〜運命のヒト(2)〜
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#102 [りく☆]
『やっぱりないなぁ……』
みっちゃんの職場を離れた後、オレはあの樹木を探し歩いていた。しかしどこを探しても、住み慣れた町の見慣れた道しかない。チロを追いかけた道はなかった。そしてチロもいなくなってしまったのだ……
:07/10/16 00:31
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#103 [りく☆]
太陽も沈み、空にはすでに月が顔をだしていた。辺りは暗闇に包まれ、もはやチロを捜すことは困難だった。
オレは暗い道のりを独りで歩き、家に帰った。
:07/10/16 00:32
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#104 [りく☆]
『はぁ……』
帰宅したオレは、ため息をつきながらソファーに腰をおろした。そして目を閉じ、今日あった出来事を頭の中で整理する。
結衣に会った……有り得ないことをオレは素直に信じた。
そして彼女の言葉一言一言を思いだしていた
:07/10/16 00:34
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#105 [りく☆]
結衣は…優希のことすべてを知っていた。
そしてオレに優希と幸せになれと………
この言葉は正直驚いた。結衣は絶対ショックを受けると思ったのに…
何より…ゆりは"幸せだった"と言ってくれたことがなにより嬉しかった
:07/10/16 00:39
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#106 [りく☆]
後悔も…恨んでもないと言った。
そして、今をしっかり生きてくれと……結衣の分まで……
この再会により、オレの心を縛る鎖が……ほどけた気がした。結衣の言葉がオレを救ってくれた。
そんな結衣のためにも………オレは下ばかり向いてられない
:07/10/16 00:45
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#107 [りく☆]
………
……
…
"ジリリリリリリリリリッ"
『う……うるせぇ』
久しぶりに目覚ましの音で目を覚ましたオレは、寝ぼけながらアラームを消した。
窓からは顔を出して間もない太陽が、優しい光を部屋にそそいでいた。
そんな光を浴びながら、オレはベットからでて、準備をはじめる
:07/10/16 00:51
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#108 [りく☆]
学校に行く
そう昨日オレは決めたのだ。オレは結衣との約束を守るために……真っ直ぐ生きるために……今できることを全力でやると決心した
そう心に誓い、オレは準備をする
:07/10/16 00:56
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#109 [りく☆]
…それにしても久しぶりに制服きるな
そんなことを思いながら、準備をすませたオレは制服を着て、家をでた。
昔みたいに玄関で立ち止まることなど……なかった
:07/10/16 00:58
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#110 [りく☆]
しかし、不安がまったくないわけでわない。滝沢達に会ったとき……オレはどうしたらいいかわからない。どんな態度で接したらいいかわからない
約束の期間は過ぎてしまっている。
滝沢達を裏切ってしまったことにかわりはないのだ。
それがオレの中の大きな不安だった
:07/10/16 01:02
:SH903i
:Q7LtGnUQ
#111 [りく☆]
…考えてもしかたない!!
『行こう!!』
オレは朝日が眩しい道のりを、一人で歩き始めた。雲ひとつない青空が、まるでオレを見守ってくれてるかのようだった
…結衣見てるか?
…約束……ちゃんと守るから
…温かく見守ってくれや
:07/10/16 01:06
:SH903i
:Q7LtGnUQ
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