〜運命のヒト(2)〜
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#77 [りく☆]
「りく…」
突然結衣の声がした。何故かオレの花びらを握る手がうっすら光っていた。
『結衣!?』
「恨んだことも、憎んだことも、後悔したこともない…」
後ろから抱き着かれた感覚が、だんだん温かくになってきた。その優しさに結衣を感じた
:07/10/10 01:14
:SH903i
:erFTPL5c
#78 [りく☆]
『後悔…してないのか?』
「うん」
『恨んでないのか?』
「うん」
『結衣…お前はオレのせいで……』
「幸せだったよ」
「りくと過ごした日々は…本当に幸せだった」
「だから…私は後悔なんかしていないよ」
「恨んでなんかいない」
:07/10/10 01:18
:SH903i
:erFTPL5c
#79 [りく☆]
「りくが愛してくれたから幸せだった」
「事故は……仕方がないよ」
「りくは悪くないよ」
「だから自分を責めないで」
「自分から不幸にならないでよ」
「りくの幸せが私の幸せなんだよ」
「私の分までしっかり生きてよね♪」
「今度は……ちゃんと彼女を…優希さんを愛してあげて」
:07/10/10 01:23
:SH903i
:erFTPL5c
#80 [りく☆]
その言葉に思わず振り向いた……そこには懐かしい結衣の姿がうっすらとあった。
『結衣……オレは』
その結衣の姿は抱き着きたいほど愛おしかった
「抱き着く相手違うよ♪
もぉ…全部知ってるんだから」
全部って……オレの過去を!?
「こらっ新垣!!」
久しぶりに聞いた……懐かしい台詞。
結衣の目には涙が溢れているように見える
「しっかり…しなさい!!」
「ちゃんと向き合うんだよ……彼女と…」
:07/10/10 01:29
:SH903i
:erFTPL5c
#81 [りく☆]
その言葉を最後に、結衣の姿が薄れていく。
『結衣!!』
結衣はただニッコリと笑っていた
やがて霧が全てを包みこみ、何も見えなくなった。
「もぉ会えないけど…しっかり生きてね」
「りく」
「大好きだよ」
「ありがとう」
:07/10/10 01:34
:SH903i
:erFTPL5c
#82 [りく☆]
:07/10/10 01:37
:SH903i
:erFTPL5c
#83 [りく☆]
………………
…………
……
『りくっ!!お…お前何やってんだ!?』
『…えっ?』
…ここは?
…オレは何をしていたんだ?
:07/10/11 00:37
:SH903i
:fjvH22RQ
#84 [りく☆]
気がつけばオレは、とあるマンションの外に座っていた。
新築ぐらい綺麗なマンションであったが、マンションの周りには塗装工事の足場が組み立てられていた。
『おいっ…りく…大丈夫かぁ!?』
オレの前には作業服をきた人が立っていた…
:07/10/11 00:38
:SH903i
:fjvH22RQ
#85 [りく☆]
『みっちゃん…』
『そのあだ名はそろそろ止めろよ…
ってかお前オレの仕事場で何してんだよ!?』
みっちゃんはずっと驚いた表情を保ったまま、オレを心配していた。しかしそんなみっちゃんをよそに、オレは考えこんでいた。
:07/10/11 00:39
:SH903i
:fjvH22RQ
#86 [りく☆]
だんだんと記憶がよみがえってきた。
オレは…チロを追いかけていたら草原にいってしまい、そしてそこにあった樹木の下で結衣に会った…
信じられないような記憶だった。
結衣に会えたなんて……実際ありえない。
…夢だったのか?
そんな考えが強まる
:07/10/11 00:42
:SH903i
:fjvH22RQ
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