〜運命のヒト(2)〜
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#242 [りく☆]
『そぉいえば……美里が彼女と仲良さそぉにしてたぞ。美里に頼んで話す機会を』
『ダメだ!!』
沈黙を破る為に話し始めた滝沢の言葉を途中で止めた。美里に話すなんて…考えられない。そんな想いからでた行動だった。
『美里と何があったんだ?』
不思議そぉにオレの顔を覗き込む滝沢に、オレは美里に言われた嘘を語った。
:08/08/22 00:58
:SH903i
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#243 [りく☆]
美里と2人っきりになった時に言われた言葉。その言葉を嘘と決定づけるカイさんとの出会い。優希とカイさんとの関係……全てを話した。
『まさか猛志先輩に兄がいたとはな……しかもそれが彼女とは。
あっ……だから猛志先輩は彼女のことを知っていたのかな?』
必死に推理をする滝沢の横で、オレはただ首を傾げていた。
:08/08/22 00:59
:SH903i
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#244 [りく☆]
猛志先輩と優希の関係など知らない。オレはまだ美里の嘘が許せないでいた。そんなオレの気持ちを表情から悟ったのか、滝沢はまた話し始めた。
『それにしても美里も変な話をするな…何かお前らに問題でもあったわけじゃないだろ?』
:08/08/22 00:59
:SH903i
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#245 [りく☆]
『あるわけないだろ。』
『だよな…』
またしても沈黙がやってきた。結局は解決の糸口は見つからないのか。
しかし、滝沢に話したことで今までの事を振り返ることができた。
…美里はなぜあんな嘘を
:08/08/22 01:00
:SH903i
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#246 [りく☆]
優希がオレに許しを貰おうとすることなどあるはずがない。彼女が自分を責める理由などどこにもないはずだ。
なら何故美里はあんな手の込んだ事をして嘘を言いたかったのか。誰も特にならない嘘を何でわざわざ言ったのか、美里の行動の真意が全くわからなかった。
:08/08/22 01:00
:SH903i
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#247 [りく☆]
『カイさんって人と彼女の関係は確かなのか?』
『あぁ…本人が言っていた』
滝沢の確認に、記憶を辿りながら答えた。
『ならなんで美里は嘘を……
もしかしてお前の知らない何か別の真実があるんじゃないか?』
頭を抱えていた滝沢が、思いついたように言った。
:08/08/22 01:01
:SH903i
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#248 [りく☆]
『オレより美里を信じるのかよ。オレの話聞いただろ。優希がオレに許しを得ようとするなんてありえない。』
少し感情的になって答えてしまったオレを見て、滝沢は再び視線を前に戻した。
:08/08/22 01:01
:SH903i
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#249 [りく☆]
『オレの知らない真実…』
ふと滝沢から言われた言葉が口からでてきた。今まで考えた事のない思考だ。
『お前が言ってる事を疑ってるわけじゃねぇが……何か気にならないか?もしかしたら何か分かるかもしれないし。少し調べてみないか?』
:08/08/22 01:02
:SH903i
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#250 [りく☆]
『何やってるの?』
屋上に入る入口の扉から声が聞こえた。扉は閉めてあるから顔はわからない。しかし、聞き覚えのある声だった。あの声は間違えない……祥子だ。
オレと滝沢はお互い同時に扉に視線を移した。
『祥子か……。あいつ誰と話してるんだ?』
:08/08/22 01:35
:SH903i
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#251 [りく☆]
扉が閉まっているため、祥子がオレ達を確認できるはずがない。それをわかったうえでの滝沢の発言だった。
つまりオレ達が話している時、誰かが扉のそばにいたのだ。
『話を聞かれた…』
思わず口からでた言葉だった。滝沢達以外には知られたくない過去だったからだ。
:08/08/22 01:44
:SH903i
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