。
ルキ「セツナに…用がありますの。いいですか?」
セツナ「俺には無い。さっさと帰れ。」
ルキ「お願いです。今しか……もう無いんです。」
只ならぬ雰囲気を読み取ったのか、セツナは立ち上がると私の隣まで来た。
ルキ「こちらへ……来てください。心配しなくても何もしませんから……。」
:07/08/10 20:19
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#876 [向日葵]
信じたセツナはルキと共に離れた場所に行く。
話声は聞こえるけど、内容までは聞きとれなかった。
その中でセツナが驚いていたり、怒っていたりと言うのがよく分かった。
近くにラフィーユ達に分かる?と言う風に目を向けても、分からないらしく首を横に振るだけだった。
二人が話をしている姿をしばらく見ていると、ルキが背中に光を放ち、羽を出現させたかと思うと飛んでいってしまった。
蜜「あ……。」
呼び止める間なく、ルキはあっという間に姿を消してしまった。
:07/08/10 20:25
:SO903i
:3R7o9JYw
#877 [向日葵]
セツナは少し落ち込んだ様にゆっくり帰ってきた。
蜜「ルキ……どうしたんですか?」
セツナ「……いや。オウマ、ラフィーユ。少しいいか。」
二人の顔がスッと引き締まる。
もしかしたら聞かれたくない話なのかもしれない。
蜜「私、部屋に行ってますね。」
そして私は部屋を後にした。階段を上りながら、あちらの世界で良からぬ事が起こってると認識した。
『あっちもあっちで大変なんだなぁ。』
:07/08/10 20:29
:SO903i
:3R7o9JYw
#878 [向日葵]
なんてったってセツナは長の息子。
それそれなりの責任とか、重圧とかあるんだろうな……。
なのに私に構いっ放しで大丈夫なんだろうか。
部屋についてベッドに勢いよく横になる。
ベッドのスプリングで少し体が浮いた。
明日もこんな調子だったらどうすればいいんだろ。
セツナがまた私のせいで怪我するのは嫌だなぁ……。
もんもんと嫌な事を思い出していると、階下からオウマ君の声がした。
と同時にセツナがドアを開けた。
:07/08/11 00:46
:SO903i
:RnaAmrBg
#879 [向日葵]
ガチャ
オウマ「待てよセツナ!まだ話終わって」
バタン
蜜「い、いいんです……か?」
セツナに聞いてみると、セツナの顔色がなんだか優れかった。
笑ってるけど目がどこか悲しそうで……。
セツナ「いいんだ。それより、俺は今から寝る。」
蜜「今からですか?」
セツナはボスッとベッドに横になる。
私はそれを見てならば部屋を出ようと思った。……が。
:07/08/11 00:50
:SO903i
:RnaAmrBg
#880 [向日葵]
クンッと服を引っ張られて部屋から出ていくのを許されるなかった。
セツナ「蜜。添い寝しろ。」
添い寝?
いつも勝手になったら寝てる癖に。
私がえー……って感じで見ていると、強制でベッドへ引きずりこまれた。
蜜「ちょ、制服シワになる!」
セツナ「気にするな。後でアイロンかければいいだろ。」
人事だと思ってこの人は…ったく…。
アイロンは面倒くさくて嫌いなんだよぅ!
:07/08/11 00:55
:SO903i
:RnaAmrBg
#881 [向日葵]
セツナは満足して私をしったり抱きかかえると、私も眠らせ様とさせてるのか子供をあやす様に背中をポンポンと優しく叩く。
蜜「ちょっと…私は寝ませんよ。」
セツナ「蜜の寝顔見ながら寝たいから寝ろ。命令。」
横暴反た―――い!!!!
でも早く寝ないとこの手からは逃れられそうもない…。私はなんとかして寝ようと試みる。
セツナを見てみると、まだ瞳には憂いが残ってる様に感じられた。
:07/08/11 00:59
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:RnaAmrBg
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