〜運命のヒト(2)〜
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#234 [りく☆]
オレはやっと心から人を信用し、有りのままの自分をさらけ出す事ができた。
そんな当たり前のことにオレは、新鮮味を感じていた。今なら胸を張って言えるだろう。
オレは滝沢たちを心から信用しているかけがえのない親友であると……

⏰:08/08/21 16:34 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#235 [りく☆]
『お前はこれからどぉするんだ?』

全てを聞いた滝沢は、意外にも冷静な顔でオレに聞いてきた。

『どぉしようもないよ……』

弱気に答えてしまった。

⏰:08/08/21 16:35 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#236 [りく☆]
それは滝沢の言う通り、これから何の解決策がないことに気がついたオレの悲しみであった。
話したところで全てが許される訳ではない。

⏰:08/08/21 16:35 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#237 [りく☆]
『けど…お前がやっと話してくれて嬉しかったよ。まぁ内容には正直ビビったけど。

でも約束しただろ……お前が全てを話してくれた時は全力で協力するって。』

オレの両肩を掴み滝沢が言う。


『お前はもぉ…独りじゃないんだ』

⏰:08/08/21 16:36 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#238 [りく☆]
深山での出来事からずっと篭っていた暗闇に、やっと光が差し込んできた。

別にそれを望んで話した訳ではない。

しかし、滝沢のそんな優しい一言にオレはただ涙を流していた。

⏰:08/08/21 16:41 📱:SH903i 🆔:Gn6lI.io


#239 [りく☆]
『男が泣くなんてダセェぞ』

笑いながら滝沢がオレに言葉をかける。

『う…うるせぇ』

涙を流しながら必死にだした言葉だった。
オレが落ち着くまで待っていた滝沢がゆっくり口を開いた。

⏰:08/08/22 00:56 📱:SH903i 🆔:XTS191aU


#240 [りく☆]
『彼女は…お前と全く話したくないような感じなのか?』

『直接なにか言われた訳ではないけど…絶対嫌だろ』

二人で屋上の壁にもたれかかりながらオレは滝沢に言葉を返した。

⏰:08/08/22 00:57 📱:SH903i 🆔:XTS191aU


#241 [りく☆]
優希が許してくれている訳がない。必ず守ると約束したのに裏切ったオレなんて……許されるはずがない。そんなオレの気持ちを悟ったのか、滝沢は黙ったまま夏の青空を眺めていた。

⏰:08/08/22 00:58 📱:SH903i 🆔:XTS191aU


#242 [りく☆]
『そぉいえば……美里が彼女と仲良さそぉにしてたぞ。美里に頼んで話す機会を』

『ダメだ!!』

沈黙を破る為に話し始めた滝沢の言葉を途中で止めた。美里に話すなんて…考えられない。そんな想いからでた行動だった。

『美里と何があったんだ?』

不思議そぉにオレの顔を覗き込む滝沢に、オレは美里に言われた嘘を語った。

⏰:08/08/22 00:58 📱:SH903i 🆔:XTS191aU


#243 [りく☆]
美里と2人っきりになった時に言われた言葉。その言葉を嘘と決定づけるカイさんとの出会い。優希とカイさんとの関係……全てを話した。

『まさか猛志先輩に兄がいたとはな……しかもそれが彼女とは。

あっ……だから猛志先輩は彼女のことを知っていたのかな?』

必死に推理をする滝沢の横で、オレはただ首を傾げていた。

⏰:08/08/22 00:59 📱:SH903i 🆔:XTS191aU


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