☆SEX こんぷりーと☆BL
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#101 [H∧Lしおん]
「んんー?」
ぐーっと腕を伸ばして返事をすると、となりのオオカミくんは少し間を開けて「……やっぱいいや」って呟いた。
気に入らない。
「あのさ、言いかけてやめるの卑怯だよ。気になるんですけど」
顔を歪めると、のそっと身体が起き上がった。
しかも胡座かいて、俺に背を向けたまま、はぁって盛大なため息。
「なに」
「…お前さ、もうココに来るなよ」
:07/09/27 12:23
:W51S
:EZSALwYI
#102 [H∧Lしおん]
「は?何で」
「なんでも」
「理由は?」
「だから、なんでも」
………………。
意味わからん。
というか、元々この屋上も俺が見つけたサボり場所であって、そこにたまたまオオカミくんがいたってのに。
…なんじゃその言いぐさ。
「言っとくけど、ココは俺のサボり場所なの。だから、やだ」
:07/09/27 12:26
:W51S
:EZSALwYI
#103 [H∧Lしおん]
「…ガキかお前」
またため息。
つか、いきなり理由もなくそんなこと言われて普通に拒否るだろって。
「なんでか理由教えてくれないのに、素直にわかりましたなんて言うと思う?」
:07/09/27 12:30
:W51S
:EZSALwYI
#104 [H∧Lしおん]
「…だよな」
「そうだよ」
「なら仕方ねえな」
「うん」
「俺が消えるわ」
「うん。………は?」
え、今なんつったコイツ。
ハッとして隣を見ると、オオカミくんは立ち上がって地面に座ったままの俺を見下ろした。
意味がわかんなくて、とりあえずポカンとしてると
「やるよ」
そう言って、ポン、と頭にまだ空けられてないコーヒー牛乳パックを乗せられた。
:07/09/27 12:36
:W51S
:EZSALwYI
#105 [H∧Lしおん]
「…いらない」
「…………」
ミンミンミンミン。
頭に乗ったコーヒー牛乳。
ハルキが手を離せば、簡単に俺の頭から落ちちゃうソレ。
俺の気分も、そんなふうにたやすく落ちそうな感じ。
なんだよ。
俺が消えるって、なんだよ。
:07/09/27 21:59
:W51S
:EZSALwYI
#106 [H∧Lしおん]
「……じゃあな」
―――ボトッ。
地面を見つめた目の前に牛乳パックが落ちる。
四角い角が凹んで、不格好。
モヤモヤする胸の奥。
イライラする頭の中。
「!!ってぇな!」
握りしめたコーヒー牛乳を、背中にめがけて思いきり投げつけた。
一寸の狂いなし。
見事ターゲットに命中した。
:07/09/27 22:04
:W51S
:EZSALwYI
#107 [H∧Lしおん]
振り返ったハルキの怒った顔が、どんどん強ばる。
びっくりしたような顔になった時には、ハルキの姿がぼやけて来た。
バカじゃねーの。
そんな顔したってもう遅いんだよ。
うつむいたら、ポタンとまあるい雫が地面に吸い込まれた。
一滴、ニ滴、三滴。
四滴目で、ふっと影が目を覆った。
:07/09/27 22:10
:W51S
:EZSALwYI
#108 [H∧Lしおん]
「……何で泣くんだよ」
ため息と一緒にぎゅっと回された腕。
タバコと汗の、ハルキのにおい。
――何で泣くんだよ、って?
「……そんなの知るか」
声を出したら情けないくらい震えてて。ついでに鼻水も出てきた。
:07/09/27 22:13
:W51S
:EZSALwYI
#109 [H∧Lしおん]
ミンミンミンミン、
耳障りなセミと、ギラギラする太陽。
そんな中で抱き締められても、その暑さが心地良いなんて俺も相当末期かな。
「……ちゅーしたい」
ハルキの胸に顔を押し付けてメソメソ泣きながら言ってみる。
:07/09/27 22:19
:W51S
:EZSALwYI
#110 [ちゃ-[ゾ
:07/09/27 22:22
:W52T
:☆☆☆
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