*THE GOD OF DEATH*
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#351 [まーイ子]
:07/12/12 01:22 :SH903i :kWjbT7es
#352 [ma☆na]
ストーリーがめちゃこってておもしろーぃ
続きも楽しみにみてます
頑張って下さい。
死神ワールドにハマルッ
:07/12/12 18:41 :SH903i :t/rx3CpA
#353 [馨]
〒ま‐ィ子様
名前ゎカオルって言いますxどうぞ、夜露死苦お願いします
:07/12/12 19:51 :W51S :VDSm.f/k
#354 [まーイ子]
:07/12/14 01:05 :SH903i :pQJkC4yM
#355 [み]
:07/12/14 03:27 :SH904i :4tMNdMBA
#356 [ぼぼん]
がんばってねえ
応援してるお(・∀・)
:07/12/16 00:51 :N700i :0A79Xf9g
#357 [ぼぼん]
書かないんですかあ
?
:07/12/20 07:04 :N700i :XH39LTsQ
#358 [馨]
マィペースでィィので頑張ってくださいツ
:07/12/20 07:39 :W51S :6Ig8Q4Fc
#359 [まーイ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐
見てくださっている皆様
放置すみません
バイトやらで忙しく
余裕がありませんでした‥
これからは合間を見て
更新していきたいと思います(゚3!)
こんな主と小説に
お付き合いしてくださる皆様に
感謝と謝罪を申し上げます。‐‐‐‐‐‐‐‐
:07/12/22 21:05 :SH903i :eLHisyTA
#360 [まーイ子]
:07/12/22 21:10 :SH903i :eLHisyTA
#361 [まーイ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐
>>360
アンカーみす
改行みす‐‐‐‐‐‐‐‐
:07/12/22 21:12 :SH903i :eLHisyTA
#362 [まーイ子]
――――――‥
「じゃあ、また‥‥」
あの後、二人で一緒に
屋上で過ごし
下校時間を向かえ
今に至る
正面にいる優真は
少し弱々しく微笑み
言葉を濁らせた
「‥まだ気にしてるの?」
.
:07/12/22 21:27 :SH903i :eLHisyTA
#363 [まーイ子]
優真が気にしていること
それは――――‥
「怒鳴ったことなんて
気にしてないよ」
あたしに対して
怒りを感じ、怒鳴ったこと
(‥優し過ぎるのも
問題かな)
小さく笑みを零すと
うん、という声が
聞こえて来た
.
:07/12/22 21:31 :SH903i :eLHisyTA
#364 [我輩は匿名である]
「気をつけて、帰れよ」
それだけ告げると
優真は反対方向に
歩いて行った
響く足音が今日は
何だか心地良くて
耳を澄ませて聴いてみる
ふと、音が止み
不思議に思ったあたしは
その主に眼を向けた
.
:07/12/23 00:10 :SH903i :OEEpCAWE
#365 [馨]
頑張ってくださいx続きを楽しみに待ってます
:07/12/27 00:02 :W51S :9C6u1luQ
#366 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐
>>365 馨さま_
ありがとうございます!
すみません、体調を
崩してしまいました
回復してきたので、
更新がんばっていきたいと
思います(∵)‐‐‐‐‐‐‐‐
:07/12/30 09:57 :SH903i :n3rkYYwc
#367 [ま-イ子]
「‥‥‥‥ぇ‥」
この眼に、映ったものは
曲がり角の前で足を止め
こっちを向いて
あたしに手を振る優真
いつも この場所で別れ
同じ言葉を言い合い
優真の背中を見送る
付き合い始めてから
ずっと そうだった
.
:07/12/30 11:06 :SH903i :n3rkYYwc
#368 [ま-イ子]
今まで、一度たりとも
優真がこの道を
振り返ったことなんて、
在りはしないのに
(‥ど‥して‥‥?)
見えなくなる最後まで
優真の手は、
あたしを向いていた
.
:07/12/30 17:30 :SH903i :n3rkYYwc
#369 [サキ]
更新されてる∩ー`)
最後まで応援してます
:07/12/30 18:44 :P902i :oNhrgZ6I
#370 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐
>>369 サキさま_
お待たせして
申し訳ありません
こんな亀更新な小説に
お付き合いいだだいて
感謝します(・ ̄`)ノ‐‐‐‐‐‐‐‐
:07/12/30 21:54 :SH903i :n3rkYYwc
#371 [ま-イ子]
本当は、毎日
怖 か っ た
この道を優真が通るのが
酷く恐ろしくて。
押し込んだ言葉は
" い か な い で "
.
:08/01/02 00:04 :SH903i :dab.kL1k
#372 [ま-イ子]
背筋に走る悪寒
高鳴る鼓動
優真を狙う死神
瞳に残る彼の残像
すべてが、光と化してゆく
.
:08/01/02 00:15 :SH903i :dab.kL1k
#373 [ま-イ子]
もう、あたしは
死神(あいつ)なんかに
怯えたりしない
優真が全部
あたしの不安を
取り除いてくれたから
も う 恐 れ な い
.
:08/01/02 01:15 :SH903i :dab.kL1k
#374 [我輩は匿名である]
面白いです……面白いッテ言っていいのか分かりませんが…(人が沢山死ぬので
)
さっき全て読み終えました。これからも頑張ってください
:08/01/02 01:21 :P902iS :cbFiBnQ.
#375 [ま-イ子]
瞳から溢れそうになる
何かを堪え拳を握る
(そうだ、今日は
あいつから何かを
聞き出そう)
今までのあたしなら
有り得ない程
軽い足取りで、
家へと身を翻した
.
:08/01/02 01:22 :SH903i :dab.kL1k
#376 [ま-イ子]
:08/01/02 01:28 :SH903i :dab.kL1k
#377 [ま-イ子]
―――――――‥
……ドカァ!
「ぅぐ、っ‥‥!‥」
腹部への衝撃に
堪えられず声が洩れた
痛みが押し寄せるそこを
両腕で抱えながら
床で悶え苦しむ
.
:08/01/02 01:37 :SH903i :dab.kL1k
#378 [ま-イ子]
そんなあたしを
冷ややかな目で
見下ろしているのは、
「ふふ‥‥滑稽ね‥」
"あ の 人" だ
.
:08/01/02 01:41 :SH903i :dab.kL1k
#379 [ま-イ子]
今現在、あたし達が
いるのは家の居間
日が沈みかけ
この空間を
真っ赤に染めている
照らされるあの人は
不本意ながら
綺麗に見えた
(だって、赤は‥‥)
.
:08/01/02 01:48 :SH903i :dab.kL1k
#380 [ま-イ子]
そんなあの人とは相対し
部屋の中は荒れていた
物は散らばり
椅子は倒れ
壁や床には大きい傷
それが
真っ赤なものだから
大量虐殺でも
行われたのではないかと
錯覚してしまう
.
:08/01/02 01:57 :SH903i :dab.kL1k
#381 [我輩は匿名である]
主サンの思うように書かれたらいいですよぉ
ハッピーエンドでも、悲しい終わりになっても…(笑)
私は読ませていただいているだけなので……
これからも読ませて頂くつもりなので…頑張って完結してくださいね
カゲながら応援してます
:08/01/02 02:09 :P902iS :cbFiBnQ.
#382 [ま-イ子]
:08/01/02 09:32 :SH903i :dab.kL1k
#383 [ま-イ子]
(‥‥なんで‥‥
こんな、ことに‥‥)
朦朧とする意識の中で
これまでの
経緯を思い出す
―――そうだ、あの後
優真と別れ家へと
向かう途中に、
あたしは異変に気付いた
.
:08/01/02 09:47 :SH903i :dab.kL1k
#384 [ま-イ子]
(‥見られて、る‥?)
―――視線を感じた
獲物を狙うような
そんな視線を感じる
しかし、あたしは
(気のせいだろう)
浮かれすぎていて
そんなこと気にも止めず
足を進めた
.
:08/01/02 09:53 :SH903i :dab.kL1k
#385 [ま-イ子]
目標地点にたどり着き
あたしは扉を開いた
「――――――ッ!!」
一瞬にして息を呑む
大きく開かれた
瞳の先には
"あの人"が立っていた
.
:08/01/02 10:02 :SH903i :dab.kL1k
#386 [ま-イ子]
突然の出来事に
心臓は速度を増し
あたしは固まる
今まで軽かった足は
地に縫い付けた様に
全く動かなくなった
瞳孔が開かれた瞳に
映るあの人の唇が
動き始める
「‥随分と、
楽しそうね? なつ 」
.
:08/01/02 10:08 :SH903i :dab.kL1k
#387 [ま-イ子]
―――――ゾクッ!
有り得ない、
この人があたしの名を
呼ぶなんて
有り得ない
(何を‥‥‥‥)
全身から吹き出る汗
小刻みに奮え出す身体
全てがこの人を拒絶する
.
:08/01/02 10:13 :SH903i :dab.kL1k
#388 [ま-イ子]
焦るあたしとは裏腹に
彼女はくすくす、と
顎に手を添え笑う
「‥なつ‥‥
あなたは、今、」
区切られた言葉
緊張感が増し
肺が圧迫され苦しい
「‥あなたは今、
幸 せ ?
」
.
:08/01/02 16:27 :SH903i :dab.kL1k
#389 [ま-イ子]
:08/01/02 16:29 :SH903i :dab.kL1k
#390 [ま-イ子]
(――――――ッ!!)
そういうこと、か
" 見 ら れ て い た "
優真といるあたしの姿を
―――嗚呼、今日も
ツイてない日だ
.
:08/01/02 16:34 :SH903i :dab.kL1k
#391 [ま-イ子]
―――-----
その後は
今現在の状況を見れば
理解できるだろう
"あの人"をちらり、と
見上げると
その顔は鬼の様で
彼女が怒り狂っているのが
見て取れた
.
:08/01/06 22:01 :SH903i :aJxCIWoE
#392 [ま-イ子]
多少楽になった肺に
少しずつ酸素を送り込む
呼吸する度に
痛む身体を反転させ
仰向けになった
腹部に手を沿え
思い切り空気を吸う
――ドスン!
.
:08/01/06 22:08 :SH903i :aJxCIWoE
#393 [ま-イ子]
「―---ッ、がはっ!」
手の上から踏み付けられ
重なる痛みに
意識が飛びそうになった
「‥苦しいの?なつ‥
大丈夫よね?
あなたには‥‥‥‥
心の支えがあるんだもの」
先程までの形相からは
想像も出来ないくらい
優しい声で
あたしの上から囁く
.
:08/01/06 22:14 :SH903i :aJxCIWoE
#394 [ま-イ子]
----"心の支え"とは
つまり、優真のこと
退く気配のない足は
更に重みを増していく
力強く押さえ付けられ
まともな声が出ない
声が続く
「‥あたしからは
全てを奪っておいて‥
あなたは、
幸せになるの‥?」
.
:08/01/06 22:20 :SH903i :aJxCIWoE
#395 [ま-イ子]
悲しげな、寂しげな
そんな声で
彼女はあたしに問う
(----そんなんじゃ、)
ない、とは
言い切れない
だって"この人"の
言っていることは
間違っていないのだから
.
:08/01/06 22:23 :SH903i :aJxCIWoE
#396 [ま-イ子]
見られたのだ
この人の瞳には
"幸せ"なあたしが映った
(何も、言い返せない)
もうこの行為が
早く終わる事を
静かに願った
.
:08/01/07 13:50 :SH903i :5Usbk9Mo
#397 [ま-イ子]
そんなあたしの
心とは裏腹に
止まない声が
耳を刺激する
「貴女のせいで、
あの人は死んだのよ‥
貴女が‥貴女が‥‥ 」
ぶつぶつ、と呟き声で
話す"あの人"の眼は
恐ろしい程濁っていた
.
:08/01/07 14:15 :SH903i :5Usbk9Mo
#398 [ま-イ子]
「貴女が
産まれたから!
あの人は死んだ!」
突然大きくなった声に
びくり、と身体が
反応する
それと同時に
心に何かが突き刺さった
ぐさり。
.
:08/01/07 14:19 :SH903i :5Usbk9Mo
#399 [ま-イ子]
それは、じわじわと
あたしの中を蝕む
―――ごめんなさい‥
.
:08/01/07 14:21 :SH903i :5Usbk9Mo
#400 [ま-イ子]
「それなのに、
貴女は幸せに‥?」
口元を引き攣らせ
拳を握り奮わせている
「そんなの
絶対許さない!」
―――ごめんなさい‥
.
:08/01/07 14:28 :SH903i :5Usbk9Mo
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