「好き」と言いたい。
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#92 [あんみつ]
溢れてくる涙が、もうこの気持ちをごまかす事はできないんだと、私に教えた。
同時に、私の中で、けんじがただの幼なじみに戻る事は、もうないと気付かされた。
(・・・もう戻れない。・・・戻れないんだ)
そう思うとまた涙が溢れた。
:07/07/22 15:44
:N901iC
:tTi4V9HA
#93 [あんみつ]
――――――――
どのくらい泣いていたのだろう。
そっと目を開けると、沈みかけの夕日が見えた。
「・・・落ち着いた??」
洋平君が聞いた。
「・・・うん。・・・ありがとう」
洋平君は、ずっと側で頭を撫でてくれていた。
大きくて無骨そうな手は、意外なほど優しくて、暖かだった。
:07/07/22 15:46
:N901iC
:tTi4V9HA
#94 [あんみつ]
帰り道、洋平君は私を送ってくれた。
私の家まで、徒歩10分。
アスファルトに、並んで歩く2つの影がのびる。
「・・・あのっ、もうこの辺でいいよ」
私は、家が見えてくる前に言った。
何となく、健二に見られたくなかった。
私の腫れた目も、洋平君の姿も。
それと、洋平君に、私の健二への気持ちを気付かれていた事が恥ずかしかった。
:07/07/22 15:49
:N901iC
:tTi4V9HA
#95 [あんみつ]
「・・・そう??」
「うん。・・・今日は、本当にありがとう」
私は、笑顔を作って言った。
「うん・・・」
洋平君は、自転車カゴにのせてくれていた私のかばんを取る。
私はそれを受け取ろうとした。
けど、洋平君はそれを離そうとしない。
私達は、かばんの取っ手を1本ずつ持つ形になった。
:07/07/22 15:51
:N901iC
:tTi4V9HA
#96 [あんみつ]
「・・・洋平君??」
洋平君は地面を見つめていた。
「・・・もう、健二のために泣くなよ」
下を向いたまま一息ついて、洋平君は言った。
「・・・え??」
(何・・・)
「ねこちゃんに泣いてほしくないんだ」
そう言うと、洋平君は私の方を向いた。
:07/07/22 15:53
:N901iC
:tTi4V9HA
#97 [あんみつ]
洋平君の顔は、夕日のせいか赤く染まっている。
洋平君の目があまりにも真剣で、私は何も言えなくなった。
「・・・好きなんだ」
私の目をじっと見て、洋平君が言った。
「俺は、ねこちゃんの事が好きだ」
私の手から、かばんの取っ手がするりと落ちた。
:07/07/22 15:54
:N901iC
:tTi4V9HA
#98 [あんみつ]
早ぃですが、今日は以上にします

よかったら読んでみて下さぃ

:07/07/22 15:58
:N901iC
:tTi4V9HA
#99 [あや]
あやは前と同じあやだよ

笑
ここの小説見るのが、あやの習慣になってて

そのくらい大好き

これからも頑張ってね


:07/07/22 23:32
:SH903i
:zfT/zPc6
#100 [我輩は匿名である]
:07/07/22 23:36
:N701i
:EupP4lUs
#101 [あんみつ]
:07/07/23 07:36
:N901iC
:CkR90zko
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