黒蝶・蜜乙女
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#95 [向日葵]
蜜「ハァ…何してるんですか!!…ハァ…シオイさん心配してるんですよ!!」

セツナ「俺が大嫌いで心配してないお前は何してるんだよ。」

私は口を閉じた。
木から落ちてくる滴が視界を防ぐ。

蜜「雨は体によくないんでしょ?!なら、早く帰りましょう!」

セツナ「帰ればいいじゃないか。お前はやっぱり馬鹿だな。」

―――プチン

蜜「馬鹿は貴方ですっ!!」

⏰:07/07/09 19:02 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


#96 [向日葵]
私の怒りの声がエコーする。

蜜「どれだけ探したと思ってるんですか!どれだけ心配したと思ってるんですか!」

どれだけ……

蜜「大嫌いと言った事を後悔したと思ってるんですか!!」

そこで初めてセツナがこちらを見た。ような気がした。

蜜「―――っつ!」

いきなりさっきぶつけた足が痛んできて、私はその場にしゃかんで足を押さえた。

⏰:07/07/09 19:06 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


#97 [向日葵]
気付けば足に複数切傷がある。きっと木の葉で切ったんだ。

馬鹿らしい。
そこまで探し回ったのに本人に帰る気が無いなら、私は何しに来たんだ。

膝を押さえていると近くに気配を感じた。

視線をずらすと、セツナの足が見えた。

私は何も考えず、セツナに抱きついた。

セツナ「――!」

蜜「帰りましょう…?私は貴方が心配で迎えに来ました。……だから……帰りましょう?」

⏰:07/07/09 19:09 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


#98 [ちぃ]
失礼します
>>70-100

⏰:07/07/09 19:18 📱:SH903i 🆔:pX7UHxFg


#99 [向日葵]
ちぃさん

安価ありがとうございます

――――――――

セツナ「……なんで…。お前は俺の心を強い力でねじ曲げれるんだ……っ!」

するとセツナはギュッと力一杯抱き締めてきた。

セツナ「お前が大嫌いと告げてから、もう会わないと思ってたのに……っ。大嫌いならなんで心配なんかするんだ……!頼むから……もう苦しめないでくれ……っ!!」

蜜「セツナ……。」

見えないけど、その美貌は前みたいに歪んでしまっているのだろう。

⏰:07/07/09 19:37 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


#100 [向日葵]
蜜「大嫌いなんて……もう言いません。思いません。私は……貴方が好きです。」

セツナの息を飲む音耳元で聞こえた。

セツナ「恐かったんだ…。もし蜜が離れるかと思うと……。恐かったんだ……。」

うん。セツナはそれだけ私を想ってくれてるんですね。

セツナ「蜜……。離れないで…。」

蜜「離れませんよ。…だって。」

私は運命の相手なのでしょう?

⏰:07/07/09 19:42 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


#101 [向日葵]
―――――……

蜜「っっくしゅん!!」

その後、ずぶ濡れになった私は派手に風邪をひいた。

セツナ「これだから人間って言うのは体が弱いんだよ。」

蜜「なんで貴方はそんなに平気なんですか……っ。」

只今内緒でセツナが私の部屋にいる。
おばあちゃんとおじいちゃんは仲良く買い物に出かけてしまった。

セツナ「体なんてすぐ乾かせばいいだけだ。じゃなきゃ風呂に入れんだろう。困るのは羽が濡れて飛べなくなる心配だけだ。」

⏰:07/07/09 19:47 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


#102 [向日葵]
『シ・オ・イさんめ〜……!あんなこと言っておいて結局被害者は私だけ?!』

セツナ「さてと……。と言う訳で。晴れて俺達は夫婦となった訳だ。」

鼻をかむのを辞めて私は「え?!」と叫んだ。

蜜「いつそんな事になったんですか!」

セツナ「俺はお前が好き。お前も俺が好き。ならそうなるだろう。」

それは意味を履き違えているような気がするんだが……。

セツナ「これでお前を独り占めしても怒られないって訳だ。」

⏰:07/07/09 19:54 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


#103 [向日葵]
蜜「場所を選んでくれるなら我慢してあげますけど。」

セツナ「馬鹿言うな。そんなの俺の勝手だろう。」

イライライライラ……

蜜「貴方と言う人はホンット変わりませんねぇっ!」

セツナ「嫌ならお前が変われ。亭主関白という奴だ。」

イライライライライライライライラ……

蜜「だから貴方って大……っ!」

ベッドに倒れたと思ったら私の口をセツナの口で塞がれた。

⏰:07/07/09 20:11 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


#104 [向日葵]
セツナ「それは言わないんだろ?」

セツナはニヤッと笑う。
私は熱が更に上がる。

するとおでこにセツナの唇が触れて来た。

セツナ「ホラ。早く休め。側にいてやるから。ってか熱の時は“蜜”の匂いがすごい……。」

蜜「お願いですから寝ている時に変な事しないでくださいね。」

セツナはクスクス笑う。

セツナ「そんなの俺の勝手だ。」

⏰:07/07/09 20:18 📱:SO903i 🆔:F5kPhI5A


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