黒蝶・蜜乙女―第2幕―
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#186 [向日葵]
「チュー!がいい!」

これには流石のセツナも頭の機能停止。

酔っ払っらっていると言う時限じゃない。
これは最早泥酔だ。

セツナはハァー……とため息を吐いて立ち上がる。

「少し、コイツの酔いを冷ましてくる……。」

二人はコクンと頷いて、桜並木の続く奥へと消えていく蜜とセツナを見送った。
・・・・・・・・・・・・・・・

蜜は未だアハアハと笑いながらセツナに引っ張られるまま歩いている。

⏰:07/09/07 00:52 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#187 [向日葵]
そしてまた言う。

「セツュナ?チューは?」

セツナは足を止める。

困ったものだ……。
酔っ払った蜜を相手にするのは苦手だ。
何せ理性が切れそうな言葉ばかり吐く。

止まって困っているセツナを蜜はトロンとした目で見上げる。
そしてまたニヘラァと笑う。

腕をキュッと掴んだと思うと、掴みながら「ねぇー!キスはぁぁ?」とせがんで来た。

⏰:07/09/07 00:55 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#188 [向日葵]
このキス魔が……っ!

何か諦めがついたセツナは少々乱暴に木に蜜を押し付けた。

蜜は自分から目を瞑ってセツナを待つ。
セツナはまたため息を吐くと軽く唇を触れた。

「満足か?」

「んー!やっ!!」

グイッと首に腕を回し、セツナの顔を近づけた蜜は足りないと言う様に深く唇を押し付けた。

くそっ……。人が優しくしてやれば……!

セツナは半分ヤケになりながら蜜に唇を押し付ける。

⏰:07/09/07 01:00 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#189 [向日葵]
行為はエスカレートして、蜜の口内をセツナの舌が荒らしていた。

何度も角度を変える度、蜜の切なそうな息遣いが聞こえた。

するといきなり蜜の体がカクンと崩れた。

やり過ぎたと思ったセツナは急いで唇を離して蜜を支える。
しかし心配は無用だった。

「スー…スー…。」

なんと…………寝た。

あぁこのパターンかとセツナはぐったりと疲労。

⏰:07/09/07 01:04 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#190 [向日葵]
「馬鹿もんが……。」

セツナは前の様に少し蜜の服のボタンを開けると、首に二ヶ所、鎖骨に三ヶ所赤い印を残した。

「俺を振り回した罰だ。軽いものだろ。」

蜜の寝顔に意地悪な笑顔を向けながらセツナは呟いた。

そんな事とは知らずに蜜は穏やかな顔をして気持ち良さそうに寝息をたてている。

また起きたら怒鳴られるんだろうなとククッと笑いながらセツナは蜜を抱き上げ、オウマ達の元へと向かった。

⏰:07/09/07 01:09 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#191 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・・・

「おーセツナァ……ってえぇ?寝ちゃった訳?」

セツナの腕で寝ている蜜を見ながらオウマは言った。セツナはそのまま座り、蜜を寝かせたままにする。

「まだこの方が都合がいい。脱がれたら厄介だ。」

「まぁな……見た所でセツナにボコボコにされそうだし……。」

そう言いながらオウマは酒の花を一口飲んだ。
そこでラフィーユはセツナに質問をした。

「セツナ。将来蜜、どうする?」

「あぁ……そうだな……。」

⏰:07/09/07 01:16 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#192 [向日葵]
あっちの世界で暮らすには蜜には不便だろうとセツナは考えていた。

ならば自分がこちらに来て、たまにあちらへ帰ったらどうだろうと考えてる。

出来れば蜜を一人にはしたくない。
随分と長い間あの家で、自分達がいるものの一人ぼっちを味わっている。

両親には未だに会った事は無い。
祖父母は一年にニ、三度帰ってくるらしい。

「まぁ、どうにかなるだろう。」

「じゃあ挙式は?」

⏰:07/09/07 01:20 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#193 [向日葵]
「まぁその内。」

「こっち?あっち?」

「多分こちらだろうな。」
するとオウマはすくっと立った。

「大体プロポーズとかした訳?」

何故か威張りながら見下ろすオウマにセツナは眉を寄せた。

「必要か?これだけ一緒にいるのに。」

ここにはラフィーユが突っ込んだ。

「蜜、気持ち伝えてくれるの、好き。ならば言う、当たり前。」

⏰:07/09/07 01:24 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#194 [向日葵]
――――――――

今日はここまでにします

⏰:07/09/07 01:24 📱:SO903i 🆔:gYOPUeU2


#195 [向日葵]
二人からの口攻撃に眉を更に寄せるセツナ。
二人はじーっとセツナを見てくる。

「ってか何でお前らに応援されてんだ俺は。」

「セツナって器用そうで不器用だし。」

オウマの言葉にラフィーユも頷く。

まだくっついてもないコイツらに言われるのはなんだか違う気がするとセツナは納得いかない気がした。

⏰:07/09/15 17:37 📱:SO903i 🆔:5.lsk.LE


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