〜運命のヒト(2)〜
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#277 [りく☆]
『もぉ……卓也いないぜ。』
ベットの上の布団は綺麗に畳まれ、誰もそこにはいなかった。
『何で…いないの?』
オレ達3人は、誰もいないベットをただ呆然と見ていた。
:08/08/22 16:02
:SH903i
:XTS191aU
#278 [りく☆]
『病室で待ってなきゃダメって言ったでしょ』
廊下から女の人らしき声が聞こえた。どうやら患者さんに何か言っているらしい。
『尚美さん来るの遅いからさ、迎えに行ったんだよ♪』
:08/08/22 16:45
:SH903i
:XTS191aU
#279 [りく☆]
この声が聞こえたと同時にオレ達は振り返った。廊下では看護婦と患者のやりとりが見えた。
『病人は動いちゃダメ。』
『だってぇ…尚美さんが来ないと寂しいんだもん』
甘える口調で患者が答えていた。
:08/08/22 16:45
:SH903i
:XTS191aU
#280 [りく☆]
もはやかける言葉さえ見つからない。
…あのバカが
『人が心配している間に何やってるんだよ!!』
滝沢が話しかけたのと同時に2人が振り向いた。笑顔でこっちを見つめる看護婦と、驚いた顔をした患者…卓也の顔がはっきりと見える。
:08/08/22 16:46
:SH903i
:XTS191aU
#281 [りく☆]
『滝沢!!それに…祥子とりくも!!
お前ら来てたのか♪』
驚きを隠せない卓也がオレ達に話しかけてきた。看護婦は面会客が来たことを察し、部屋から少し離れた。
『お前がナース追っかけてる間に来たんだよ。まぁお邪魔の様なら帰るけど』
:08/08/22 16:46
:SH903i
:XTS191aU
#282 [りく☆]
素っ気ない口調で滝沢が言う。祥子はあれだけ心配していたため、拍子抜けしていた。
『そんなこと言うなよ…。今から診察があるだけだって。すぐ終わるからソファーに座って待ってろよ♪』
:08/08/22 16:47
:SH903i
:XTS191aU
#283 [りく☆]
そぉ言うと、卓也は看護婦を部屋へと入る様に手招きしていた。
『相変わらず自由人だな』
オレ達はそんなバカみたいな事を言って笑うしかなかった。
:08/08/22 16:47
:SH903i
:XTS191aU
#284 [りく☆]
『熱もないようだし……後はゆっくり休んでてね。また動き回っちゃだめよ』
診察が終わったのか、そぉ言うと看護婦は荷物をまとめ始めた。
『えぇ〜尚美さん帰っちゃうの?』
:08/08/22 16:48
:SH903i
:XTS191aU
#285 [りく☆]
『友達が来てくれてるじゃない♪もぉ一人じゃないでしょ。』
甘える卓也を軽くかわし、看護婦はオレ達に軽くお辞儀して去っていった。
『邪魔だったか?』
冷静な眼差しで卓也を見ながら滝沢が言った。もはやオレと祥子は呆れて言葉もでない。
:08/08/22 16:49
:SH903i
:XTS191aU
#286 [りく☆]
『後10分遅かったら、もっと尚美さんと話せたんだけどな♪』
ベットに座った卓也が笑いながら滝沢に言った。
『まったく……入院してることくらい教えてくれてもいいじゃなぃ!!』
ため息混じりに祥子が言った。そんな彼女の言葉にも、卓也は笑っている。
:08/08/23 01:12
:SH903i
:dLuGxfF.
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