☆SEX こんぷりーと☆BL
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#151 [H∧Lしおん]
俺を見つめる真剣な、色のない無機質な瞳。
―――――怖かった。
「いい加減、そーゆーワガママやめたほうがいーよ。
あんまりふざけてばっかりで、奥さんに怒られるんじゃないの」
バカにしたように言った声が変に震えた。
――俺は今、笑えてるんだろうか。
嫌な予感がして、その【予感】を認めたくなくて。
:07/10/02 19:11
:W51S
:IrnbSQ0k
#152 [H∧Lしおん]
なさん★彡アンカーありがとうございます(o・v・o)ニャン
:07/10/02 19:19
:W51S
:IrnbSQ0k
#153 [H∧Lしおん]
「奥さん?
…ああ、コレのことか」
言いながら、薬指にはめた銀のリングを簡単に抜いた。
え?
結婚指輪って抜いちゃダメなんじゃ…
なんかわかんないけどぎょっとした俺に、今度はヨシキさんが笑った。
そしてそのまま、なんでもない顔でその銀色を灰皿にカランと落とした。
「あ」
灰まみれになった指輪。
「俺は結婚なんかしたことない」
「は?」
:07/10/02 19:28
:W51S
:IrnbSQ0k
#154 [H∧Lしおん]
…意味がわからん。
「だって、今まで何回も…結婚したって…」
ヨシキさんと出会ってから、知る限り五回は結婚してる。
と
思ってたのに。
「嘘だよ、嘘。
お前にヤキモチ妬かせるために、な。
結婚したって言えば、少しは妬いてくれるかと思ったが―――――お前は結婚指輪すら興味なさそうだったからな」
:07/10/02 19:37
:W51S
:IrnbSQ0k
#155 [H∧Lしおん]
けど、もう関係ない。
二人でずっと一緒にいるんだから―――。
なんて笑ったヨシキさん。
俺はもう笑えなくなった。
身体が固まって【コイツは危険だ】って信号を出す。
ヤバい。
とにかく、
逃げたい。
:07/10/02 19:47
:W51S
:IrnbSQ0k
#156 [H∧Lしおん]
腹の痛みなんかどっかにすっ飛んで、俺はベッドから飛び降りた。
ヤバい。
マジで、ヤバい。
「…あっ!」
「おっと」
リビングのドアノブまであと一歩、ってところで、ひょいと身体を抱き上げられた。
「離せよ!」
宙ぶらりんになった両足をジタバタさせてもがいても、力も体格もまるで比がありすぎて。
犬か猫なんか扱うみたいに、ぽいっとベッドに身体を投げられた。
:07/10/02 19:52
:W51S
:IrnbSQ0k
#157 [H∧Lしおん]
「っなんなんだよ、も――――」
起き上がろうとした身体を押さえつけられて、息をする前に唇で声を塞がれた。
「っ!んん、やめ…ろ!」
荒々しいキス。
いや、キスなんて綺麗なもんじゃない。
顔を背けても無理矢理顎を捕まれて、殴ろうとした両手を頭の上で縫い止められて。
蹴りかまそうとした足は、のしかかった大きな身体で邪魔をされた。
:07/10/02 20:01
:W51S
:IrnbSQ0k
#158 [H∧Lしおん]
自由を奪われた俺が反撃出来るのは、ぬるぬる入り込んだ舌を噛みちぎることくらいだった。
「…っ!」
咄嗟に身を引いた身体。
そのスキに、ありったけの力で突き飛ばしてドアまで猛ダッシュ。
…しようとしたら。
「ぅ、わっ…!」
ガツン。
視界が回転して、額に大きな衝撃。
「痛って…」
「ほら、あまり暴れるんじゃない」
:07/10/02 20:06
:W51S
:IrnbSQ0k
#159 [H∧Lしおん]
痛みに顔をしかめて振り返ると、ニヤリと笑うヨシキさんが俺の足首を掴んでいた。
「っ俺を…どうする気?まさか監禁するつもりとか?」
どくどくうるさい心臓を落ち着かせる。
睨みながら言い放つと、
「それもいいな」
って、虎みたいにペロリと唇を舐めた。
:07/10/02 20:09
:W51S
:IrnbSQ0k
#160 [H∧Lしおん]
これじゃあまるで蛇に睨まれた蛙だ。
悪いけど、人より有利な立場じゃない状況なんて俺のポリシーに反する。 予って、
「監禁されるなんてお断りだね」
虎に怯まない蛙はにっこり笑って猛反撃。
ありったけの力でヨシキさんの身体を蹴飛ばした。
「!」
不意をつかれたヨシキさんの手が捕んだ足首を解放する。
今だ!
その隙に、ドアまでダッシュして
「………あれ?」
手に掛けたドアノブを動かしても、扉は開かない。
:07/10/03 12:25
:W51S
:RBjXyS02
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