「好き」と言いたい。
最新 最初 全 
#380 [あんみつ]
――――――――
洋平君は、私の家のすぐ前で自転車を止めた。
私は降りて、洋平君からカバンを受け取る。
上手く目を見れない。
けど、このままじゃダメだ。
何か言わなきゃ。
「・・・私」
口を開いたけど、言葉が見つからない。
:07/10/19 22:43
:N901iC
:L5RMhy3k
#381 [あんみつ]
(なんで・・・)
喉が熱い。
洋平君の顔を見れずに、私はうつむいた。
すると、頭を2度、優しく叩かれた。
:07/10/19 22:45
:N901iC
:L5RMhy3k
#382 [あんみつ]
「ありがとう・・・じゃ」
洋平君が言い終わると同時に、頭から手が離れた。
私がそっと前を向くと、洋平君はすでにだいぶ進んでいた。
後ろ姿を見ていたら、また泣きそうになった。
:07/10/19 22:51
:N901iC
:L5RMhy3k
#383 [あんみつ]
あの手に私は、何度救われただろう。
なのに、私は傷つけてばかり。
「ごめん」も「ありがとう」も、みんな私のセリフだよ。
:07/10/19 23:04
:N901iC
:L5RMhy3k
#384 [あんみつ]
『ねこちゃんの1番って誰??』
あの時、何も言えなかったのは、洋平君の顔を見れなかったのは・・・。
私は門の前に座り込んだ。
「・・・なんで」
:07/10/19 23:07
:N901iC
:L5RMhy3k
#385 [あんみつ]
あの時、1番に頭に浮かんだのは・・・健二の顔だった。
私には洋平君がいるのに。
私、洋平君のこと好きだよ??
なのに、まだまだ「好き」が足りないの??
:07/10/19 23:09
:N901iC
:L5RMhy3k
#386 [あんみつ]
考えても考えても、自分の想いの深さは分からなくて。
けど、確かに言えるのは、健二を手放すっていう選択肢は、私の中になかったということ。
ねぇ、健二。
私は・・・ずるい。
:07/10/19 23:12
:N901iC
:L5RMhy3k
#387 [あんみつ]
:07/10/19 23:15
:N901iC
:L5RMhy3k
#388 [我輩は匿名である]
:07/10/20 10:18
:P903i
:LFsXw3nI
#389 [あんみつ]
:07/10/28 21:28
:N901iC
:G7bXKkWg
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194