〜運命のヒト(2)〜
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#336 [りく☆]
確かにこんな状態では、他の部員に迷惑だ……
さらに滝沢は言葉を続ける。
『それに、今ある問題に全力を注ぎたいし…。』
オレと祥子は反論することなく滝沢の意見に賛同した。おそらく祥子もオレと同じくジィのあの姿を思いだしたのだろう。
:08/08/26 23:36
:SH903i
:8upHLEKc
#337 [りく☆]
ずっと元気ならばそれでぃぃ。しかし、もしもの事があったら後悔したくない。だから卓也の傍にいれるだけいよう。
みんなそう思っているだろう。だから、誰もそれ以上は何も言わなかった。
:08/08/26 23:37
:SH903i
:8upHLEKc
#338 [りく☆]
窓の外に目をやった。
綺麗な満月がオレの部屋を照らしているのがわかる。きっと卓也もこの偉大な満月を見ているだろう。卓也はこの満月独りでを見ながら何を思っているのだろうか。彼はまだ、この満月を綺麗と思える心境なのか、それともただの月としてしか見れず違う事を思い悩んでいるのか…気になって仕方がなかった。
:08/08/26 23:37
:SH903i
:8upHLEKc
#339 [りく☆]
そんなオレの想いなど知るよしもない満月は、ただ綺麗に光り輝いている。
オレ達はただ……この満月を見ながら卓也の無事を祈ることしかできなかった。
:08/08/26 23:40
:SH903i
:8upHLEKc
#340 [りく☆]
次の日、部活の顧問に辞めると話して怒鳴られたのは言うまででもない。顧問はオレ達の担任でもあるため、出席状況や成績なども全て知っている。そのためか、特にオレが1番怒鳴られたきがする。
辞める理由をなかなか話さないオレ達に怒鳴り続けていた担任は、ようやく大きく開けた口をとじ、自分の椅子に腰掛けた。
:08/08/26 23:40
:SH903i
:8upHLEKc
#341 [りく☆]
『横井の傍にいてやれ…』
机の上に置かれたプリントを手に取り、担任がいつもの口調で言った。突然言われた言葉に、オレ達は何も答えれずただ立っていた。
:08/08/26 23:41
:SH903i
:8upHLEKc
#342 [りく☆]
『オレはお前達の担任であり顧問だぞ、誰と仲がいいかとか、生徒の健康状態とか一応把握しているつもりだ。
しかし、お前達の行動は決して許される訳ではない。どれだけ迷惑をかけることか……。』
そう言うと、担任は手に持っていたプリントを机に置きオレ達をみた。
『だから個人的に言う…
横井の傍に居てやれ。』
:08/08/26 23:41
:SH903i
:8upHLEKc
#343 [りく☆]
オレ達にそう言うと、担任は再びプリントを手にとり、手でオレ達に帰るように合図した。
そんな担任の仕草を見て、オレ達は彼の発言に驚きながらも、その場を去った。
『あっ…新垣。
お前は放課後また来い。いっぱいサボってくれた御礼に課題をやるから♪』
:08/08/27 00:20
:SH903i
:FGOSOYT6
#344 [りく☆]
職員室を出ようとしたオレに、付け加えるように言った。
せっかく彼の感動的な発言で清々しい気分になれていたが、一気にそんな感情は掻き消された。
…今からせっかく昼休みなのに
そぉ思いながら、一人ブルーな気持ちで滝沢達についていく。
:08/08/27 00:25
:SH903i
:FGOSOYT6
#345 [りく☆]
『しかし、まさか先生があんな事言うとはなぁ♪』
『本当♪びっくりだよね。』
教室に戻るとすぐ、滝沢と祥子がそんな会話を交わしていた。オレも会話に入りたかったが、課題が頭から抜けないため未だに沈んでいる。
そんなオレの心境を察したのか、2人とも何も言わずに、オレを見ながら笑っていた。
:08/08/27 00:34
:SH903i
:FGOSOYT6
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